世界のファッションシーンで活躍するモデル、俳優、実業家の水原希子さん。印象的なキャットアイメイク、洗練されたファッション、そして自由で自然体な美しさは、多くの女性から注目されています。
そんな水原さんの美容法を詳しく調べてみると、華やかなモデル生活の裏側には、意外なほど身近な習慣がありました。
フェイスマスクや保湿クリームを使ったスキンケア、世界各地で集めたお茶を楽しむ時間、ヨガや瞑想、ゆっくりと湯船に浸かる入浴習慣。さらに、海でクジラの歌声を聴いた経験や、日本の植物を活用した美容ブランドの立ち上げなど、彼女ならではのエピソードも豊富です。
現在の美容観が形づくられた背景には、10代の頃の生活習慣の変化や、母親から教わった暮らしの基本がありました。
20代にはモデルや俳優として世界へ活動を広げ、30代になると、自分の心と体を理解するためにヨガや瞑想を取り入れるようになります。2025年には10日間の瞑想リトリートに参加し、日記を書く習慣も始めました。
今回は、本人インタビューや公式美容動画をもとに、水原希子さんのスキンケア、愛用コスメ、メイク、ヘアケア、食生活、お茶への関心、運動、睡眠、入浴、心のセルフケアまで詳しく紹介します。
代表作品や経歴、家族、パートナーシップ、自然への思いも交えながら、年齢とともに深まる水原希子さんの美しさをひもといていきましょう。
1.水原希子の経歴と美容観|世界で活躍するモデル・俳優・実業家
水原希子さんは1990年10月15日、アメリカ・テキサス州ダラス生まれ。幼い頃に日本へ移り、兵庫県神戸市で育ちました。
アメリカ人の父親と韓国にルーツを持つ母親のもとに生まれ、幼少期から異なる文化に触れてきた水原さん。学生時代には、自分の外見や周囲との違いについて考えることもあったそうです。
モデル活動を始めたのは2003年。13歳の頃にファッション誌『Seventeen』のオーディションに合格し、芸能界へ進みました。
その後、『ViVi』などのファッション誌で人気を集め、国内外のブランドやファッションショーで活躍するようになります。
2026年のインタビューでは、母親が姉妹を育てていた家庭環境の中で、少しでも家族を支えたいという思いがあったことも振り返っています。
若くして仕事を始めた水原さんですが、その道のりにはさまざまな挑戦がありました。
18歳でパリへ渡った際には、自分の居場所がないと告げられる厳しい経験もしています。2026年のTatcha公式インタビューでは、そうした経験を重ねる中で、自分自身の価値を信じることの大切さを学んできたと語っています。
俳優としての大きな転機となったのは、2010年公開の映画『ノルウェイの森』です。
村上春樹さんの小説をトラン・アン・ユン監督が映画化した作品で、水原さんは松山ケンイチさんらと共演し、俳優デビューを果たしました。
2025年の『VOGUE JAPAN』では、もともとファッションモデルへの憧れが強く、自分が俳優になるとは想像していなかったと振り返っています。
その後は映画『ヘルタースケルター』『進撃の巨人』『あのこは貴族』『彼女』『徒花 -ADABANA-』、ドラマ『失恋ショコラティエ』などに出演しました。
中でも門脇麦さんと共演した映画『あのこは貴族』では、異なる環境で育った女性たちの人生を繊細に描き、俳優としての存在感を改めて印象づけました。
さらに個人事務所Office Kikoの設立、ライフスタイルブランド「kiiks(キークス)」の立ち上げなど、実業家としても活動しています。
2025年の『VOGUE JAPAN』では、前年からロサンゼルスに活動拠点を移したことを紹介。一方、2026年3月の『Cou Cou Talks』では東京を拠点とする人物として紹介されています。
国内外のクリエイターと交流し、国境を越えた創作活動を続けていることも、水原さんのキャリアの特徴です。
周囲の評価から、自分自身の価値を大切にする生き方へ
長年モデルとして活躍してきた水原さんは、容姿や体型についてさまざまな評価を受けてきました。
若い頃は、周囲から認められたいという気持ちが強かった時期もあったそうです。
しかし、35歳になった現在は、自分自身を以前よりも好きになり、自分の価値を自分で受け止められるようになったと語っています。
