映画やドラマで多彩な役柄を演じ分け、繊細な表情から大胆な役作りまで、俳優として独自の存在感を放つ松坂桃李さん。
1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。2009年に『侍戦隊シンケンジャー』で俳優デビューし、『孤狼の血』『新聞記者』『娼年』『流浪の月』など、数々の話題作に出演してきました。
そんな松坂さんの美容法や健康習慣をたどると、映画のために身体の細部まで整えるストイックな姿と、普段は料理やコーヒー、入浴、睡眠を大切にする自然体の暮らしが見えてきます。
2018年の映画『娼年』では、照明に映る肌の艶を意識してボディクリームで保湿。2022年の『流浪の月』では役柄に合わせて身体を大きく変化させました。一方、日常生活では入浴後の柔軟体操や、撮影の待ち時間を利用したストレッチなど、自分なりの身体のケアを取り入れてきたことも語っています。
食生活にも本人ならではのこだわりがあり、豆から挽いて楽しむコーヒー、撮影現場の差し入れをきっかけに取り寄せるようになった明太子、家庭で作る春巻きや豚の角煮など、具体的なエピソードが豊富です。
さらに近年は、妻で俳優の戸田恵梨香さんとの料理や家事、子どもの誕生によって変化した朝型生活についても語るようになりました。
今回は、2018年から2026年までの本人インタビューや公式発表を中心に、松坂桃李さんの美容法、身体づくり、食生活、睡眠、リラックス方法、家族との暮らしを詳しく紹介します。
松坂桃李の美容法とボディケア|役柄に合わせて整える身体
映画『娼年』で取り組んだ保湿とボディクリーム
松坂桃李さんの美容への取り組みが具体的に語られたのが、2018年3月23日に美容誌『MAQUIA』で掲載された映画『娼年』に関するインタビューです。
石田衣良さんの小説を原作とする同作で、松坂さんは主人公の森中領を演じました。物語の中で主人公の外見や雰囲気が変化していく過程を表現するため、撮影中は身体の見せ方にも細かく気を配っていたそうです。
特に興味深いのが、ボディクリームを使った保湿です。
松坂さんは、照明の当たり方によって見える汗や肌の艶を意識し、撮影時にはボディクリームをしっかり塗っていたと明かしています。
肌の質感や光の反射まで考えていたという、俳優ならではのボディケア。カメラの前で人物をどのように表現するかという視点から、身体の細かな部分まで整えていたのです。
さらにインタビューでは、撮影当時は身体がかなり潤っていたものの、取材時点ではずいぶん違うと冗談交じりに振り返っています。
こうしたユーモラスな発言からも、撮影期間中には役柄のために特別なケアをしていた様子が伝わってきます。
撮影時の美容へのこだわりと、松坂さんの飾らない人柄が同時に感じられる、印象的なエピソードです。
体毛のケアに込めた役作りと、松坂桃李ならではの美意識
『娼年』では、体毛の処理についても松坂さん自身が語っています。
主人公の領は、物語の序盤では普通の大学生として登場し、その後、さまざまな経験を通して変化していきます。
松坂さんは、主人公が新たな仕事を始める段階で、年上の女性に対して威圧的な印象を与えない、やわらかな雰囲気を表現したいと考え、一度全身の体毛を剃ったと説明しました。
物語の進行に合わせて身体の印象を変えていく。そんな細やかな工夫も、松坂さんにとっては役作りの一部だったのです。
また、同じ『MAQUIA』のインタビューでは、美しいと感じる人について、何かに真剣に取り組んでいる姿勢に魅力を感じるという考え方も明かしています。
仕事でも運動でも、自分の目標に向かって努力している人の姿を美しいと捉える松坂さん。
外見の美しさに加え、その人が何に情熱を注ぎ、どのように日々を過ごしているかにも目を向けているようです。
こうした考え方は、役柄ごとに身体や生活の細かな部分まで作り込む、松坂さん自身の俳優としての姿勢とも重なります。
松坂桃李の豆知識①|女性のデコルテや足首に目が向く?
