50代を迎えても、自然体の笑顔と透明感のある美しさで人々を魅了する俳優・常盤貴子さん。1990年代には数々の人気ドラマに出演し、「連ドラの女王」と呼ばれた存在です。
1972年4月30日生まれ、神奈川県出身。1991年に俳優デビューし、『愛していると言ってくれ』『ビューティフルライフ』などの話題作で幅広い支持を集めました。映画『赤い月』では日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。その後も大河ドラマ『天地人』、連続テレビ小説『まれ』などに出演し、映画、ドラマ、舞台で活躍を続けています。
私生活では2009年に劇作家・演出家・俳優の長塚圭史さんと結婚。仕事や暮らしの中で、自分らしい時間を大切にしています。
そんな常盤さんの美容と健康を支えるのは、毎日のスキンケアや紫外線対策、肌に触れる素材へのこだわり、旬の食材を楽しむ食生活、運動、睡眠、そして好奇心に満ちた暮らしです。
手作り味噌や野菜スープ、春のタケノコ料理、梅しごと。シルクの枕カバーやナイトグローブ、自然なメイク。さらに、眠ることが大好きな意外な素顔や、旅先でのユニークなエピソードもあります。
今回は本人インタビューや公式情報をもとに、常盤貴子さんの美容法、スキンケア、食生活、健康習慣、50代の美容観、結婚生活まで詳しく紹介します。
常盤貴子の美容法|スキンケア・紫外線対策・シルクへのこだわり
常盤貴子さんのスキンケアで印象的なのは、基本のお手入れを丁寧に続けながら、年齢や生活の変化に合わせて方法を柔軟に選んでいることです。
朝の保湿ケアと、一年を通じた日焼け止め習慣
2022年の美容インタビューで常盤さんは、起床後に洗顔し、化粧水、美容液、乳液、日焼け止めを重ねてメイクをする流れを紹介しています。
特に紫外線対策は、40代以降に意識が高まった習慣の一つ。夏の海では全身に日焼け止めを塗り、日中の塗り直しにはメイクの上から使えるタイプも活用しているそうです。
ベランダに出るときにも日差しを意識するなど、生活の小さな場面まで気を配っています。
2022年には朝のメイクまでを習慣として紹介していましたが、その後のインタビューでは、外出しない日はすっぴんで過ごすこともあると語っています。
保湿と紫外線対策を日々の基本にしながら、メイクはその日の予定に合わせて楽しむ。年齢とともに変化する美容との付き合い方が伝わってきます。
💡 美容豆知識|すっぴんの日は夫にも堂々と
メイクをしない日には、夫の前でも自然体で過ごすという常盤さん。飾らない日常を楽しむ姿勢にも、50代ならではの軽やかな美容観が感じられます。
シルクの枕カバー・ナイトグローブ・かかとケア
常盤さんは、肌に触れる素材にもこだわっています。美容インタビューでは、枕カバーやナイトグローブ、下着、腹巻きなどにシルク素材を取り入れていることを紹介しました。
枕カバーは、眠っている間に髪が触れるものとして大切にしているアイテム。常盤さん自身は、シルクを使うようになってから髪の乾燥が気になりにくくなったと感じているそうです。
ナイトグローブもお気に入りで、翌朝の手肌の感触を楽しみにしていると語っています。さらに、かかとケア用の靴下も取り入れ、顔だけでなく手足にも気を配っています。
こうした習慣の背景には、肌への摩擦を意識するようになった経験があります。スキンケア用品だけでなく、毎日使う寝具や衣類まで含めて、心地よいものを選んでいるのが特徴です。
シルク製品は肌との相性や手入れのしやすさも大切です。素材の特徴を確かめながら、暮らしに合うものを選ぶとよいでしょう。
頭皮マッサージ・手元の美容・ヘアメイクの細かな工夫
常盤さんは、頭皮から顔にかけての自己流マッサージや、顔まわりのエクササイズを習慣にしていると語っています。美容機器を取り入れることもあり、自分のペースでお手入れを続けています。
また、顔と同じくらい意識しているのが手元です。自分の目に入りやすい部分だからこそ、きれいに整えると気分も明るくなると話しています。
