2010年バンクーバーオリンピックの銀メダル、2014年ソチオリンピックでの感動的なフリー演技、そして競技引退後のアイスショー。浅田真央さんは、日本のフィギュアスケート界を代表する存在として、長年多くの人々を魅了してきました。
氷の上で見せる美しい姿勢や伸びやかな動き、指先まで意識した所作、そして自然体の笑顔。そんな浅田さんは、日頃どのような美容法や健康習慣を大切にしているのでしょうか。
本人インタビューをたどると、16歳から親しんできた洗顔石けん、丁寧な保湿、旬の野菜や発酵食品を楽しむ食生活、ボクササイズやバレエ、睡眠や入浴へのこだわりなど、具体的な習慣が数多く見えてきます。
さらに、料理を学ぶなかでハーブやスパイスに関心を広げたこと、コラーゲンを日々取り入れていること、姉の浅田舞さんとニュージーランドを旅行したことなど、意外なエピソードも豊富です。
とりわけ興味深いのは、世界のトップアスリートとして厳しい練習を重ねてきた浅田さんが、競技引退後に身体の変化を経験し、新しい運動や食事、趣味を楽しむ生活へと歩みを進めてきたことです。
今回は、浅田真央さんの経歴や代表的な演技、家族との関係にも触れながら、スキンケア、食生活、筋トレ、姿勢、水分補給、睡眠、入浴、ニュージーランド旅行、そして現在の活動まで、本人ならではの美容・健康習慣を詳しく紹介します。
1.浅田真央の経歴・代表的な演技・家族との絆
浅田真央さんは1990年9月25日、愛知県名古屋市生まれ。2026年10月現在36歳です。
幼い頃から身体を動かすことが好きで、3歳からクラシックバレエに親しみ、5歳の頃に姉の浅田舞さんとともにフィギュアスケートを始めました。
2005年には15歳でグランプリファイナルを制覇。世界の強豪選手を抑えた優勝によって、一躍注目を集めました。
2010年のバンクーバーオリンピックでは銀メダルを獲得。女子シングル選手として、一つのオリンピック大会で3回のトリプルアクセルを成功させるという歴史的な演技を披露しています。
2014年のソチオリンピックでは、ショートプログラムで苦しいスタートとなりましたが、翌日のフリースケーティングでは、ラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番』に合わせて渾身の演技を披露。演技終了後に涙を浮かべた姿は、今も多くのファンの記憶に残っています。
世界選手権優勝3回、グランプリファイナル優勝4回、全日本選手権優勝6回という輝かしい成績を残し、2017年4月に競技引退を発表しました。
その後もフィギュアスケートへの情熱は続き、自らアイスショーを企画・演出するなど、プロスケーターとして新しい表現に挑戦してきました。
姉・浅田舞さんと母・匡子さんとの関係
浅田さんの競技人生を語るうえで欠かせないのが、家族の存在です。
姉の浅田舞さんも元フィギュアスケート選手。幼い頃から同じリンクで練習し、互いに刺激を受けながら成長してきました。
母の浅田匡子さんは、姉妹の練習や日々の生活を支えてきた存在です。リンクへの送迎などを通じて、二人が競技に打ち込める環境づくりに力を注いでいました。
2011年12月に匡子さんが亡くなった後も、浅田さんは競技への挑戦を続け、2014年には世界選手権で3度目の優勝を果たしています。
姉の舞さんとは、大人になってからも旅行やイベントなどで一緒に過ごす姿が見られます。幼い頃からスケートを通して築いてきた姉妹の関係は、浅田さんの人物像を知るうえでも大切な一面です。
結婚については、2026年10月時点で本人による公式な結婚発表は確認されていません。私生活については本人が公表した情報を大切にしながら、その歩みを紹介していきます。
浅田真央の豆知識①|子どもの頃は球技も大好き
フィギュアスケートの印象が強い浅田さんですが、幼い頃はバスケットボールやドッジボールなど、身体を動かす遊びも好きだったそうです。氷の上での優雅な姿とはまた違う、活発な少女時代が感じられます。
2.浅田真央のスキンケア|洗顔・保湿・愛用コスメと全身のお手入れ
浅田さんの美容習慣で印象的なのが、使い慣れたスキンケアアイテムを長く大切にしていることです。
本人が長年愛用していると公表してきたブランドがアルソア。なかでも洗顔石けん「アルソア クイーンシルバー」は、16歳の頃から親しんできたアイテムとして知られています。
