凛とした美しさと華やかな存在感で、長年にわたり日本の映画やドラマ、舞台で活躍してきた女優・高島礼子さん。1964年7月25日生まれ、神奈川県出身の高島さんは、2026年に62歳を迎えました。
1988年に時代劇『暴れん坊将軍III』で女優デビューし、映画『陽炎』シリーズや『極道の妻たち』シリーズで人気を確立。『長崎ぶらぶら節』では第24回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞するなど、長く第一線で活躍しています。
そんな高島さんの経歴には、意外な一面があります。芸能界入り前は自動車レースに情熱を注ぎ、国内A級ライセンスまで取得したアマチュアレーサーだったのです。
若い頃から持ち続けている行動力は、60代になった現在も健在。休日にはスニーカーを履いて街へ出かけ、カフェでお茶を飲みながら散歩を楽しみ、友人とのゴルフや愛猫との暮らしを大切にしています。
美容への考え方も、年齢とともに少しずつ変化してきました。50代後半からはシートマスクを日常的に取り入れ、保湿やリップケア、顔の筋肉を意識したセルフケアにも取り組んでいます。2026年には髪や頭皮の変化について専門医に質問するなど、美容への関心はさらに広がっています。
健康習慣では、1日6,000歩を目標にしたウォーキングや毎日の体重測定、食事量の調整、ストレッチなどを実践。さらに、疲れたときには意識して何もしない時間をつくるなど、休息も大切にしています。
一方、40代から50代には女優業と父親の介護を両立し、更年期に伴う心身の変化や私生活の転機も経験してきました。そうした年月を経た現在は、人とのつながりや自分のための時間を楽しみながら、これからも女優として働き続けたいという思いを持っています。
今回は、高島礼子さん本人のインタビューや公式資料、舞台会見などをもとに、スキンケア、ヘアケア、サプリメント、ウォーキング、体型管理、食生活、睡眠、入浴、介護経験、結婚・家族、趣味、共演者との交流まで、幅広く詳しく紹介します。
1.高島礼子さんの経歴と美容観|レーサーから女優へ、60代も続く挑戦
自動車レースへの情熱から始まった女優人生
高島礼子さんの美容法や健康習慣を知るうえで、若い頃からの好奇心と行動力は欠かせません。
10代の頃からバイクに興味を持ち、16歳で原付免許を取得。仲間たちと地元以外の街へ出かけ、新しい景色や人との出会いを楽しんでいました。
その後は自動車レースに夢中になり、会社員として働きながらモータースポーツに参加。21歳で国内A級ライセンスを取得するほど、本格的に取り組んでいました。
レース活動には資金が必要だったため、キャンペーンガールの仕事も始めます。その仕事を通じて出演したCMが俳優・松平健さんの目に留まり、1988年に『暴れん坊将軍III』で女優デビューすることになりました。
自動車レースの世界から時代劇の世界へ。思いがけない転機でしたが、高島さんは新しい仕事にも真剣に向き合いました。
1993年には映画『さまよえる脳髄』で初主演を務め、『陽炎』シリーズでは女胴師・不知火おりん役を好演。『極道の妻たち』シリーズでも、凛とした強さと人間味を兼ね備えた女性を演じ、幅広い世代に知られる存在となりました。
その後も『大奥〜第一章〜』『結婚できない男』『精霊の守り人』など、時代劇から現代劇まで幅広い作品に出演。映画『長崎ぶらぶら節』では吉永小百合さんと共演し、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しています。
近年も映画、テレビドラマ、舞台への出演を続け、2024年には『メイジ・ザ・キャッツアイ』で藤原紀香さん、剛力彩芽さんと三姉妹を演じました。2026年には同作品の再演にも取り組んでいます。
若い頃にレースへ情熱を注いだ高島さんが、今も新しい役柄や舞台に挑戦し続ける姿には、年齢を重ねても好奇心を持ち続ける強さがあります。
60代の美容は、変化を受け止めながら自分らしく
2025年の『美ST』インタビューでは、若い頃は自分の肌に比較的自信があり、シートマスクを使う必要性をあまり感じていなかったと振り返っています。
しかし、年齢を重ねるにつれて肌の乾燥やシワが気になるようになり、美容への意識が変わってきました。