本人の美容取材では、手肌を明るく見せるおしろいタイプのハンドクリームを愛用していることも紹介されました。保湿だけでなく、手元の見た目を整えるためにも使っているそうです。
さらに、髪の生え際や分け目を整えるヘアファンデーションも活用。斜めにカットされたブラシを使い、自然な仕上がりを目指しています。
顔、手、髪の生え際と、日常の中で目にする部分を少しずつ整える。常盤さんの美容には、そんな実践的な工夫が詰まっています。
💡 美容豆知識|撮影現場で役立つ時短アイテム
撮影現場では、手元を明るく見せるクリームや髪の生え際を整えるアイテムを活用。短時間で自然な仕上がりを目指す工夫には、長年の俳優経験が生かされています。
常盤貴子の食生活|手作り味噌・野菜スープ・野草茶・季節の料理
常盤さんの食生活には、旬の食材や手作りの料理を楽しむ習慣が根づいています。食事から栄養を取り入れることを大切にし、料理そのものを暮らしの楽しみにしているそうです。
友人と仕込む味噌、加賀れんこんの味噌汁、野菜スープ
寒い季節に友人たちと集まって味噌を仕込むのは、常盤さんの恒例行事。2026年には京都で木桶を使った味噌作りに参加し、8人でにぎやかに仕込んだと語っています。
自宅では、だしを取り、手作り味噌で味噌汁を作ることも。すりおろした加賀れんこんを加えた味噌汁をお気に入りとして紹介したこともあります。
加賀れんこんは、すりおろすと独特のとろみが生まれる石川県の伝統野菜です。常盤さんは、地域の食材を知り、日々の料理に取り入れることも楽しんでいます。
野菜たっぷりのスープも、日常の食卓によく登場します。
そのきっかけは香港でのロケ。現地で薬膳スープを飲む食文化に触れ、帰国後は家庭でもスープを作るようになったそうです。
ポトフ、ミネストローネ、豚汁など、料理の種類はさまざま。冷蔵庫にある野菜を使い、具だくさんに仕上げます。忙しい朝には、パンとスープを組み合わせることもあるそうです。
また、食材を購入する際には原材料表示を確認する習慣があり、納得できるものを選ぶ時間も大切にしています。白湯を飲むことや、酢玉ねぎを食生活に取り入れることも、これまでの取材で紹介されています。
毎年4月のタケノコ料理と、梅シロップ・梅干し作り
常盤さんが長年続けているユニークな食習慣が、毎年4月にタケノコを下ゆでして料理することです。
仕事が非常に忙しかった時期、家のことに目を向ける時間を持とうと考え、年に一度は手間をかけてタケノコを料理すると決めたそうです。
タケノコご飯や煮物を作り、春の訪れを楽しんでいます。
さらに、梅を使った保存食作りにも親しんでいます。
梅シロップや梅酒を作り、近年は梅干し作りにも挑戦。2025年の会見では、前年は蜂蜜を使ったやわらかな味わいの梅干しを作り、次はシソを使わない白い梅干しを作ってみたいと語っていました。
寒い季節の味噌、春のタケノコ、初夏の梅。季節ごとに手を動かす時間が、常盤さんの暮らしを彩っています。
💡 食の豆知識|料理上手と思われるのがちょっとうれしい
毎年タケノコを下ゆでしていると話すと、周囲から感心されることも。そのリアクションを楽しみに続けているという話からは、常盤さんの飾らない人柄が伝わります。
野草茶と椿の天ぷら|植物への好奇心が広がる食体験
常盤さんの食への関心は、野草や花にも広がっています。
映画『釣りバカ日誌19』の撮影で訪れた大分県佐伯市との縁から、野草について詳しい人と交流するようになりました。
本人インタビューでは、色鮮やかな野草茶や、地域の植物を楽しむ体験について語っています。
なかでも印象的なのが、椿の花を天ぷらにして味わったこと。花を食材として楽しむ体験を通じて、身近な植物を見る視点も広がったそうです。
地域に根づく食文化を知り、実際に味わい、暮らしの中に新しい楽しみを見つける。旅と食への好奇心が自然につながっています。
野草や花を食べる際には、食用として適切に確認された植物を選び、専門知識のある人の案内を参考にすることが大切です。
💡 食文化の豆知識|花も食材になるという発見
椿の花を天ぷらで味わった経験は、常盤さんにとって新鮮な驚きだったそうです。野草茶とともに、植物の楽しみ方が広がるきっかけになりました。