出会いのきっかけは海外遠征でした。試合で訪れた海外でスキンケア用品を忘れ、借りた洗顔石けんを気に入ったことから、使い続けるようになったそうです。
世界を飛び回る競技生活のなかで偶然出会った美容アイテムが、長年の習慣につながったというエピソードには、浅田さんの親しみやすい一面が表れています。
シンプルな洗顔と丁寧な保湿
2019年のFYTTEインタビューでは、普段のスキンケアについて、洗顔と化粧水による保湿を中心にしていると説明しています。
自身も吹き出物などの肌悩みを経験することがあり、疲れや睡眠不足、食生活を振り返りながら、生活リズムにも気を配っているそうです。
洗顔では熱いお湯をなるべく使わず、お湯を使った場合には最後に水ですすぐことも意識していました。
2020年のアルソア公式オンライン発表会では、帰宅後すぐに洗顔し、「アルソア ローション」を3回に分けてたっぷりつけるという、より具体的な習慣を紹介しています。
マスクを着用する機会が増えた時期には、家で過ごす時間を利用して、普段より丁寧にスキンケアをしていたと話しました。
さらに、ブランドの公式資料ではパックやエッセンスを取り入れたお手入れも紹介されています。洗顔と保湿を基本にしながら、そのときの肌の状態や生活環境に合わせてお手入れを工夫してきたことがわかります。
長年スケートリンクで練習してきた浅田さんは、乾燥を感じやすい環境で過ごすことも多く、保湿を大切な習慣としてきました。
また、フィギュアスケートでは背中や肩、デコルテが見える衣装を着ることもあります。浅田さんは顔だけでなく身体全体のお手入れにも気を配り、愛用する石けんを身体にも使うことがあると紹介しました。
観客の前で華やかな衣装をまとって演じる仕事だからこそ、普段は衣服に隠れる部分にも丁寧に気を配る。そんな美意識が日々のお手入れにも表れています。
浅田真央の豆知識②|自宅で手作りクッションと塗り絵も
2020年のアルソア公式発表会では、自宅で手作りしたクッションをそばに置いて眺めることや、撮影に使った塗り絵を完成させたことを紹介しました。スケートの舞台とは違う、ものづくりを楽しむ一面も見せています。
3.浅田真央の食生活|お米・発酵食品・料理・ハーブへの関心
浅田さんが好きな食べ物としてよく挙げるのがお米とお寿司です。
2019年のFYTTEインタビューでは、全国を巡る「浅田真央サンクスツアー」中の食生活について、ご飯などの炭水化物をしっかり取り入れ、肉、魚、野菜も組み合わせて食べるようにしていると説明しています。
ツアー会場ではケータリングを利用することも多く、リンクにはご飯と納豆を用意していたそうです。移動や公演が続く生活のなかでも、食べ慣れたものを取り入れる工夫が感じられます。
野菜は種類や彩り、旬を意識し、外食が続くときにはサラダ専門店を利用することもありました。
また、ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌などの発酵食品にも関心を持ち、栄養についての本や雑誌を読んで、興味を持ったことを普段の食事に取り入れていました。
競技時代には食事を厳しく管理してきた経験がある一方、引退後は好きなものを味わう楽しさにも目を向けるようになりました。
食事のバランスを意識しながら、おいしいものを楽しみ、自分の生活に合う食べ方を考える。長年アスリートとして過ごしてきた浅田さんならではの変化です。
浅田真央の豆知識③|子どもの頃は野菜も納豆も苦手
大人になってさまざまな食材を楽しむようになった浅田さんですが、幼い頃は野菜や刺身、納豆が苦手で、お菓子をよく食べていたそうです。年齢とともに食べられるものが増え、食への関心が大きく広がりました。
『浅田真央 私のおうちごはん』で料理の世界へ
食べることが好きな浅田さんは、料理を学ぶことにも挑戦しました。
2020年から雑誌『オレンジページ』で料理連載を始め、プロの料理家から家庭料理を教わることに。最初にリクエストした料理は、大好物の肉じゃがでした。
じゃがいもを大きく切るよう教わると、火の通りを心配して驚いた浅田さん。先生の調理方法を学びながら、料理の細かな工夫にも興味を持つようになりました。
連載では肉じゃがだけでなく、から揚げ、オムライス、ハンバーグ、麻婆豆腐、グラタン、パスタなど、さまざまな料理に挑戦しました。
