痛風とは?原因・症状・尿酸値から食事・運動など生活習慣のポイントまで解説

痛風とは?原因・症状・尿酸値から食事・運動など生活習慣のポイントまで解説

OBARASOTARO

「痛風」と聞くと、どんなイメージが浮かぶでしょうか。

「足の親指が突然ものすごく痛くなる」「ビールやプリン体に気をつける病気」といった印象を持っている方も多いかもしれません。

たしかに、足の親指の付け根に突然強い痛みが起こるのは、痛風の代表的な症状です。しかし、痛風は単純に「ビールを飲みすぎたから」「プリン体の多い食品を食べたから」というだけで起こる病気ではありません。

その背景には、体の中でつくられる「尿酸」と、体外へ排出される尿酸のバランスが関係しています。

さらに、体格、飲酒習慣、食生活、腎臓の働き、遺伝的な体質、一部の医薬品など、さまざまな要因が尿酸値に関係します。

この記事では、痛風とはどのような病気なのか、尿酸値が高くなる仕組み、高尿酸血症との違い、痛風発作の症状や起こりやすい場所、検査・治療から、毎日の食事やお酒、水分、運動などの生活習慣まで、痛風について知っておきたい基礎知識を順番に分かりやすく紹介します。

目次

痛風とは?尿酸と発作の仕組み

痛風は、体内に増えた尿酸からできる尿酸塩の結晶が関節などにたまり、強い炎症を起こす病気です。

痛風を理解するために、まず知っておきたいのが「尿酸」です。

尿酸は、体内の細胞や食品などに含まれるプリン体が分解されたときにできる物質です。

尿酸という名前から「尿の中にだけあるもの」のように感じますが、尿酸は血液の中にも存在しています。体内でつくられた尿酸は血液中を移動し、主に腎臓を通って尿として体外へ排出されます。また、一部は腸管からも排出されます。

通常は、尿酸がつくられる量と体外へ排出される量のバランスが保たれています。

しかし、このバランスが崩れて血液中の尿酸が多い状態が続くと、尿酸が溶けきれなくなり、尿酸塩結晶として関節などに沈着することがあります。

そして、関節内にたまった結晶に対して体の免疫反応が起こると、急激な炎症と強い痛みが現れます。これがいわゆる「痛風発作」です。

痛風が起こるまでの流れ

1.体内で尿酸がつくられる
プリン体が分解される過程などで尿酸ができます

2.尿酸の産生と排出のバランスが崩れる
尿酸が増えたり、体外へ排出されにくくなったりします

3.尿酸値が高い状態が続く
血液中に溶けていられない尿酸が結晶化しやすくなります

4.尿酸塩結晶が関節などに沈着する
結晶に対して炎症反応が起こると、痛風発作につながることがあります

尿酸値が高くても、自覚症状がない場合があります。そのため、高尿酸血症は健康診断をきっかけに気づくことも少なくありません。

 

なぜ尿酸値が高くなる?高尿酸血症とリスク


なぜ尿酸値が高くなる?高尿酸血症とリスク

血液中の尿酸が高い状態を「高尿酸血症」と呼びます。

日本では、性別にかかわらず血清尿酸値が7.0mg/dLを超える状態を高尿酸血症としています。

高尿酸血症そのものには自覚症状がないことも多く、「数値が少し高いだけ」と感じるかもしれません。

しかし、尿酸値が高い状態が続くと尿酸塩結晶ができやすくなり、痛風だけでなく尿路結石や腎臓の問題などにつながることがあります。

高尿酸血症と痛風は同じもの?