2018年の『MAQUIA』では、女性の首やデコルテ、足首など、洋服から自然に見える部分に目が向くことを明かしています。特に、手入れが行き届いている印象や、日々の努力が感じられるところに魅力を感じるそうです。松坂さんならではの美意識が伝わるエピソードです。
松坂桃李の身体づくりと健康管理|役作りと日常のストレッチ
『娼年』では約5kg、『流浪の月』では59kgまで減量
松坂桃李さんは、作品の登場人物が歩んできた人生や心理を表現するため、身体を大きく変化させる役作りにも取り組んできました。
2018年の『MAQUIA』インタビューでは、映画『娼年』の撮影中、約3週間にわたりバナナを中心とした非常に限られた食事を取り、最終的に体重がおよそ5kg減ったと明かしています。
身体を使う場面が多い作品だったこともあり、撮影が進むにつれて身体の印象が変化していったそうです。
さらに2022年公開の映画『流浪の月』では、演じた佐伯文という人物の外見を表現するため、李相日監督と相談しながら身体づくりに取り組みました。
映画情報サイト『otocoto』の本人インタビューでは、体重を7〜8kg落とし、最終的に59kgになったと具体的に語っています。
原作に描かれた文の細い身体を映像でも表現するため、体重の数字だけでなく、人物の雰囲気や輪郭まで意識していたことがうかがえます。
同作では、人物の生活背景を深く理解するため、物語で描かれない15年間を想像して日記を書いたり、撮影で使用する部屋に寝泊まりしたりするなど、さまざまな準備を重ねました。
また、カフェを営む人物を演じるため、コーヒーを淹れる所作も練習。身体の外見だけでなく、日常の細かな動きや生活空間まで含めて、一人の人物を作り上げていったのです。
こうした取り組みからは、登場人物が何を食べ、どのように暮らし、どんな時間を重ねてきたのかまで考える、松坂さんの俳優としての真摯な姿勢が伝わってきます。
これらの大幅な体重変化は、映画の役作りに伴う特別な経験です。日常の健康管理では、必要な栄養をバランスよく取りながら、自分の身体に合った食生活を大切にしたいですね。
松坂桃李の豆知識②|厳しい役作りの後に選んだ料理は雑炊
2022年の『流浪の月』の舞台挨拶では、撮影終了後に李相日監督から好きなものを食べるよう勧められ、松坂さんが雑炊を選んだというエピソードが紹介されました。長い撮影を終えた後に、豪華な料理ではなく温かな雑炊を選んだという、印象的な裏話です。
2025年『御上先生』の撮影現場で見せたストレッチとスクワット
松坂桃李さんの日常的な身体のケアについて、特に具体的な情報が見つかったのが、2025年1月12日に開催されたドラマ『御上先生』のイベントです。
共演した奥平大兼さんは、撮影の休憩中、松坂さんがよく立ったまま脚をストレッチしていると紹介しました。
松坂さん本人も、長い待ち時間には腰が気になることがあるため、脚や股関節を動かしていると説明しています。
さらに、撮影の待ち時間にスクワットをすることもあると報じられています。
役作りでの大きな身体の変化とは対照的に、普段の撮影現場では、その場でできる動きを取り入れているところが興味深いものです。
特別なトレーニングの時間だけでなく、仕事の合間に身体を動かす機会を見つけているのです。
一方、2026年9月のテレビインタビューでは、アクションや走ることなど、身体を激しく動かすことはあまり得意ではないという意外な一面も明かしました。
俳優として必要な身体表現には真剣に取り組みながら、日常では自分に合った方法で身体を動かす。そんな自然体の姿が見えてきます。
松坂桃李の豆知識③|メイク直しの時間も股関節ストレッチに活用
身長183cmの松坂さんは、メイク直しの際にスタッフの身長に合わせて腰をかがめることもあるそうです。その姿勢を利用して股関節を動かしていたという話を、2025年の『御上先生』のイベントで披露しました。撮影現場のちょっとした時間を活用する、ユニークな習慣です。
入浴後の柔軟体操と、30代から高まった健康への意識
