ふんわりとした上品なショートヘア、すらりとした立ち姿、そして柔らかな笑顔。俳優・賀来千香子(かく・ちかこ)さんは、長年にわたり多くの女性から支持されてきた存在です。
1961年10月17日生まれ、2026年に65歳を迎えた賀来さん。ファッション誌『JJ』のモデルとして注目を集め、その後は俳優として数々のテレビドラマ、映画、舞台に出演してきました。
代表作には『男女7人夏物語』『ずっとあなたが好きだった』『誰にも言えない』などがあります。特に1992年の『ずっとあなたが好きだった』では、佐野史郎さん演じる個性的な夫との複雑な関係に悩む妻を演じ、大きな話題になりました。
そんな賀来さんの美容法・健康習慣を詳しく調べると、毎日の保湿や紫外線対策、肌をこすらないスキンケア、髪質に合わせたヘアケア、アボカドやナッツを取り入れた食生活、プロテインやサプリメント、ウォーキング、朝晩の腹式呼吸まで、さまざまな取り組みが見えてきます。
さらに興味深いのは、肌や髪を整えることと同じくらい、自分の心や体を大切にするという考え方です。
若い頃には、メイク道具さえ持たずにモデルの世界へ飛び込んだという意外な経験も。仕事を通じて美容やファッションを学び、年齢を重ねた現在も新しいことへの好奇心を持ち続けています。
厳格だった両親との約束、ニュージーランドでの結婚式、甥の賀来賢人さんとの家族ならではの関係、そして大谷翔平選手を応援する時間など、その人生には親しみやすいエピソードもたくさんあります。
今回は本人インタビューや公式資料をもとに、賀来千香子さんの美容法・健康習慣を中心として、スキンケア、ヘアケア、食生活、運動、休息、家族との関係、年齢を重ねることへの思いまで詳しくご紹介します。
1.賀来千香子の経歴と美容哲学|『JJ』モデルから実力派俳優へ
ファッションにもメイクにも詳しくなかったモデル時代
賀来千香子さんの美意識を知るには、まずファッションモデルとしての経験を振り返ることが大切です。
学生時代にスカウトされた賀来さんは、短大在学中にモデルの仕事を始め、女性ファッション誌『JJ』のモデルとして人気を集めるようになりました。
しかし、最初から美容やファッションに詳しかったわけではありません。
2026年の『JJ』創刊50周年関連のインタビューでは、モデルになった当初はファッションに詳しくなく、メイク道具も持っていなかったと振り返っています。
現在の洗練された姿から考えると、少し意外なエピソードではないでしょうか。
モデルの仕事では、服の魅力を引き出すために体の向きや姿勢を変え、カメラに合わせて表情を作る必要があります。
賀来さんも、初めの頃は思うようにポーズを取れず、カメラマンから厳しく指導されたことがあったそうです。
それでも撮影を重ねる中で、服に合わせた動きや表情、ファッションの楽しさを学んでいきました。
1982年1月号には『JJ』の表紙を飾り、人気モデルとして活躍。華やかなファッション誌の世界で経験を積みながら、自分らしい美しさを少しずつ見つけていったのです。
2021年の『美ST』では、モデル時代に同じポーズや笑顔ばかりになっていたことを振り返り、衣装によって表現を変える大切さを学んだと語っています。
また、2026年のインタビューでは、かつての『JJ』での経験が、現在の自信の源になっていることも明かしました。
若い頃に積み重ねた経験が、長い俳優人生の土台になっていることが伝わってきます。
豆知識①|高校時代、1日に8人からスカウトされたことも
2025年のグッドエイジャー賞授賞式で、賀来さんは小学6年生の頃に初めてスカウトされた経験を明かしています。さらに高校3年生の頃には、母親と原宿の表参道を歩いていた際、1日に8人ほどから声をかけられたそうです。学生時代から人目を引く存在だったことが分かるエピソードです。
『ずっとあなたが好きだった』で広く知られる俳優に
モデルとして注目を集めた賀来さんは、1982年に俳優デビューを果たします。
その後、『少女に何が起ったか』『男女7人夏物語』などに出演し、テレビドラマの世界で経験を重ねました。