高尿酸血症
血液中の尿酸値が高い状態。症状がない場合もあります。

痛風
尿酸塩結晶によって関節に炎症が起こり、強い痛みや腫れなどが現れる病気です。

つまり、「尿酸値が高い=その時点で痛風」というわけではありません。

尿酸値が高くなる理由は一つではない

尿酸値が高くなる仕組みは、大きく考えると「尿酸が多くつくられる」「尿酸を十分に排出できない」「その両方」があります。

その背景には、体質だけでなく日々の生活や体の状態など、さまざまな要因が関係します。

主な要因 考えられる例
体質・遺伝 尿酸をつくる量や排出する能力には個人差があります
体重・食生活 肥満、食べ過ぎ、偏った食生活など
飲酒 アルコールそのものが尿酸値を上げる方向に働きます
水分不足 発汗などで脱水状態になると尿酸値が上昇することがあります
腎臓の働き 腎機能の低下などにより尿酸を排出しにくくなる場合があります
医薬品 一部の利尿薬など、尿酸値に影響する薬があります
そのほか 一部の病気や激しい運動などが尿酸値に影響する場合があります

つまり、「プリン体の多い食品を食べたから尿酸値が高くなった」と、一つの原因だけで考えるのは少し単純すぎます。

食事だけでなく、体重、飲酒、腎臓の働き、体質なども含めて全体を見ることがポイントです。

なぜ男性に多い?女性はならないの?

高尿酸血症や痛風は、女性より男性に多くみられます。

日本腎臓学会では、高尿酸血症は成人男性の20~30%、女性では数%程度にみられるとしています。

女性で少ない理由の一つには、女性ホルモンが尿酸値に関係していることがあります。

ただし、「女性なら痛風にならない」というわけではありません。女性ホルモンの分泌が低下する閉経後は尿酸値が上昇しやすくなるため、女性にとっても無関係な病気ではありません。

男性・女性を問わず、健康診断で尿酸値が高いと指摘された場合は、自分の数値を一度確認しておきましょう。

 

痛風発作の症状と起こりやすい場所

 

痛風発作の症状と起こりやすい場所

痛風の代表的な症状は、関節に突然起こる強い痛み、腫れ、赤み、熱感です。

それまで特に問題なく過ごしていたのに、突然関節が強く痛み始めることがあります。

特に有名なのが、足の親指の付け根です。

「靴を履くのもつらい」「布団が触れるだけでも気になる」と感じるほど痛みが強くなる場合もあり、短い時間のうちに症状が強まることがあります。

痛風発作でみられる主な変化

・関節に突然強い痛みが起こる
・赤く腫れる
・触れると強く痛む
・関節周辺に熱をもつ
・歩いたり体重をかけたりすることが難しくなる

痛風は、足の親指だけに起こる病気ではありません。

起こりやすい場所 特徴
足の親指の付け根 痛風発作の代表的な場所です
足首・足の甲 突然の痛みや腫れが現れることがあります
膝関節に炎症が起こることもあります
手首・肘など 足ほど多くはありませんが、症状が現れる場合があります

一方で、関節が突然赤く腫れて強く痛む病気は、痛風だけではありません。

感染による関節炎や、ピロリン酸カルシウム結晶によって起こる関節炎(いわゆる偽痛風)など、似た症状を起こす病気もあります。

特に初めて強い関節痛や腫れが起きた場合、発熱を伴う場合、痛みが非常に強い場合などは、自己判断せず医療機関を受診しましょう。

痛風発作は何をきっかけに起こる?

尿酸塩結晶が関節にたまっていても、ずっと強い痛みが続くとは限りません。

痛風発作は、ある日突然起こることがあります。

発作のきっかけは人によって異なりますが、脱水、多量の飲酒、食べ過ぎ、病気や手術、激しい運動などが関係する場合があります。

また、血液中の尿酸値が短期間に大きく変化することが、発作と関係することもあります。

そのため、「昨日プリン体の多いものを食べたから今日痛風になった」というように、発作直前の一つの出来事だけで原因を決めることはできません。

発作が治まれば、もう大丈夫?

痛風発作の痛みは、時間の経過とともに軽くなることがあります。

そのため、「痛くなくなったから治った」と思ってしまいがちですが、痛みがなくなったことと、体内の尿酸の問題が解決したことは同じではありません。

高尿酸血症が続き、発作を繰り返すようになると、尿酸塩の結晶が皮下などにたまって「痛風結節」ができたり、関節への影響が大きくなったりすることがあります。

また、高尿酸血症は尿路結石や腎障害にも関係します。

肥満、高血圧、脂質異常症、高血糖などを併せ持つ人も少なくありません。尿酸値だけでなく、健康診断の結果全体にも目を向けてみましょう。

痛風の検査・診断|尿酸値だけで決まる?

