「パワー!」「ヤー!」の掛け声と、白いタンクトップからのぞく鍛え上げられた筋肉。なかやまきんに君は、日本で最も広く知られる“筋肉キャラクター”の一人です。
その歩みをたどると、筋肉を軸に、お笑い、スポーツ、学び、ボディビル、YouTube、商品開発、健康発信まで活動を広げてきた人物像が見えてきます。
2000年にNSC大阪校22期生から芸人としてデビュー。吉本新喜劇やスポーツ番組などで存在感を高め、2006年には『筋肉番付 スポーツマンNo.1決定戦』で大会4連覇を達成しました。
同じ2006年からはアメリカ・ロサンゼルスへ「筋肉留学」。サンタモニカ・カレッジへ進み、運動生理学、解剖学、栄養学などを英語で学び、通常約2年半かかる単位を約1年半で取得。卒業時のGPAは3.34だったことを公式プロフィールで明かしています。
帰国後は芸能活動とともにボディビル競技へ本格的に挑戦。2021年に東京ノービスボディビル選手権75kg超級で優勝し、2022年には米国マッスルビーチインターナショナルクラシックのメンズマスターズ40歳部門でも優勝しました。
2021年末には吉本興業を退所して独立。現在はお笑いタレント、ボディビルダー、YouTubeでの情報発信を軸に、オンラインフィットネス、プロテインや食品開発、アパレル、ドラマ主演などへ仕事を広げています。
そして、なかやまきんに君の体づくりで特に興味深いのが、トレーニング、食事、睡眠、休養、仕事の組み立て、スキンケアまで、一日の生活全体をコンディションづくりにつなげていることです。
2026年現在は48歳。高校3年生で筋トレを始めてから約30年が経った今も、高い頻度でウエートトレーニングを続け、自分にはまだ変化する余地があると考えています。
なかやまきんに君の筋トレ、腹筋、胸・背中・脚・腕・肩のトレーニング、体型維持、ボディビル、食事、鶏むね肉、卵、プロテイン、睡眠、休養、スキンケア、筋肉留学、そして約30年間続けられた理由まで。筋肉とともに歩んできた人生を詳しく見ていきましょう。
なかやまきんに君のプロフィール
生年月日:1978年9月17日
出身:福岡県
職業:お笑いタレント・ボディビルダー・YouTubeクリエイター
デビュー:2000年、NSC大阪校22期生から芸人として活動開始
主な活動:テレビ、YouTube「ザ・きんにくTV」、オンラインフィットネス、ボディビル、プロテイン・食品・アパレル開発など
主な競技・受賞歴:2003年ABCお笑い新人グランプリ審査員特別賞、2006年『スポーツマンNo.1決定戦』大会4連覇、2021年東京ノービスボディビル選手権75kg超級優勝、2022年マッスルビーチインターナショナルクラシック・メンズマスターズ40歳部門優勝、日本マスターズ男子ボディビル40歳以上級6位
筋肉留学:2006年から2011年まで米国ロサンゼルスへ。サンタモニカ・カレッジで運動生理学・解剖学・栄養学などを学び卒業
独立:2021年末に吉本興業を退所
代表的なギャグ:「パワー!」「ヤー!」
俳優活動:ドラマ『筋トレサラリーマン 中山筋太郎』シリーズ主演
現在:筋トレ・健康情報の発信に加え、テレビ、YouTube、ボディビル、食品・プロテイン開発、オンラインフィットネスなど幅広く活動
なかやまきんに君の歩み|17歳で筋トレ開始、芸人、筋肉留学、ボディビル優勝まで
なかやまきんに君と筋肉の関係は、芸人になる前から始まっています。
中学生時代はバスケットボール部に所属。
高校3年生で部活動を引退した時、「急に運動をしなくなるのは嫌だ」と感じ、自宅から自転車で約30分かかる隣町のボディビルジムへ通い始めました。
