『Story』『ハピネス』『アルデバラン』など、心に響く歌声と、周囲を明るくする笑顔で愛され続けている歌手のAI(アイ)さん。
ロサンゼルスで生まれ、鹿児島で育ったAIさんは、10代でダンスやゴスペルを学び、2000年に歌手デビュー。2025年にはデビュー25周年を迎え、40代になった今も新しい音楽表現に挑戦しています。
ステージで見せるパワフルな姿の裏には、朝の白湯や水分補給、喉を大切にする習慣、食べることへの情熱、年齢に合わせた体調管理など、歌手ならではの健康への心がけがあります。
美容についても、AIさんの考え方はとても個性的。鏡で自分の表情を研究する一方、家事や子育てでシワやあかぎれができた自分の手を、頑張ってきた証として誇らしく思っているそうです。
明るい笑顔の裏には、何事にも真剣に向き合う努力家の一面もあります。結婚、妊娠、出産、子育てを経験する中で、食生活や睡眠、仕事の進め方、心の持ち方も大きく変化してきました。
今回は本人インタビューや公式情報をもとに、AIさんの美容法、笑顔と表情への意識、喉のケア、白湯・水分補給、食生活、ダンス、身体づくり、睡眠、休息、ストレスとの付き合い方、家族との暮らしまで、人生のエピソードを交えて詳しくご紹介します。
1. AIさんのプロフィールと音楽の原点|鹿児島とロサンゼルスで育まれた感性
音楽に囲まれた幼少期と、15歳で経験したロサンゼルスでの自立
AIさんは1981年11月2日、アメリカ・ロサンゼルスで生まれました。日本人の父親と、日系人・イタリア人のルーツを持つ母親のもとに育ち、幼い頃に父親の故郷である鹿児島へ移り住みました。
家庭では母親の好きなR&Bやジャズ、ソウルミュージックなどがいつも流れていたそうです。さまざまな音楽に親しんできた経験は、のちのAIさんの幅広い音楽表現につながっていきました。
15歳の頃、歌手になる夢を追って再びロサンゼルスへ。芸術高校LACHSA(Los Angeles County High School for the Arts)に進学し、ダンスを専攻しながらゴスペルも学びました。
この頃の生活は、AIさんにとって大切な自立の経験でもありました。
それまで家族が支えてくれていた食事の準備、洗濯、掃除などを自分で行うようになり、離れて暮らして初めて、両親が毎日どれほど自分を支えてくれていたのかを実感したそうです。
さらに、ロサンゼルスで参加したゴスペル隊では、思いがけない困難にも直面しました。
加入当初はメンバーの輪に入ることが難しく、挨拶をしても返事がなかったり、隣に座ってもらえなかったりしたといいます。
その様子を見た母親は心を痛めましたが、AIさんは現地に残り、歌うことを続けました。
そして約半年後、母親が再び様子を見に訪れた時には、周囲のメンバーたちがAIさんと話したがり、隣に座りたがるほど親しい関係になっていたそうです。
2026年の『日曜日の初耳学』でAIさんは、当時の人たちはまだ自分のことを知らなかっただけなのだと振り返りました。
慣れない環境でも自分らしく音楽に向き合い、時間をかけて人とのつながりを築いていった経験。そこには、現在のAIさんの明るさと粘り強さにつながる姿が見えてきます。
AIさんの豆知識①|ライブのお客さんがたった1人だったことも!
