「スキンケアはきちんとしているのに、最近なんとなく肌のコンディションが気になる」
「年齢とともに、乾燥やハリ不足などが気になるようになってきた」
そんなとき、化粧水や美容液などのスキンケアを見直す方は多いでしょう。
もちろん、肌を清潔に保ち、保湿や紫外線対策などを行うことは美容の基本です。
一方で、私たちの体は毎日の食事から摂取する栄養素によってつくられています。美容を考えるときも、外側からのお手入れだけでなく、食生活、睡眠、運動などを含めた毎日の生活習慣に目を向けることが大切です。
そこで今回注目したいのが「脂質」です。
美容を意識すると「脂質はできるだけ控えた方がよい」と思われがちですが、脂質はエネルギー源になるだけでなく、細胞膜を構成する成分などとして私たちの体に必要な栄養素でもあります。
そして脂質を構成する脂肪酸の中には、魚や魚介類に多く含まれるDHA・EPAがあります。どちらも「オメガ3脂肪酸(n-3系脂肪酸)」の仲間です。
この記事では、美容を考えるうえで知っておきたい脂質の基本から、オメガ3・DHA・EPAとは何か、魚とフィッシュオイルサプリメントの違い、毎日の美容習慣の中でどのように考えればよいのかまで、分かりやすく紹介します。
美容はスキンケアだけで考えないことも大切
肌の状態には、さまざまな要因が関係しています。
乾燥、紫外線、気温や湿度、加齢などのほか、食生活や睡眠など毎日の生活習慣も無関係ではありません。
そのため、「肌の調子が気になる=スキンケアが足りない」と単純に考えるのではなく、生活全体を見直してみることも大切です。
例えば、毎日の美容習慣を考えるなら、次のようなことがあります。
- 肌質に合わせた洗顔や保湿を行う
- 紫外線対策をする
- 十分な睡眠を意識する
- 適度に体を動かす
- さまざまな食品を取り入れた食生活を心がける
どれか一つだけを特別視するのではなく、外側からのスキンケアと、毎日の食事や生活習慣の両方から美容を考えることが基本になります。
美容を考えるうえで知っておきたい「脂質」
美容やダイエットを意識している方の中には、「油はなるべく摂らない方がよい」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかし、脂質は炭水化物、たんぱく質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつです。
さらに、細胞膜を構成する成分になったり、脂溶性ビタミンの吸収に関わったりするなど、私たちの体の中でさまざまな役割を持っています。
そのため、美容を意識する場合も「脂質を摂るか、摂らないか」という二択ではなく、どのような食品から、どのような脂質を摂っているのかまで考えることがポイントです。
脂肪酸にはさまざまな種類がある
食品に含まれる脂質を構成している脂肪酸には、さまざまな種類があります。
その中の一つがオメガ3脂肪酸(n-3系脂肪酸)です。
代表的なオメガ3脂肪酸には、次のようなものがあります。
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ALA(α-リノレン酸):えごま油、亜麻仁油、くるみなどの植物性食品に含まれる
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EPA(エイコサペンタエン酸):魚や魚介類に多く含まれる
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DHA(ドコサヘキサエン酸):魚や魚介類に多く含まれる
つまり、「オメガ3」という名前の一つの成分があるのではなく、ALA、EPA、DHAなどを含む脂肪酸のグループを指しています。
フィッシュオイルがオメガ3の供給源として知られているのは、主にEPAとDHAを含んでいるためです。
DHA・EPAは「美容成分」なの?
DHA・EPAというと、サプリメントに配合される健康成分というイメージが強いかもしれません。
しかし、DHAとEPAはもともと魚や魚介類に含まれている脂肪酸です。
DHAは食品から摂取する脂肪酸であると同時に、私たちの体内にも存在し、細胞膜を構成する脂質の一部です。
EPAもオメガ3脂肪酸の一種として体内で利用されており、DHAとともに栄養学をはじめさまざまな分野で研究されています。
このことから、DHA・EPAを「飲めば肌がきれいになる美容成分」と考えるより、魚などの食品から摂取でき、私たちの体でも利用される脂肪酸として理解する方が適切です。
美容を考える場合も、特定の美容効果だけを期待するのではなく、毎日の食生活を構成する脂質の一つとしてDHA・EPAに目を向けてみるとよいでしょう。
では、なぜフィッシュオイルが美容でも注目されるの?
ここまで読むと、「DHA・EPAが直接肌をきれいにする成分ではないなら、なぜフィッシュオイルが美容でも注目されているの?」と思う方もいるでしょう。
その理由の一つは、美容を外側からのスキンケアだけではなく、食生活や生活習慣を含めて考える「インナーケア」への関心が高まっていることにあります。
肌も私たちの体の一部です。
毎日の食事からは、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養素を摂取しています。
その中で、魚から摂取できる脂質の一つとしてEPA・DHAに関心を持つことは、美容を意識した食生活を考えるきっかけの一つになります。
特に「美容のために脂質をできるだけ避ける」という考え方ではなく、魚、ナッツ類、植物油なども含め、どのような食品から脂質を摂るかを意識することは、食生活全体を見直すうえでも役立ちます。
フィッシュオイルで乾燥やくすみ、ハリ不足は改善する?
