オリンピック3大会連続でメダルを獲得し、日本女子卓球界を長年けん引してきた石川佳純さん。現役時代は鋭いまなざしと粘り強いプレーが印象的でしたが、2023年の引退後はスポーツキャスターやイベント出演など活動の幅を広げ、自然体の笑顔やライフスタイルにも注目が集まっています。
1993年2月23日、山口県生まれ。7歳で卓球を始め、ジュニア時代から全国大会で活躍しました。2012年ロンドンオリンピックでは女子団体銀メダル、2016年リオデジャネイロ大会では団体銅メダル、2021年開催の東京大会では団体銀メダルを獲得。2017年の世界卓球選手権では吉村真晴選手との混合ダブルスで金メダルに輝き、全日本卓球選手権女子シングルスでも通算5度の優勝を果たしています。
世界の第一線で戦い続けてきた石川さんですが、美容法や健康習慣を詳しく調べると、毎日の睡眠や食事、自分に合った運動、心地よく過ごす時間を大切にしていることがわかります。
現役引退後には、夜更かしを楽しんでみたことで規則正しい生活の心地よさを再発見。ヘアケアでは頭皮マッサージやラベンダーの香りを楽しみ、食生活では海外遠征にも炊飯器を持参するほどお米を大切にしてきました。
そして、以前は勝つためのトレーニングだったランニングが、友人と楽しむ趣味へと変わり、2026年には人生初のハーフマラソンを完走しています。
今回は本人インタビューや公式資料をもとに、石川佳純さんの美容への意識、スキンケアにつながる生活習慣、ヘアケア、睡眠、食生活、飲み物、ランニング、ピラティス、メンタルケアまで詳しく紹介します。さらに、卓球一家で育った幼少期、家族との絆、結婚観、趣味、引退後の新しい挑戦など、石川さんの魅力を幅広く掘り下げます。
1.石川佳純の美容法|肌のコンディションと頭皮ケアへのこだわり
睡眠と食生活を大切にする美容への意識
石川佳純さんの美容への考え方を知るうえで、印象的なのが2023年12月に公開された『文藝春秋』の本人寄稿です。
長年、卓球を中心とした規則正しい生活を続けてきた石川さん。現役時代は朝から練習に取り組み、食事の時間を意識し、夜は日付が変わる前に就寝する日々を送っていました。
引退後は自由な時間が増えたことから、それまで経験する機会の少なかった夜更かしを楽しんでみたそうです。
ところが、睡眠時間や生活リズムの変化によって肌荒れが気になり、気持ちも後ろ向きになりやすいことを実感。約1週間で、以前に近い睡眠習慣へと戻しました。
長年続けてきた規則正しい生活が、自分の肌や気分とどのようにつながっていたのかを、引退後の暮らしを通じてあらためて感じたのでしょう。
肌のコンディションやその日の気分を大切にしながら、自分が心地よいと感じる生活を選ぶ。トップアスリートとして培った自己管理への意識は、美容への向き合い方にも自然に表れています。
3in1スカルプケアとラベンダーの香り
石川さんの具体的な美容習慣として注目したいのが、ヘアケアと頭皮マッサージです。
2024年1月、石川さんは資生堂プロフェッショナルのヘア&スカルプケアブランド「SUBLIMIC(サブリミック)」のアジアKOLに就任しました。
同年3月22日には自身のInstagramで、頭皮クレンジング、マッサージ、トリートメントを一度に行える3in1のスカルプケアアイテムを紹介しています。
本人はそのアイテムを使って頭皮をマッサージすることを気に入っていると語り、すっきりとした使用感やラベンダーの香りについても紹介しました。
2024年の投稿からは、香りを楽しみながら頭皮をケアする時間を心地よく感じていた様子が伝わってきます。
世界の舞台で長年活躍し、試合や練習で汗を流してきた石川さん。競技生活を終えた後に、こうした美容アイテムの使用経験を自身の言葉で紹介したことも、ファンにとって興味深い出来事でした。