松坂さんが以前から取り入れていた身体のケアの一つが、入浴後の柔軟体操です。
2020年2月の『女性自身』のインタビューでは、毎晩お風呂上がりに柔軟体操をしていると語っています。
特に背中や腰がこりやすいため、その部分を重点的にほぐしていたそうです。
また、同じインタビューでは、健康診断をきちんと受けていることも明かしています。
2019年には、20代から30代へと年齢を重ねる中で、先輩俳優たちと健康について話す機会が増えたことや、自分自身も身体の変化を感じるようになったことを語っていました。
若いころは役作りに全力を注ぎ、経験を重ねるにつれて、日々の体調や休息にも関心を向けるようになった松坂さん。
2020年のお風呂上がりの柔軟体操と、2025年の撮影現場でのストレッチという二つのエピソードからは、身体の状態に合わせて小さな工夫を重ねてきた様子がうかがえます。
映画のために身体を作り込む姿と、日常では身体をいたわる時間を大切にする姿。その両面が、松坂さんの健康との向き合い方を物語っています。
松坂桃李の食生活|白米、明太子、コーヒー、家庭料理へのこだわり
20代から変わった食事への考え方と、撮影中の食事習慣
松坂桃李さんの食生活について興味深いのが、年齢や仕事の経験に合わせて食事の取り方が変化してきたことです。
2019年10月の『女性自身』のインタビューでは、20代のころ、撮影中に眠くなることを気にして食事を控えることがあったと振り返っています。
しかし30代になると、食事を控えた際に疲れを感じることもあり、意識して食べるようになったと説明しました。
さらに2026年9月のテレビ出演では、撮影中の食事時間が限られるため、朝昼晩という決まった時間だけにこだわらず、食べられるタイミングに食事を取っていると紹介しています。
映画やドラマの撮影では、開始時間や終了時間が日によって変わることもあります。そうした環境の中で、自分の身体と仕事の状況に合わせて食事を取ることを意識しているようです。
一方、休日には朝食の時間も大切にしています。
2026年5月のタイガー魔法瓶の公式インタビューでは、朝早く起きて家事を済ませ、しっかり朝食を食べると、一日を充実して過ごせると語りました。
撮影のある日は仕事の流れに合わせて食事を取り、休日は家族との生活リズムの中で朝食を楽しむ。
年齢や環境に合わせて食事の取り方を見直してきたところに、松坂さんらしい柔軟な健康意識が感じられます。
白米、明太子、ヒレステーキ|好きな食べ物へのこだわり
松坂桃李さんは、お米のおいしさにも強い関心を持っています。
2025年6月12日のタイガー魔法瓶のイベントでは、大好きなご飯のお供として明太子を挙げました。
きっかけは、以前の映画撮影現場で差し入れとして食べた明太子のおにぎり。
そのおいしさが忘れられず、どこの明太子なのかを自分で調べ、その産地の明太子を自宅に取り寄せるようになったそうです。
気に入った味に出会うと、家庭でもう一度楽しみたくなる。松坂さんの食へのこだわりが伝わるエピソードです。
同イベントでは、タイガー魔法瓶の炊飯器を自宅でも使用していることも明かしています。これは同社の広告活動に関連した場での発言であり、2025年当時の本人による自宅使用のエピソードとして紹介しています。
また、2025年9月18日の『CREA』では、自分へのご褒美として楽しむ食べ物についても語っています。
それは、大型スーパーで販売されている真空パックのヒレステーキ。
人気があって売り切れていることも多く、見つけたらすぐに購入するそうです。
自宅で焼いてもお店で食べるようなおいしさを楽しめるところがお気に入りで、家庭での少し特別な食事として味わっている様子が伝わってきます。
明太子もヒレステーキも、日々の買い物や食卓の中から生まれたお気に入り。松坂さんにとって、食事は忙しい毎日の中にある楽しみの一つなのでしょう。
豆から挽くコーヒーと、戸田恵梨香に教わった家庭料理
松坂桃李さんの日常で大切な楽しみの一つが、コーヒーです。
2025年9月の『CREA』では、自宅でコーヒー豆を挽き、自分で淹れて飲んでいると明かしました。