痛風というと、「尿酸値を測れば分かる」と考えがちですが、尿酸値だけで痛風を確定することはできません。

診察では、痛みが始まった状況、関節の腫れや赤み、これまでに同じような発作があったかなどを確認します。

血液検査で尿酸値を確認

血液検査では、血清尿酸値を確認します。

高尿酸血症は痛風の重要な背景ですが、尿酸値が高くても痛風発作を経験したことがない人は少なくありません。

反対に、痛風発作が起こっている最中でも、血清尿酸値が必ず高いとは限りません。

一回の血液検査だけを見て「痛風ではない」「痛風だ」と自己判断せず、症状やほかの検査結果と合わせて評価します。

関節液から尿酸塩結晶を確認することも

必要に応じて、腫れている関節から関節液を採取し、顕微鏡で尿酸塩結晶があるかを確認する検査が行われることがあります。

関節液の中に尿酸塩結晶が確認されることは、痛風の診断において重要な根拠になります。

また、症状や状況に応じて、超音波検査やX線検査などの画像検査が診断の参考に使われることもあります。

痛風の治療|発作の治療と尿酸値の管理は別に考える

痛風の治療は、大きく分けると「起きている発作の炎症や痛みに対する治療」と、「その後の尿酸値を管理する治療」があります。

痛風発作が起きているとき

急性の痛風発作では、炎症や痛みを抑えるために、患者さんの状態に応じて非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、コルヒチン、副腎皮質ステロイドなどが使用されることがあります。

どの薬を使用するかは、腎臓の状態、ほかの病気、使用している薬などによって異なります。

市販の鎮痛薬を含め、自己判断で薬を追加したり、処方薬の量を変えたりするのではなく、医師や薬剤師へ相談してください。

発作がない時期も尿酸値を管理する

発作を繰り返す場合などには、血清尿酸値を長期的に管理するための治療が検討されます。

尿酸をつくられにくくする薬や、尿酸を体外へ排出しやすくする薬などがあり、患者さんの状態に合わせて選択されます。

ここで覚えておきたいのは、痛みが消えたからといって治療を自己判断で中断しないことです。

また、すでに尿酸を下げる薬を使用している方も、痛風発作が起きたからといって自己判断で薬を中止・増減せず、処方した医師の指示に従いましょう。

薬による治療とともに、食事、飲酒、体重、水分、運動などの生活習慣について見直していくことも重要になります。

ただし、生活習慣の見直しだけで治療の代わりになるとは限りません。痛風発作を経験した方や高尿酸血症を指摘されている方は、医療機関で自分の状態に合った対応を確認しましょう。