製品の使用感については本人の当時の感想として紹介しています。2024年の投稿で語られた内容をもとに、石川さんの美容への関心を知ることができます。
引退後はファッション誌の撮影やフォーマルな装いでのイベント出演も増え、現役時代とは違う魅力を見せています。スポーツウェアで真剣勝負に挑む姿も、上品な衣装で新しい仕事に臨む姿も、石川さんらしい凛とした雰囲気にあふれています。
石川佳純さんの豆知識①|バッグの中身は意外と自然体
2025年5月に公開した自身のYouTube動画では、現役時代と現在のバッグの中身を紹介。現在のバッグには化粧ポーチや仕事用ノート、ヘッドフォンなどが入っていました。気取らず持ち物を紹介する姿に、競技中とは違う親しみやすさが感じられます。
2.睡眠とナイトルーティン|9時間睡眠・寝具・ストレッチの習慣
現役時代から大切にしてきた睡眠時間
石川さんが長年重視してきた習慣の一つが、毎日の睡眠です。
2024年に公開されたロフテーのインタビューでは、現役時代の練習日のスケジュールについて詳しく語っています。
朝8時頃に起床し、午前10時から午後1時頃まで練習。昼食を挟み、午後3時半から午後6時頃まで再び練習を続け、夜11時半頃には就寝していたそうです。
午前と午後を合わせて約5時間半の練習に取り組みながら、毎日の生活リズムを大切にしていました。
現役時代の睡眠時間は7〜8時間ほど。2024年の取材では、引退後は9時間ほど眠っていると語っています。
競技中心の生活から離れて自分の時間を持てるようになったことで、以前よりもゆったりと休めるようになったのでしょう。
睡眠への意識は、日々のコンディションにも向けられています。石川さんは朝起きたときの体の軽さから、前夜の眠りを振り返ることもあるそうです。
また、就寝前に食べすぎた日は眠りにくく感じることがあるなど、自分の体の感覚を丁寧に観察しています。
着心地のよいパジャマと柔らかなマットレス
寝室での過ごし方にも、石川さんならではの好みがあります。
眠るときには着心地のよいパジャマを選び、直接肌に触れる寝具についても肌触りを大切にしているそうです。
マットレスは比較的柔らかめが好みで、枕についても自分に合ったものを選ぶことを重視しています。
ロフテーの公式インタビューでは、同ブランドの枕を使用した経験にも触れており、使い始めた頃に翌朝の首の軽さを感じたという個人的な感想を語っています。
競技生活中は体を動かす時間が長かった石川さんにとって、寝具を選び、心地よい環境で眠る時間も大切な日常の一部だったのでしょう。
また、引退後には寝る前の軽いストレッチにも親しんでいると語っています。ランニングやピラティスのような運動に加え、自宅で自分のペースで体を動かす時間も楽しんでいます。
着心地のよいパジャマ、好みの寝具、軽いストレッチ。どれも日常に取り入れやすい習慣ですが、石川さん自身が長年の経験を通じて大切にしてきたところに魅力があります。
石川佳純さんの豆知識②|大切な人には手書きの手紙を
『文藝春秋』の取材では、石川さんが身近な人に自筆の手紙を贈るエピソードも紹介されています。マネージャーに手紙を渡すこともあるそうで、感謝の気持ちを言葉にして伝える誠実な人柄がうかがえます。
3.食生活と飲み物|白米・鍋料理・おにぎり・牛乳への愛情
白米・納豆・目玉焼き・みそ汁を楽しむ朝食
石川さんは昔からお米が大好きで、現役時代から食事を大切にしてきました。
朝食では白いご飯、納豆、目玉焼き、みそ汁など、親しみのある家庭料理を好んでいると語っています。
ご飯のお供には、故郷の山口県で親しまれている「しそわかめ」もお気に入り。おにぎりの具では鮭、昆布、明太子、ツナマヨなどの定番を好むそうです。