当初は「少し筋肉がついたらかっこいい」という気持ちからのスタートだったそうです。
ところが、先週持ち上げられなかった重量が次の週には上がる。
努力した分だけ数字と体に小さな変化が生まれることが楽しくなり、筋トレそのものへ夢中になっていきました。
💡最初は「ここまでムキムキにはなりたくない」と思っていた
初めて通ったのは本格的なボディビルジム。壁に貼られたボディビルダーのポスターを見て、「ここまでムキムキにはなりたくないな」と感じていたそうです。それから約30年。現在は、自分自身が日本を代表する筋肉キャラクターになりました。
健康への興味は、小学生の頃から始まっていた
筋トレを始める前から、食べ物や健康への関心はかなり高かったようです。
公式プロフィールによると、小学校低学年の頃には、食卓を見て母親へ「今日のご飯に野菜はある?」と尋ねるのが日課。
10歳頃には家庭科の授業で食品について学んだことをきっかけに、商品の裏面表示を見る習慣がつきました。
中学生では自分のお金で青汁を買い、毎日飲んでいた時期も。友人と一緒に初めてプロテインを飲んだのもこの頃です。
💡小学生で食品表示、中学生で青汁とプロテイン
現在の食生活は、子どもの頃から続く食や健康への関心を土台にしています。小学生で食品表示を見る習慣が生まれ、中学生では自分で青汁を買うほどの健康少年でした。
NSC時代には「短パン・タンクトップ・鞄にプロテイン」
高校卒業後は芸人を目指して大阪へ進み、NSC大阪校22期生としてお笑いを学びました。
大勢の芸人志望者の中で自分を覚えてもらうため、授業中から短パンとタンクトップ姿。鞄にはプロテインを入れていたそうです。
さらにアルバイト先のジムでトレーニング指導について学び、給料の約3分の2をプロテインに使っていた時期も公式プロフィールで紹介されています。
このスタイルが先輩芸人の目に留まり、イベントやテレビ出演へとつながっていきました。
💡芸人になる前から、ほぼ現在のスタイルだった
NSC時代から「短パン+タンクトップ+プロテイン」。現在のなかやまきんに君を象徴する姿は、本人の日常と筋肉への興味から自然に形になっていきました。
2000年にデビューすると、筋肉を使ったネタやスポーツ番組で注目を集めます。
2006年には『スポーツマンNo.1決定戦』で大会4連覇を達成。
仕事が広がっていたその時期に、本人が選んだ大きな挑戦がアメリカへの筋肉留学でした。
憧れのロサンゼルスへ。そして大学で筋肉を学ぶ
17歳で筋トレを始めた頃から憧れていたアメリカのボディビル文化を実際に体験したい。
さらにハリウッド作品へ出演する夢も持ち、2006年からロサンゼルスへ渡りました。
オーディションへ参加し、合格したものもあったものの、学生ビザでの滞在だったため、サンタモニカ・カレッジへ進学します。
そこで学んだのが、運動生理学、解剖学、栄養学などです。
授業も教科書も英語。本人によると、最初は教科書1ページを読むだけで約1時間かかるほど苦労したそうです。
深夜まで勉強し、早朝に起きて学校へ向かう日々を送りながら単位を積み重ね、通常約2年半かかる単位を約1年半で取得。卒業時のGPAは3.34でした。
💡「筋肉留学」なのに、勉強で筋肉が小さくなった
アメリカでは英語での大学生活へ多くの時間を使い、深夜まで勉強する日々。帰国時には以前より体が細くなり、「筋肉留学なのに痩せた」といじられることになりました。一方で、そこで学んだ運動生理学・解剖学・栄養学は、その後の情報発信や商品開発へつながっています。