気になる美容法を見つけると、まず自分で試してみる。実際に使ってみた感想を大切にし、自分に合う方法を選び直す。そんな柔軟な姿勢が現在の美容習慣につながっています。
2024年の『THE CHANGE』では、60歳を迎えても自分はまだ成長の途中だと考えていることを紹介しました。黒柳徹子さんや伊東四朗さんなど、年齢を重ねても活躍する先輩たちの姿から刺激を受けているそうです。
長年の女優経験を持ちながらも、新しい情報を学ぶことや、初めてのことに挑戦する楽しみを大切にする。その考え方は、近年のスキンケアへの関心にもつながっています。
高島礼子さんの豆知識①|デビュー当時は時代劇の現場で奮闘
レースの世界から突然俳優の世界へ飛び込んだ高島さん。『暴れん坊将軍』の撮影現場では、周囲の人たちになじむため、自分から積極的に行動したと後年のインタビューで振り返っています。長い俳優生活の出発点には、初めての環境でも人間関係を築こうとする努力がありました。
2.スキンケアとヘアケア|シートマスク・保湿・顔筋ケア・頭皮への関心
ほぼ毎朝のシートマスクと、化粧水・クリームによる保湿
高島礼子さんの美容法で、特に具体的な習慣が詳しく語られているのがスキンケアです。
2025年7月の『美ST』では、その約2年前から、ほぼ毎朝シートマスクを使用するようになったと明かしました。
以前はシートマスクのべたつきが気になっていたそうですが、使い心地のよいアイテムに出会い、日常的に取り入れるようになりました。
朝に十分な時間が取れないときには前夜に使用するなど、仕事の予定や生活リズムに合わせて工夫しています。
シートマスクの後には、長年愛用している化粧水を軽くなじませ、パウダー状のコラーゲン配合美容アイテムを使用し、最後にクリームで仕上げると説明しています。
化粧水には長く使っているものがある一方、クリームについては新しいアイテムにも関心を持ち、評判や使い心地を確認しながら選んでいるそうです。
長年同じ方法を続ける部分と、新しい美容情報を取り入れる部分。その両方を組み合わせているところに、高島さんのスキンケアへの柔軟な考え方が表れています。
顔の中でも特に丁寧にケアしているのが唇です。
もともと乾燥しやすいため、リップケア用品を常に持ち歩き、自宅でも外出先でもこまめに使用できるようにしているそうです。
友人と羽田空港の免税店を訪れた際には、さまざまなリップケア用品を試したこともありました。気に入ったものを見つけると複数購入し、いつでも使えるようポケットにも入れていると語っています。
華やかなメイクだけでなく、普段の唇の乾燥を意識したお手入れを大切にするところにも、女優としての細やかな気配りが感じられます。
顔の筋肉を意識したセルフケアにも試行錯誤
高島さんは、顔の筋肉を動かすセルフケアにも取り組んできました。
美容医療にも関心を持ち、実際に数回試した経験があるそうですが、痛みに弱い自分には続けにくいと感じ、自宅でできるお手入れを探すようになったといいます。
最初はテレビやSNSで紹介されている顔の運動を参考に、長いときには1時間ほど取り組んだこともありました。
しかし、目を強く閉じる動きを繰り返していたところ、目元のシワが気になるようになり、自分なりに方法を見直しました。
その後は顔の動かし方に気を配り、自分が心地よく続けられる方法を考えながら取り組んでいるそうです。
高島さん自身はフェイスラインの印象について手応えを感じていると語っています。これは本人の美容体験であり、肌の状態や体質に合わせて無理のないお手入れを選ぶことが大切です。
興味を持った美容法を実際に試し、自分の肌の様子を見ながら工夫を重ねる。その試行錯誤も、現在の美容習慣の一部になっています。
2026年には髪質や頭皮の変化について専門医に質問
スキンケアに加え、2026年には髪や頭皮の健康にも関心を広げています。
2026年10月16日公開の『家庭画報』では、女性の薄毛治療を専門とする浜中聡子医師に、高島さん自身が髪や頭皮について質問しました。
話題になったのは、年齢とともに髪が細くなったり、髪質やボリュームが変化したりすることです。
高島さんは、ハーフアップにしたときに地肌が透けて見えることや、おでこが広くなったように感じることなど、周囲の女性たちから耳にする悩みも紹介しました。
さらに、シャンプーの頻度や洗う時間帯、市販のヘアケア用品との付き合い方についても質問しています。