競技生活中から、肉や野菜、ご飯を組み合わせて食べることを意識してきた石川さん。引退後は日常の活動量に合わせて食事量にも目を向け、自分の生活に合った食べ方を大切にしています。
自炊をすることもありますが、忙しいときには惣菜を購入し、家で用意した料理と組み合わせています。
毎日の食事を楽しみながら、無理なく続けられる方法を選ぶ。その柔軟さも石川さんらしい食生活の特徴です。
好きな料理の一つが鍋料理。現役時代は大会前に緊張で胃の調子が気になることもあり、茹でた料理を選ぶことがあったそうです。
試合前には季節を問わず、約1週間にわたって鍋料理を食べ続けたこともありました。肉や野菜を一緒に楽しめる鍋料理は、引退後も好きなメニューとして親しんでいます。
焼き肉や茶碗蒸しなども好きな石川さん。現役時代の自己管理を大切にしながら、食事そのものを楽しむ姿勢が伝わってきます。
海外遠征に3合炊き炊飯器を持参した理由
石川さんのお米への愛情を象徴するのが、海外遠征での食事に関するエピソードです。
2026年10月14日に行われたJA全農の新米試食会・特別対談では、現役時代の海外遠征に3合炊きの海外用炊飯器を持参していたことを明かしました。
遠征先のホテルでもご飯を炊き、自分や家族が作ったおにぎりを食べて試合に備えていたそうです。
慣れ親しんだお米の味は、大切な試合の前に気持ちを落ち着ける存在でもありました。
本人は、おにぎりを食べることで安心感を得られたと振り返っています。海外という慣れない環境でも、いつもの味を楽しめることが心強かったのでしょう。
この習慣は引退後にも続いており、2026年10月のイベントでは、現在も緊張する仕事の前などにはおにぎりを食べると語っています。
同じイベントでは、新潟県産「新之助」、山口県産「きぬむすめ」、埼玉県産「彩のきずな」、福島県産「コシヒカリ」の4銘柄を試食しました。
食感や甘みの違いを楽しみながら、一つ選ぶなら、もちもちとした食感のコシヒカリが好みだと語っています。
世界各地でプレーをしてきた石川さんにとって、日本のお米は毎日の食事を超えて、競技生活の思い出にも深く結びつく存在です。
牛乳入りコーヒーと入浴後の牛乳
石川さんが日頃楽しんでいる飲み物の一つが牛乳です。
2024年のJA全農公式インタビューでは、子どもの頃は学校給食で牛乳を飲み、大人になってからもコーヒーに牛乳を入れて毎日飲んでいると語っています。
さらに、お風呂上がりにも牛乳を飲むことがあるそうです。
石川さんの祖父は牛乳屋さんだったため、幼少期から牛乳は身近な飲み物でした。
酪農家を訪問した際には、毎日牛の世話を続ける生産者の仕事に触れ、日頃飲んでいる牛乳への感謝を新たにしたといいます。
また、普段は持ち運び用の水筒を利用することもあると話しています。
食べられる分だけ購入したり、料理を作ったりして、食材を大切にすることも日常的に意識。食事の楽しさとともに、生産者や食材への感謝を持ち続けているのが印象的です。
石川佳純さんの豆知識③|料理も新しい挑戦の一つ
引退後は、競技生活中には時間を取りにくかった新しいことにも挑戦。2025年のテレビ出演では、中華料理を学んでいることも紹介されました。食べる楽しさに加え、自分で料理を作る時間も新しい経験になっています。
4.運動習慣|ランニング・ピラティス・ハーフマラソンへの挑戦
勝つための運動から、楽しむための運動へ
石川さんにとって、現役時代の運動は卓球の試合で勝つためのトレーニングでした。
長年にわたって厳しい練習を続け、多いときには一日10時間ほど体を動かしていたこともあったと語っています。
2023年の引退直後は、友人との旅行や家で過ごす時間を楽しみ、長年の競技生活とは違う自由な日々を過ごしていました。