2026年のTatchaインタビューでは、若い頃の自分へ伝えたいこととして、年齢を重ねるほど自分自身を好きになり、人生はより豊かになっていくという前向きな考えを紹介していました。
2025年の『VOGUE JAPAN』でも、人と比較するより、自分なりのキャリアを積み重ねていきたいという思いを明かしています。
モデルとして人から見られる立場にあるからこそ、自分自身の感覚や個性を大切にするようになったのでしょう。
現在の水原さんは、スキンケアやファッションを楽しみながら、心地よい暮らしや内面の充実にも目を向けています。
豆知識①|自分の性格は「臆病だけどお調子者」
2025年の『VOGUE JAPAN』で、水原さんは自分の性格をこんなユーモラスな言葉で表現しています。世界のファッションシーンで堂々と活躍する姿からは少し意外な、親しみやすい一面です。
2.水原希子のスキンケアと愛用コスメ|洗顔・保湿・フェイスマスク・美容機器
水原希子さんのスキンケアを詳しく知るうえで、参考になるのが2020年公開の米国版『VOGUE』の美容動画「Beauty Secrets」です。
動画では、水原さん本人が洗顔からスキンケア、メイクまでを実演しており、実際にどのような順番でアイテムを使用していたかを知ることができます。
化粧水・美容液・クリームを重ねる丁寧な保湿習慣
動画の冒頭で紹介したのは、水を使った洗顔です。
当時は温水と冷水を交互に使って顔を洗うことがあると説明し、その方法を気に入っている様子を見せていました。
洗顔後は、まず化粧水をなじませ、続いて美容液を重ねます。そしてクリームを十分に塗り、次に使う美容機器の準備をしていました。
特にクリームを塗る際には、美容機器を肌の上で滑らかに動かせるよう、量を意識していたことが印象的です。
その後に登場するのが、パナソニックのRF美容機器です。
目元や顔のラインに沿って丁寧に使用する姿を披露し、本人はお気に入りの美容アイテムとして紹介しています。
さまざまな美容方法に触れる機会が多いモデルという仕事の中で、自分が使いやすいアイテムと手順を見つけてきたことが伝わります。
なお、これらは2020年当時の本人の習慣です。美容機器の使用方法は製品ごとに異なるため、それぞれの説明書に沿った使い方が基本になります。
2026年に紹介したフェイスマスクと夜のスキンケア
水原さんは以前からフェイスパックへの関心を語ってきました。
そして2026年、スキンケアブランドTatchaのグローバルアンバサダーとして公開された公式インタビューで、お気に入りの商品として「Deep Hydrating Sheet Mask」を紹介しています。
撮影前日にも使用したと話しており、シートマスクを楽しんでいる様子が伝わります。
ブランドとの公式な仕事での発言ですが、具体的な使用経験も本人が明かしているため、美容アイテムに関する貴重な情報です。
さらに印象的なのが、夜のスキンケアについての考え方です。
水原さんにとって、一日の終わりに丁寧に肌をケアする時間は、自分自身を大切にするひとときでもあるそうです。
忙しい日にはさまざまな感情や出来事があります。そんなときに顔や肌を丁寧にいたわることが、翌日を前向きに迎える気持ちにつながっていると語っています。
若い頃には、外見を整えることや周囲からの評価を強く意識していた水原さん。
35歳となった現在は、自分が心地よく過ごせることや、毎日の小さなセルフケアに大きな価値を感じているようです。
化粧水、美容液、保湿クリーム、フェイスマスク、美容機器。さまざまなアイテムに親しんできた水原さんの美容観は、年齢とともにより豊かなものへと変化しています。
豆知識②|メイクポーチはベトナムで購入
2020年の『VOGUE』動画で紹介したお気に入りのメイクポーチは、ベトナムで購入したもの。あまりに気に入ったため、友人へのお土産として同じポーチをたくさん買ったというエピソードも明かしています。
3.水原希子のメイク・ヘアケア|キャットアイ・コンシーラー・植物の美容アイテム
水原希子さんのメイクといえば、目尻を美しく伸ばしたキャットアイと、クラシックな赤いリップが有名です。
本人のセルフメイクを見ると、肌づくりにはシンプルな工夫が生かされています。
2020年の『VOGUE』動画では、ファンデーションを使わず、コンシーラーを中心に肌を仕上げていました。