専門医から食生活や睡眠など、普段の生活習慣について説明を受けると、高島さんも長く続けてきた習慣を振り返ることの大切さに共感していました。
特に印象的だったのは、洗髪の時間帯についてのやり取りです。浜中医師は基本的には夜の洗髪を勧めながらも、朝に髪を整えたい人は頭皮の状態や生活スタイルに合わせて考えられると説明しました。
高島さん自身は朝風呂を好むことも語っており、身だしなみと日々の生活習慣の両方に関心を向けています。
また、専門医の話を通して、髪だけを特別に考えるよりも、普段の食事や睡眠などを振り返ることにも目を向けています。
年齢を重ねてからも専門家の話に耳を傾け、自分の暮らしに取り入れられることを考える。女優としての長い経験を持ちながら、新しい知識を学び続ける姿が伝わる取材でした。
高島礼子さんの豆知識②|偶然のランチでスポーツ界のスターと再会
2025年6月、高島さんは偶然入った飲食店で、以前一緒にゴルフを楽しんだ吉田沙保里さん、元サッカー日本代表の松井大輔さんと遭遇しました。さらに元力士の豊ノ島さんとも出会い、そのまま一緒に食事を楽しんだそうです。Instagramでは笑いの絶えないランチになったことを紹介し、次回のゴルフの約束もしたと明かしています。思いがけない出会いを楽しむ高島さんらしいエピソードです。
3.ウォーキングと体型管理|1日6,000歩と舞台での約8kgの変化
1日6,000歩を目標に、街歩きを楽しむ健康習慣
高島礼子さんの健康習慣の中で、長く続けているものの一つがウォーキングです。
2026年10月の『大人のおしゃれ手帖』では、1日6,000歩を目標にしていることを紹介しました。
高島さんにとって、この数字は自分の生活の中で楽しみながら続けられる目安になっています。
休日にはお気に入りのスニーカーを履いて街を歩き、途中でカフェに入ったり、気になるお店で食事をしたりすることもあります。
2025年の『美ST』では、休みの日には朝9時ごろから外出し、お茶やランチ、買い物を楽しみながら夕方まで過ごすこともあると語っていました。
外出時間は合計約6時間になることもありますが、その間は適度に休憩を取り、帰りにバスを利用することもあるそうです。
以前のウォーキングは、健康のために運動しなければならないという意識が強く、スポーツウェアを着て決まったコースを歩くものでした。
ところが、コロナ禍をきっかけにマネージャーによる送迎を控え、自分で電車やバスを利用する機会が増えたことで、街歩きの楽しさに気づきました。
一人で焼き肉や回転寿司を楽しむ人たちを見て、自分も自由に外食を楽しんでよいのだと感じたそうです。
それ以来、知らない街のお店へ入ることや、普段通らない道を歩くことも楽しみになりました。
信号で立ち止まったり、途中でお茶を飲んだりしながら、気ままに街を歩く。健康づくりを日々の楽しみに変えたことが、長く続けられている理由の一つなのでしょう。
舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』での体重変化が生活の転機に
高島さんの体型管理について、2026年8月の舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』制作発表会見で興味深いエピソードが語られました。
2024年の初演では、公演中に体重が約8kg減少したそうです。
この舞台では芝居だけでなく、歌やダンス、アクションなどもあり、舞台裏での移動も慌ただしいため、かなりの体力を使ったといいます。
以前は舞台出演中に体重が落ちても、その後は元に戻ることが多かったそうです。
しかし、このときは舞台で生まれた体型の変化を維持したいと考え、食事量を意識しながら、ウォーキングやストレッチを続けるようになりました。
2026年の再演に向けても、日常の中で体を動かすことを大切にし、約2年半にわたり体型維持を心がけてきたと話しています。
舞台公演中の約8kgという変化は、仕事での活動量や当時の生活による高島さん自身の経験です。
ここで印象的なのは、舞台での経験を普段の健康習慣へと結びつけていること。長く女優として働き続けるために、日常の中でも体を動かすことを意識するようになったのです。
毎日の体重測定と、生活に合わせた体型管理
