サメ肝油・スクワレンとは?成分の特徴とメタボ・美容を考える生活習慣

サメ肝油・スクワレンとは?成分の特徴とメタボ・美容を考える生活習慣

OBARASOTARO

「サメ肝油」や「スクワレン」という名前を、健康食品やサプリメントで目にしたことはありませんか?

サメ肝油はその名のとおりサメの肝臓から得られる油で、製品によってはスクワレン(squalene)を特徴的な成分として利用しています。

一方で、インターネット上では、スクワレンについて健康や美容に関するさまざまな情報が紹介されています。

しかし、サメ肝油やスクワレンについて考えるときは、 成分そのものについて研究されていることと、サプリメントとして摂取した場合に期待できることを分けて考えること が大切です。

この記事では、サメ肝油とスクワレンの基本、スクワレンとスクワランの違い、サプリメントを見る際のポイントを分かりやすく解説します。

さらに、年齢とともに気になりやすいメタボリックシンドロームや肌の乾燥についても、サプリメントの効果としてではなく、毎日の食生活・身体活動・スキンケアなどの観点から整理していきます。

サメ肝油とは?

サメ肝油は、サメの肝臓から得られる油です。

魚由来の油という点ではフィッシュオイルと似ていますが、 フィッシュオイルとサメ肝油は同じものではありません。

一般的なフィッシュオイル製品ではEPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸を特徴としているものが多いのに対し、サメ肝油製品ではスクワレンなど別の脂質成分を特徴としているものがあります。

そのため、「魚由来のオイルだから同じ」と考えるのではなく、実際の商品にどのような成分がどのくらい含まれているのかを確認することが重要です。

スクワレンとは?

スクワレン(squalene)は、炭素と水素から構成される天然の脂質成分です。

サメ肝油に含まれることで知られていますが、サメだけに存在する物質ではありません。

オリーブオイルなどの植物性食品にも含まれており、人の体内にも存在しています。

人の体内では、スクワレンはコレステロールなどのステロール類が作られる過程に関わる中間体の一つです。

つまりスクワレンは、人の体とは無関係な特殊な成分ではなく、自然界や人の体内にも存在する脂質の一種と考えることができます。

「スクアレン」と「スクワレン」は違う?

日本語では「スクワレン」と「スクアレン」という2つの表記を見かけることがあります。

どちらも英語のsqualeneを日本語表記したもので、基本的には同じ成分を指しています。

現在では「スクワレン」という表記が比較的多く使われていますが、古い資料や商品説明では「スクアレン」と表記されている場合もあります。

スクワレンとスクワランは同じもの?

非常によく似た名前ですが、 スクワレン(squalene)とスクワラン(squalane)は同一の物質ではありません。

スクワランは、スクワレンに水素を添加して化学的な安定性を高めた成分です。

スクワレンは酸化しやすい性質がありますが、スクワランは比較的安定性が高いため、化粧品やスキンケア製品などに利用されています。

スクワランは、肌をなめらかに整え、水分の蒸発を防ぐためのエモリエント成分として化粧品に配合されることがあります。

ただし、ここで注意したいのは、 化粧品として肌に使用するスクワランと、スクワレンを含むサプリメントを口から摂取することは別の話 だという点です。

化粧品成分としてのスクワランの特性を根拠に、「スクワレンのサプリメントを摂取すれば肌が潤う」と考えることはできません。

スクワレンは「酸素の運び屋」なの?

スクワレンについて調べていると、「酸素の運び屋」と表現されていることがあります。

しかし、 食品として摂取したスクワレンが血液中で酸素を運び、全身の酸素不足を解消するという意味ではありません。

人の体内で酸素を運搬する主な役割を担っているのは、赤血球に含まれるヘモグロビンです。

そのため、「スクワレンを摂取すると体中へ酸素が運ばれる」「酸素不足が改善される」「代謝が上がる」といった説明を、そのまま健康食品の働きとして捉えるのは適切ではありません。

スクワレンについてはどんな研究が行われている?