帰国後は芸能活動を続けながら、ボディビル競技にも本格的に取り組みました。
2015年から挑戦してきた東京ノービスボディビル選手権では、2021年に75kg超級で優勝。6年越しで目標を達成します。
翌2022年には、筋トレを始めた頃から憧れていた米国ベニスビーチのマッスルビーチインターナショナルクラシックへ15年ぶりに出場。
メンズマスターズ40歳部門で優勝し、長年思い描いていた場所で大きな節目を迎えました。
なかやまきんに君の筋トレ・体型維持|週6〜7回、約30年続けるトレーニング習慣
なかやまきんに君の記事で最も深く見ておきたいのが、約30年間続いているトレーニングです。
2025年のインタビューでは、現在も週6〜7回ほどジムへ行き、1回約1時間半のウエートトレーニングを行っていると話しています。
その日ごとに胸、背中、脚、腕、肩などを分け、一つの部位を鍛えた後は別の部位へ移る「分割法」が中心です。
こうすることで高い頻度でトレーニングを続けながら、それぞれの部位が休める時間も確保しています。
トレーニング内容に合わせて、ジムの店舗まで使い分ける
以前のインタビューでは、ジムの店舗ごとに置かれているマシンが違うため、「今日はこの種目をしたい」という目的に合わせて店舗そのものを選ぶこともあると話しています。
ジムへ自転車で20〜30分ほどかけて移動し、その時間を体を動かす準備として使うことも。
到着後には動的ストレッチなどを行ってから、本格的なウエートトレーニングへ進みます。
💡「今日は胸だから、このジム」まで選ぶ
なかやまきんに君は、マシンの種類や自分との相性も確認しながら、鍛える部位に合わせてジムを使い分けることがあります。約30年続けてきたからこそ、自分の体に合う環境まで細かく把握しています。
重量に加えて、フォーム・可動域・動作速度を大切にする
本人の公式ブログでは、トレーニングで最初に大切にしているテーマとして「できるだけケガをしない」ことを挙げています。
理由は明快です。
70歳、80歳になってもトレーニングを続けたいから。
そのため、反動を抑えたフォーム、十分な可動域、筋肉が伸びる局面をゆっくり動かすこと、収縮した位置で一度動きを止めることなどを本人のトレーニングで意識しています。
また、内容に少しずつ変化をつけながら、自分の体の感覚を確かめています。
💡目標は「70歳、80歳でも筋トレ」
48歳の現在だけを仕上げるのではなく、なかやまきんに君が見ているのはさらに先。長くトレーニングを続けたいからこそ、重量と同じくらいフォームやケガを避けることを大切にしています。
約30年続く理由は「小さな変化が楽しい」から
筋トレを始めた高校時代から、本人が楽しさとして挙げているのは、自分の変化が分かることです。
前回持ち上がらなかった重量が持ち上がる。
フォームが少し安定する。
筋肉の使い方が以前より分かる。
一つずつ目標を設定し、達成したら次へ進む。その積み重ねは現在まで続いています。
なかやまきんに君は、この経験から「筋トレは人生の教科書」という言葉も使っています。
筋肉を鍛える中で身につけた「目標を持つ」「継続する」「小さな達成を積み重ねる」という考え方が、新しい仕事や挑戦へ向かう時にもつながっているそうです。
💡本人にとって「筋トレは人生の教科書」
約30年間の筋トレから、筋肉の作り方に加えて、目標を立て、小さな変化を確認し、達成したら次へ進む考え方も学んできました。その積み重ねを、仕事や新しい挑戦にも生かしていると話しています。
一般向けには、始めやすさと続けやすさを重視