気になったコーヒー豆をインターネットで取り寄せることもあり、当時はコーヒーミルが壊れてしまったため、新しいものを探していたそうです。
仕事のある日は、撮影するシーンを確認してからコーヒーを飲み、現場へ向かるのが習慣になっていると語っています。
松坂さんにとってコーヒーは、仕事に向かう気持ちを切り替える一杯でもあるようです。
また、カフェインの取りすぎには気をつけたいという考えも明かしており、好きな飲み物を自分なりのペースで楽しんでいることが伝わってきます。
一方、家庭での料理についても具体的なエピソードが豊富です。
2026年9月6日の霧島酒造のイベントでは、自信を持って作れる料理として春巻きを挙げました。
そのレシピを教えてくれたのは、妻の戸田恵梨香さん。
松坂さんは戸田さんを料理の師匠と表現し、家庭で料理を教わっていることを明かしています。
2025年9月のラジオ出演では、休日に麻婆豆腐を作ったという話も披露しました。
さらに2022年の『LEE』では、蕎麦打ちセットを購入したことや、豚の角煮作りに熱中していたことも紹介しています。
特に角煮については、砂糖を使わずにどのように甘味を出すかを考えるなど、調理方法を工夫すること自体を楽しんでいたそうです。
2021年には、外食する機会が減ったことをきっかけに、自宅で少し特別な食材を購入して料理を楽しむようになったことも語っています。
こうして振り返ると、2021年の自炊、2022年の蕎麦打ちや角煮、2025年の麻婆豆腐、2026年の春巻きと、時期によってさまざまな料理に挑戦してきたことがわかります。
食材を選び、調理方法を工夫し、自分で作った料理を味わう。松坂さんにとって料理は、暮らしの中で楽しめる創作の時間にもなっているようです。
松坂桃李の豆知識④|夫婦で見つけたお気に入りのアイスコーヒー
2025年の『CREA』では、戸田恵梨香さんが地元の人から教えてもらったお店を夫婦で訪れ、そこのアイスコーヒーが大のお気に入りになったと語っています。苦味と酸味のバランスや味わいの奥行きが好みで、近くへ出かける際には立ち寄りたいほどだそうです。夫婦の何気ない外出の中にも、松坂さんのコーヒー好きが感じられます。
松坂桃李の睡眠・入浴・リラックス習慣|心地よい時間を大切に
睡眠環境へのこだわりと、2026年も大切にする湯船
松坂桃李さんは、睡眠環境についても具体的に語っています。
2023年7月、花王の新製品発表会では、日々の睡眠をより心地よいものにしたいという思いから、ベッドのクッションなど寝具を工夫していることを紹介しました。
なるべく身体に痛みや違和感が生じないように、自分に合った寝具を考えているそうです。
また、寝姿についても少しユーモラスなエピソードを披露しています。
眠り始めるときは仰向けでも、朝になると右向きになっていることが多いそうです。
左向きで寝ると心臓のあたりが圧迫されるように感じるという本人の話に、同じイベントに出席していた菅田将暉さんがツッコミを入れ、会場を和ませました。
こうした話からは、日々の身体の感覚に目を向け、自分にとって心地よい眠り方を探している様子が感じられます。
さらに2026年9月、松坂さんは霧島酒造の新CM発表イベントで、忙しい日々の中で心をほぐすために意識していることを紹介しました。
その一つが、湯船にきちんとつかることです。
松坂さん自身、身体が温まった状態で眠ることを心地よく感じており、撮影が続く時期にも一定の生活リズムを大切にしていると語っています。
2023年の寝具へのこだわりと2026年の入浴・睡眠の話から、松坂さんが日々の休息に目を向けていることが伝わってきます。
忙しい毎日の中でも、自分が心地よく過ごせる環境を整える。そんな暮らし方が、松坂さんの穏やかな日常を支える習慣の一つになっているようです。
ゲーム好きから変化した休日と、自然や休息を楽しむ時間
松坂桃李さんは、以前からゲーム好きな俳優として知られてきました。
カードゲーム『遊戯王』やオンラインゲーム『Apex Legends』などについて語ったこともあり、休日に自宅で趣味を楽しむインドアな一面が話題になっていました。