現在では大きな会場を盛り上げるAIさんですが、活動初期には観客が1人、あるいは3人というライブを経験したことも。ダンスのオーディションで落選した経験もあり、当時は挫折の連続だと感じていたそうです。年月を重ねた今では、その経験も自分を育ててくれた大切な出来事として受け止めています。
母親バーバラさんから受け継いだ言葉と、25年の音楽人生
AIさんの明るい人柄を知るうえで欠かせないのが、母親バーバラさんの存在です。
家族が鹿児島に移り住んだ当時、バーバラさんは日本語を話すことも文字を読むことも難しく、買い物では塩と砂糖を見分けることにも苦労したそうです。
父親が仕事で家を空けることも多く、慣れない環境で幼い娘たちを育てる毎日は大変なものでした。
ストレスから体調を崩した経験をきっかけに、バーバラさんは日々の言葉や物事の受け止め方を意識して変えていったといいます。
朝起きると、その日を楽しく迎えるような前向きな言葉を口にする。自分自身を励まし、周囲の人にも明るい言葉を伝えることを大切にするようになりました。
また、子育てのために育児書や教育に関する本を100冊ほど読み、挨拶を大切にすることや、失敗しても自分で決められる人に育ってほしいという願いを持っていたそうです。
その愛情が強く伝わったのが、2026年3月のテレビ出演でした。
AIさんは、自信を失っていた時に母親から「It's okay. You are my star.」と励まされた経験を振り返りました。
周囲の評価に左右されることなく、母親にとって自分は大切な存在なのだと伝えてくれた言葉。思い出を話すうちに、AIさんの目には涙が浮かびました。
番組では、ロサンゼルスにいるバーバラさんと東京にいる妹さんも中継で出演。AIさんが母への感謝を込めた『ママへ』をアカペラで歌うと、母娘ともに感極まり、AIさんも途中で涙があふれて歌い続けることが難しくなったそうです。
AIさんが人を励ます歌詞を大切にする背景には、自分自身も母親や周囲の人の言葉に支えられてきた経験があるのです。
2000年に『Cry, just Cry』でデビューしてからは、日本語と英語を生かした歌唱力、R&Bやヒップホップ、ソウルなどの音楽表現を武器に活動の幅を広げていきました。
2005年の『Story』、2011年の『ハピネス』、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の主題歌『アルデバラン』など、多くの人の記憶に残る楽曲を発表しています。
2022年のアルバム『DREAM』について語った際には、夢を具体的な目標として持つことで、自分が何のために頑張るのか、次に何をするべきかが見えてくると説明していました。
2025年にはデビュー25周年を迎え、全国ツアーを開催。2026年も新しい音楽への挑戦を続けています。
2. AIさんの美容法|笑顔・自分の手・年齢を重ねる美しさ
鏡で表情を研究する、AIさんらしい美容意識
AIさんが美容について語る中で印象的なのが、笑顔や表情を大切にする考え方です。
2022年の美容誌インタビューでは、初めて会う相手が明るい気持ちになれるよう、自分の表情を意識していると話していました。
そのために勧めていたのが、鏡を見ながら、さまざまな表情を観察すること。
笑っている顔、優しい顔、怒っている顔、何も意識していない時の顔などを見比べ、自分自身がどのような印象を与えるのか考えるそうです。
AIさん自身、普通にしていると少し怖い印象に見られることもあると感じており、眉を大きめに上げたり、元気そうな笑顔を意識したりしているとのこと。
また、自分から明るく接すると相手も元気になり、その姿を見ることで自分も元気をもらえるという考え方を大切にしています。
周囲を明るくするAIさんの笑顔には、相手を思いやる気持ちや、自分から行動する姿勢も込められています。
シワやあかぎれも頑張った証|今の自分の手を好きでいる理由
AIさんの美容観を知るうえで、特に心に残るのが「自分の手」についてのエピソードです。
2022年、40歳を迎えたAIさんは、自分の身体の中で好きな部分として手を挙げました。
幼い頃から指が長く細いことを褒められてきたそうですが、家事や子育てを重ねる中で、以前とは手の様子が変わっていきました。
シワが増え、乾燥してガサガサになったり、あかぎれができたりすることもあるそうです。