スクワレンについては、抗酸化や脂質代謝など、さまざまな分野で研究が行われています。

ただし、研究結果を見る際には、 研究方法や対象、使用量、研究期間などの条件を確認すること が大切です。

研究で何らかの性質や作用が報告されていても、その結果を一般的なサプリメントを摂取した場合の健康効果として、そのまま当てはめることはできません。

また、サメ肝油やスクワレンを疾病の予防・治療や身体機能の改善を目的として利用できるとする十分な根拠は確立されていません。

病気の予防や治療を目的としてサプリメントを利用するのではなく、健康状態に不安がある場合は医師などの医療専門家へ相談することが大切です。

サメ肝油に含まれる成分は製品によって異なる

サメ肝油について調べていると、スクワレン以外にもEPA・DHAやビタミン類など、さまざまな成分が紹介されていることがあります。

しかし、 すべてのサメ肝油サプリメントが同じ成分構成というわけではありません。

原料となるサメの種類や製造方法、精製方法、商品の設計などによって、実際に含まれる成分や配合量は異なります。

そのため、一般的なサメ肝油の説明だけで判断せず、 実際に利用する商品の最新の成分表示を確認すること が重要です。

「サメ肝油」という名称だけから、EPA・DHAやビタミン類などが一定量含まれていると判断しないようにしましょう。

メタボが気になる人がまず知っておきたいこと

年齢とともに体重やお腹まわりが気になり、「メタボかもしれない」と感じる方もいるでしょう。

しかし、 お腹が出ていることだけでメタボリックシンドロームと診断されるわけではありません。

日本の診断基準では、腹囲によって内臓脂肪の蓄積が疑われることに加え、血中脂質・血圧・血糖の項目を組み合わせて判断します。

基準となる腹囲は次のとおりです。

  • 男性:85cm以上
  • 女性:90cm以上

さらに、次の3項目のうち2項目以上が基準に該当する場合、メタボリックシンドロームと診断されます。

  • 血中脂質:中性脂肪150mg/dL以上、かつ/またはHDLコレステロール40mg/dL未満
  • 血圧:収縮期血圧130mmHg以上、かつ/または拡張期血圧85mmHg以上
  • 血糖:空腹時血糖110mg/dL以上

なお、高トリグリセライド血症、低HDLコレステロール血症、高血圧、糖尿病について薬物治療を受けている場合も、それぞれの項目に含まれます。

つまりメタボリックシンドロームは、単なる「中年太り」の別名ではありません。

内臓脂肪の蓄積を背景として、血圧・血糖・血中脂質など複数の要因が重なった状態です。

参考: 厚生労働省 e-ヘルスネット「メタボリックシンドロームの診断基準」

メタボが気になる場合、サプリメントはどう考える?

スクワレンについて脂質代謝などに関する研究はありますが、 一般的なサメ肝油サプリメントをメタボリックシンドロームの改善や予防を目的として利用できるとする十分な根拠は確立されていません。

メタボリックシンドロームへの対策で基本となるのは、食生活、身体活動、体重管理、禁煙、飲酒量など日常の生活習慣を見直すことです。

厚生労働省でも、メタボリックシンドロームへの基本的な対策として、内臓脂肪の蓄積につながる食べ過ぎや運動不足などの生活習慣を見直すことが重要とされています。

健康診断で腹囲、血圧、血糖、中性脂肪、HDLコレステロールなどについて指摘を受けている場合は、サプリメントだけで対応しようとせず、医師や管理栄養士などの専門家に相談しましょう。

メタボ対策の基本は生活習慣の見直し

メタボリックシンドロームが気になる場合、まず意識したいのはサプリメントではなく、毎日の生活習慣です。

特に重要なのは、 食生活、身体活動、体重管理、睡眠、飲酒、喫煙 などを総合的に見直すことです。

食生活を整える

特定の食品だけを避けたり、反対に特定の食品だけを大量に摂ったりするのではなく、食事全体のバランスを整えることが基本です。

例えば、次のような点を意識するとよいでしょう。

  • 野菜、海藻、きのこ、豆類などを取り入れる
  • 魚、肉、卵、大豆製品などからたんぱく質を摂る
  • 主食・主菜・副菜を組み合わせる
  • 脂っこい食品や菓子類を摂りすぎない
  • 塩分の多い食品や濃い味付けを控えめにする
  • 飲酒量を見直す

「これを食べればメタボを防げる」という一つの食品があるわけではありません。

長期的には、無理のない範囲で続けられる食習慣を作ることが重要です。

身体活動を増やす

運動習慣がない場合は、いきなり激しい運動を始める必要はありません。

例えば、

  • 歩く時間を少し増やす
  • 階段を利用する
  • 座っている時間を減らす
  • ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れる
  • 無理のない範囲で筋力トレーニングを行う