大きな転機となったのが、1992年の『ずっとあなたが好きだった』です。
この作品では、佐野史郎さんが演じる個性的な夫と、賀来さんが演じる妻との関係が視聴者に強い印象を残しました。
佐野史郎さん演じる「冬彦さん」は社会現象ともいえる話題を集め、ドラマを代表する存在として語り継がれています。
翌1993年には『誰にも言えない』でも佐野史郎さんと共演し、複雑な人間関係を描いた作品で繊細な演技を見せました。
モデル時代の明るく華やかな印象と、ドラマで見せる緊張感のある表情。その幅広い表現力が、俳優としての魅力につながっています。
その後も映画や舞台などで活動を続ける一方、NHK Eテレ『あしたも晴れ!人生レシピ』など、暮らしや健康、人生について考える番組にも携わってきました。
こうした番組を通じて、さまざまな専門家や人生経験を持つ人々の話に触れてきたことも、賀来さんの暮らしへの関心を広げているようです。
2025年にはグッドエイジャー賞を受賞。さらに2026年には、『JJ』創刊50周年記念の撮影とイベントに参加しました。
写真家レスリー・キーさんによる撮影では、新しいファッションやメイクにも挑戦しています。
本人は、長年お世話になった『JJ』への感謝の気持ちが、記念企画への参加を決める理由のひとつだったと振り返っています。
かつてのモデル時代と現在の自分が、ひとつの仕事を通じてつながる。そんな出来事からも、長いキャリアを大切にしていることがうかがえます。
豆知識②|『JJ』初登場は急きょ決まった代役だった
賀来さんが『JJ』の撮影に初めて参加したのは、同じ事務所のモデルが体調を崩し、代役を頼まれたことがきっかけでした。その撮影が新しい仕事へとつながり、やがて表紙を飾る存在に。思いがけないチャンスが、俳優へと続く人生の大きな転機になりました。
2.賀来千香子のスキンケア|保湿・紫外線対策・肌をこすらない美容法
入浴後は何よりも先に保湿する習慣
賀来千香子さんのスキンケアで、特に大切にしてきたのが保湿です。
2020年のTOKYO FMのインタビューでは、お風呂から出たら真っ先に化粧水や美容液を使い、顔のお手入れを始めると話しています。
入浴後には体を拭いたり、髪を乾かしたり、着替えたりと、さまざまなことがあります。
その中でも保湿を優先するという順番を決めているところに、賀来さんらしい丁寧さが表れています。
当時は、ビタミンC配合の化粧水も取り入れていました。
化粧水や美容液を使う際には、その日の肌の感触を確かめながら、手で丁寧になじませることも意識しているそうです。
2020年の別の美容インタビューでも、美容液やクリームを肌の状態に合わせて使い、手で確かめることを大切にしていると語っています。
季節や生活環境、体調などによって、肌の状態は日々変化します。
賀来さんは、そうした変化に目を向けながら、そのときの自分に合うお手入れを選んできました。
2023年には、フェイス美容液「ヘアリプロEX GFエッセンス」も愛用アイテムとして紹介しています。
美容の経験を重ねながらも、新しいアイテムに関心を持ち、信頼できるものを見極めて使うという考え方です。
2021年の『JJ』では、美容で大切にしているものとして、保湿とUVケアに加え、内面を磨くことを挙げていました。
世の中に美容情報があふれているからこそ、自分の感覚を大切にし、信頼できる人やものを見極めながら、心地よい美容法を楽しみたいと考えているそうです。
自分の肌を知り、毎日のお手入れを丁寧に続けること。そして、自分の気持ちにも目を向けること。それが賀来さんの美容への向き合い方です。
20代から始まった紫外線対策と摩擦を意識したクレンジング
今では紫外線対策を大切にしている賀来さんですが、若い頃は日に焼けた肌を楽しんでいた時代もありました。
当時はサーファーファッションが流行し、日焼けした肌が魅力的とされていた時代。賀来さん自身も撮影などで肌が焼けることを喜んでいたそうです。
ところが20歳を過ぎた頃、そばかすが気になるようになり、紫外線との付き合い方を見直すようになりました。