それでもAIさんは、そんな自分の手を今も好きだと語っています。
その手を見ると、自分がこれまで一生懸命頑張ってきたことを感じられるからです。
家族のために家事をし、子どもを育て、仕事にも向き合ってきた日々。その積み重ねが手に表れていることを誇らしく思うのだそうです。
年齢による変化も、自分が歩んできた人生の一部として受け止める。そこには、AIさんならではの温かな美意識が感じられます。
40歳を迎えた頃には、年齢を理由にやりたいことを諦めるのはもったいないと語り、自分より年上でも新しいことに挑戦する人たちから刺激を受けていると話していました。
ヘアメイク・ファッションと、家族が語る素顔のAIさん
AIさんといえば、個性的なヘアスタイルや、ヒップホップ・ストリートカルチャーを感じさせるファッションも魅力です。
ライブやアーティスト写真では、音楽の世界観に合わせたヘアメイクや衣装を取り入れ、自分らしいスタイルを表現してきました。
2026年の『日曜日の初耳学』では、夫のHIRØさんと子どもたちからもコメントが寄せられ、家庭でのAIさんの姿や、家族との温かな関係が紹介されました。
番組では、母親や妹さんとの思い出を語るAIさんが涙を見せる場面もあり、華やかなステージとはまた違う、家族思いの一面が伝わってきます。
ステージでの個性的な装いも、家庭で見せる自然な表情も、どちらもAIさんの魅力です。
また、母親になったことで、日常の服装への考え方にも変化がありました。
以前は、子育て中の母親が実用的な服装や大きなバッグを選ぶ理由を十分には理解していなかったAIさん。
実際に子どもたちを連れて出かけるようになると、荷物が増えたり、突然走り出す子どもを追いかけたりと、毎日が予想外の出来事の連続でした。
テーマパークで子どもが疲れてしまったり、雨の日には子どもに傘を差し出して自分が濡れてしまったり。そんな経験を重ねるうちに、動きやすさや実用性も大切にするようになりました。
おしゃれを楽しむ気持ちと、家族との暮らしに合った服装。その両方を取り入れながら、自分らしいスタイルを育ててきたことが伝わってきます。
AIさんの豆知識②|新曲のジャケット写真は妹さんが撮影!
2026年2月リリースの『ラッキーアイラブユー』では、ジャケット写真を実妹の幸さんが担当しました。幸さんはフォトグラファーとして活動しており、姉の音楽を写真で表現するという、姉妹ならではの共同制作が実現しています。
3. AIさんの喉のケアと水分補給|歌声を大切にする毎日の健康習慣
朝は白湯か水を飲み、清潔な生活環境を心がける
AIさんの健康習慣の中でも、特に具体的なのが朝の白湯と水分補給です。
2022年のインタビューでは、起床後、まず白湯か水を飲み、それまでは声を出さないようにしていると明かしています。
歌手にとって喉は、日々の仕事に欠かせない大切な存在です。
AIさんは、目覚めてすぐに話し始めるのではなく、先に飲み物を口にすることを自分の朝のルールにしていたそうです。
身近な白湯や水を取り入れながら、毎朝自分の喉に気を配る。長年歌い続けてきたAIさんならではの心がけです。
また、生活環境を清潔に保つことにも気を配っていました。
2022年当時は掃除機を1日に3回ほどかけると話し、外出時の衛生対策や、こまめな手洗い・うがいも意識していたそうです。
家庭生活の中でも、自分の仕事に欠かせない喉の状態を大切にしていたことが伝わってきます。
40代になって変化したライブ前のコンディション管理
AIさんの体調管理への考え方は、年齢を重ねるにつれて変化してきました。
2026年3月のインタビューでは、大人になるにつれて一日中同じテンションを保つことが難しくなったと率直に語っています。
そこで2025年の全国ツアーでは、ステージで歌う時間に自分のコンディションのピークを合わせることを意識していたそうです。
子どもたちの世話をしながらも、ライブ本番に向けて一日の活動を調整。スタッフの協力を受け、ツアー期間中は人混みの多い場所での仕事をできるだけ避けるなど、歌に集中できる環境も整えていました。
大切な時間に力を発揮できるよう、今の身体に合ったペースを考える。
25年以上のキャリアを積んできたAIさんだからこそ語れる、プロの歌手としての体調管理です。
AIさんの豆知識③|スーパーでの買い物も大騒ぎ!