など、日常生活の中で身体を動かす機会を増やすことから始められます。

高血圧、糖尿病、心臓病などの治療中の方や、運動について不安がある方は、運動を始める前に医師へ相談してください。

体重だけでなく腹囲や健康診断の数値も確認する

メタボリックシンドロームは体重だけでは判断できません。

体重やBMIだけでなく、腹囲、血圧、血糖、血中脂質などを定期的に確認することも大切です。

自覚症状がなくても、健康診断で数値の変化が見つかることがあります。

「症状がないから大丈夫」と自己判断せず、定期的に自分の健康状態を確認しましょう。

年齢とともに肌の乾燥が気になりやすくなる理由

サメ肝油やスクワレンについて調べている方の中には、健康だけでなく、年齢による肌の変化に関心がある方も多いかもしれません。

年齢を重ねると、皮脂量や肌の水分保持に関わる機能などが変化し、乾燥を感じやすくなることがあります。

また、肌の状態は年齢だけで決まるものではありません。

例えば、次のようなさまざまな要因の影響を受けます。

  • 空気の乾燥
  • 紫外線
  • エアコンなどによる室内環境
  • 肌の洗いすぎ
  • 熱すぎるお湯での洗顔や入浴
  • 睡眠や休養
  • 食生活

そのため、肌のうるおいを守るには、特定の食品やサプリメントだけに頼るのではなく、毎日のスキンケアと生活習慣の両方を考えることが大切です。

肌のうるおいを守るための基本

洗いすぎない

肌を清潔に保つことは大切ですが、強くこすったり、洗浄力の強い製品を必要以上に使用したりすると、肌に必要な皮脂まで落としてしまうことがあります。

洗顔や入浴では肌を強くこすらず、やさしく洗うことを意識しましょう。

洗った後は保湿する

洗顔や入浴後は、肌の水分が失われやすくなります。

化粧水、乳液、クリーム、オイルなど、自分の肌質や季節に合ったスキンケア製品を取り入れ、肌のうるおいを保つことを意識しましょう。

保湿化粧品にはさまざまな成分が使われていますが、配合成分だけで判断するのではなく、自分の肌に合った製品を適切に使用することも大切です。

紫外線対策を一年を通して意識する

紫外線は夏だけでなく、一年を通して肌に届いています。

日焼け止め、帽子、日傘、衣類などを活用し、季節や生活スタイルに合わせて紫外線対策を行いましょう。

食生活や休養も大切

肌は身体の一部です。

特定の美容成分だけを摂取することを考えるのではなく、まずはさまざまな食品を取り入れた食生活と、十分な休養を意識することが基本です。

たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養素をバランスよく摂取することを心がけましょう。

スクワランが化粧品に使われる理由

美容分野では「スクワレン」よりも「スクワラン」という名前を目にする機会が多いかもしれません。

前述したように、スクワランはスクワレンを水素添加して安定性を高めた成分です。

化粧品では、肌をなめらかに整え、水分の蒸発を防ぐためのエモリエント成分として利用されています。

オイルや乳液、クリームなどさまざまなスキンケア製品に配合され、乾燥を防ぐための保湿ケアに利用されています。

ただし、これはあくまで肌に直接使用する化粧品成分としてのスクワランについての話です。

サメ肝油を摂取することと肌の保湿は分けて考えよう

サメ肝油に含まれるスクワレンと、化粧品に利用されるスクワランは関連する成分ですが、使用方法はまったく異なります。

サメ肝油サプリメントを摂取することで、肌の乾燥が改善する、肌が潤う、シワやたるみが改善すると断定することはできません。

「スクワランが化粧品に使われているから、スクワレンを摂取すれば同じような働きが期待できる」と考えるのは適切ではありません。

肌の乾燥が気になる場合は、まず保湿や紫外線対策、適切な洗浄など、毎日のスキンケアを基本に考えましょう。

強いかゆみ、湿疹、ひび割れ、炎症などが続いている場合は、自己判断でサプリメントに頼るのではなく、皮膚科などの医療機関へ相談してください。

「抗酸化」という言葉はどう考えればいい?