以来、季節を問わずUVケアを意識するようになり、2023年の『美ST』では、家の中でも紫外線対策を行っていると語っています。
若い頃の流行を楽しんだ経験を経て、自分の肌の状態に合わせて美容習慣を変えてきたのです。
もうひとつ大切にしているのが、肌への触れ方です。
2023年の本人インタビューでは、スキンケアやメイク、クレンジングの際に、できるだけ肌をこすらないよう心がけていると明かしています。
洗顔やクレンジングは毎日のことだからこそ、肌に触れる動作そのものを丁寧にする。
化粧水や美容液をなじませるときも、肌の感触を確かめながら、自分に合う方法でお手入れを続けています。
また、入浴後のお手入れは顔だけにとどまりません。
2020年のインタビューでは、ボディケアや歯の手入れまで含めると、小1時間ほどかかることもあると話していました。
歯のお手入れには歯間ブラシやデンタルフロスも使い、歯磨き粉を使う場合と使わない場合の両方で磨くなど、丁寧なケアを行っているそうです。
顔、体、口元をまとめて大切にするという習慣からは、美容だけでなく日々の健康にも関心を持っていることが伝わります。
3.賀来千香子のヘアケア|ふんわりショートヘアと髪の艶へのこだわり
柔らかい「ネコ毛」に合わせたパーマとヘアサロン選び
賀来千香子さんといえば、ふんわりとした上品なショートヘアを思い浮かべる方も多いでしょう。
軽やかな毛流れと自然なボリューム、洗練されたシルエットは、長年のトレードマークにもなっています。
実は、賀来さん自身の髪質は柔らかく、いわゆる「ネコ毛」なのだそうです。
2020年の『家庭画報』では、この柔らかい髪質と地毛のアッシュ系の色合いを生かすため、ヘアメイクの森川丈二さんと相談しながらスタイルを作っていると説明しています。
当時は、トップにふんわりとしたボリュームを出すため、約3週間に1回のペースでパーマをかけていました。
髪の状態にも気を配りながら、自分に合う方法を選んでいたそうです。
森川さんが手がけるヘアスタイルでは、毛先にランダムな動きをつけ、自然なふんわり感を大切にしています。
トップの高さや襟足の毛流れ、耳にかけたときのシルエットなど、細かな部分を調整することで、服装や場面に合わせた印象を作っているのです。
賀来さんはヘアサロンについて、美容師と自分の希望を伝え合う場所として大切にしているとも話しています。
希望を伝え、それを美容師が受け止めてくれること。長年の信頼関係があるからこそ、自分らしい髪型を楽しめるのでしょう。
部分用ウィッグやドライヤーを取り入れる柔軟な発想
賀来さんのヘアケアで興味深いのが、部分用ウィッグを日常的に活用していることです。
2020年の『家庭画報』では、気分を変えたいとき、ヘアサロンへ行く時間が取れないとき、舞台出演中に髪の根元のボリュームが気になるときなどに取り入れていると紹介していました。
自分の髪だけで理想のスタイルを作ろうとするのではなく、便利なアイテムを組み合わせておしゃれを楽しむという考え方です。
部分用ウィッグは、自分の髪を生かしながらトップのボリュームやシルエットを調整できるアイテムとして知られています。
賀来さんは、その日の予定や気分に合わせて自然に活用してきました。
2023年の『美ST』では、アデランスのドライヤーも愛用品として紹介しています。
使い勝手や髪の艶を意識しながら、毎日のスタイリングに取り入れているそうです。
柔らかい髪質、ボリューム、艶、スタイリングのしやすさ。それぞれを考えながら、パーマやドライヤー、部分用ウィッグを使い分けていることが分かります。
年齢を重ねても髪型を楽しみ、自分の髪の特徴を生かす方法を見つけていく。そんな柔軟な姿勢も、賀来さんの美しさを語るうえで欠かせない部分です。
豆知識③|同じショートヘアでも印象を変える工夫
2020年の『家庭画報』では、賀来さんのショートヘアを3つのスタイルで紹介しています。緩やかなカールを生かした柔らかな雰囲気、髪を耳にかけたシャープなスタイル、部分用ウィッグを使ったアレンジ。同じ長さの髪でも、毛流れやボリュームの位置によって印象が変わることが分かります。