子どもたちを連れてスーパーへ行くと、2人が別々の方向へ走り出してしまうことも。予定していなかった商品を買うことになったり、買い物ひとつでもひと苦労だったそうです。ステージでは堂々と観客を盛り上げるAIさんも、家庭では子どもたちの元気いっぱいな行動に奮闘しています。
4. AIさんの食生活と健康観|食べる喜びから家族の健康管理まで
ジャンクフードもサラダも好き!子育てで変化した食生活
AIさんが自分の活力について語る時、何度も登場するのが食べることの楽しさです。
2022年のインタビューでは、ジャンクフード、サラダ、健康食品など、さまざまな食べ物が好きだと話していました。
当時は食事の栄養バランスについて、これからもう少し意識したいと考えていたそうです。
その後も美味しいものを食べることへの情熱は変わらず、2025年には、食べることが自分のリフレッシュ方法だと説明しています。
全国ツアー中のケータリングも、仕事の中で楽しみにしていることのひとつでした。
一方、母親になってからは、食事の選び方に変化が生まれました。
2025年12月のインタビューでは、ファストフードやジャンクフードは今でも好きですが、それだけで食事を済ませることが少なくなったと語っています。
子どもたちの健康を考え、以前より食材や食事内容に気を配るようになったそうです。
さらに、子どもの身体を大切にしようと考えているうちに、自分自身の身体にも自然と目が向くようになりました。
2022年には食生活のバランスを意識したいと話していたAIさん。数年後には、子育てを通じて日々の食事との向き合い方が変わっていました。
食べる楽しさを大切にしながら、家族の健康も考えて食事を選ぶ。そんな変化がAIさんの日常に表れています。
AIさんの豆知識④|息子さんのアボカド好きでレシピ本を活用
2021年、長男がアボカドに夢中になっていたことから、AIさんは『365日アボカドの本』を料理の参考にしていたそうです。子どもの好きな食材をきっかけに、食卓のアイデアを広げているところにも、母親としての日常が感じられます。
4回の長期入院経験と、食べることへの特別な思い
AIさんの食べることへの強い思いを知るうえで、過去の入院経験も欠かせません。
本人によると、これまでに4回の長期入院を経験し、そのうち3回は命の危険を感じるほどつらかったそうです。
腹膜炎で入院した際には、食事として出されたうどんを食べたいと思いながらも、強い痛みで意識を失ってしまったことがあったと振り返っています。
非常につらい経験でしたが、その時でさえ食べたいという思いがあったことを、AIさんはユーモアも交えながら語っていました。
好きな食事を楽しめる日常や、元気に過ごせる時間のありがたさが伝わってくるエピソードです。
夫婦で楽しむスイーツと家族の食卓
AIさんにとって食事は、家族との大切なコミュニケーションの時間でもあります。
2021年のインタビューでは、夫とは音楽や食べ物の好みが違うものの、甘いものが好きという共通点があると話していました。
当時の楽しみは、子どもたちが寝静まった夜に、夫婦で少し贅沢なスイーツを食べながら映画やテレビを観ること。
仕事から帰宅した後も、夕食、お風呂、片付け、翌日の準備など、家庭ではやることがたくさんあります。
そんな忙しい一日の終わりに、好きな甘いものを楽しみながら過ごす時間が、当時の大切な息抜きだったそうです。
2021年にはベルマッシュのマシュマロチョコバーをお気に入りとして紹介していました。忙しい日々にも、好きなスイーツで小さな楽しみを見つけているところがAIさんらしいですね。
AIさんの豆知識⑤|愛読書にはラッパーの詩集も!
2021年に紹介していた本の中には、アメリカのラッパー、トゥパック・アマル・シャクールの『コンクリートに咲いたバラ』もありました。音楽だけでなく、詩や言葉の世界にも親しんでいることが分かる、AIさんならではの読書エピソードです。
5. AIさんのダンス・運動・身体づくり|歌声と表現を磨き続ける姿勢
さまざまなジャンルのダンスから育まれた身体表現
AIさんのライブには、力強い歌声だけでなく、リズムに合わせて身体全体で音楽を表現する魅力があります。
その土台には、幼少期から親しんできたダンスの経験があります。