本人自身は高い頻度で本格的なトレーニングを続けていますが、YouTubeでは、自宅で短時間にできる運動、座ってできるメニュー、初心者向けの運動なども数多く紹介しています。
筋肉を大きくする本格的なトレーニングから、まず体を動かしたい人向けの簡単なメニューまで入口を広く作っていることも、現在の情報発信の特徴です。
なかやまきんに君の食事・プロテイン|朝食は約14年同じ、7割の定番と3割の楽しみ
なかやまきんに君の食生活は、トレーニングと同じくらい長期間の継続が特徴です。
2026年6月のテレビ出演では、年間を通して食事の約7割がほぼ同じ内容だと明かしています。
ボディビル大会前の調整期には、その割合が9割から9割5分ほどまで高まるそうです。
さらに朝食は、多少のアレンジを加えながらも約14年間ほぼ同じ内容を続けています。
朝食は鶏むね肉、野菜、果物
代表的な朝食は、ゆでた鶏むね肉と野菜です。
野菜はオクラ、ゴーヤ、アスパラガス、にんじんなどを季節に応じて変え、果物を加えることもあります。
そこへブドウ酢、ブルーベリー酢、りんご酢などの酢と塩を加えて食べるのが現在のスタイルです。
以前から本人の公式サイトでも、鶏むね肉、オクラ、ブロッコリー、トマト、ゴーヤ、アスパラガスなどを定番食材として紹介してきました。
💡朝食は約14年間、ほぼ同じ
自分の生活に合うと感じた食材を長く続けている、なかやまきんに君。2026年にも「今日ももちろん食べてきた」と話すほど、朝食は日常の定番になっています。
約3時間ごとに食べ、ゆで卵は1日5個ほどの日も
2026年には、お腹が空くため約3時間ごとに食事を取ることが多いとも話しています。
朝食後にはゆで卵を食べ、1日5個ほどになる日もあります。
昼にはサーモンの刺身、納豆、めかぶなどを組み合わせることも。
白米やそばなども取り入れており、鶏むね肉、魚、卵、大豆食品など複数の食材を日々の食事へ組み合わせています。
7割を整え、残り3割には楽しみを持たせる
年間の約7割は自分の定番メニューを食べる一方、残りの約3割には外食や、いただいたもの、パスタ、唐揚げ、とんかつなどが入ることもあります。
日々の軸をしっかり作った上で、人との食事や好きなものを楽しむ時間も持つ。
この余白があることで、長期間続けている食生活にも本人らしい柔軟さが見えてきます。
プロテインを開発する本人が伝えるのは「まず食事」
なかやまきんに君は、自らプロテイン商品を開発しています。
その本人がインタビューで伝えているのが、「本当に必要かをまず考える」という姿勢です。
基本となるのは日々の食事。
その上で、自分の食生活や目的を確認し、必要に応じてプロテインを取り入れるという考えです。
💡プロテインを開発していても「まずは食事」
プロテイン歴も非常に長いなかやまきんに君ですが、食生活の土台には毎日の食事を置いています。自分の食事内容や生活を確認した上で、必要に応じて補助的に取り入れるという考えです。
なお、なかやまきんに君本人はトレーニング量や筋肉量、競技目的が一般的な生活とは大きく異なります。
鶏むね肉の量、卵の個数、食事回数、プロテインの利用などは、本人自身の体づくりに合わせた習慣として見ることが大切です。
睡眠・休養・生活リズム|トレーニング・食事と一緒に考える体づくり
なかやまきんに君が長年大切にしているのが、「トレーニング・食事・休養」を一つにつなげて考えることです。
ジムにいる時間に加えて、何を食べ、いつ休み、どう一日を組み立てるかまで含めて本人の生活が作られています。
ある一日は、0時就寝・7時起床
2024年に公開された本人のある日のスケジュールでは、0時から7時まで睡眠。