食事とお酒|プリン体だけではない

痛風について調べると、必ずといってよいほど出てくる言葉が「プリン体」です。

そのため、「プリン体の多い食品を避ければ大丈夫」と考えてしまう方もいるかもしれません。

しかし、尿酸値について考えるときに見るべきなのは、プリン体だけではありません。

食べ過ぎ、体重、飲酒、甘い飲み物、食事全体のバランスなども含めて考えることがポイントです。

プリン体とは?完全に避ける必要はない

プリン体は、私たちの体の中にも存在しており、細胞の新陳代謝などに関わる物質です。

食品にも含まれ、体内で分解されると最終的に尿酸になります。

プリン体を比較的多く含む食品として、よく知られているのが次のようなものです。

プリン体を多く含む食品の例

・レバーなどの内臓類
・白子など
・一部の魚介類
・イワシ、アジ、サンマなどの干物
・肉や魚を多く使った濃いスープなど

ただし、プリン体を含む食品を一切食べてはいけないわけではありません。

特定の食品だけを極端に避けるよりも、プリン体の多い食品を頻繁に大量に食べないことと、食事全体の量やバランスを整えることを意識してみましょう。

また、尿酸は食品から摂ったプリン体だけをもとにつくられているわけではありません。体内の代謝によってもつくられています。

そのため、尿酸値や生活習慣について考えるときに、「プリン体だけの問題」と考えてしまうと、体重や飲酒などほかの要因を見落とすことがあります。

「何を食べないか」より、食事全体を整える

高尿酸血症を指摘されたからといって、食事を必要以上に制限する必要はありません。

野菜、果物、豆類、穀類なども取り入れながら、特定の食品に偏らない食生活を考えていきましょう。

食生活で意識したいポイント

・食べ過ぎを避ける
自分に合った食事量を意識する

・プリン体の多い食品に偏らない
内臓類や白子、干物などを大量に続けて食べない

・さまざまな食品を組み合わせる
一つの食品だけに偏らず、食事全体のバランスを整える

・甘い飲み物を飲み過ぎない
清涼飲料水やジュースなどの摂り過ぎにも気をつける

甘い飲み物も見落とさない

痛風というと、お酒ばかりに目が向きがちですが、砂糖などを多く含む清涼飲料水やジュースにも目を向けたいところです。

甘い飲み物を日常的にたくさん飲む習慣は、エネルギーの摂り過ぎや体重増加につながることがあります。

日常の水分補給には、水や無糖のお茶などを上手に利用すると取り入れやすいでしょう。

「ビールをやめて焼酎なら大丈夫」は本当?

痛風についてよく聞くのが、「ビールはプリン体が多いから避けて、焼酎にすれば大丈夫」という話です。

ここは少し注意が必要です。

ビールなどにはプリン体が含まれていますが、お酒と尿酸値の関係はプリン体だけではありません。

アルコールそのものも、尿酸値に影響します。

そのため、低プリン体やプリン体ゼロをうたったお酒であっても、「尿酸値を気にせず飲める」という意味ではありません。

焼酎やウイスキーなど、プリン体をほとんど含まない種類のお酒についても同様です。

覚えておきたいポイント

「プリン体が少ないお酒=尿酸値を気にせず飲めるお酒」ではありません。

尿酸値が高い方は、ビールだけをほかのお酒へ置き換えるのではなく、アルコール全体の量にも目を向けましょう。

飲酒量については、年齢、性別、体格、持病、使用している薬などによって考え方が異なります。

すでに高尿酸血症や痛風で治療を受けている方は、飲酒についても医師などの医療専門職へ相談してください。

水分・体重・運動など生活習慣のポイント

尿酸値について考えるうえでは、食事やお酒だけでなく、水分、体重、運動といった毎日の生活習慣も関係します。

水分補給|「全員2L」ではなく、自分に合った量を

尿酸は主に腎臓から尿として排出されるため、脱水状態になると血液中の尿酸値が上昇することがあります。

特に暑い日や運動をしたとき、汗を多くかいたときなどは、こまめな水分補給を意識してみましょう。

一方で、「水を1日2L以上飲めばよい」と一律に考える必要はありません。

必要な水分量は、体格、気温、運動量、健康状態などによって異なります。

また、心臓や腎臓の病気などで、水分摂取について医師から指示を受けている方もいます。

水分補給で意識したいこと

・のどが渇ききる前に、こまめに水分をとる
・暑い日や汗をかいた日は特に意識する
・水や無糖のお茶などを上手に利用する
・甘い清涼飲料水を水分補給の中心にしない
・水分制限を指示されている場合は医療専門職の指示を優先する