2023年の『TOKIOカケル』出演では、子どもの頃にストリートダンス、バレエ、日本舞踊、タップダンス、モダンダンス、ジャズダンスなどを経験していたことを明かしました。
母親が鹿児島のスポーツジム内でダンススタジオを開いていたことも、幼いAIさんが幅広い表現に触れるきっかけになったそうです。
ロサンゼルスの芸術高校ではダンスを専門的に学び、ゴスペルにも取り組みました。
さまざまなリズムや身体の動かし方を経験してきたことが、現在のライブでも見られる豊かな表現力につながっています。
40代になった今は、長年の経験をもとに、体力や集中力の使い方にも気を配りながら活動を続けています。
『アルデバラン』の緊張と『Welcome rain』での声の挑戦
経験豊富なAIさんでも、新しい楽曲の制作では緊張や難しさを感じることがあるそうです。
2022年のアルバム『DREAM』について語った際、特に印象に残っている作品として挙げたのが『アルデバラン』でした。
森山直太朗さんが制作した楽曲を初めて聴いた時、その素晴らしさに感動した一方、自分がこの曲を十分に表現できるだろうかというプレッシャーも感じたそうです。
普段は一人でレコーディングすることが多いAIさんですが、この時は森山さんのスタジオで、本人や多くのスタッフが見守る中で歌うことになりました。
そのため、いつもとは違う緊張感があったと振り返っています。
一方、同じアルバムに収録された『Welcome rain』は、声のコントロールという点で特に苦労した楽曲でした。
それまで経験の少なかった曲調だったため、何度も練習を重ねながら、自分の声の表現を探っていったそうです。
『アルデバラン』では作品に向き合う緊張感、『Welcome rain』では歌唱技術への挑戦。異なる課題を一つひとつ乗り越えていく姿に、AIさんの音楽への真面目な姿勢が表れています。
AIさんの豆知識⑥|『パパへ』はファンの声から誕生
AIさんはライブで『ママへ』を歌い、母親をステージに迎えることもありました。するとファンから、父親への曲も聴きたいという声が寄せられ、のちに『パパへ』を制作したそうです。ファンとのやり取りが新しい音楽につながった、温かなエピソードです。
6. AIさんの睡眠・休息・ストレスケア|母親になって変化した生活習慣
遅寝遅起きから早寝早起きへ|出産後の身体と家族の睡眠
AIさんの生活習慣に大きな変化をもたらしたのが、子どもたちの誕生でした。
2014年に結婚し、2015年に長女、2018年に長男を出産しています。
それまでは遅寝遅起きの生活を送っていましたが、母親になってからは早寝早起きへと変わったそうです。
もともと睡眠を途中で妨げられることが苦手だったAIさんにとって、出産直後の生活は想像以上に大変でした。
初めての育児に備えて本を読んだり、経験者から話を聞いたりしていましたが、実際には数時間おきの授乳や世話が続き、十分に眠れない毎日を経験しました。
初めての妊娠・出産では体重も大きく増えましたが、その後は育児に追われる生活の中で、元の体重に近づいていったと振り返っています。
これはAIさん自身が経験した産後の身体の変化であり、慌ただしかった当時の暮らしを伝えるエピソードです。
2023年の『TOKIOカケル』出演時には、家族4人でのユニークな就寝スタイルも明かしていました。
当時は家族4人で同じベッドに寝ていましたが、子どもたちの成長につれて窮屈になり、ベッドの向きを変えて横並びで眠る形を工夫したそうです。大人の足がベッドからはみ出すこともあったといいます。
家族みんなで過ごす時間を大切にしていた様子が伝わるエピソードです。
また、同じ番組では、AIさんが料理を担当し、夫が洗濯などを担当する家事分担についても紹介されました。子どもたちのお弁当作りは、夫婦で一日おきに交代していたそうです。
こうした2023年当時の家族の暮らしは、『マイナビ子育て』の番組紹介記事でも詳しく伝えられています。
子どもたちが成長した2025年にも、朝5時からお弁当を作る日があると語っていました。
歌手としての生活から、家族の時間を中心にした暮らしへ。子育てによる変化は、AIさんの睡眠や毎日のリズムにも表れています。
つらい日は泣いて、人と話して心をリフレッシュ
いつも明るい印象のAIさんですが、家事や育児、仕事に追われ、つらいと感じる日もあると率直に語っています。