7時に起床し、食事やプロテイン、散歩を行い、午前中にはスタッフとのミーティング。
その後、約2時間のトレーニングへ進み、昼食、YouTube撮影・編集、商品打ち合わせ、テレビ収録、取材、オンラインフィットネス、衣装合わせなどが続き、22時頃帰宅、24時頃就寝という流れでした。
独立後は筋トレとともに、動画制作、商品企画、スタッフとの打ち合わせなども一日の中へ組み込まれています。
現在大切にする「5つのシンプルな生活習慣」
2025年のインタビューでは、普段の生活で意識しているシンプルな習慣として、「よく噛む」「体を冷やさない」「よく寝る」「運動する」「ストレスをためない」という5つを挙げています。
約30年のトレーニング歴を持ち、アメリカでは運動生理学や解剖学、栄養学まで学んできた本人が、現在あらためて大切にしているのは、毎日の中で続けられる基本的な習慣です。
高度なトレーニングとともに、食べ方、睡眠、体を動かすこと、気持ちの整え方という日常の積み重ねにも目を向けています。
筋肉留学時代の短い睡眠と、現在の休養意識
アメリカ留学中には、英語での授業や勉強に追われ、深夜3時頃まで机に向かい、朝6時に起きる時期もありました。
当時は勉強へ多くの時間を使い、帰国時には体が以前より細くなったと本人も振り返っています。
現在はトレーニング、食事、休養をそろえて考えるスタイルを大切にしており、長く続けるための睡眠も生活の一部になっています。
ストレス解消法は「昔の自分のYouTubeを見る」
なかやまきんに君らしいのが、2025年に明かした最近のストレス解消法です。
見るのは、2〜3年前に自分が公開したYouTube動画。
動画タイトルは覚えていても、当時何を話したかまでは細かく覚えていないため、「自分なら次はこう言うかな」「そろそろこのギャグかな」と予想しながら見るそうです。
そして昔の自分が予想通りの言葉やギャグを繰り出すと、それがちょっとした楽しみになるのだとか。
自分自身をクイズのように楽しむ、かなり独特なリラックスタイムです。
仕事が少なかった時期にも、筋トレが一日の軸になった
筋肉留学から帰国した直後には、以前より体が細くなり、仕事が大きく減った時期がありました。
ゴールデンウィークが17連休になった年もあったと振り返っています。
その時期にも、筋トレは続けました。
一日の終わりに「今日もトレーニングをやった」と思えることが、自分の中で一つの達成になったそうです。
💡ゴールデンウィーク17連休でも、筋トレは日常の軸
帰国後に仕事が少なくなった時期も、トレーニングは継続。「今日もやることをやった」と思える時間が、生活のリズムを支える大切な存在になっていました。
こうした経験も、「筋トレは人生の教科書」という現在の考えにつながっています。
体を鍛える時間が、生活のリズム、自分との約束、そして新しい挑戦へ向かう力の一つになってきました。
なかやまきんに君のスキンケア・紫外線対策|化粧水・乳液・UVケアも日常習慣
なかやまきんに君の記事では筋肉や食生活が注目されやすい一方、本人は肌のケアについても具体的に話しています。
普段意識しているのは、乾燥、紫外線、摩擦など、日常の基本的な肌ケアです。
2021年には、顔は洗顔後に化粧水を使い、夏場には帽子やUVクリームを取り入れていると説明しました。
2025年のインタビューでも、普段の肌について化粧水や乳液を使っていると話しており、シンプルなケアを日常の中で続けています。
食事や運動を長年続けているのと同じように、スキンケアも生活の中へ自然に組み込まれています。
長年の「パワー!」で、顔までよく動く?