まずティッシュで余分な油分を軽く押さえ、色味の異なる2種類のコンシーラーを使います。
アプリコット系のカラーを目元などに使い、その上から肌になじむ色を重ねていました。
この方法は、海外の人気番組『RuPaul's Drag Race』から着想を得たのだそうです。
さらに『MAQUIA』の本人インタビューでは、普段のメイクに使用していた具体的なアイテムとして、Diorの「フィックス イット カラー」と「ディオールスキン フォーエヴァー コンシーラー」を挙げています。
当時の水原さんは、気になる部分をコンシーラーで整え、ハイライトを少量加えて立体感を表現するメイクを好んでいました。
海外で学んだメイクテクニックを、自分の顔立ちや好みに合わせて取り入れている点が印象的です。
オードリー・ヘプバーンから着想を得たキャットアイ
眉は元の形を生かしながら整え、アイシャドウにはDior Backstageのパレットを使用していました。
メイクの中心となるアイラインは、目尻の角度を慎重に決め、左右のバランスを確認しながら描いていきます。
動画では本人も、アイラインを描くときには緊張すると話していました。
長年メイクをしてきたモデルでありながら、細かな部分には集中して取り組んでいる様子が親しみやすく感じられます。
キャットアイメイクの着想源は、1950年代の女優やオードリー・ヘプバーン。
18歳頃から親しんできたスタイルで、目元を際立たせるアイラインと深みのある赤いリップが特徴です。
また、Diorのリップパレットをチークにも使用するなど、一つのアイテムを柔軟に活用する工夫も見られます。
普段は10分以内でメイクを仕上げることもあり、仕事へ向かう車の中でメイクをすることもあったそうです。
撮影現場ではさまざまなメイクに挑戦し、プライベートでは長年のお気に入りを楽しむ。そんなスタイルにも、水原さんの個性が表れています。
ハマナスローズバームとグリーンティーシードヘアオイル
水原さんの美容への関心は、自身のライフスタイルブランド「kiiks」にも広がっています。
2024年に『ELLE』で紹介されたブランド第一弾の商品が、日本在来種の野バラであるハマナスを使用した「ハマナスローズバーム」です。
水原さんは北海道浦幌町のハマナス農園を訪れた際、豊かな香りに感動したと語っています。
本人はこのバームを顔や髪、首、ボディなどに使えるアイテムとして紹介し、特に髪につけて香りを楽しむ使い方を気に入っているそうです。
ヘアワックスのように髪を整えながら、植物の香りを楽しむという発想には、水原さんの自然への関心が表れています。
その後、kiiksでは竹水を活用したフェイスミストや、茶の実を使用したグリーンティーシードヘアオイルなども展開しています。
ヘアケアやスキンケアを通して、地域で育つ植物の魅力やものづくりに触れられることが、ブランドの大きな特徴です。
自身のヘアスタイルについても、水原さんは気取らない一面を見せています。
2020年の動画では髪をハーフアップにまとめ、スプレーとブラシを使って後れ毛を整えながら、ヘアセットはあまり得意ではないと笑っていました。
洗練されたモデルとしての姿と、日常の等身大の姿。その両方が、水原さんの魅力になっています。
豆知識③|シュシュを集めるのが好き
水原さんはヘアアクセサリーのシュシュを集めることが好きなのだそうです。お気に入りを見つけると、ついたくさん買ってしまうことも。モードなファッションと身近な小物を自由に楽しんでいます。
4.水原希子の食生活とお茶の習慣|白茶・ハーブティー・母親から教わった暮らし
水原希子さんの健康習慣を知るうえで、欠かせないのが16歳頃の経験です。
モデルとして上京した当時は仕事に夢中になり、食事や生活リズムが不規則になっていたそうです。
2026年1月公開の『mini』インタビューでは、体調を崩すことが何度もあり、あるとき心身ともに大変な状態になって、約2週間仕事を休んだ経験を明かしています。
そんなときに支えてくれたのが母親でした。
母親は水原さんのもとを訪れ、温かいお風呂に入ること、野菜をしっかり食べること、生活リズムを整えることなど、暮らしの基本を一から教えてくれたそうです。
華やかなモデルの世界で活動する水原さんにとっても、健康について学ぶ大切なきっかけは、家庭での身近な経験だったのです。