4.賀来千香子の食生活|アボカド・マヌカハニー・プロテイン・サプリメント
野菜・果物・ナッツを楽しむ彩り豊かな食卓
賀来千香子さんは、美容や健康を考えるうえで、毎日の食事も大切にしています。
2020年2月のTOKYO FM『ピートのふしぎなガレージ』では、その日のお昼に食べたメニューを具体的に紹介していました。
アボカド、キュウリ、クルミ、ブロッコリースプラウト、トマトを使ったサラダに、パン、カボスのジュース、イチゴという組み合わせです。
野菜や果物、ナッツなどを取り入れた食卓からは、さまざまな食品を楽しみながら食べている様子が伝わってきます。
アボカドには食物繊維やカリウムなどが含まれ、クルミには植物性の脂質が含まれています。
ブロッコリースプラウト、トマト、イチゴにも、それぞれ異なる栄養成分が含まれています。
こうした食品を組み合わせることで、彩りや食感の違いも楽しめる食事になります。
賀来さんは、ひとつの食品だけにこだわるというより、異なる食材を取り入れ、食事そのものを楽しんでいるようです。
2023年の『美ST』では、ミネストローネも普段の食品として紹介されました。
野菜を使った温かいスープは、さまざまな食材を組み合わせやすい料理のひとつです。
2020年に紹介した具体的な昼食からも、2023年の愛用品紹介からも、食事を楽しみながら自分に合う食品を選んでいる様子がうかがえます。
マヌカハニー・プロテイン・セサミンを取り入れる習慣
賀来さんの食生活では、ハチミツやサプリメントも登場します。
2023年の『美ST』では、マヌカハニーを日常の食品として紹介していました。
マヌカハニーは、ニュージーランドなどに育つマヌカの花からミツバチが集めた蜜をもとに作られるハチミツです。
独特の風味とコクがあり、食品として親しまれています。
ニュージーランドに人生の節目で縁があった賀来さんが、食生活にもマヌカハニーを取り入れていたという点は、興味深い共通点といえるでしょう。
さらに2020年のラジオ取材では、ハチミツにシナモンを混ぜて食べる習慣も紹介していました。
ティースプーン1杯ほどのハチミツに、その約3分の1の量のシナモンを混ぜ、午前中に少し食べることを気に入っていたそうです。
ハチミツの甘さとシナモンの香りを組み合わせた、自分好みの食べ方です。
同じ取材では、プロテインやセサミンを摂取していることも明かしていました。
そして2023年の『美ST』では、サントリーの「セサミンEX」を毎朝3粒摂取していると説明しています。
セサミンはゴマに含まれる成分のひとつで、健康食品やサプリメントにも利用されています。
また、プロテインはたんぱく質を補うための食品として知られています。
2020年には、午後にもビタミンCを補うことを意識していると話していました。
摂取する時間帯や組み合わせには本人なりの考え方があり、当時の生活に合わせて食品や栄養補助食品を選んでいたことが分かります。
栄養素の必要量やサプリメントの適量は、食事内容や体調、生活スタイルなどによって異なります。賀来さんの習慣も、取材当時の個人的な食生活として知ることができます。
日々の食事を楽しみながら、自分が気に入った食品やアイテムを取り入れていく。そんな柔軟な姿勢も、賀来さんの食生活の特徴です。
豆知識④|食生活のヒントはマイケル・ジャクソンから
賀来さんがアボカドやカシューナッツを食べるようになったきっかけのひとつは、マイケル・ジャクソンの食習慣を知ったことでした。世界的なアーティストの食生活からヒントを得て、自分の食卓にも取り入れたという意外なエピソードです。
5.賀来千香子の運動・健康習慣|ウォーキング・姿勢・体のメンテナンス
ウォーキングや整体で自分の体を意識する
賀来さんは、肌や髪のお手入れに加え、体の動かし方や姿勢にも関心を持っています。
2023年の取材では、ウォーキングや整体を取り入れ、自分の体のクセを見直すことを意識していると話しています。
長年モデルとして立ち姿や歩き方を学び、俳優としてさまざまな役柄を演じてきた賀来さんにとって、体の使い方は仕事とも深く関わるものです。