フィッシュオイルと美容について検索すると、「乾燥」「うるおい」「くすみ」「ハリ」「エイジングケア」といった言葉を見かけることがあります。
EPA・DHAやオメガ3脂肪酸と皮膚についてもさまざまな研究が行われていますが、ここで注意したいのは、研究されていることと、市販のフィッシュオイルサプリメントに特定の美容効果があると断定することは別だという点です。
肌の乾燥や見た目の変化には、年齢、紫外線、気温や湿度、スキンケア、睡眠、食生活など多くの要因が関係します。
そのため、「フィッシュオイルを飲めば乾燥肌が改善する」「くすみがなくなる」「ハリが戻る」といった単純なものとして考えるのは適切ではありません。
一方で、美容を考えるときに毎日の食生活や脂質の摂り方にも目を向け、魚由来のオメガ3脂肪酸であるEPA・DHAを含む食品を食生活に取り入れるという考え方はできます。
大切なのは、一つの成分だけに美容を任せるのではなく、スキンケアと食生活、睡眠、紫外線対策などを組み合わせて考えることです。
「内側からの美容」は特別なサプリメントだけではない
「インナーケア」というと、美容サプリメントを飲むことをイメージする方も多いでしょう。
しかし、本来はサプリメントだけが内側からの美容習慣ではありません。
魚、肉、卵、大豆製品、野菜、果物、穀類など、さまざまな食品を組み合わせて食べることが基本です。
そして脂質についても、魚に含まれるEPA・DHA、植物性食品に含まれるALAなど、さまざまな食品から摂取することができます。
「美容のために何か一つを摂る」のではなく、「美容を意識して毎日の食生活そのものを整える」。
その中で、普段どのくらい魚を食べているかを振り返ってみることも、オメガ3脂肪酸との付き合い方を考える一つの方法です。
魚から摂る?フィッシュオイルサプリメントから摂る?
EPA・DHAは、サバ、イワシ、サンマ、アジなどをはじめとする魚や魚介類から摂取できます。
魚にはEPA・DHAだけでなく、たんぱく質をはじめ、種類によってさまざまなビタミンやミネラルなども含まれています。
そのため、まずは魚を含むさまざまな食品を取り入れた食生活を基本に考えることが大切です。
一方で、魚を食べる頻度や量は人によって大きく異なります。
「魚料理をあまり作らない」「外食が多い」「魚を毎日のように食べるのは難しい」という方もいるでしょう。
フィッシュオイルサプリメントには、魚由来のEPA・DHAを、含有量を確認しながら日々の生活に取り入れやすいという食品としての特徴があります。
魚そのものの代わりと考えるのではなく、普段の食生活を基本としたうえで、魚を食べる機会や自分の食生活に合わせて利用する方法のひとつと考えるとよいでしょう。
フィッシュオイルをサプリメントで取り入れる意味
「EPA・DHAは魚から摂れるなら、わざわざサプリメントを利用する意味はあるの?」と思う方もいるかもしれません。
フィッシュオイルサプリメントの分かりやすい特徴は、EPA・DHAがどのくらい含まれているのかを商品表示で確認しながら取り入れられることです。
魚に含まれるEPA・DHAの量は、魚の種類や部位などによって異なります。また、毎日の食事で食べる魚の種類や量も一定ではありません。
一方、サプリメントでは、1カプセルまたは1日の摂取目安量あたりのEPA・DHA量が表示されている商品があります。
そのため、普段あまり魚を食べない方や、魚由来のオメガ3脂肪酸を意識して食生活に取り入れたい方にとって、EPA・DHAの量を確認しながら続けやすいことがフィッシュオイルサプリメントのメリットのひとつです。
美容を意識する場合も、「肌に効くサプリメント」として考えるのではなく、毎日の食生活や脂質の摂り方に目を向け、その中で魚由来のオメガ3脂肪酸を取り入れる方法のひとつとして考えると自然です。
美容を意識する人がフィッシュオイルを選ぶときのポイント
フィッシュオイルサプリメントにはさまざまな商品があります。
美容目的だから特別なフィッシュオイルが必要というわけではありません。まず確認したいのは、パッケージの美容イメージよりも実際の成分表示です。
1.EPA・DHAの含有量を確認する
フィッシュオイルを選ぶときに特に確認したいのが、EPAとDHAの含有量です。
例えば「フィッシュオイル1000mg」と表示されていても、その1000mgすべてがEPA・DHAという意味ではありません。
フィッシュオイルの中にはEPAやDHAをはじめとするさまざまな脂肪酸が含まれているため、EPAが何mg、DHAが何mg含まれているのかを確認しましょう。
パッケージ正面の大きな数字だけで商品を比較しないことがポイントです。
2.1粒ではなく「1日分」も確認する
フィッシュオイルサプリメントには、1日1カプセルを目安とする商品もあれば、複数カプセルを目安としている商品もあります。