常盤貴子の健康習慣|運動・睡眠・白湯・香りを楽しむ暮らし
食生活と並んで常盤さんが大切にしているのは、身体を動かすこと、よく眠ること、そして心地よい時間を作ることです。
テニス・ウォーキング・ジャイロトニックを楽しむ
常盤さんは、年齢を重ねる中で、身体を動かすことの大切さにも目を向けています。
これまでのインタビューでは、テニスやウォーキングを楽しむ姿が紹介されています。
また、40代にはジャイロトニックにも挑戦したそうです。
ジャイロトニックは、専用の器具を使いながら、円を描くような動きや呼吸を組み合わせて身体を動かすエクササイズ。常盤さんは、書道や新しい仕事などとともに、40代で挑戦してよかったことの一つとして挙げています。
2026年の美容インタビューでも、しっかり歩くことを日常の大切な習慣として紹介しました。
興味のあることに挑戦し、日常生活の中でも身体を動かす。常盤さんの健康習慣には、楽しみながら続ける姿勢が感じられます。
眠ることが大好き|リネン寝具と撮影現場での睡眠術
常盤さんは、眠ることが大好きだと語っています。
寝具にはリネン素材を好み、冬には布団乾燥機などで寝床を温めることもあるそうです。枕元でアロマスプレーの香りを楽しむなど、眠る時間を心地よくする工夫も紹介しています。
ソファで寝落ちした後、夜中に目を覚まして歯磨きと洗顔を済ませ、改めて眠ることもあると話しています。
若い頃には13〜14時間ほど眠ることもあったという常盤さん。さらに、非常に疲れていたときには24時間近く眠り、家族を心配させた経験もあるそうです。
撮影の合間にも、短い待ち時間を利用して眠ることを楽しんでいます。
時代劇では、かつらや髪型を崩さないよう、指一本で頭を支えて眠ることもあるのだとか。仕事の現場ならではの工夫に、思わず驚かされます。
寝具、香り、室温など、自分が心地よく感じる睡眠環境を整えることも、常盤さんの暮らしの楽しみの一つになっています。
なお、長時間眠ったという話は本人の過去の体験談です。日々の睡眠時間は、生活リズムや体調に合わせて考えることが大切です。
💡 睡眠豆知識|眠る猫がうらやましくて詩を書いた
学生時代には、眠っているだけでかわいがられる猫がうらやましくなり、猫についての詩を書いたこともあるそうです。昔から眠ることが大好きだった様子が伝わります。
白湯・アロマ・女友達との会話で日常を心地よく
常盤さんは、日常の水分補給として白湯を飲むことも習慣にしています。
また、香りを楽しむアイテムとして、長野県の伝統工芸である松本箒の工房で出会った小さな箒のペンダントを紹介しています。
箒の部分にエッセンシャルオイルを少量垂らし、胸元でほのかな香りを楽しむというユニークな使い方です。
さらに、常盤さんにとって大切な存在が、さまざまな年代や職業の女友達。美容や健康、仕事の話をしながら大笑いする時間を楽しんでいるそうです。
香り、会話、笑顔。身近な楽しみを日々の暮らしに取り入れているところにも、常盤さんの自然体の魅力が表れています。
💡 暮らしの豆知識|伝統工芸が香りのアクセサリーに
小さな箒のペンダントに精油を垂らすという発想は、旅先で出会った工芸品を自分らしく楽しむ工夫。ものづくりへの関心も感じられます。
常盤貴子の50代の美容観|ナチュラルメイク・髪型・年齢との向き合い方
常盤さんは、40代から50代にかけて、美容や年齢に対する考え方が変わってきたと語っています。
今の自分に似合うものを選び、新しいことを楽しむ。その姿勢が、メイクや髪型にも表れています。
ブラウンのアイラインと自然な眉|試行錯誤も楽しむメイク
常盤さんは、日常のメイクについて、試行錯誤することもあると率直に語っています。
ブラウン系のアイラインやベージュ系のアイシャドウを取り入れ、自然な仕上がりを意識。アイラインはペンシルとリキッドを組み合わせながら、自分に似合う引き方を探しているそうです。
眉やチークも顔全体のバランスを見ながら整え、華やかさと自然さを楽しんでいます。