2026年10月の『大人のおしゃれ手帖』では、毎日体重計に乗り、体重の変化を確認していることも紹介しています。
高島さんは40代以降、体重が増えやすくなったと感じており、以前は舞台で体重が減っても、その後に元へ戻ることを繰り返していたそうです。
そうした経験から、現在は毎日の変化を確認し、食べる量を自分なりに調整するようになりました。
仕事で忙しい日と休日では活動量も異なります。高島さんは、体重計の数字を自分の状態を知る手掛かりにしながら、食事や運動との付き合い方を考えているようです。
若い頃のレース活動とは違い、現在の運動は街歩きやゴルフなど、自分が楽しめるものが中心。仕事で培った体力と、60代になって見つけた暮らしの楽しみが、日々の生活の中でつながっています。
高島礼子さんの豆知識③|若い頃は車が心安らぐ場所だった
2024年のJAF Mateの取材では、自動車が大好きだった若い頃を振り返っています。自分で運転し、自由に好きな場所へ行けることが大きな楽しみだった高島さん。現在は電車やバスを利用した街歩きを楽しんでおり、時代とともに移動の楽しみ方も変化しています。
4.食生活とサプリメント|納豆・キムチ・スイーツ・ティータイム
朝食はバナナや納豆キムチ、昼食は街のお店で
高島礼子さんは食べることが大好きで、食事を毎日の大切な楽しみにしています。
2025年の『美ST』では、朝はあまり食欲がないためバナナを食べることが多く、少量の冷凍ご飯に納豆とキムチを組み合わせる日もあると語っています。
納豆は冷蔵庫に常備し、忙しい朝にも手軽に用意できるようにしているそうです。
一方、昼食は一日の中でも特に楽しみにしている時間です。
散歩の途中で家族経営の定食屋を見つけることもあり、一人で気軽に立ち寄って食事を楽しんでいます。
夕食には宅配サービスを利用することもあり、焼き肉や焼き鳥のお弁当を注文することもあるそうです。
一人分だけ注文するのは申し訳ないと感じ、2人分を注文して翌日に分けて食べることもあるという、気取らないエピソードも紹介しています。
毎日の食事を特別なものにするより、自分の食欲や仕事の予定に合わせて選び、好きなものを楽しむ。それが高島さんの食生活の基本になっています。
大好きなチョコレートやコース料理との付き合い方
高島さんの食生活で特に印象的なのが、甘いものへの愛情です。
チョコレートが大好きで、濃厚なホットチョコレートやマカロン、ケーキなども好んで食べていると語っています。
Instagramでスイーツを紹介するようになってからは、甘いものを楽しむ機会がさらに増えた時期もあったそうです。
2026年10月の『大人のおしゃれ手帖』では、以前は週3回ほどコース料理を楽しんでいたことも明かしました。
友人とおいしい食事を囲むことは、高島さんにとって大切な楽しみの一つです。
40代以降に体重が増えやすくなったと感じるようになってからは、好きなものを楽しみながらも、食べる量を意識するようになりました。
例えば、ピーナッツ入りのチョコレートは、以前はたくさん食べていたものの、1日1回、ひとつかみ程度にするという自分なりのルールを設けています。
甘いものを味わう喜びを残しながら、その日の食事量を考える。無理なく続けられる方法を選んでいるところに、高島さんらしい食生活の工夫があります。
2026年に語ったサプリメントとの付き合い方
食生活に加え、高島さんはサプリメントにも関心を持っています。
2026年10月の『大人のおしゃれ手帖』では、年齢を重ねるなかで体調の変化を感じることもあり、そのときの自分の状態を考えながら、サプリメントを取り入れていると語りました。
長年同じものを習慣的に選ぶというよりも、現在の生活や体調を振り返り、自分に合うものを考えるという姿勢です。
同じ誌面には、コラーゲンやエラスチンを配合した美容関連商品、大豆由来成分を含むサプリメント、ミツバチ由来のプロポリスを配合した商品なども紹介されています。
これらは雑誌が掲載した商品であり、高島さん自身の使用が確認されたものとは区別して紹介されています。
また、2022年にはコラーゲンサプリメントの愛飲について企業が発表したこともあり、美容に関連するインナーケア商品へ以前から関心を持ってきたことがうかがえます。
スキンケアや食生活、運動、休息などと同じように、サプリメントについても自分の状態を見ながら取り入れることを考えているようです。