さらに、韓国、タイ、ベトナム、フランス、イタリア、ロシアなど、世界各地の料理にも触れ、約2年間にわたって料理の楽しさを学んできました。
その経験は、2022年2月22日発売のレシピ本『浅田真央 私のおうちごはん』にまとめられています。
本には料理のレシピに加え、全国各地で楽しんだ食事や、理想の暮らし、スケートについてのインタビューも収録されています。
料理を学んで驚いたことのひとつが、包丁の使い方や卵の溶き方、道具の扱い方といった細かな動作が、料理の仕上がりに関わることでした。
料理の先生の手本をよく見て、頭のなかで動きをイメージしてから自分でも試す。そんな学び方には、長年フィギュアスケートで培ってきた経験が生きていたようです。
また、料理の盛り付けにも興味を持ち、和食器やトレーを購入するようになったそうです。味わいだけでなく、見た目や器まで大切にするところには、衣装や音楽、演技全体の表現を重視してきた浅田さんらしい感性が感じられます。
本人は料理とスケートには共通する部分があるとも語っています。同じ材料やレシピでも作る人によって味や見た目が変わるように、同じ音楽と振付で滑っても、演じる人によって表現が変わるという考え方です。
どちらも丁寧な準備と積み重ねが大切。料理を通して改めて気づいたことが、アイスショーの制作にもつながっていると話しています。
ハーブ・スパイス・漢方の考え方への関心
料理を学ぶなかで、浅田さんはハーブやスパイスにも興味を広げています。
『オレンジページ』の本人インタビューでは、それまで使ったことのなかったローズマリーや八角などを料理に取り入れ、味わいの奥行きが変わる面白さを感じたと話しています。
さらに、今後学びたいこととして漢方の考え方を挙げ、季節やその日の体調に合わせて食事を考えることにも関心を寄せていました。
ハーブやスパイスの香りを楽しみ、料理の新しい味に触れることは、食べることが好きな浅田さんにとって、料理の世界をさらに広げる体験となったようです。
浅田さんの食への関心は、食材を選ぶところから調理方法、香り、盛り付け、器へと広がっています。ひとつの料理から新しい発見を重ねていくところにも、持ち前の好奇心が表れています。
浅田真央の豆知識④|自分で描いた花がエプロンの柄に
浅田さんは料理連載に関連して、オリジナルエプロンの制作にも携わりました。自分で描いた花のイラストを柄に取り入れ、色合いやリボン、シルエットまでこだわってデザイン。身につけると料理の時間が楽しくなるような一着を目指したそうです。
10年以上続くかき氷への情熱
浅田さんの好物として欠かせないのが、かき氷です。
2019年のFYTTEインタビューでは、その時点ですでに10年ほどかき氷に夢中になっていたことを明かしています。
抹茶ミルクのような定番の味だけでなく、かぼちゃ、栗、ピスタチオなど、季節の素材を使ったメニューにも関心を持っていました。
特に栗が好きで、秋にはSNSで新しいメニューを調べ、お目当ての店へ食べに行くこともあったそうです。
和菓子も洋菓子も好きで、あんこを使ったお菓子も好物のひとつ。全国を巡るアイスショーでは、各地のおいしい料理やスイーツを楽しむことも、旅の醍醐味となっていました。
世界の舞台で厳しい練習を続けてきたトップスケーターが、季節限定のかき氷を楽しみにしている。そんな日常の素顔も、浅田さんの大きな魅力です。
4.浅田真央の運動・筋トレ|ボクササイズと競技引退後の身体の変化
長年トップアスリートとして活躍してきた浅田さんですが、競技引退後には身体との向き合い方にも変化がありました。
2019年のFYTTEインタビューでは、引退後に運動量が少なくなった時期があり、体重がインタビュー当時より約8kg増えたことがあったと率直に語っています。
その頃は運動への意欲が湧かず、身体の変化に戸惑いを感じていたそうです。
やがて気持ちを切り替え、少しずつ運動を再開。最初は小さな変化でも、積み重ねるうちに取り組むこと自体が楽しくなってきたと振り返っています。
世界で活躍してきた浅田さんも、競技引退後の新しい生活に合わせて、自分に合った運動との付き合い方を見つけ直してきたのです。
週2〜3回のボクササイズとトランポリン
競技引退後に夢中になった運動のひとつがボクササイズです。
2019年当時は、引退後から約2年間続け、週2〜3回ほどレッスンに通っていました。
きっかけは以前から興味があったこと。実際に参加してみると、パンチが当たる感覚が新鮮で、すっかり気に入ったそうです。