モデルの撮影では、服を美しく見せるために姿勢や体の向きを工夫し、俳優の仕事では役柄に応じて立ち方や歩き方を変えることもあります。
2023年の『徹子の部屋』では、自宅にあるぶら下がり健康器を使っていることも紹介されました。
体の詰まりや歪みが気になるときに取り入れており、番組出演当日の朝にも使ってきたと話しています。
昔から親しまれているシンプルな器具を、自分の日常に取り入れているところが印象的です。
2024年の『徹子の部屋』でも、隙間時間に行う健康習慣が話題になりました。
賀来さんは仕事やテレビ番組を通じて健康に関する情報を学び、自分に合う方法を生活の中で試すことがあるといいます。
運動や健康器具の使用は、体の状態や体力に合わせて行うことが大切です。賀来さんの習慣からは、自分の体に関心を持ち、日常生活の中で体を動かす時間を大切にしていることが伝わります。
指のけがを経験して感じた体のありがたさ
賀来さんが健康の大切さを改めて実感した出来事として、2019年の指のけががあります。
椅子に手を掛けた際にバランスを崩し、左手薬指の腱を負傷したそうです。
普段は何気なく使っている指でも、けがをすると日常生活のさまざまな場面で不便を感じるものです。
物を持つ、手を添える、細かな作業をする。そうした何気ない動作の中でも、指が自然に働いてくれていることに気づいたといいます。
賀来さんは、この経験を通じて、自分の体が普段どれほど働いてくれているのかを改めて考えるようになったと振り返っています。
健康を意識するきっかけは、新しい運動や美容法との出会いだけではありません。
日常の中で体の大切さを実感した経験が、その後の生活習慣につながることもあります。
2025年には、新しく挑戦してみたい運動としてピックルボールを挙げていました。
ピックルボールは、テニスやバドミントン、卓球などの要素を持つラケットスポーツです。
賀来さんは硬式テニスでのけがを気にしながらも、新しいスポーツを楽しんでみたいと話していました。
体を大切にしながら、新しい運動にも好奇心を持ち続けていることが伝わるエピソードです。
豆知識⑤|朗読の仕事にも挑戦したい
2025年のグッドエイジャー賞受賞時には、スポーツだけでなく、朗読の仕事にも挑戦してみたいと語っていました。長年俳優として活動してきた今も、声による新しい表現に関心を持ち続けています。
6.賀来千香子の呼吸法・休息|自分を大切にする心の健康習慣
朝晩の腹式呼吸と自分を褒める習慣
賀来千香子さんの健康習慣の中で、特に本人らしさが感じられるのが朝晩の腹式呼吸です。
2023年の『美ST』では、毎日の呼吸法を通じて、その日の予定を考えたり、出来事を振り返ったりしていると紹介しています。
朝は鼻から4秒かけて息を吸い、4秒止めて、8秒かけて口から吐くという方法です。
その間に、その日にやることを頭の中で整理しているそうです。
仕事の予定や日常の用事を思い浮かべながら、自分の気持ちを整えて一日を始める。忙しい生活の中でも、朝の小さな時間を大切にしていることが分かります。
夜は4秒かけて息を吸い、8秒かけて吐きながら、その日に起こった出来事を10個振り返ります。
そして最後には、必ず自分をひとつ褒めることを大切にしているそうです。
仕事や日常生活では、楽しいことだけでなく、思いどおりにいかないこともあります。
そんな日でも、自分が頑張ったことや良かったことに目を向け、翌日へつなげていく。
賀来さんの呼吸法には、呼吸を意識することに加え、自分を認め、前向きに振り返るという考え方が込められています。
呼吸の秒数は本人が紹介した習慣の一例です。一般の方が取り入れる場合は、体の状態や心地よさに合わせ、自然な呼吸を大切にするとよいでしょう。
香り・推し活・美しい風景で日常を楽しむ
賀来さんは、香りを楽しむことも大切にしています。
2023年の『美ST』では、仕事の気分に切り替えたいときにはアニック・グタールの「オーダドリアン」、ゆったりしたいときには熊野で出合った「熊野オイル」を使うと紹介していました。