そんななか、階段を上るときや駅まで急いで走るときに、現役時代とは異なる体力の感覚に気づいたそうです。
引退から数か月が経つ頃には自然と体を動かしたい気持ちが生まれ、朝のランニングを始めました。
2023年末頃の本人発言では、約20分のランニングを週3〜4回楽しんでいると話しています。
その後はピラティス、ウォーキング、キックボクシング、サイクリングなど、さまざまなスポーツにも挑戦しました。
友人とジムでエアロバイクをこぐこともあり、運動そのものだけでなく、人と一緒に過ごす時間も楽しんでいます。
長年、卓球のために体を鍛えてきた石川さんが、今度は自分の興味に合わせて新しい運動を選ぶ。そんな変化からも、引退後の充実した暮らしが伝わってきます。
現役時代の準備についても細かなこだわりがありました。2025年のYouTube動画では、選手時代に使用していたリュックの中から、肩用と脚用の筋トレバンド、テーピング、ラケット、シューズなどを紹介しています。
筋トレバンドは試合前の準備に使用していたそうです。また、競技中にコンタクトレンズが外れてしまうこともあったため、予備を持ち歩いていました。
約6年間使い続けたリュックには、世界の舞台で戦うための細やかな工夫が詰まっていたのです。
2026年、人生初のハーフマラソンを完走
2026年4月26日、石川さんは「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」に参加し、人生初のハーフマラソンを完走しました。
前年に5キロのランニングイベントへ参加したことが、新しい挑戦のきっかけになったそうです。
2026年の年明けから練習を始め、仕事が終わった後に友人と待ち合わせて走ることもありました。
練習にあたっては、オリンピック金メダリストの高橋尚子さんや池田美穂さんからもアドバイスを受けたと報告しています。
大会当日は沿道の声援や周囲のランナーとの励まし合いに支えられ、無事にゴール。完走後には充実感あふれる笑顔を見せました。
現役時代に走っていたのは、卓球で強くなるため。しかし今は、友人と楽しく体を動かす時間が日常の一部になったと語っています。
石川さんが現在のランニングで大切にしているのは、無理を重ねず、楽しみながら続けることです。
オリンピックメダリストとして多くの栄光を経験した石川さんが、新しい競技では一人の挑戦者として喜びを感じる。その姿は、現役引退後の新しい魅力を象徴しています。
石川佳純さんの豆知識④|ニセコで初めてのスキー体験
2025年には北海道のニセコでスキーにも初挑戦。想像以上の難しさに驚きながらも、指導を受けて少しずつ滑れるようになりました。長年体育館で過ごしてきた石川さんにとって、雪山の自然やスピードを楽しむ時間は新鮮な経験だったようです。
5.メンタルケアと休息|世界と戦い続けた石川佳純の心の強さ
25歳で迎えた転機とプレースタイルの変化
石川さんは10代の頃から日本女子卓球界を代表する選手として活躍してきました。
しかし20代になると、平野美宇選手、伊藤美誠選手、早田ひな選手ら若い世代が次々と台頭。追いかける立場から、追いかけられる立場へと変わりました。
2026年9月に公開されたセイコーのインタビューでは、25歳頃に経験した競技人生の大きな転換点について語っています。
卓球の戦術が進化するなかで、長年磨いてきた自分のプレースタイルを見直す必要が生まれました。
積み重ねてきた技術を大切にしながら、新しい考え方や動きを取り入れる。その決断には大きな勇気が必要だったそうです。
2019年の東京オリンピック代表選考でも厳しい争いを経験しましたが、最後まで挑戦を続け、代表の座をつかみました。
東京大会では女子団体のキャプテンとしてチームを支え、銀メダルを獲得しています。