しかし、2026年6月5日放送の日本テレビ『ZIP!』では、現在はゲームをほとんどしていないという変化を明かしています。
同番組では、もし1か月の休みが取れたら、家にこもるよりも外へ出かける方を選び、家族ができた今なら海外へ出かけるのも楽しそうだと話していました。
家族との暮らしを通じて、休日の楽しみ方にも新しい選択肢が増えているようです。
一方、自然の風景に心を動かされることもあるそうです。
2025年7月のソニー生命のイベントでは、自分が撮影した自然の写真を紹介しました。
モンゴルでのドラマ撮影中に見た夕日、長野県の青木湖、撮影現場で出会った桜、家族旅行で見つけたカニなど、それぞれの場面で心に残った風景や生き物について語っています。
壮大な自然の景色だけでなく、身近な場所で出会った小さな生き物にも目を向けるところに、松坂さんの感性が感じられます。
また、仕事と休息に対する考え方にも注目したいところです。
2022年の『LEE』では、休みを大切にしながら俳優を続けていきたいという考えを語っていました。
さらに2025年1月の『Vogue Japan』では、撮影に参加するスタッフや俳優たちが健康的な時間に仕事を終えられる現場を大切にしたいと話しています。
作品に真剣に向き合うことと、共に働く人たちの生活を大切にすること。その両方を意識しているところに、経験を重ねた俳優としての価値観が表れています。
2025年の『CREA』でも、仕事への期待やプレッシャーについて率直に語っており、俳優という仕事に深く向き合いながら、自分や家族のために過ごす時間も大切にしていることが伝わってきます。
松坂桃李の豆知識⑤|撮影後の小さな楽しみは「かつらを外す瞬間」
2026年9月の霧島酒造のイベントでは、大河ドラマの撮影後、長時間着用していたかつらを外す瞬間が、特に心のほどける時間だと明かしました。役柄の姿から普段の自分へと戻る瞬間の解放感。俳優ならではの、ちょっと微笑ましいエピソードです。
松坂桃李の結婚・子育てと暮らしの変化|家族とともに見つけた大切な時間
子どもの誕生で朝5時半〜6時ごろに起きる生活へ
松坂桃李さんの生活に大きな変化をもたらした出来事の一つが、子どもの誕生です。
松坂さんは2020年12月に俳優の戸田恵梨香さんとの結婚を発表し、2023年には第1子の誕生を報告しました。
2025年9月の『CREA』では、子どもが生まれてから生活が朝型になり、仕事のない日でも朝5時半ごろに起きるようになったと語っています。
同じ月のラジオ出演では朝6時ごろと話しており、以前より早い時間から一日を始めるようになったことがわかります。
休日には子どもの世話をしながら、掃除、洗濯、買い物、料理などの家事を進め、気づけば一日があっという間に過ぎてしまうそうです。
また、子どもが夜になかなか眠らなかった時期には、昼寝の時間や遊び方を工夫した経験も明かしています。
子どもが楽しく過ごせるように、どんな遊びなら夢中になってくれるのかを考えながら、日々の子育てに向き合っていたそうです。
松坂さんは、妻の戸田恵梨香さんと協力しながら家事や子育てに取り組んでいることも語っています。
家事を分担し、料理を作り、子どもと過ごす。そんな家庭での日常が、現在の松坂さんの生活を形づくる大切な時間になっているようです。
その背景には、幼少期の家族の食卓の思い出もありました。
2026年9月の霧島酒造のイベントでは、母親が作ってくれたロールキャベツがおいしかったことや、休日には父親が昼食を作ってくれたことを振り返っています。
父親の料理については冗談も交えながら話し、自分も料理を頑張ろうと思うきっかけになったと説明しました。
また、共働きの両親のもとで育った松坂さんは、子どものころ、3人きょうだいで料理を担当することもあったそうです。
カレーやシチュー、チャーハンなどを作っていたものの、料理の種類が限られていたため、きょうだいから不満が出ることもあったのだとか。