2025年のTarzanでは、顔の表情がよく動くことについても、なかやまきんに君らしい話が出ています。
デビュー以来、「パワー!」や「ハッ!」など、顔全体を大きく使うギャグを長年続けてきた本人。
その経験に触れながら、自分は顔の筋肉もよく使ってきたのかもしれないと、笑いを交えて話していました。
美容のために始めた習慣という話ではありませんが、25年以上続けてきた芸風と表情の豊かさがつながる、本人らしい小さなエピソードです。
日常の紫外線対策と、ボディビル競技の日焼けを使い分ける
普段は紫外線を意識して帽子やUVクリームを利用しています。
一方、ボディビル競技では筋肉の陰影や輪郭をステージ上で見せるため、競技準備として肌を焼く時期があります。
日常生活と競技では目的が違うため、その時々に合わせて肌との向き合い方も変えています。
💡タンクトップのイメージが強くても、普段はUVケア
一年を通して肌を出しているイメージの強いなかやまきんに君ですが、普段は帽子やUVクリームも使用。競技へ向けて肌を焼く時期と、通常の生活でのケアを目的に合わせて分けています。
なかやまきんに君にとって、体そのものが仕事や競技で見せる表現の一部です。
筋肉のサイズ、体のシルエット、ポージング、肌の見え方まで含めてコンディションを考えると、スキンケアも本人の体づくりの一面として見ることができます。
現在のなかやまきんに君|独立、YouTube、商品開発、健康発信へ広がる「筋肉」の仕事
2021年末、なかやまきんに君は長年所属した吉本興業を退所し、独立しました。
その後は、長年積み重ねてきた「筋肉」という軸を、自分自身の活動としてさらに広げています。
YouTube「ザ・きんにくTV」では、本格的なウエートトレーニングから、短時間でできる初心者向け運動まで幅広く発信。
公式プロフィールによると、動画制作についても編集教室へ通って学び、企画・撮影・編集へ自ら関わってきました。
さらに、筋肉留学で学んだ知識や長年の食生活をもとに、自分が実際に口にしたいと思えるプロテインや食品を開発。
オンラインフィットネス、アパレルなどへも活動を広げています。
2025年度には厚生労働省の健康啓発活動へ
2025年度には、厚生労働省の「スマート・ライフ・プロジェクト」オフィシャルアンバサダーを務めました。
同プロジェクトは、運動、食生活、睡眠、禁煙、健診・検診など、日々の健康づくりについて情報を発信する国民運動です。
芸人として広く知られるようになった筋肉のキャラクターが、長年のトレーニングや情報発信を経て、健康的な生活習慣を伝える公的な啓発活動にもつながりました。
「筋肉」そのものがドラマの主人公へ
2023年からは、本人主演のドラマ『筋トレサラリーマン 中山筋太郎』シリーズも制作されました。
仕事中も筋肉のことを考え、トレーニング時間を確保できるか葛藤する会社員・中山筋太郎を演じています。
実際のドラマ撮影でも、一つのシーンに時間がかかり、普段のトレーニングや食事時間を取りにくくなることがあったそうです。
その時に感じた焦りを、筋トレへ行けず悩む主人公の気持ちへ重ねたと本人は話しています。
シリーズの撮影に向けて体を調整し、スーツ姿でも鍛えたシルエットが伝わるよう準備したことも明かしています。
💡ドラマ撮影で筋トレへ行けない焦りまで、演技へ
『筋トレサラリーマン 中山筋太郎』では、主人公が仕事と筋トレの間で葛藤します。実際の撮影中も本人は普段通りのトレーニング時間を確保しにくく、その感覚を役へ重ねたと語っています。
17歳で始めた筋トレが、人生の仕事へ広がった
高校3年生で始めた筋トレは、芸人として自分を覚えてもらう個性になり、アメリカで専門分野を学ぶきっかけになり、ボディビル競技の目標にもなりました。
その経験をYouTubeで伝え、自分で使いたい食品を作り、初心者でも体を動かせるオンラインフィットネスへ広げる。
2026年現在も、高い頻度でトレーニングを続けながら、食事、休養、スキンケア、仕事まで含めて自分の生活を組み立てています。
なかやまきんに君の美容と健康習慣から見えてくる大きなテーマは、「続けられることを積み重ねる強さ」です。
朝食を約14年続け、筋トレを約30年続けても、本人は現在も小さな変化や新しい目標を楽しんでいます。
さらに70歳、80歳になってもトレーニングを続けたいという未来まで見据えています。
筋肉を起点に、芸、学び、競技、食事、休養、美容、仕事、健康発信へ人生を広げてきたところに、なかやまきんに君という人物の一番面白い魅力があるのかもしれません。