音楽に合わせて身体を動かすところも魅力で、ダンスのような感覚で楽しめることが自分に合っていると話しています。
東京や名古屋など複数の地域にジムがあり、全国を巡るツアー中にも時間を見つけて通っていたそうです。
さらに、トランポリンを使ったエクササイズにも挑戦。長年スケートでジャンプを繰り返してきた浅田さんにとって、氷上とは異なる動きを楽しむ新しい運動でした。
浅田さんの自宅には、競技時代から使用してきたダンベルやトレーニングチューブなどもそろっていました。
2019年の取材では、自宅で45分〜1時間ほどエクササイズを行うことがあり、その日の身体の状態や気になる部分に合わせて内容を調整していると説明しています。
長年さまざまなトレーニングを経験してきたからこそ、自分の身体の感覚を確かめながら運動内容を選んでいたようです。
日常の移動で階段を利用するなど、普段の生活でも身体を動かす機会をつくっていました。
特別な運動の時間だけでなく、生活のなかに身体を動かす楽しみを見つけるところにも、浅田さんらしい工夫があります。
浅田真央の豆知識⑤|運動中のお供は浜崎あゆみさんのライブDVD
自宅トレーニング中に浅田さんが楽しんでいたのは、大好きな浜崎あゆみさんのライブDVD。昔から憧れてきたアーティストの映像を見ながら身体を動かすと、45分〜1時間ほどの運動もあっという間に感じられたそうです。
5.浅田真央の姿勢と身体表現|バレエ・ダンス・コラーゲン
浅田さんの魅力のひとつが、氷上での美しい姿勢と、指先まで意識した繊細な身体表現です。
長年のフィギュアスケート経験に加え、クラシックバレエ、タップダンス、キックボクシングなど、さまざまな運動にも取り組んできました。
元マラソン選手の有森裕子さんとの対談では、普段の姿勢について、椅子に座るときは骨盤を起こし、肩甲骨を寄せるような感覚を心がけていると説明しています。
立っているときには、頭の中心を天井へ伸ばすようなイメージを持つことが、本人なりの姿勢のポイントだそうです。
長年スケートで身体の軸やバランスを意識してきた経験が、日常の何気ない座り方や立ち方にも表れていることがわかります。
また、クラシックバレエでは、振り返る姿、しゃがむ姿、立ち姿、表情など、さまざまな場面で美しい所作を意識してきました。
アイスショーでは頭から足先、指先まで意識を行き渡らせて演じるそうです。
ジャンプやスピンの技術だけでなく、細かな仕草や表情まで大切にするところに、長年磨いてきた表現力が感じられます。
コラーゲンを日々取り入れる習慣
浅田さんは、食事や運動に加えて、コラーゲンを摂取する習慣についても語っています。
有森裕子さんとの対談では、年齢を重ねるなかで身体の状態に関心を持ち、コラーゲンを毎日摂っていると説明しました。
浅田さんはキューサイの「ひざサポートコラーゲン」のアンバサダーを務めていますが、対談では本人自身の摂取習慣についても発言しています。
競技生活を通じて自分の身体と向き合ってきた浅田さんは、普段から身体の感覚や日々の変化を意識しながら、生活習慣を考えてきたようです。
こうしたコラーゲンの話題も、本人が紹介した日常の習慣のひとつとして捉えることができます。
また、有森さんとの対談では、水泳や水中ウォーキングなどの運動にも関心を寄せています。スケート、バレエ、ダンスに加え、水の中で身体を動かすことにも興味を広げているところに、浅田さんの好奇心が感じられます。
浅田真央の豆知識⑥|スキューバダイビングにも挑戦
浅田さんはスキューバダイビングにも挑戦した経験があり、寝具メーカーとの対談では、一日に2本潜ったことを紹介しています。氷の上だけでなく海の中でも新しい体験を楽しんでいるところに、幅広い行動力が表れています。
6.浅田真央の睡眠・入浴・水分補給|寝具とアロマへのこだわり
浅田さんは、普段の暮らしのなかで睡眠と休息を大切にしてきました。
2019年のインタビューでは、できれば8時間ほど眠り、忙しいときにも6時間程度の睡眠を確保したいと考えていると語っています。
寝具にも長年親しんできたものがあります。
エアウィーヴの公式対談では、10代の頃から同社の寝具を使用してきたと説明しています。
初めて使用したときの寝心地が気に入り、その後も長年愛用してきたそうです。
世界各地を移動しながら大会に参加していた浅田さんにとって、自分が心地よく眠れる環境を整えることも大切な習慣のひとつでした。