幼いころに家族で囲んだ食卓の記憶が、現在、自分の家庭で料理を楽しむことにもつながっているようです。
親になって変わった「生きがい」と家族との休日
子どもの誕生によって変化したのは、日々の生活リズムだけではありません。
ソニー生命の公式インタビューでは、松坂さんが親になってから、自分にとっての生きがいについて考えるようになったことを語っています。
10代や20代のころは仕事に打ち込む日々を過ごしていましたが、30代になって新しい生きがいを見つけたことで、日常の景色が以前とは違って見えるようになったそうです。
特に印象的なのが、子どもと一緒に遊園地や水族館へ出かける話です。
自分が幼いころに感じた楽しさを、親になった今、子どもと一緒にもう一度味わっているように感じるのだそうです。
そして、自分を遊園地や水族館へ連れて行ってくれた両親も、同じような気持ちで自分の姿を見ていたのかもしれないと考えることがあると語っています。
子どもだったころの自分と、親になった現在の自分。二つの立場が重なり合うことで、家族との時間に新しい意味が生まれているようです。
同じインタビューでは、映画『雪の花 ―ともに在りて―』で一緒に仕事をした小泉堯史監督の姿にも刺激を受けたと明かしています。
80歳を超えても精力的に撮影に取り組む監督の姿を見て、好きなことを持ち続ける大切さについて考えるようになったそうです。
年齢を重ねても自分の好きなことを楽しみ、続けていく。そのために、これからの自分が何を大切にしていきたいのかを考えていると語っています。
また、2026年のインタビューでは、現在大切にしているものとして家族との時間を挙げました。
かつてはゲームに夢中になっていた時期もありましたが、現在は子どもと過ごす時間や家庭での暮らしが、生活の中で大きな存在になっています。
仕事に全力で向き合いながら、家族と過ごす時間を楽しみ、自分の好きなことも大切にする。
そんな暮らし方の変化から、松坂さんが年齢を重ねながら見つけてきた、新しい価値観が伝わってきます。
松坂桃李の豆知識⑥|20年後も続けていたいこと
2026年5月のタイガー魔法瓶のインタビューで、20年後まで続けていたいことを聞かれた松坂さんは、俳優として表現する仕事を挙げました。将来どのような働き方になっているかはわからないとしながらも、長く仕事を続けていきたいという思いを語っています。好きなことを大切にしながら年齢を重ねていきたいという考え方が伝わる言葉です。
松坂桃李さんの美容法・健康習慣をたどると、作品のために身体を徹底して作り込む姿と、日常では食事、睡眠、入浴、家族との時間を大切にする穏やかな一面が見えてきます。
映画『娼年』では肌の艶や体毛のケアまで考え、『流浪の月』では登場人物の背景に合わせて身体の輪郭を変化させました。
一方、普段の暮らしでは、撮影の待ち時間にストレッチをしたり、自宅でコーヒーを淹れたり、お気に入りの食材を取り寄せたりと、日々の小さな楽しみを大切にしています。
さらに子どもの誕生後は、朝早く起き、家族と一緒に過ごす時間が生活の中心の一つになりました。
年齢や仕事、家庭環境の変化に合わせて、自分なりの心地よい生活を見つけていく。
そんな柔軟な姿勢こそ、松坂桃李さんの美容と健康を考えるうえで、印象的な魅力の一つなのかもしれません。
忙しい毎日の中でも、好きな食事を楽しみ、身体をいたわり、大切な人との時間を過ごす。松坂さんが語ってきた数々のエピソードには、毎日の暮らしを心地よく楽しむための、身近なヒントが散りばめられています。
参考情報
本記事は、松坂桃李さん本人のインタビュー、出演イベントでの発言、企業公式資料、各メディアの報道をもとに、2026年10月時点で確認できる情報をまとめています。過去の習慣については発言当時の内容として紹介しています。以下に主要な参考資料7件を掲載します。
※映画のための減量や食事制限は、特定の役柄に向き合った際の経験として紹介しています。健康管理では、十分な栄養と休息を大切にすることが基本です。また、企業の広告出演に関連する商品と、本人が実際に使用を明らかにした商品を区別して紹介しています。