順調な時期だけでなく、変化を求められた時期にも自分自身と向き合ってきたことが、石川さんの大きな強みだったのでしょう。
2026年の同インタビューでは、2016年リオデジャネイロオリンピックでの悔しい敗戦についても振り返っています。
当時の自分は持てる力を出し尽くしたと考え、時間を経て、その試合にも自分なりの納得を得られるようになったそうです。
一球一球に集中し、その場でできることをやり切る。長い競技生活のなかで培った姿勢は、引退後の仕事や新しい挑戦にもつながっています。
休息を大切にしながら、自分らしく前へ進む
現役時代の石川さんは、厳しい練習や大会の後には、家でゆっくり眠ったり、おいしいものを食べたりして過ごすことが多かったそうです。
勝敗に真剣に向き合ってきたからこそ、悔しい試合の後には深く落ち込むこともありました。
それでも、気持ちを受け止めながら次の目標へ向かい、長年にわたって世界の舞台で戦い続けました。
引退後は映画鑑賞やスポーツ観戦、友人との旅行など、自分の好きなことを楽しむ時間が増えています。
2023年の本人寄稿では、競技中心の生活から離れたことで、以前の自分がどれほどプレッシャーと向き合っていたのかをあらためて感じたと語っています。
現在は大切な仕事に臨むときにも、現役時代から親しんできた食べ物などを取り入れながら、自分らしいペースを大切にしています。
2026年のインタビューでは、今が人生で最も楽しいと感じられるほど、毎日が充実していることも語りました。
世界の頂点を目指していた頃の真剣さと、今を楽しむ柔軟さ。両方を大切にしているところに、石川さんらしい心の強さが感じられます。
石川佳純さんの豆知識⑤|大好きなテニス選手を前に思わぬ失敗
2025年のテニス・ジャパンオープンでは、大ファンのカルロス・アルカラス選手の試合前にコイントスを担当。緊張からコインを投げるタイミングを間違えてしまったというエピソードを、後に笑顔で振り返りました。世界で戦ってきた石川さんにも、憧れの選手を前に緊張する瞬間があるようです。
6.家族と幼少期|卓球一家で育った石川佳純の原点
両親と妹に支えられて始まった卓球人生
石川佳純さんは、山口県の卓球一家に生まれました。
父の公久さん、母の久美さんはともに卓球経験者で、妹の梨良さんも卓球に取り組んできました。
両親が卓球をする姿を身近で見ながら育った石川さんは、7歳で卓球を始めました。
幼少期にはバレエ、水泳、ピアノなどにも親しんでいましたが、そのなかで最も夢中になったのが卓球でした。
小学2年生で全国大会のバンビの部を制すると、家族は石川さんが練習に集中できるよう、自宅に卓球場を設けました。
1階が卓球場、2階が住居という特別な環境を整えたのです。
当時から将来の成功が決まっていたわけではありませんが、家族は石川さん自身が選んだ道を支えました。
父親の公久さんも、卓球を始めたのは本人の希望だったと振り返っています。
こうした家族の信頼と応援が、長い競技人生の土台になりました。
12歳で大阪へ進み、自分で人生を選ぶ
石川さんにとって大きな転機となったのが、小学6年生の頃の進路選択でした。
さらに強くなるため、故郷の山口県を離れ、大阪の四天王寺羽曳丘中学校へ進むことを決断したのです。
親元を離れた生活では、卓球の練習に加え、自分の生活にも向き合う毎日が始まりました。
2026年9月のセイコーのインタビューでは、この頃の決断が人生を大きく変えた出来事だったと振り返っています。
幼い頃から高い目標を掲げ、環境を変えて挑戦する道を選んだ石川さん。その経験は、後の国際大会や長い海外遠征にもつながっていきました。
東京オリンピックの代表争いなど、競技人生で苦しい時期にも、家族は石川さんを支え続けました。