健康に関する情報を集め、気になることがあれば専門家にも相談する。介護経験を通して身につけた、情報を自分で確かめる姿勢も、こうした生活に表れています。
カフェでのお茶とスイーツも、休日の楽しみ
高島さんの休日には、カフェでお茶を飲む時間も欠かせません。
散歩の途中で一息ついたり、ランチの後にもう一度カフェへ立ち寄ったりすることもあります。
2025年には『@DIME』で「高島礼子のMe Time, Tea Time」という連載を担当し、自分の時間や暮らし方、人との交流について語りました。
また、好きなスイーツを買うために開店前からお店へ並ぶこともあるそうです。
行列に並んでいる間には、お店のスタッフやほかのお客さんとの会話も楽しんでいます。
お目当てのスイーツを買うことに加え、その場で生まれる人との交流も楽しみの一つ。高島さんにとって食事やティータイムは、日常を豊かにしてくれる大切な時間なのです。
高島礼子さんの豆知識④|福岡では行列のできる豚骨ラーメンも
2025年の本人連載では、福岡で豚骨ラーメンを楽しんだことも紹介しています。人気店に並ぶことも旅先の楽しみの一つ。甘いスイーツからご当地グルメまで、その土地ならではのおいしいものに出会う時間を満喫しています。
5.睡眠・休息・ストレッチ|意識して何もしない1時間をつくる
本当に疲れたときには、あえて何もしない時間を
高島礼子さんの休息習慣について、2026年10月の『大人のおしゃれ手帖』で新たに語られたのが、意識的に何もしない時間をつくることです。
自宅にいても、つい何かをしようと動き回ってしまうという高島さん。
本当に疲れたと感じたときには、1時間は何もしないと決め、自分の活動をいったん止めるようにしているそうです。
仕事でも家事でも、やるべきことを見つけるとすぐに動いてしまう。そんな性格だからこそ、休む時間を自分で決めるようになりました。
40代から50代には、仕事と父親の介護に全力で向き合い、自分自身を追い込んでいた時期もありました。
さまざまな経験を経た現在は、忙しく過ごす時間と、自分の心身を休ませる時間の両方を大切にしています。
予定を詰め込みがちな自分の性格を理解し、休息の時間を意識して確保する。その方法も高島さんが経験を重ねる中で見つけた暮らしの工夫です。
海外ミステリードラマとストレッチポールが夜の楽しみ
高島さんが長年好きなのが、海外のミステリードラマです。
2025年には北欧やイギリスの作品を楽しんでいると語り、2026年にはフランスや北欧のミステリー作品にも触れています。
就寝前に録画したドラマや動画配信サービスを観ることは、昔から続いている習慣です。
その日の仕事で気になったことや反省したことを整理し、好きな物語の世界を楽しむことで、気持ちを切り替えているそうです。
また、ドラマを観る時間にはストレッチポールを使うこともあります。
この習慣を取り入れるきっかけになったのは、舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の出演者たちでした。
アンサンブルの人たちが体を整えるためにストレッチをしている姿を見て、方法を教わったといいます。
高島さん自身も足首の硬さや肩の姿勢が気になっていたため、自宅でも取り入れるようになりました。
2025年の取材では、ストレッチポールを使う時間を15分程度にしていると話しています。
長年の俳優経験を持ちながらも、舞台で出会った人たちから新しい習慣を学び、自分の日常に取り入れるところが印象的です。
入浴については朝風呂を好んでいます。
撮影現場ではヘアメイク担当者やスタイリストが近い距離で作業するため、朝に体を整えてから仕事へ向かいたいという気持ちがあるそうです。
2025年には使い心地が気に入ったシャワーヘッドを導入したことも紹介しています。自分のための身だしなみと、仕事仲間への気配りが日々の習慣に表れています。
高島礼子さんの豆知識⑤|撮影現場から取り入れたスニーカーの情報
街歩きが好きになってから、高島さんはスニーカー選びにも関心を持つようになりました。撮影現場のスタッフから履きやすい靴を教えてもらうこともあり、2025年には1足2万円程度を購入予算の上限にしていると紹介しています。仕事仲間との会話が、休日の楽しみにつながることもあるのです。