2022年のインタビューでは、そんな時にはまず泣くこともあると明かしていました。
涙を流して気持ちを落ち着かせた後、人と話すこともAIさんにとって大切な気分転換になっています。
直接会って会話することはもちろん、会えない時にはビデオ通話で話すこともあるそうです。
夫と意見がぶつかった時には、自分が何に困っているのか、どうしてイライラしているのかを具体的に言葉にして伝えることも大切にしています。
また、友人や美容師さんなど、気軽に話せる相手との会話も、気持ちを整理する時間になっているそうです。
2025年には、子どもたちが遊びに夢中で自分の話をなかなか聞いてくれないため、大人が話を聞いてくれるだけでもうれしいと笑いながら話していました。
相手がうなずいたり、一緒に笑ったりしてくれる時間を楽しむ。そんな身近な人との交流が、AIさんの心を支える大切なひとときになっています。
2026年には、自分に厳しくしすぎると心が疲れてしまうため、時には意識して力を抜くことも必要だと語っています。
頑張る日も、涙が出る日も、自分の気持ちを受け止めながら過ごすことを大切にしているのです。
AIさんの豆知識⑦|『アンパンマン』も作詞のヒントに
子どもたちと一緒に『アンパンマン』を観る時も、AIさんは作品に込められたメッセージに注目するそうです。登場人物の優しさや思いやりが、歌詞を書くヒントになることも。子育て中の何気ない時間も、音楽づくりにつながっています。
仕事の進め方にも、子育てによる大きな変化がありました。
以前は好きなカフェやファミリーレストランで、お茶や食事を楽しみながら、自由な時間に歌詞を書くこともあったそうです。
母親になってからは、レコーディングスタジオを借り、決められた時間内に集中して歌詞を書く方法へと変更しました。
仕事を早く終わらせて帰宅し、子どもたちと一緒に夕食を食べたいという気持ちが、仕事中の集中力にもつながっているそうです。
また、子どもたちが少しずつ成長するにつれ、自分の好きな音楽をゆっくり聴く時間も取り戻せるようになりました。
育児に追われていた頃は、音楽を楽しむ心の余裕さえ持てなかった時期があったといいます。
好きな音楽を自然に楽しめる時間が戻ってきたことも、AIさんにとって暮らしの変化を感じる出来事だったのでしょう。
7. AIさんの家族・子育て・心の健康|人生経験が育んだ自分らしい生き方
不妊治療から出産、そして赤ちゃんとの全国ツアーへ
AIさんは、母親になるまでの道のりについても、本人インタビューで率直に語っています。
2014年に結婚した後、子どもを望んでいましたが、なかなか授かることができず、不妊治療を経験しました。
仕事を続けながら治療に通う中で、思いどおりに進まないつらさや、心身の負担を感じていたそうです。
時には諦めようと考えたこともあり、養子を迎えることも真剣に検討していたと明かしています。
それでも子どもと一緒に暮らしたいという夢を大切にしながら、治療と向き合ってきました。
そして2015年に長女を出産。2018年には長男も誕生しました。
長女を出産した約8か月後には、全国50か所を回るツアーが待っていました。
まだ幼い赤ちゃんを連れて全国を移動することは、心身ともに大きな負担を伴うものでした。
それでもAIさんは、子どもと一緒にツアーを回ることを選びました。
ライブが終わった後には授乳をし、家族やスタッフの協力を受けながら、母親としての生活と歌手としての活動を続けていたそうです。
また、赤ちゃんを抱えたままレコーディングスタジオのマイクの前に立ったこともありました。
録音中に赤ちゃんが泣き出し、何度も録り直すことになった経験もあったといいます。
華やかなステージの裏側では、睡眠不足や育児の忙しさに加え、心の葛藤も抱えていました。
仕事を続けることで、子どもと過ごす時間や子育ての喜びを大切にできているだろうか。その一方で、ライブを楽しみに待っているファンにも精いっぱいの歌を届けたい。
どちらも大切だからこそ、思い悩む時期があったそうです。
母親としての愛情と歌手としての責任。その両方に真剣に向き合ってきた経験が、のちの働き方や人生観の変化にもつながっていきました。
AIさんの豆知識⑧|子どもたちからの愛称は「軍曹」!