母の久美さんは幼少期から卓球を教え、妹の梨良さんも競技経験者として姉を応援。2019年には海外遠征に帯同するなど、家族の結びつきが伝わる出来事もありました。
オリンピック3大会でメダルを獲得するまでの長い道のりには、石川さん自身の努力とともに、家族の変わらない支えがありました。
石川佳純さんの豆知識⑥|若い頃の海外遠征では一つのベッドに3人で
長年世界各地を転戦してきた石川さん。2026年のインタビューでは、若い頃の海外遠征で移動が予定どおりに進まなかったり、宿泊先で一つのベッドを3人で使ったりした経験も振り返っています。華やかな国際大会の裏側には、思いがけない出来事に対応するたくましい日常がありました。
7.結婚観と趣味|ゴルフ・音楽・読書を楽しむ自然体の素顔
2025年に語った結婚観と理想のパートナー
石川さんは2025年12月1日放送のフジテレビ系『ぽかぽか』で、引退後の生活や結婚観について率直に語っています。
現役時代は海外遠征と練習を中心とした毎日で、長年にわたって卓球に多くの時間を注いできました。
番組では結婚への思いを前向きに語り、3年以内の結婚を目標として挙げました。
理想のパートナーには、一緒に運動を楽しめるスポーツ好きな人、穏やかでユーモアのある人を挙げています。
石川さん自身はおしゃべりな性格だそうで、会話のキャッチボールを楽しめる相手にも魅力を感じると語っていました。
2025年当時の本人発言からは、引退後の人生で新しい生活や家庭についても前向きに考えている様子が伝わってきます。
特に楽しんでいるスポーツの一つがゴルフです。お正月やゴールデンウイークには家族とラウンドすることもあるそうです。
番組では理想のデートとして、車で音楽を聴きながらゴルフ場へ向かい、一緒に18ホールを回った後、カツ丼を食べるというプランを紹介しました。
世界の舞台で見せていた真剣な表情とは違う、明るく親しみやすい石川さんの素顔が感じられるエピソードです。
ヘッドフォン・好きな音楽・読書と旅行
石川さんは音楽を聴くことも好きで、2025年のYouTube動画では毎日のように使用しているヘッドフォンを紹介しました。
新幹線や飛行機での移動中に音楽を楽しむことが多く、当時はバンド「礼賛」や松浦亜弥さんの楽曲を聴いていると語っています。
読書も好きで、中学生の頃から東野圭吾さんの小説に親しんできました。
引退後は映画鑑賞、ショッピング、友人との旅行など、興味のあることを楽しむ時間が増えています。
競技生活中にも世界各地を訪れていましたが、遠征先では試合への準備が中心でした。現在は各地の街並みや歴史、おいしい料理に触れることも楽しんでいます。
2025年にはスキーにも初挑戦するなど、さまざまな経験を重ねています。
仕事を通じて日本全国を巡りながら、スポーツ以外の文化や食にも関心を広げてきました。
卓球という一つの道を長年極めてきた石川さんが、引退後は新しい世界に次々と触れていく。その姿からは、もともと持っていた好奇心の豊かさが感じられます。
石川佳純さんの豆知識⑦|今、挑戦しているのはボールペン字
2026年9月のセイコーのインタビューでは、現在挑戦していることとしてボールペン字の練習を挙げました。字をきれいに書けるようになりたいという思いから、講座を利用して練習しているそうです。世界の頂点を経験した後も、小さな目標を持ち続ける姿勢が印象的です。
8.引退後の活動|全国サンクスツアーと2026年の新しい挑戦
2023年5月に現役引退を発表した石川さんは、長年応援してくれた人々へ感謝を伝える活動にも取り組んできました。
代表的な取り組みが、2022年に始まった「石川佳純47都道府県サンクスツアー」です。