そのため、1粒に含まれる量だけでなく、メーカーが示している1日の摂取目安量ではEPA・DHAをどのくらい摂取する設計なのかも確認すると、商品を比較しやすくなります。
3.原材料や品質に関する情報を確認する
毎日の習慣として取り入れるものだからこそ、EPA・DHAの数字だけでなく、原材料や製造元、原産国、品質管理などの情報も確認したいところです。
どのような原料を使用し、どこで製造されているのかなど、自分が商品を選ぶために必要な情報がきちんと表示されているか確認しましょう。
4.続けやすさも大切
サプリメントは、一度にたくさん摂取するものではありません。
商品に表示されている摂取目安量を守りながら利用することが基本です。
カプセルの大きさ、1日に摂取する粒数、飲みやすさなども含め、無理なく生活に取り入れられる商品を選びましょう。
「美容のためだから多く摂る」はおすすめできない
美容を意識すると、「たくさん摂った方が早く実感できるのでは?」と思うことがあるかもしれません。
しかし、EPA・DHAに限らず、食品やサプリメントは多く摂れば摂るほどよいというものではありません。
サプリメントを利用する場合は、商品に表示されている摂取目安量や注意事項を確認してください。
また、医薬品を使用している方や治療中の方、妊娠・授乳中の方などは、必要に応じて医師や薬剤師などの専門家へ相談しましょう。
特に血液凝固に関係する医薬品などを使用している場合は、自己判断で高用量のEPA・DHAを追加せず、医療専門家へ相談することが大切です。
外側からのスキンケア+毎日の食生活を美容習慣に
美容を考えるとき、「外側からのケア」と「内側からのケア」をどちらか一方に決める必要はありません。
肌を清潔に保ち、保湿や紫外線対策などを行うことは大切です。
同時に、私たちの体をつくる毎日の食事、十分な睡眠、適度な運動なども意識していきたいところです。
そして食生活の中では、たんぱく質やビタミン、ミネラルだけでなく、脂質も私たちの体に必要な栄養素のひとつです。
「美容のために油を避ける」という考え方だけではなく、魚、ナッツ類、植物油など、どのような食品から脂質を摂っているのかにも目を向けてみましょう。
その中で、普段魚を食べる機会が少ない場合には、EPA・DHAを含むフィッシュオイルサプリメントを利用するという選択肢もあります。
毎日の食生活にEPA・DHAを取り入れたい方へ
Brilliant Life Products NZでは、魚由来のEPA・DHAを毎日の食生活に取り入れやすいフィッシュオイルサプリメントを取り扱っています。
商品を選ぶ際には、「フィッシュオイル○○mg」という数字だけではなく、EPA・DHAの実際の含有量や1日の摂取目安量なども確認してみてください。
HealthLife フィッシュオイルについて、原材料やEPA・DHAの配合量など詳しい商品情報は、商品ページでご確認いただけます。
HealthLife フィッシュオイルの商品詳細を見る
※サプリメントは毎日の食生活を補助する食品です。
まとめ|美容を考えるときは「どんな脂質を摂っているか」にも目を向けよう
美容というと、化粧水、美容液、クリームなどのスキンケアに目が向きがちです。
しかし、私たちの体は毎日の食事から摂取するさまざまな栄養素によってつくられています。
脂質もそのひとつです。
魚や魚介類に多く含まれるEPA・DHAは、オメガ3脂肪酸の仲間で、DHAは細胞膜を構成する脂質の一部として私たちの体内にも存在しています。
だからといって、フィッシュオイルサプリメントを飲めば乾燥やくすみが改善したり、肌のハリが戻ったりすると単純に考えるものではありません。
美容を意識するなら、特定の成分だけに頼るのではなく、スキンケア、紫外線対策、睡眠、運動、そして毎日の食生活を含めて考えることが大切です。
その食生活の中で、脂質をただ避けるのではなく、どのような食品からどのような脂肪酸を摂っているのかにも目を向けてみましょう。
まずは魚を含むバランスのよい食生活を基本に。
そして魚を食べる機会が少ない場合や、魚由来のオメガ3脂肪酸を意識して取り入れたい場合には、EPA・DHAの含有量を確認しながら利用できるフィッシュオイルサプリメントも、毎日の食生活を補う選択肢のひとつになります。
外側からのお手入れと、毎日の食事や生活習慣。
どちらか一方ではなく、両方に目を向けながら、自分に合った美容習慣を続けていきましょう。
※本記事は、フィッシュオイル、オメガ3脂肪酸、DHA、EPAと美容・食生活についての一般的な情報提供を目的としています。特定の食品・サプリメントによる疾病の診断、治療、治癒または予防、ならびに特定の美容効果を保証するものではありません。医薬品を使用している方、治療中の方、妊娠・授乳中の方などは、必要に応じて医師・薬剤師などの専門家へご相談ください。