シミやシワといった年齢による変化についても、自分の今の姿を受け止めながら、メイクを前向きに取り入れています。
温泉旅行では、朝食と朝風呂、メイクの順番に悩むことも。メイクを済ませてから朝風呂に入る日は、顔を湯につけずに入浴するという、親しみやすい話もあります。
華やかな俳優としての姿と、日常のメイクで試行錯誤する素顔。その両方を知ると、常盤さんの美容がより身近に感じられます。
40代で髪を短くした転機と、年齢の数字より自分のペース
常盤さんは、20代の頃、さまざまな役柄に対応できるよう長い髪を保っていたそうです。
しかし40代半ば、友人との会話をきっかけに思い切って髪を短くしました。周囲からも好評で、自分の新しい魅力を発見する経験になったと語っています。
また、祖母から受け継いだ着物を大切にするなど、年齢を重ねた今だからこそ楽しめる装いにも関心を持っています。
誕生日についても、年齢の数字によって人生の節目を決めるより、自分のペースを大切にしたいという考えを語っています。
人からどう見られるかを意識していた若い頃から、自分の気持ちを尊重できるようになった現在へ。常盤さんにとって、50代は自分らしい選択をより自由に楽しめる時期なのかもしれません。
💡 美容豆知識|祖母から受け継いだ着物
常盤さんは、祖母から受け継いだ着物を大切にしています。長く受け継がれてきたものを、今の自分らしく楽しむ姿勢にも魅力が感じられます。
常盤貴子の結婚・現在・素顔|夫との暮らし、愛猫、旅とニュージーランド
2009年に長塚圭史さんと結婚した常盤さん。夫婦それぞれの仕事や考え方を尊重し、会話や日々の暮らしを楽しんでいるそうです。
常盤さんの自宅には、モモちゃんとアンちゃんという2匹の愛猫もいます。
2025年のフォトエッセイ発売記念会見では、2匹がけんかをして一時的に別々に過ごしているという、ほほえましい近況も紹介しました。
植物も大好きで、自宅ではチューリップを育てています。球根を友人や知人に贈り、春になって花が咲いた喜びを分かち合うこともあるそうです。
能登半島の珠洲市に住む高校生たちにも球根を贈り、花が咲いたときに連絡を取り合ったというエピソードからは、人とのつながりを大切にする姿勢が伝わります。
2025年5月には、初のフォトエッセイ『小さな幸せで満たす日々』を出版。暮らし、おしゃれ、美容と健康、心の栄養、仕事などをテーマに、自身の言葉と写真で日常の楽しみをつづっています。
旅も常盤さんの大きな楽しみの一つです。パリに約2週間滞在した際には、毎日違うホテルに泊まり、街を歩きながら気に入った宿を探したと語っています。
長期ロケではミニトースターを持参して現地のパンを楽しんだり、京都での撮影中に鍋を購入して料理をしたりと、旅先でも自分らしい暮らしを工夫しています。
ニュージーランドにも仕事で訪れています。
2014年のドラマ『東京にオリンピックを呼んだ男』では、約10日間のニュージーランドロケに参加。最低気温が氷点下2度になる日もあり、雪の中での撮影を経験しました。
そんな現場で楽しみだったのが、おいしいケータリングの食事と、いつでも飲める温かい飲み物。厳しい寒さの中でも、食事の時間を楽しみにしていたそうです。
旅先の食文化を知り、季節の料理を作り、植物を育て、猫たちと暮らす。常盤さんの日常には、身近なものを楽しむ好奇心があふれています。
💡 暮らしの豆知識|チューリップの球根を贈る理由
常盤さんは、春になれば花が咲く楽しみを誰かと分かち合えることから、チューリップの球根を贈るのが好きなのだそうです。花が咲いた報告を交わす時間も大切にしています。
常盤貴子さんの美容法や健康習慣には、毎日を心地よく過ごすための工夫が詰まっています。
スキンケアと紫外線対策を丁寧に続け、シルクの寝具や衣類を取り入れる。手作り味噌や季節の料理を楽しみ、身体を動かし、眠る時間を大切にする。
そして、年齢とともに変わる自分を受け止めながら、メイクや髪型、新しい出会いを楽しむ。
常盤さんの自然体の美しさは、日々の小さな幸せを見つけ、自分らしい暮らしを積み重ねる姿勢ともつながっているのでしょう。
参考情報