6.結婚・家族・介護経験|40代の更年期を経て変わった健康観
結婚生活と父親の介護に向き合った年月
高島礼子さんは1999年に俳優の高知東生さんと結婚し、2016年に離婚しました。二人の間に子どもはおらず、現在は自分の時間や友人との交流を大切にした生活を送っています。
結婚していた頃には、夫婦二人で過ごす時間や仕事が生活の中心となり、友人と遊ぶ機会が少なかったと振り返っています。
また、40代から50代にかけては、父親の介護にも長く関わっていました。
父親はパーキンソン病を患い、横浜の実家で在宅介護を受けていました。高島さんは40歳から53歳までの約13年間、姉と協力しながら介護を支えてきたそうです。
24時間体制でヘルパーの支援を受けながら、仕事の合間に実家や病院へ通う日々。女優として年間に何本もの作品へ出演していたため、仕事と家族のことを両立する忙しい生活が続きました。
その頃、高島さんは更年期に伴うさまざまな心身の変化も経験しています。
2026年10月の『大人のおしゃれ手帖』では、40代が特につらい時期だったと振り返りました。
老眼、膝の痛み、四十肩などが重なり、舞台本番前には緊張から大量の汗をかいたこともあったそうです。
当時は更年期についての情報が今ほど身近ではなく、自分一人で何とかしようと考えていたといいます。
俳優として仕事を続け、家族の介護にも向き合いながら、周囲に心配をかけないようにしようとする気持ちが強かったのでしょう。
看護師や先輩の言葉から学んだ、人に頼る大切さ
そんな高島さんの考え方を変えたのが、周囲の人たちからの言葉でした。
父親の介護に関わっていた看護師からは、専門スタッフを信頼して任せてもよいという趣旨の言葉をかけられたそうです。
それまで高島さんは、周囲からどう見られるかを気にして、無理を重ねながら病院へ通っていました。
しかし、看護師の言葉をきっかけに、自分が必要以上に頑張りすぎていたことに気づきました。
家族への思いを大切にしながら、姉や介護スタッフの力を借りることも必要なのだと考えるようになったのです。
また、更年期に伴う不調について先輩へ相談した際、相手も似た経験をしていたことがわかり、話すことで気持ちが楽になったと語っています。
同じような悩みを経験した人と気持ちを共有することで、安心感が生まれたのでしょう。
2025年12月の本人連載でも、女子会で知り合った人たちに介護の悩みを相談するようになり、経験者からのアドバイスが支えになったことを紹介しています。
以前は周囲に話しにくかったことも、安心して相談できる相手ができたことで、気持ちが軽くなったそうです。
仕事や家庭のことを一人で抱え込んでいた時期を経て、周囲の人と支え合いながら暮らすことの大切さを知った高島さん。
現在は友人との食事や女子会なども楽しみながら、互いの経験を語り合える時間を大切にしています。
60代では健康情報を集め、自分の体と向き合う
父親の介護を通じて、高島さんは医療機関や支援制度について自分で情報を集めることの重要性も実感しました。
2025年12月の『@DIME』では、健康に関する情報を積極的に調べ、気になることがあれば医療機関へ相談するようにしていると紹介しています。
先輩たちから健康に関する知識を教えてもらい、自分に合いそうな方法があれば検討することもあるそうです。
健康や暮らしのことを友人と話し合う時間も大切にしており、これからの住まいや老後の過ごし方について相談することもあります。
40代には仕事と介護に全力で向き合い、60代では自分自身の暮らしや将来について考える時間も増えました。
年齢による変化を受け止めながら、必要な情報を学び、人との交流を通じて新しい考え方に触れる。そんな日々の姿勢が、現在の健康観につながっています。
高島礼子さんの豆知識⑥|女子会にはデパ地下から駆けつけることも
2025年の本人連載では、友人から急に女子会へ誘われた際、デパ地下にいたところからすぐに参加したというエピソードが紹介されています。周囲からも付き合いがよいと言われるほど、友人との時間を楽しんでいるそうです。
7.ゴルフ・愛猫・趣味の時間|新しい出会いを楽しむ60代の暮らし
55歳から始めたゴルフと、友人との交流
高島礼子さんは55歳の頃からゴルフを始めました。