スクワレンについて調べていると、「抗酸化」という言葉を目にすることがあります。

抗酸化とは一般的に、物質の酸化を抑える性質を表す言葉です。

食品成分や天然物については、さまざまな研究方法によって抗酸化に関する性質が調べられています。

ただし、研究で抗酸化に関する性質が報告されていることと、その成分を人がサプリメントとして摂取した場合に特定の健康効果が得られることは同じではありません。

また、「抗酸化に関する研究がある」という理由だけで、その食品や成分を摂取することによって特定の疾病を予防できる、あるいは年齢による身体や肌の変化を防げると判断することもできません。

研究情報を見るときは、結果だけを見るのではなく、研究方法や対象、使用された量、研究期間などの条件も確認することが大切です。

年齢とともに変化する健康と美容について

年齢を重ねるにつれて、体重や体型、体力、肌の状態などに変化を感じることがあります。

こうした健康や美容について考える場合も、特定の食品やサプリメントだけに頼るのではなく、毎日の生活習慣を整えることを基本に考えましょう。

例えば、

  • バランスのよい食生活
  • 無理のない範囲での身体活動
  • 十分な睡眠と休養
  • 喫煙を避ける
  • 過度な飲酒を避ける
  • 定期的な健康診断
  • 紫外線対策
  • 毎日の適切な保湿ケア

などは、日々の健康管理や肌のコンディションを整えるうえで大切な習慣です。

サプリメントは、こうした生活習慣の代わりになるものではありません。


 

サメ肝油サプリメントを選ぶときは「効能」より成分表示を見る

サメ肝油サプリメントを選ぶときは、健康や美容に関するイメージだけで判断せず、実際の原材料や成分表示、摂取目安量などを確認することが大切です。

まず確認したいのは、次のような項目です。

  • 1カプセルあたりのスクワレン量
  • 1日の摂取目安量
  • その他に配合されている成分
  • 原材料
  • アレルギーに関する表示
  • 保存方法
  • 使用上の注意

同じ「サメ肝油」という名称の製品でも、含まれている成分や配合量は製品ごとに異なる場合があります。

サプリメントは商品名や健康・美容に関するイメージだけで判断せず、実際の商品ラベルや最新の成分表示を確認して選ぶことが大切です。

実際の商品では何を見ればいい?

サメ肝油サプリメントを見るときも、「サメ肝油」という名称だけではなく、実際の商品に表示されている成分を確認しましょう。

例えば、Brilliant Life Products NZで取り扱っている「ヘルスライフ NZ産 サメ肝油(スクワレン)」は、スクワレンを特徴的な成分として配合したサメ肝油サプリメントです。

このような製品を確認する際にも、次のような項目を見ると分かりやすくなります。

  • 1カプセルあたりのスクワレン量
  • その他に配合されている成分
  • 1日の摂取目安量
  • 原材料
  • アレルギーに関する表示
  • 保存方法
  • 使用上の注意

特に重要なのは、「サメ肝油だから、この成分が入っているはず」と推測しないことです。

サメ肝油について説明した資料の中には、EPA・DHA、ビタミン類、アルキルグリセロールなど、さまざまな成分について紹介しているものがあります。

しかし、実際のサプリメントに含まれる成分やその配合量は、製品によって異なります。

そのため、購入・利用する際には、商品ごとの最新のラベルや成分表示を基準に確認しましょう。

「スクワレン500mg」という表示はどう見る?

商品に「スクワレン500mg」と表示されている場合、その数字は製品中に配合されているスクワレンの量を示しています。

ただし、配合量が多ければ多いほど健康への効果も高くなる、という意味ではありません。

また、研究で使用されたスクワレンの量と、市販のサプリメントに含まれている量を単純に比較して、「この量なら研究と同じ結果が期待できる」と判断することもできません。

研究では、研究方法や対象、使用量、期間などさまざまな条件が設定されているためです。

サプリメントを利用する場合は、商品に表示されている摂取目安量や使用上の注意を確認し、それに沿って利用しましょう。

サメ肝油は食生活や運動の代わりになる?

サプリメントは、毎日の食生活や生活習慣そのものの代わりになるものではありません。

特にメタボリックシンドロームが気になる場合は、サメ肝油を利用することよりも、食生活、身体活動、体重管理、禁煙、飲酒などの生活習慣を見直すことが基本です。

「サプリメントを利用しているから食生活は変えなくてもよい」「運動をしなくてもよい」と考えるのではなく、まず毎日の生活全体を整えることを優先しましょう。

肌の乾燥やうるおいが気になる場合は?