白湯・ハーブティー・お粥を楽しむモーニングルーティン
2025年の『VOGUE JAPAN』では、水原さんが現在の朝の過ごし方について詳しく語っています。
以前は長い間、決まったルーティンを持たない生活を送っていたそうです。モデルや俳優の仕事では、撮影時間や滞在先によって毎日の予定が変わることもあります。
そうした生活を経験する中で、朝に自分のための時間を設けることを大切にするようになりました。
紹介しているのは、静かに白湯を飲み、ハーブティーを楽しみ、お粥を食べてからヨガをするという習慣です。
温かな飲み物と食事から一日を始め、自分の呼吸や体の感覚に意識を向ける。そんな時間が、心地よい朝の過ごし方になっているようです。
若い頃には仕事に夢中になり、不規則な生活を経験した水原さん。30代になってからの朝の習慣には、これまでの経験から見つけた自分なりの暮らし方が表れています。
また、以前の『VOGUE Hong Kong』のインタビューでは、水分補給やビタミンCを意識すること、糖分の摂り方に気を配ることについても語っています。
日々の食事や飲み物を楽しみながら、自分のコンディションに目を向けることが、水原さんの生活の一部となっています。
世界各地のお茶を集めるほどのティーラバー
水原さんのお茶好きについて詳しく紹介されているのが、2022年5月24日の『VOGUE JAPAN』インタビューです。
一日の中で好きな時間を尋ねられた水原さんは、自分のためにお茶をいれる時間を挙げています。
旅先へ出かけるたびに、その土地のお茶をお土産として購入するそうで、自宅にはたくさんの茶葉のストックがあると話していました。
そして、その日の気分に合わせてお茶を選び、一杯をゆっくり楽しむ時間が好きなのだそうです。
中でもお気に入りとして紹介したのが、中国・雲南省で購入した白茶(バイチャ)でした。
白茶は中国茶の一種で、茶葉の自然な風味を楽しむお茶として知られています。
水原さんは中国で購入した白茶をとてもおいしいと感じたそうで、ほかにも奄美大島で購入したお茶など、その日の気分に合わせて選んでいると明かしました。
世界各地で活動する水原さんにとって、お茶は旅先での出会いや思い出を楽しむ方法の一つなのでしょう。
さらに2026年のTatchaインタビューでも、お茶をいれることを好きなリラックス習慣として紹介しています。
お茶を用意し、お香をたき、音楽を聴く。ときには踊ったり、温かいお風呂に入ったりすることもあるそうです。
紅茶、ハーブティー、中国茶、日本茶など、お茶にはさまざまな種類があり、産地や製法によって個性も異なります。
自分の好みや気分に合わせて茶葉を選び、丁寧にいれる時間を楽しむ。そんな暮らし方は、水原さんの自由で感性豊かなライフスタイルをよく表しています。
豆知識④|父親とのドライブではクイーンやビートルズ
幼い頃、父親が車で幼稚園へ送り迎えをしてくれた際には、クイーンやビートルズなどの音楽を一緒に歌っていたそうです。音楽を愛する水原さんには、幼少期から楽しい思い出がありました。
5.水原希子のヨガ・運動・ボディケア|体型への意識とダンスを楽しむ習慣
水原希子さんの健康習慣で、近年特に大きな存在となっているのがヨガです。
2024年から2025年にかけてのインタビューでは、毎日約20分のヨガを取り入れていることを紹介しています。
長年モデルとして活動してきた水原さんですが、体型についての考え方は年齢や経験とともに変化してきました。
細身の体型へのコンプレックスとヨガとの出会い
水原さんは以前、細身の体型をコンプレックスに感じていたことを明かしています。
その後、ヨガを始めてから筋肉や体重が増えたことを、本人はうれしい変化として受け止めていました。
この話から伝わるのは、自分の体に対する意識が少しずつ前向きに変化してきたことです。
ヨガでは呼吸や体の動きに意識を向け、そのときの自分の感覚を大切にしています。
2026年のインタビューでも、ヨガやストレッチ、自然の中で体を動かす時間を楽しんでいると語っています。
忙しい仕事の合間にも、自分の体と向き合う時間を持つことが、水原さんにとって大切な習慣になっているようです。
体の変化や運動の感じ方には個人差があります。水原さん自身の経験からは、体を動かす楽しさと、自分の体への意識の変化が伝わってきます。