もともと興味はあったものの、早起きが苦手だったため、なかなか始めるきっかけがなかったそうです。
しかし実際に始めてみると夢中になり、2025年には月2〜3回ほどプレーするようになりました。
ゴルフの魅力は体を動かすことに加え、友人と一緒に自然の中で過ごし、会話を楽しめることにもあります。
2026年には舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』で共演する藤原紀香さんや剛力彩芽さんともゴルフに出かけていることが紹介されました。
2026年10月の取材では、藤原さんが高島さんとゴルフへ行ったときの様子を紹介。バンカーに入ってしまったときも、高島さんは明るく前向きに受け止めていたそうです。
プレーの結果だけにこだわるよりも、その日のゴルフを楽しむことを大切にする。そんな気さくな人柄も、仲間たちとの交流を深めているのでしょう。
3匹の愛猫との暮らしが、自宅での大切な時間
高島さんの自宅での暮らしを彩っているのが、3匹の愛猫です。
2025年の『@DIME』では、「りゅう」「レオ」「ペーちゃん」という猫たちとの生活を詳しく紹介しています。
りゅうとレオは、アビシニアンとソマリのミックスの兄弟。知人の猫に子猫が生まれたことを知り、夜中に東京から千葉まで会いに行ったことが出会いのきっかけだったそうです。
りゅうという名前は高島さんが辰年生まれであること、レオは獅子座であることに由来しています。
そして、シンガプーラの女の子「ペーちゃん」。出会った当初は足が弱く、長く生きられないかもしれないと説明された猫でした。
それでも高島さんは家族として迎え入れ、愛情を注いできました。2025年には15歳になり、元気に暮らしていると紹介しています。
仕事から帰宅して猫たちの顔を見ることは、高島さんにとって大切な楽しみです。
自宅の広いリビングは猫たちが自由に過ごす場所になっており、自分自身は主にキッチンで過ごしていると冗談交じりに話したこともあります。
若い頃にも5匹の猫と暮らしていましたが、仕事で忙しく、十分に一緒に過ごせなかったことを後年振り返っています。
その経験から、現在は猫たちそれぞれの性格や好みを尊重し、一緒に過ごす時間を大切にしています。
趣味を通じて広がった人間関係と新しい世界
2025年12月の『@DIME』で、高島さんは趣味を通じて人とのつながりが広がったと語っています。
若い頃はバイク仲間との交流を楽しみ、俳優として忙しくなってからは仕事が生活の中心になりました。
40代には父親の介護も重なり、趣味を持つ余裕が少なかったそうです。
その後、50代からはゴルフや女子会、ウォーキング、SNSなど、新しい楽しみを積極的に取り入れるようになりました。
女子会では仕事の悩みを相談したり、人生経験豊かな先輩からアドバイスをもらったり、若い人からSNSの新しい情報を教えてもらったりしています。
職業や年齢の違う人と話すことで、それまで知らなかった世界に触れることができる。そうした出会いが、高島さんの毎日を豊かにしています。
また、2025年には友人を訪ねてハワイへ一人旅をしたことも紹介しました。
英語でのやり取りに少し不安を感じながらも、思い出に残る旅行になったそうです。
若い頃から持っていた行動力と好奇心が、今では健康づくりや人との交流、新しい趣味へと広がっているのです。
高島礼子さんの豆知識⑦|黒柳徹子さんも驚いたスピードへの情熱
2026年の『徹子の部屋』では、若い頃のレーサー経験が話題に。黒柳徹子さんからスピードを出すことが怖くないか尋ねられた高島さんは、気持ちがいいと即答したそうです。黒柳さんは乗り物のスピードが苦手だという意外な一面を明かし、二人の対照的な感覚が楽しい会話になりました。
8.藤原紀香さん・剛力彩芽さんとの交流と、これからの健康観
舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』で生まれた三姉妹の絆
高島礼子さんが現在の仕事と健康習慣を語るうえで欠かせないのが、舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』での経験です。
2024年の初演では、高島さんが長女・来生泪役、藤原紀香さんが次女・来生瞳役、剛力彩芽さんが三女・来生愛役を演じました。