その日の予定や気分に合わせて香りを選ぶことは、毎日の暮らしに小さな変化を生む工夫のひとつです。
また、賀来さんの楽しみとして知られているのが、野球選手・大谷翔平さんの応援です。
2023年のインタビューでは、数年前から大谷選手の動画を集めて楽しんでいると話していました。
スポーツ選手としての活躍だけでなく、周囲への気遣いや人柄にも魅力を感じているそうです。
好きな人物を応援することは、毎日の生活に楽しみを見つける方法のひとつ。
俳優として第一線で活躍する賀来さんも、一人のファンとしてスポーツ選手の姿を楽しんでいるところに、親しみやすさが感じられます。
2024年の『徹子の部屋』では、空や自然の風景を見ることが癒やしになっていると明かしています。
自身で撮影したオーロラや、北海道の然別湖の写真も紹介していました。
美しい空を見上げたり、旅先の風景を写真に残したりする時間も、賀来さんにとって大切な楽しみなのです。
日々の暮らしの中で自分が好きなことを見つけ、心地よい時間を過ごす。そんな習慣も、賀来さんの自然体の魅力を形づくっているように感じられます。
豆知識⑥|大谷翔平選手の動画に加えて犬の動画も
賀来さんは、寝る前に大谷翔平選手の映像を楽しむほか、お気に入りの面白い犬の動画も見ていると話しています。好きなスポーツ選手の姿に感動したり、かわいい動物の姿に笑顔になったり。自分が楽しいと感じるものをよく知っているところも魅力です。
7.賀来千香子の結婚歴・家族・交友関係|ニュージーランドとの縁
宅麻伸との結婚・離婚、ニュージーランドでの挙式
賀来千香子さんの結婚歴についても、多くの方が関心を寄せています。
賀来さんは1994年1月、俳優の宅麻伸さんと結婚しました。
二人は1991年のドラマ『七人の女弁護士』で共演し、翌1992年から交際に発展したと報じられています。
結婚式はニュージーランドで行われました。
日本から遠く離れた自然豊かな国が、賀来さんの人生の大きな節目の舞台となったのです。
その後、東京都内で盛大な結婚披露宴も行われ、当時は大きな話題になりました。
2010年には二人でプラチナ夫婦アワードを受賞し、公の場にそろって登場しています。
そして2012年2月10日、二人は離婚を発表しました。結婚生活は18年間で、二人の間に子どもはいなかったと報じられています。
賀来さんはその後も俳優として活動を続け、自分らしい生活や仕事を大切にしています。
ニュージーランドとの縁については、挙式に加えて、食生活にマヌカハニーを取り入れていることも興味深い共通点です。
人生の節目と日々の食卓という異なる場面で、ニュージーランドとのつながりが見られます。
甥の賀来賢人への助言と90代の両親への思いやり
賀来千香子さんの甥として知られているのが、俳優の賀来賢人さんです。
賀来賢人さんはドラマ『今日から俺は!!』やNetflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』などで活躍しています。
2023年11月の『徹子の部屋』では、賀来千香子さんが甥との共演について話し、家族だからこそ仕事の場で顔を合わせるのは照れくさいと明かしました。
その一方で、賀来賢人さんへ俳優の先輩として助言したこともあるそうです。
若い頃には、急に人気を集めることだけを目指すよりも、舞台などで経験を積み、演技を学んでほしいと伝えました。
また、ある作品で周囲の俳優を引き立てる役を演じていた甥に対して、その演技も輝いていると励ましたことがあったそうです。
甥の成長を見守りながら、俳優としての努力を理解し、必要なときには温かな言葉をかける。
長年の経験を持つ賀来さんならではの家族との関わり方が伝わってきます。
ご両親との関係も、とても温かいものです。
2024年の『徹子の部屋』では、当時90代だった両親が近所で暮らしていることを明かしています。
賀来さんは母親に毎晩電話をかけ、転倒に気をつけてほしいと伝えることを日課にしていました。
また、大根や油、飲み物など、重いものを買いに行くこともあるそうです。