全国各地で子どもたちと卓球を楽しみ、自分自身の経験やスポーツの魅力を伝える活動として続けられ、2025年12月には47都道府県すべてを巡り終えたことが公式サイトで報告されました。
子どもの頃から卓球を通じて多くの人に支えられてきた石川さん。今度は自分自身が、次の世代へ競技の楽しさを伝える立場になっています。
引退後はスポーツを伝える仕事にも活動の幅を広げました。
2024年のパリオリンピックではフジテレビ系のスペシャルキャスターを務め、世界の大舞台に挑む選手たちの姿を伝えました。
2026年には冬季オリンピックやアジア大会に関わる仕事など、卓球以外のスポーツとの接点も増えています。
競技者として長年世界と戦ってきた経験は、選手たちの緊張や努力、試合に向けた思いを理解するうえでも大切な財産となっています。
また、JA全農のオフィシャルアンバサダーとして、日本の食や農業の魅力を伝える活動にも取り組んでいます。
2026年10月14日には、新米の試食会と生産者との特別対談に参加。日本各地のお米を味わい、海外遠征中の食事について語りながら、食への思いを伝えました。
現役時代から大切にしてきたお米や食生活が、引退後の新しい仕事にもつながっているところが印象的です。
さらに、2026年には人生初のハーフマラソンを完走するなど、自分自身も新しい挑戦を楽しみ続けています。
競技生活中は一つの目標に向かって努力を重ねてきた石川さんですが、今はスポーツ、食、文化、趣味など、さまざまな分野へ関心を広げています。
長年培った自己管理への意識を大切にしながら、自由な時間や新しい経験も楽しむ。現在の石川さんの充実したライフスタイルには、そんな柔軟な姿勢が表れています。
石川佳純さんの豆知識⑧|世界のトップ選手から一人のスポーツファンへ
現役時代は自分も選手として試合に臨み、競技者の視点でスポーツを見ていた石川さん。引退後はテニス、バスケットボール、バレーボールなど、さまざまな競技を観客として楽しむようになりました。応援する立場でスポーツの魅力を再発見しています。
まとめ|石川佳純が大切にする自然体の美容・健康習慣
石川佳純さんの美容法や健康習慣を詳しく調べていくと、世界の第一線で培った自己管理と、引退後に見つけた自由な生活の楽しさが自然につながっていることがわかります。
規則正しい睡眠を大切にし、着心地のよいパジャマや寝具を選び、朝起きたときの体の感覚に耳を傾けること。
2024年には頭皮マッサージやスカルプケアアイテムについて自身の言葉で紹介し、ラベンダーの香りや心地よい使用感を楽しむ様子も見せてくれました。
白米、納豆、みそ汁、鍋料理など好きな食事を楽しみ、牛乳入りコーヒーやお風呂上がりの牛乳にも親しむこと。
海外遠征にまで炊飯器を持参していたお米への愛情からも、日々の食事をどれほど大切にしてきたかが伝わってきます。
そして、かつては勝利を目指すための厳しいトレーニングだったランニングを、今では友人と楽しむ運動へと変えてきました。
2026年には人生初のハーフマラソンを完走し、新しいスポーツに挑戦する喜びも味わっています。
卓球一家に生まれ、幼い頃から夢を追い、世界の頂点を目指して努力を重ねてきた石川さん。その競技人生には、家族の支え、厳しい代表争い、自分のプレースタイルを変える決断など、数多くの経験がありました。
現在はそうした経験を生かしながら、スポーツを伝える仕事や、ゴルフ、旅行、音楽、読書、新しい学びにも積極的に取り組んでいます。
自分の体と向き合い、心地よい生活習慣を続けながら、新しいことを楽しむ。
石川佳純さんの自然体の美しさと健康的なライフスタイルには、そんな自分らしい生き方が表れています。
これからも新しい挑戦を続ける石川佳純さんが、どのような魅力を見せてくれるのか楽しみですね。
参考情報