2026年には再演が決まり、3人は再び舞台で三姉妹を演じています。
芝居に加えて歌やダンス、アクションもある舞台は、体力面でも大きな挑戦です。
藤原さんは再演に向けて早くからアクションの練習を始め、剛力さんも体づくりを意識していることを会見で明かしました。
高島さんも舞台で必要な体力を考え、普段から散歩やストレッチを続けています。
2026年の会見では、藤原さんと剛力さんの私服のおしゃれさについても、ユーモアを交えて語っています。
剛力さんの服装を見て舞台衣装かと思うほど驚いたことや、藤原さんの華やかなファッションに感心したことなど、共演者の魅力を素直に楽しむ姿が印象的です。
また、舞台以外でも観劇やゴルフに出かけることがあり、仕事を通じて生まれた関係が日常の楽しみにもつながっています。
2026年10月には、剛力さんが高島さんと観劇した帰りに一緒に電車で帰ったエピソードも紹介されました。
舞台上では華やかな三姉妹を演じながら、普段は一緒に電車に乗り、ゴルフや観劇を楽しむ。その自然な交流が、作品の外でも続いています。
世代を超えて学び続け、長く女優として働きたい
高島さんは2024年の『THE CHANGE』で、藤原紀香さんや常盤貴子さんから観劇に誘われることがあると語っています。
俳優として作品をつくる立場でありながら、観客として舞台を楽しむ時間も大切にしているそうです。
また、長年の女優生活の中で、年齢を重ねた先輩たちから人生経験を学び、若い世代から新しい感覚や情報を取り入れることにも前向きです。
同世代の友人たちとは、将来の住まいや老後の暮らしについて相談することもあります。
仕事、健康、友人関係、趣味など、さまざまなテーマについて周囲の人と話し合いながら、自分のこれからの生活を考えているのです。
2025年12月の『@DIME』では、今後もできるだけ長く女優の仕事を続けたいという思いを語りました。
俳優には一般的な定年がないため、自分を必要としてくれる仕事がある限り、体が動く間は演じ続けたいと考えているそうです。
そのためにも、健康を大切にし、自分の気持ちを前向きに保つことを意識しています。
2026年の『大人のおしゃれ手帖』では、年齢を重ねてさまざまな経験をすることで、人の痛みにも寄り添えるようになったという思いも語りました。
40代から50代にかけて仕事や介護に全力で向き合った経験があるからこそ、60代の現在は、自分の時間や人とのつながりを大切にしています。
女優としての挑戦を続けながら、友人と笑い合い、日常の楽しみを見つけていく。その姿が、今の高島さんらしい生き方を物語っています。
高島礼子さんの豆知識⑧|若い俳優たちの記憶力に憧れることも
2026年の『メイジ・ザ・キャッツアイ』の会見では、若い俳優たちのせりふを覚える速さを見て、記憶力が欲しいと思うことがあるという趣旨の冗談を披露しました。長いキャリアを持ちながら、若い世代の優れたところを素直に認める、親しみやすい一面が伝わります。
まとめ|高島礼子さんの美しさを支える、自然体で楽しむ美容・健康習慣
高島礼子さんの美容法と健康習慣を詳しく見ていくと、年齢とともに変わる自分の体と向き合いながら、日々の楽しみを大切にしている姿が見えてきます。
ほぼ毎朝のシートマスクや保湿、リップケア、顔の筋肉を意識したお手入れに加え、2026年には髪や頭皮の健康についても専門医に質問するなど、美容への関心を広げています。
運動では1日6,000歩を目標に、街歩きを楽しみながらウォーキングを継続。舞台での体重変化をきっかけに、毎日の体重測定や食事量の調整にも取り組むようになりました。
一方で、好きなスイーツやカフェでのお茶、友人とのゴルフ、愛猫との時間など、毎日の楽しみも大切にしています。
40代から50代には介護や更年期に伴う心身の変化を経験し、仕事と家庭を両立しながら多くのことを学びました。
そして60代の現在は、人に頼ることや、自分を休ませること、周囲の人とのつながりを大切にするようになっています。
華やかな女優としての姿と、自由に街を歩き、好きなものを食べ、友人と笑い合う自然体の姿。その両方を知ることで、高島礼子さんの魅力はさらに立体的に感じられます。
年齢を重ねても好奇心を持ち続け、自分に合う美容法や健康習慣を見つけていく。高島礼子さんの暮らしには、これからの人生を前向きに楽しむためのヒントが詰まっています。