オリンピックの夜に取り入れたアロマ
浅田さんはアロマオイルを取り入れた習慣についても紹介しています。
普段は比較的眠りにつきやすいそうですが、オリンピックなど大きな大会では、緊張して寝つきにくいこともあったと振り返っています。
そんなときには、ラベンダー、イランイラン、ゼラニウムなどの香りを、その日の気分に合わせて選び、枕元に少量垂らしていました。
競技時代には国内外の大会にも持参し、2019年頃のアイスショーツアーでも親しんでいたと語っています。
大切な舞台を控える夜にも、自分の好きな香りを取り入れながら、落ち着いて過ごす時間をつくっていたことがうかがえます。
入浴も浅田さんが大切にしてきた生活習慣のひとつです。
2018年の美容誌『美的』では、30分ほどの半身浴や、溶岩浴、マッサージに通うことを紹介しています。
2019年のFYTTEでも、時間があるときには20〜30分ほど半身浴を楽しみ、宿泊先で浴槽を利用しにくいときにはサウナや岩盤浴へ足を運ぶこともあると話しました。
バスソルトを使う日もあれば、普通のお湯でゆっくり過ごす日もあり、その日の気分に合わせて入浴時間を楽しんでいたそうです。
競技やアイスショーで身体を動かす一方、好きな香りや入浴、マッサージなど、自分がくつろげる時間を大切にしていた様子が伝わります。
常温の水・白湯・レモン入り炭酸水
水分補給にも浅田さんならではのこだわりがあります。
2019年のMAQUIAでは、もともと水が好きで、さまざまな種類の水を飲んできたことを紹介しています。
朝起きたとき、日中、運動後、就寝前など、生活のなかでこまめに水を飲むようにしていたそうです。
スケートリンクでは常温の水や白湯を選ぶことがあり、炭酸水にはレモン汁を加えることもあったと語っています。
冷たいリンクで長時間過ごす生活に合わせて飲み物の温度を選び、気分によってレモンの風味を楽しむ。そんな日常の小さなこだわりにも、浅田さんらしさが感じられます。
7.浅田真央とニュージーランド|姉妹で楽しんだ大自然と食文化
浅田真央さんには、ニュージーランドを旅行した経験があります。
2014年、競技生活の休養期間中に姉の浅田舞さんと3日間のニュージーランド旅行へ出かけました。
その様子は、テレビ東京の番組『浅田真央・舞のTRY&GO 初体験!素顔のプライベート旅』で紹介されています。
姉妹が体験したのは、先住民族マオリの伝統的なダンス、バンジージャンプ、牧場での動物の世話、現地の料理づくりなど、普段のスケート生活とは異なる新鮮な体験の数々でした。
マオリの伝統舞踊を学ぶ場面では、世界の舞台で身体表現を磨いてきた浅田さんが、異なる文化の踊りに触れています。
また、バンジージャンプにも初挑戦。高度なジャンプを披露してきた浅田さんですが、大自然のなかでのジャンプは、スケートとはまったく異なる体験となりました。
牧場では牛や豚の餌やりを手伝い、現地で暮らす家族のお母さんからニュージーランド料理を教わる時間もありました。
食べることが好きな浅田さんにとって、旅先で家庭料理を教わることは、その土地の文化や暮らしに触れる機会にもなったようです。
天然氷の上で滑るという憧れ
旅行の大きな目的のひとつが、自然のなかにできた天然氷の上でスケートを滑ることでした。
長年人工のリンクで練習を重ねてきた浅田さんにとって、ニュージーランドの大自然に囲まれた氷の上で滑ることは、憧れの体験だったそうです。
番組では、暖冬によって現地の氷の状態が変化していたことも紹介され、天然氷で滑るという夢への挑戦が旅の大きな見どころとなりました。
競技生活から少し離れて旅を楽しみながらも、旅先で氷への憧れを抱いていたことは、浅田さんらしいエピソードです。
浅田真央の豆知識⑦|ニュージーランドで初めての食レポ
姉妹旅行では、レストランバーで初めての食レポにも挑戦しました。料理を味わうだけでなく、その魅力を自分の言葉で伝えるという新しい経験も楽しんでいた浅田さん。スケートリンクの外で見せる親しみやすい素顔が紹介されています。
8.浅田真央の心の健康と現在|新しい夢を追いかける生き方
長い競技人生のなかで、浅田さんは多くの成功を収める一方、悔しい経験や厳しい時間も重ねてきました。
2019年のFYTTEインタビューでは、気持ちが落ち込むこともあると率直に語りながら、新しい目標ややりたいことが見つかると、その目標へ向かううちに自然と気持ちが切り替わることがあると話しています。