一方、ヨガのように静かに体を動かす時間とは別に、音楽に合わせて自由に踊ることも大好きです。
2026年のTatchaインタビューでも、音楽を聴きながら踊ることを、気分転換のために楽しんでいると紹介しています。
静かなヨガと自由なダンス。その両方が、彼女の暮らしに自然に溶け込んでいます。
豆知識⑤|10代はパラパラに夢中だった
ECCOの公式インタビューによると、水原さんは10代の頃、ユーロビートに合わせて踊るパラパラが大好きだったそうです。妹の佑果さんに振り付けを教えていた一方、妹はバスケットボールなどのスポーツに夢中だったといいます。
6.水原希子の瞑想・睡眠・日記習慣|10日間のヴィパッサナー瞑想
水原希子さんの健康習慣の中でも、近年大きく深まっているのが心のセルフケアです。
2024年、映画『徒花 -ADABANA-』で共演した永瀬正敏さんとの対談では、朝に15〜30分程度の瞑想を続けていると語っていました。
当時は読書やヨガに加え、感謝していることや願い事を思い浮かべる時間も大切にしていたそうです。
また、夜に考え事が次々と浮かび、寝つきにくいと感じることもあったと明かしています。
瞑想を始めたことで、夜だけでなく、日中も頭の中でさまざまなことを考え続けていると気づいたそうです。
そして2025年、水原さんはさらに深く自分自身と向き合う経験をします。
2025年に参加した10日間のヴィパッサナー瞑想リトリート
2026年3月公開の『Cou Cou Talks』で、水原さんは前年に10日間のヴィパッサナー瞑想リトリートへ参加したことを明かしました。
ヴィパッサナー瞑想は、自分の呼吸や体の感覚、心の動きなどを観察する瞑想法の一つです。
水原さんが参加したリトリートでは、沈黙の中で自分の内面へ意識を向ける時間が続きました。
普段の生活では、仕事の連絡や人との会話、スマートフォンなどから絶えず情報を受け取っています。
そんな日常から離れて静かに過ごす10日間は、水原さんにとって挑戦的な経験だったそうです。
心を落ち着けようとすると、かえってさまざまな考えが浮かんでくる。過去の記憶や、自分の考え方の癖にも気づくようになったと語っています。
幼少期の経験を振り返り、これまで身につけてきた思考の習慣と向き合う時間にもなりました。
水原さんは、この経験を通して自分の心の動きを少し離れたところから見つめ、受け止めることの大切さを感じたそうです。
2024年には朝の瞑想を実践し、2025年には10日間のリトリートへ参加。瞑想への関心が段階的に深まっていることが分かります。
2025年から始めた日記と、入浴で過ごす静かな時間
同じインタビューでは、2025年から日記を書く習慣を始めたことも紹介しています。
その日に感じたことや考えたことを記録し、ときには過去の日記を読み返すそうです。
以前の自分が何を考え、どのような気持ちで過ごしていたのか。文章として残しておくことで、人生の歩みを振り返ることができると語っています。
また、水原さんは温かいお風呂に浸かる時間も大切にしています。
湯船の中で呼吸に意識を向け、体が水に浮いたり沈んだりする感覚を楽しむそうです。
日記を書くこと、瞑想をすること、ゆっくりと入浴すること。方法はそれぞれ異なりますが、どれも水原さんが自分のために選んでいる静かな習慣です。
華やかな仕事を続けながら、こうした時間を大切にしているところに、現在のライフスタイルの魅力が感じられます。
豆知識⑥|インドで母親を思い浮かべた経験
2024年のインタビューでは、インドのガンジス川で祈ったとき、自然と母親の顔が思い浮かんだ経験を語っています。自分と妹の幸せを願ってくれた母親への感謝を、改めて感じた出来事だったそうです。
7.水原希子のサウナ・入浴・自然習慣|クジラの歌声と美容ブランド「kiiks」
水原希子さんは以前からサウナや入浴を好んでいることを、複数のインタビューで語っています。
2020年の『VOGUE』動画では、ドライサウナと冷水浴を組み合わせた習慣を紹介していました。
2026年のTatchaインタビューでも、温かいお風呂に入ることを好きなリラックス習慣として挙げています。
サウナや冷水浴は体調や環境によって負担が異なるため、本人が取材当時に楽しんでいた習慣として紹介します。