若い頃は芸能界入りを反対されたこともありましたが、長い年月を経て、ご両親を気遣いながら日々を過ごしていることが分かります。
2023年の番組では、親しくしている料理研究家・栗原はるみさんから、還暦を迎えた際に助言を受けたことも紹介されました。
さらに、先輩俳優の小林桂樹さんとの思い出や、元ラグビー日本代表・平尾誠二さんの家族との交流など、仕事を通じて築いてきた人間関係についても語っています。
長年の活動で出会った人々から学び、家族との時間を大切にしながら、自分らしい人生を歩んでいることが伝わってきます。
豆知識⑦|親孝行の買い物で思わず苦笑い
ご両親のために買い物を申し出た賀来さん。ところが、飲み物など重いものをたくさん頼まれ、自分が少し不機嫌になりかけたことを、後に笑いながら振り返っていました。家族を大切にする温かさと、飾らない人柄が伝わるエピソードです。
8.65歳の賀来千香子が大切にする美しさ|自愛・ファッション・人生の楽しみ
賀来千香子さんの美容法や健康習慣をたどると、共通しているのが「自分を大切にする」という考え方です。
2023年の『美ST』では、「自愛」という言葉が好きだと語っています。
人生には楽しい出来事だけでなく、思いどおりにいかない経験もあります。
賀来さん自身も、仕事や人間関係など、長い人生の中でさまざまな経験を重ねてきました。
その中で、自分の行動を振り返り、経験から学び、良いところも含めて自分を認めていくことを大切にしているそうです。
また、小さな幸せを感じ取ること、感謝の気持ちを持つことも、本人が大切にしている考え方です。
落ち込む日があっても、楽しいことを見つけて前へ進む。そんな日々の姿勢が、賀来さんの明るい雰囲気にもつながっているのかもしれません。
ファッションへの向き合い方にも、賀来さんらしい価値観があります。
2021年の『JJ』では、普段の服装について、使う色を3色程度までにまとめることを意識していると紹介していました。
ベーシックカラーを軸に、自分に合ったバランスを大切にしているそうです。
一方で、2026年の『JJ』創刊50周年記念企画では、これまでとは異なる雰囲気の衣装やメイクにも挑戦しました。
自分に似合うものを知りながら、新しいファッションや表現を楽しむ。そんな柔軟な姿勢が、長年にわたる賀来さんの魅力につながっているのでしょう。
豆知識⑧|モデル時代のコートを長年大切に
賀来さんは、若い頃に購入したセリーヌのコートを、長い年月を経ても大切に持っていると話しています。新しいファッションを楽しみながら、本当に気に入ったものを長く愛用する。そんな物との付き合い方にも、賀来さんらしい美意識が感じられます。
賀来さんは、2025年のグッドエイジャー賞受賞時にも、新しい仕事やスポーツに関心を持っていることを明かしていました。
さらに、ユーモアを大切にしていると語り、昭和の懐かしいギャグやダジャレが好きだという一面も見せています。
上品で落ち着いたイメージを持ちながら、周囲を笑顔にすることを楽しむ。そんな茶目っ気のあるところも、賀来さんの魅力です。
振り返れば、モデルになったばかりの頃はファッションにもメイクにも詳しくなかったという賀来さん。
そこから撮影現場で経験を重ね、俳優としてさまざまな役柄を演じ、現在も新しい表現の世界へと進み続けています。
日々の美容習慣も、そんな人生の歩みとともに変化してきました。
保湿やUVケア、髪質に合ったヘアケア、野菜やナッツを取り入れた食生活、プロテインやサプリメント、ウォーキング、呼吸法、香りを楽しむ時間。
一つひとつは身近な習慣ですが、賀来さんはその時々の自分に合わせて取り入れ、暮らしの中で大切にしてきました。
そして、美容のお手入れだけでなく、家族を気遣い、好きな人物を応援し、美しい自然を眺め、ときにはユーモアで周囲を笑顔にする時間も楽しんでいます。
自分の体を大切にし、自分の気持ちを認め、好きなことを楽しみながら、新しい経験に目を向けていく。
そんな賀来千香子さんの生き方には、年齢を重ねながら毎日の暮らしを豊かにしていくヒントが詰まっています。