肌の乾燥やうるおいが気になる場合は、まず毎日のスキンケアを基本に考えましょう。

乾燥が気になる肌では、洗いすぎを避け、洗顔や入浴後に保湿剤を使用し、紫外線対策を行うことなどが大切です。

スクワランは化粧品のエモリエント成分として利用されていますが、口から摂取するスクワレンと、肌に直接使用するスクワラン化粧品は分けて考える必要があります。

サメ肝油サプリメントを摂取することで、スクワランを配合した化粧品と同じような保湿効果が得られるという意味ではありません。

サメ肝油サプリメントを選ぶときは「効能」より成分表示を確認

サメ肝油サプリメントを選ぶときは、健康や美容に関するイメージだけで判断するのではなく、 実際の原材料や成分表示、配合量、1日の摂取目安量などを確認することが大切です。

同じ「サメ肝油」と呼ばれる商品でも、原料や製造方法、商品の設計によって成分構成は異なる場合があります。

そのため、商品を選ぶ際には次のような点を確認してみましょう。

  • スクワレンなど特徴となる成分の配合量
  • 1日の摂取目安量
  • 原材料
  • その他の配合成分
  • アレルギーに関する表示
  • 保存方法や使用上の注意

特に注意したいのは、 「サメ肝油だからEPA・DHAや特定のビタミンが入っているはず」と判断しないことです。

サメ肝油についての一般的な資料では、スクワレン以外の脂質成分やビタミン類などが紹介されている場合がありますが、 市販されているサプリメントの成分構成は製品によって異なります。 購入するときは、その商品の成分表示を基準に確認しましょう。

実際の商品では何を見ればいい?

例えば、Brilliant Life Products NZで取り扱っている 「ヘルスライフ NZ産 サメ肝油(スクワレン)」を見る場合も、 「サメ肝油」という名称だけから成分を推測するのではなく、 商品に表示されている原材料や配合成分を確認することが基本です。

この商品はスクワレンを特徴としたサメ肝油サプリメントです。 したがって、この記事で紹介したサメ肝油に関する一般的な情報のすべてを、 そのまま商品の配合成分や特徴として当てはめるものではありません。

商品を比較するときも、「サメ肝油」という名称だけではなく、 実際に何がどのくらい配合されているのかを見るようにしましょう。

「スクワレン500mg」という表示はどう見る?

商品に「スクワレン500mg」と表示されている場合は、 その数字が何を基準とした配合量なのか、商品ラベルや商品説明を確認することが大切です。

ただし、 配合量の数字が大きいほど健康や美容への作用が高くなる、という意味ではありません。

また、研究で使用された量と市販されているサプリメントの配合量を単純に比較して、 「この量なら同じ結果が期待できる」と判断することも適切ではありません。 研究では使用条件や期間などが異なるためです。

サプリメントを利用する場合は、商品の表示を確認し、 メーカーが示している摂取目安量に沿って利用しましょう。

サメ肝油は食生活や運動の代わりになる?

サプリメントは、毎日の食生活や生活習慣そのものに代わるものではありません。

特にメタボリックシンドロームが気になる場合は、 サプリメントだけに頼るのではなく、 食生活、身体活動、適正体重の維持、睡眠、飲酒、喫煙など、生活習慣全体を見直すことが基本となります。