一方、水原さんの自然への関心を大きく広げたのが、スキューバダイビングとの出会いでした。
沖縄でのダイビングから海への関心が深まった
2026年の『Cou Cou Talks』によると、水原さんが初めてダイビングのライセンスを取得したのは沖縄でした。
新型コロナウイルスの感染拡大が起きた頃にダイビングを始め、海の中で過ごす時間を通して、自然への見方が大きく変わったと語っています。
海中で出会った色鮮やかな魚や生き物たち。水の中に広がる独特の静けさ。そして、普段の生活とは異なる感覚。
水原さんは、海の中で落ち着いて呼吸や動きに意識を向けることが、瞑想に似ていると感じたそうです。
特に忘れられない経験として語っているのが、クジラと一緒に泳いだときのことです。
あるとき、オスのクジラがメスに向けて歌うような声を発し、その振動が海の中に広がっていきました。
水原さんは、その振動を全身で感じたといいます。
大きなクジラの声が水を通して伝わり、海全体が響いているような感覚。その経験から、音や振動、自然とのつながりについて深く考えるようになったそうです。
都会的なファッションアイコンとして知られる水原さんですが、自然の中では新しい発見を楽しむ探究心あふれる一面を見せています。
ハマナス・竹水・茶の実から広がる植物への関心
海での経験は、水原さんの仕事にも大きな影響を与えました。
ダイビングを楽しむ中で、海に持ち込む日焼け止めなどが自然環境とどのように関わっているのか、考えるようになったそうです。
そこから日本の植物や古くから伝わる知恵への関心が広がり、ライフスタイルブランド「kiiks」の活動へつながっていきました。
2024年の『ELLE』インタビューでは、北海道浦幌町のハマナス農園を訪れたときの感動について語っています。
農園に到着した瞬間から感じられる豊かな香りに心を動かされ、ハマナスを使った美容アイテムを作りたいと考えたそうです。
こうして誕生したのが「ハマナスローズバーム」です。
また、管理が難しくなった竹林や茶畑にも関心を持ち、竹水フェイスミストやグリーンティーシードヘアオイルなどの開発にも取り組んでいます。
地域の人々と交流し、その土地で育つ植物の魅力を知り、美容アイテムという形で新しい価値を届ける。
水原さんにとって美容ブランドは、自分の好きなコスメを作る活動であると同時に、自然や地域社会とのつながりを表現する仕事でもあります。
海で感じた自然の豊かさが、日本の植物を使ったものづくりへと発展していった物語は、水原さんならではの魅力的なエピソードです。
豆知識⑦|理想の休日は海のそばで自由に過ごすこと
2022年の『VOGUE JAPAN』では、海が見える場所で目覚め、自然の中で誰にも邪魔されず自由に過ごすという、夢のような休日について語っています。いつも多忙な水原さんらしい、少しユーモラスな想像も交えたエピソードです。
8.水原希子の家族・結婚観・女性のセルフケア|母親・妹との絆と人生観
水原希子さんの美容観やライフスタイルを理解するうえで、家族との関係は欠かせません。
幼い頃に両親が離婚し、その後、母親が水原さんと妹の佑果さんを育ててくれたことについて、本人はインタビューで振り返っています。
2023年のECCO公式インタビューでは、母親が姉妹に多くの自由を与え、自分たちの経験から学ぶことを尊重してくれたと語っていました。
若い頃からモデルとして活動し、海外にも挑戦してきた水原さん。その行動力の背景には、自由を大切にする家庭環境があったのでしょう。
妹・水原佑果との関係と母親から受け継いだ価値観
妹の水原佑果さんも、モデルやDJなどとして活躍しています。
二人は旅行、音楽、ダンス、猫への愛情など、多くの趣味を共有しています。
ECCOの公式インタビューでは、仕事や恋愛、人生経験について何でも話し合える、友人のような関係だと語っていました。
水原さんは、妹の創造性や自由な精神、自分の世界を大切にする姿勢を尊敬しているそうです。
また、2026年の『Cou Cou Talks』では、祖父の人生について考えるようになったことも明かしています。
幼い頃には不機嫌そうに見えた祖父でしたが、大人になってから厳しい子ども時代を経験していたことを知り、その背景を理解するようになったそうです。