体重管理|急激な減量より、続けられる方法を

高尿酸血症は、肥満やメタボリックシンドロームと一緒にみられることがあります。

肥満がある方では、食生活を整え、適度に体を動かしながら体重管理に取り組むことが、健康管理全体を考えるうえでも役立ちます。

ただし、早く体重を落とそうとして極端な食事制限をしたり、短期間で急激に減量したりする方法は避けたいところです。

「食べない」ことを目指すのではなく、食べ過ぎを見直し、続けられる食事と運動の習慣をつくることを考えてみましょう。

運動|激しければ激しいほど良いわけではない

体重管理や毎日の健康のために、体を動かす習慣も取り入れたいところです。

ただし、短時間の非常に激しい運動や無酸素運動によって、血清尿酸値が一時的に上昇する場合があります。

普段あまり運動していない方が、いきなり強度の高いトレーニングを始める必要はありません。

ウォーキングなど、自分の体力に合わせて続けられる有酸素運動から始めると取り入れやすいでしょう。

日常に取り入れやすい運動

ウォーキング
無理のないペースで歩く時間をつくる

日常生活で歩く機会を増やす
近い距離なら歩くなど、普段の生活の中で活動量を増やす

軽めの有酸素運動
体調や体力に合わせた強度で継続する

ただし、痛風発作で関節が強く痛んでいる最中に、無理に運動する必要はありません。

発作がある場合や、ほかの病気で治療中の場合は、運動を始める時期や強度について医師へ相談しましょう。

サウナや暑い日は脱水にも注意

サウナや暑い日の屋外では、普段より多く汗をかくことがあります。

汗を大量にかいて水分が不足すると、体内の水分量が減り、血液中の尿酸濃度が高くなる場合があります。

サウナそのものを一律に避ける必要はありませんが、尿酸値が高い方は、大量に汗をかく場面で脱水にならないようにすることを意識しましょう。

健康診断で「尿酸値が高い」と言われたら?

高尿酸血症は、自覚症状がないことも少なくありません。

そのため、自分の尿酸値を知るきっかけになるのが健康診断です。

「痛いところもないし、元気だから大丈夫」と結果をそのままにしてしまう方もいるかもしれません。

健康診断で尿酸値の高さを指摘されたら、まずは結果をもう一度確認してみましょう。

尿酸値と一緒に確認したいこと

・腎機能の検査結果
・血圧
・血糖値
・中性脂肪やコレステロールなどの脂質
・体重や腹囲
・これまでに痛風発作がなかったか
・尿路結石を経験していないか
・現在使用している医薬品

高尿酸血症のある方では、肥満、高血圧、脂質異常症、高血糖などが重なっている場合があります。

尿酸値だけを単独で見るのではなく、健康診断の結果全体から自分の状態を見ていくことがポイントです。

こんなときは医療機関へ

次のような場合は、自己判断だけで済ませず、医療機関へ相談しましょう。

・突然、関節が赤く腫れて強く痛む
・初めて痛風のような発作が起こった
・発熱を伴う強い関節痛がある
・痛風発作を繰り返している
・健康診断で尿酸値の高さを繰り返し指摘されている
・尿路結石を経験したことがある
・腎臓の病気など、ほかの疾患で治療を受けている

特に、初めて起こった強い関節痛を「きっと痛風だろう」と自己判断するのは避けましょう。

痛風と似た症状を起こす病気の中には、早い診断や治療が必要なものもあります。

まとめ|尿酸値を知ることから始めよう

痛風は、尿酸塩の結晶が関節などにたまり、炎症によって強い痛みや腫れを起こす病気です。

その背景には高尿酸血症がありますが、痛風を「プリン体の多いものを食べる人だけがなる病気」と考えるのは正確ではありません。

尿酸値には、体質、体重、食生活、飲酒、腎臓の働き、水分状態、一部の医薬品など、さまざまな要因が関係しています。

今日から意識したい5つのポイント

1.健康診断の尿酸値を確認する
症状がなくても、自分の数値を知っておく

2.プリン体だけにとらわれない
食事量や栄養バランスも一緒に考える

3.お酒は種類だけでなく量にも目を向ける
「プリン体ゼロだから大丈夫」と考えない

4.こまめな水分補給を意識する
特に汗を多くかくときは脱水を避ける

5.体重と運動習慣を見直す
急激な減量や激しすぎる運動ではなく、続けやすい方法を選ぶ

痛風発作は、ある日突然強い痛みとして現れることがあります。一方で、その背景にある尿酸値の高さは、症状のない時期から続いていることもあります。

「痛くなってから考える」のではなく、健康診断の数値を確認し、日々の生活習慣へ目を向けることが、自分の状態を知る第一歩になります。

食事だけ、お酒だけ、プリン体だけと一つに絞るのではなく、生活全体を見ながら無理なく続けられることから考えていきましょう。

【ご注意】
本記事は、痛風や高尿酸血症について一般的な情報を紹介することを目的としており、診断や治療を目的とするものではありません。

尿酸値が高いと指摘された方、痛風が疑われる症状がある方、痛風発作を経験した方、治療中の方、医薬品を使用している方などは、医師などの医療専門職へご相談ください。食事、水分摂取、運動などについても、治療中の方は医療専門職の指示を優先してください。

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