また、疲れを感じたときには、しっかり休むことも大切にしていました。
休日にはゆっくり眠ったり、おいしいものを食べに行ったり、マッサージや散歩、舞台鑑賞を楽しんだりと、その日の自分がしたいことを選んで過ごしていたそうです。
大きな目標に向かって努力を重ねる一方、自分が楽しめる時間も大切にする。その姿勢は、競技引退後の浅田さんの生活にもつながっています。
アイスショーの創作から次世代育成へ
2017年に競技引退を発表した浅田さんは、その後も新しい挑戦を続けています。
2018年から始まった『浅田真央サンクスツアー』では、全国各地を巡り、長年応援してくれたファンへ感謝の気持ちを届けました。
その後の『BEYOND』や『Everlasting33』では、ショーの企画や演出にも携わり、フィギュアスケートを舞台芸術として表現する活動を広げています。
2024年11月には、東京・立川に自身の名前を冠した「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」が開業しました。
さらに2025年には木下MAOアカデミーが設立され、浅田さんはディレクターとして次世代スケーターの育成に取り組んでいます。
アカデミーでは氷上練習だけでなく、バレエ、ダンス、新体操、陸上トレーニングなどを組み合わせたプログラムを展開しています。
競技者として世界の舞台で夢を追いかけてきた浅田さんが、今度は次の世代の夢を支える立場へ。長年培ってきた経験が、新しい形で受け継がれています。
キューサイのインタビューでは、心と身体の健康を大切にしながら、新しい目標へ向かい続けるという考え方も紹介しています。
競技引退後に新しい運動へ挑戦し、料理や旅を楽しみ、アイスショーの創作から指導者としての活動へ進んできた浅田さん。
その歩みには、年齢を重ねることを新しい可能性として捉える姿勢が表れています。
若い頃に積み重ねてきた経験を土台に、そのときの自分が興味を持つことへ挑戦する。そんな生き方が、現在の浅田さんの魅力をいっそう豊かにしています。
浅田真央の豆知識⑧|将来は自分が滑らないアイスショーも
浅田さんは将来、自分自身が出演するだけでなく、ほかのスケーターが輝くアイスショーを制作することにも関心を寄せています。自ら演じる立場から舞台をつくる立場へと、フィギュアスケートへの夢が広がっています。
まとめ|浅田真央の美容法・健康習慣に見る、自分らしく輝き続ける生き方
浅田真央さんの美容法や健康習慣には、長年の競技生活で培われた自己管理と、競技引退後に見つけた新しい楽しみが自然に息づいています。
16歳から親しんできたスキンケア、旬の食材を楽しむ食生活、好きな音楽とともに取り組む運動。そして、自分が心地よく過ごせる睡眠や休息の時間も大切にしてきました。
料理の世界では新しい味や香りに興味を広げ、ニュージーランドでは姉とともに大自然や現地の文化を体験。競技引退後には身体の変化にも向き合いながら、自分に合った新しい生活習慣を見つけてきました。
そして現在は、アイスショーの創作から次世代スケーターの育成へと活動を広げています。
それぞれの経験に共通しているのは、興味を持ったことを楽しみながら学び、挑戦を重ねていく姿勢です。
世界の舞台で自らの夢を追いかけてきた浅田さんは、現在、新しい世代の夢を支える立場として歩みを進めています。
大切にしてきた習慣を続けながら、年齢を重ねるごとに新しい可能性を見つけていく。浅田真央さんの歩みは、美容や健康だけでなく、自分らしい人生を豊かに楽しむことの魅力も伝えてくれます。
参考情報
- FYTTE|浅田真央さんインタビュー・食生活編(2019年)
- FYTTE|浅田真央さんインタビュー・フィットネス編(2019年)
- FYTTE|浅田真央さんインタビュー・美容・生活習慣編(2019年)
- オレンジページ|浅田真央さんが語る料理とスケートの共通点
- キューサイ|浅田真央さん・有森裕子さんの健康と姿勢に関する対談
- テレビ東京|浅田真央・舞のTRY&GO 初体験!素顔のプライベート旅(2014年)
- アルソア|浅田真央さんのスキンケアに関する公式発表(2020年)
※本記事は公開情報や本人インタビューをもとに構成しています。紹介する習慣は取材当時の内容を含みます。