家族の歴史や過去の世代の経験に思いを寄せることは、水原さんにとって自分自身の人生を見つめ直すきっかけにもなっています。
水原希子の結婚とパートナーシップへの考え方
水原さんの恋愛や結婚についても、関心を持つ人は多いでしょう。
これまでに公開された本人インタビューでは、結婚という形式そのものよりも、パートナーとの関係や互いを理解することについて考えを語っています。
音楽家ジョン・キャロル・カービーさんとの交際は過去に公に報じられ、2025年には交際3周年を迎えたことも話題になりました。
一方、2026年10月までに確認した公表資料では、婚姻を正式に発表した情報は見つかっていません。現在の状況については、本人による新たな公表情報が基準となります。
2025年の『VOGUE JAPAN』では、パートナーシップや自分自身を理解することについても語っています。
家族や大切な人との関係を育てながら、自分自身の人生も主体的に歩んでいく。
そんな姿勢は、モデル、俳優、実業家として活動を続けてきた水原さんの価値観ともつながっています。
婦人科検診・フェムケアと35歳の美容観
近年の水原さんは、女性のウェルネスに関する発信にも力を入れています。
2023年にはフェムケアブランド「iroha」のアンバサダーに就任しました。
2026年の『mini』インタビューでは、20代後半から定期的に婦人科へ通うようになった経緯を紹介しています。
周囲の女性スタッフから婦人科検診を勧められたことをきっかけに、少しずつ自分の体について学ぶようになったそうです。
その過程で、デリケートゾーンのケア方法についても知り、専用の洗浄アイテムを使う習慣を取り入れたことを明かしています。
また、本人が香りをプロデュースした「iroha INTIMATE WASH(フォームタイプ)よもぎブレンドの香り」も展開されています。
よもぎは日本でも親しまれてきた植物であり、自然や植物を大切にする水原さんの感性にもつながる素材です。
水原さんは、女性が自分の体について学び、日々のケアをより自然に話し合えることの大切さも語っています。
10代の頃には母親から生活習慣を学び、20代では仕事を通してさまざまな経験を重ね、30代になると自分の心と体への理解を深めてきました。
現在の水原さんが大切にしているのは、自分の個性を尊重しながら、毎日の暮らしを心地よく楽しむことです。
お茶をいれたり、好きな音楽を聴いたり、夜にゆっくりスキンケアをしたりする。そんな小さな時間が、彼女の人生に豊かさを添えています。
豆知識⑧|水原姉妹の家族の合言葉は「ガールパワー」
ECCOの公式インタビューで、水原姉妹は家族を象徴する言葉として「ガールパワー」を挙げています。お互いの自由な精神や個性を尊重し、成長を応援し合う関係が二人の魅力です。
水原希子の美容法と健康習慣から見えてくる、自分らしい美しさ
水原希子さんの美容法を詳しくたどると、スキンケアやメイクに加え、食生活、運動、休息、自然とのつながりなど、暮らし全体に彼女の美容観が表れていることが分かります。
化粧水、美容液、保湿クリーム、フェイスマスクを取り入れた丁寧なスキンケア。自分の顔立ちを生かすキャットアイメイク。白茶やハーブティーなど、その日の気分に合わせてお茶を選ぶ時間。
そして、ヨガ、瞑想、日記、入浴、海や自然との触れ合い。
これらの習慣は、モデルとして活動を始めた10代から、俳優や実業家として経験を重ねた30代までの歩みの中で育まれてきました。
特に印象的なのは、母親から教わった暮らしの基本を大切にしながら、自分自身の体や心への向き合い方を変えてきたことです。
2025年には10日間の瞑想リトリートに参加し、日記を書く習慣もスタート。自分の内面を理解する時間を大切にしています。
また、海でクジラの歌声を全身で感じた経験や、植物を使った美容ブランドづくりからは、自然への深い愛情も伝わってきます。
自分の好きな美容アイテムを楽しみ、心地よい生活習慣を見つけ、大切な人との時間を過ごす。
水原希子さんの歩みは、年齢を重ねながら自分に合う美容法や健康習慣を育てていくことの魅力を教えてくれます。
その自然体で自由な美しさは、これからも多くの女性に新しい視点を届けてくれることでしょう。
参考情報
※本記事は公開情報や本人インタビューをもとに構成しています。紹介する習慣は取材当時の内容を含みます。