健康診断で血圧、血糖、血中脂質などを指摘されている場合は、 自己判断でサプリメントだけで対応しようとせず、医師などの専門家に相談しましょう。

美容が気になる場合は毎日のスキンケアも大切

スクワレンと名前がよく似たスクワランは、 化粧品で肌をなめらかに整え、水分の蒸発を防ぐためのエモリエント成分として利用されています。

しかし、スクワランを肌に使用することと、 スクワレンを含むサプリメントを口から摂取することは分けて考える必要があります。

スクワランが化粧品に使われていることを理由に、 スクワレンを摂取すれば同じような保湿作用が得られると考えることはできません。

肌の乾燥が気になる場合は、洗いすぎを避けることや、 洗顔・入浴後の保湿、紫外線対策など、 毎日のスキンケアを基本に考えましょう。

サメ肝油を利用するときに確認しておきたいこと

摂取目安量を確認する

商品に記載されている1日の摂取目安量を確認し、 自己判断で必要以上に摂取することは避けましょう。

サプリメントは、たくさん摂取すればするほどよいというものではありません。

複数のサプリメントを利用している場合

複数のサプリメントを利用している場合は、 それぞれの原材料や成分表示を確認しましょう。

似たような成分を含む製品を複数利用している場合もあるため、 現在利用しているサプリメントをまとめて確認しておくと安心です。

医薬品を使用している場合

治療中の病気がある方や医薬品を継続して使用している方は、 新しいサプリメントを利用する前に医師や薬剤師などの専門家へ相談してください。

サプリメントを、医師から処方された医薬品の代わりとして使用することは避けましょう。

妊娠中・授乳中の場合

妊娠中・授乳中の方がサプリメントを利用する場合は、 自己判断せず、事前に医師などの専門家へ相談することをおすすめします。

アレルギーがある場合

魚介類などにアレルギーがある方は、原材料やアレルギーに関する表示を必ず確認してください。 原料について不明な点がある場合は、メーカーや販売店へ確認したうえで利用しましょう。

サメ肝油・スクワレンについてよくある質問

サメ肝油とスクワレンは同じものですか?

同じものではありません。

サメ肝油はサメの肝臓から得られる油を指し、 スクワレンはサメ肝油に含まれることで知られている脂質成分の一つです。

市販されているサメ肝油サプリメントの中には、 スクワレンを特徴的な成分としている製品があります。

スクワレンとスクワランは同じですか?

同じではありません。

スクワランは、スクワレンを水素添加して安定性を高めた成分です。 化粧品ではエモリエント成分として広く利用されています。

そのため、化粧品として肌に使用するスクワランと、 サプリメントとして摂取するスクワレンは分けて考える必要があります。

サメ肝油にはEPAやDHAも含まれていますか?

製品によって異なります。

「サメ肝油」という名称だけでは、 EPA・DHAなどの成分がどの程度含まれているのかを判断することはできません。

特定の成分を目的として商品を比較する場合は、 それぞれの商品の原材料や成分表示を確認することが大切です。

まとめ|サメ肝油は「何に効くか」ではなく中身を理解して選ぼう

サメ肝油はサメの肝臓から得られる油で、 その中に含まれることで知られている成分の一つがスクワレンです。

スクワレンはサメだけに存在する特殊な物質ではなく、 植物由来の油や人の体内にも存在する天然の脂質成分です。

この記事で押さえておきたいポイントは次のとおりです。

  • スクワレンとスクワランは同じ物質ではない
  • サメ肝油と一般的なフィッシュオイルも同じものではない
  • サメ肝油の成分構成は製品によって異なる
  • 研究されている成分の性質と、市販サプリメントの働きは分けて考える
  • 商品を選ぶときは実際の原材料・成分表示・配合量を確認する

サメ肝油やスクワレンについてはさまざまな研究が行われていますが、 一般的なサメ肝油サプリメントを摂取することで、 がん、メタボリックシンドローム、生活習慣病などを予防・治療・改善できると断定することはできません。

美容についても、化粧品に使用されるスクワランの特徴と、 スクワレンを経口摂取した場合を混同しないことが大切です。

健康や美容を考えるときは、特定のサプリメントだけに頼るのではなく、 バランスのよい食生活、適度な身体活動、十分な休養、定期的な健康診断、 そして肌については保湿や紫外線対策など、 毎日の生活習慣を基本として考えましょう。

サメ肝油サプリメントを選ぶ場合も、 「何に効くのか」というイメージだけで判断するのではなく、 実際にどのような成分が、どのくらい配合されている商品なのかを確認して選ぶことが大切です。

ご注意ください
この記事は、サメ肝油、スクワレン、栄養、生活習慣、スキンケアについての一般的な情報提供を目的としています。 疾病の診断、治療、治癒または予防を目的とするものではなく、 特定の食品やサプリメントによる疾病への効果を示すものでもありません。 治療中の病気がある方、医薬品を使用している方、妊娠・授乳中の方、 アレルギーのある方などは、サプリメントを利用する前に 医師・薬剤師などの医療専門家へご相談ください。

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