AIさんは自分の子どもが生まれる前から、親戚や近所の子どもたちと一緒に遊ぶことが大好きだったそうです。その頃、子どもたちに自分のことを「軍曹」と呼ばせていたのだとか。実は本人が希望した呼び名という、ユーモアあふれるエピソードです。
子どもの個性を尊重し、完璧主義から柔軟な考え方へ
AIさんは子育てにおいて、子どもたちの個性を大切にすることを意識しています。
2025年の本人取材では、子どもが危険なことをした時にはしっかり注意する一方、良いことをした時には思いきり褒めると話していました。
例えば、家の手伝いをしてくれた時や、長女が弟に優しく接した時。そんな時には、大げさなくらい喜びながら子どもたちを褒めるそうです。
また、周囲の人と同じであることよりも、自分が本当にやりたいことを見つけてほしいと願っています。
2025年の国際女性デーに関連するトークセッションでも、性別によって子どもの性格や役割を決めつけることへの違和感を語っていました。
一人ひとりの個性を尊重し、自分らしく生きることを大切にしたい。その考え方は、母親バーバラさんから受け継いだ、自分で決めることを大切にする姿勢とも重なります。
そんなAIさん自身も、子育てを通じて考え方が大きく変わった一人です。
もともと仕事に対してとても真面目で、細かなところまで気になる性格だったAIさん。
以前は物事が予定どおりに進まないと、自分でどうにかしなければと考えることが多かったそうです。
マネージャーから真面目すぎると言われた経験もあり、何でも自分で抱え込んでしまう一面がありました。
しかし、子育ては思いどおりにならないことの連続です。子どもの体調や気分によって予定が変わることもあれば、家事や仕事が思ったように進まない日もあります。
そんな経験を重ねる中で、AIさんは周囲の人の助言を受け入れ、以前は苦手だった「なんとかなる」という考え方も少しずつ認められるようになりました。
自分だけですべてを解決しようとするより、人に頼りながらできることを進めていく。その考え方を持てるようになってから、気持ちも楽になったと語っています。
さらに、子どもたちを育てる中で、自分自身も両親や周囲の人たちに支えられて成長してきたことを改めて実感したそうです。
支えられてきた経験を、今度は子どもたちへ伝えていく。そのつながりが、AIさんの家族への思いをより深いものにしています。
歌詞・人生相談・初著書『ひとりじゃないから』と心の健康
AIさんにとって音楽は、人を励ますだけでなく、自分自身の感情を整理する時間にもなっています。
2026年のインタビューでは、疲れや悩みを感じている時に、かえって歌詞が生まれることもあると語っています。
最初は心の中にある思いを一気に書き出し、その後、少しずつ言葉を整えていくそうです。
書き進めるうちに、自分が本当は何を感じていたのか、どんな状況にいたのかが分かってくることもあるといいます。
NHK Eテレの『眠れぬ夜はAIさんと』では、視聴者の悩みに向き合う姿も見せてきました。
2026年3月の『日曜日の初耳学』では、悩んでいる人への答えとして、林修さんの有名な言葉「今でしょ」を使いながら、行動を起こすことの大切さをユーモアたっぷりに語っています。
AIさん自身も、音楽活動や家族との暮らしの中で、さまざまな決断を重ねてきました。
2025年の国際女性デーに関連するイベントでも、心の健康や人が抱える悩みについて触れ、音楽を通じて人々の力になりたいという思いを語っています。
同年11月には、自身初のメッセージブック『ひとりじゃないから』を発売しました。
書籍には、AIさんがこれまでの人生で大切にしてきた言葉や経験をもとにした80のメッセージが収録されています。
制作にあたっては、約3日間にわたり、自分の半生について詳しく語ったそうです。
自分がどのような経験をして、何を感じ、どんな言葉に支えられてきたのか。真剣に話を聞いてもらう中で、AIさん自身も改めて人生を振り返ることができたといいます。
書籍に掲載する文章については、読者に説教のように感じられないか、自分らしい言葉になっているかを細かく確認しました。
そして、AIさんが大切にしている言葉の多くは、かつて誰かが自分にかけてくれた言葉でもあったと気づいたそうです。
母親、家族、友人、仕事仲間、ファンとの出会い。多くの人とのつながりが、今のAIさんを支えてきたことが伝わってきます。
AIさんの豆知識⑨|ライブで歌詞を忘れるとファンが助けてくれる!
2026年のインタビューでは、ライブ中に歌詞を忘れてしまった時、観客が教えてくれることもあると笑いながら話していました。そんなハプニングも楽しめるのは、長年ファンと築いてきた温かな関係があるからなのでしょう。
2026年2月27日には、デジタルシングル『ラッキーアイラブユー』をリリースしました。
この曲は、チョコレート菓子「キットカット」のブランドソングとして制作された作品です。
AIさんは、自信を失っている人にも、自分を大切に思ってくれる誰かがいることを感じてもらいたいという思いを込めたと語っています。
2026年9月18日には、NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部の課題曲『まだ旅の途中』をリリース。
AIさんは公式コメントで、年齢を重ねる中で経験してきた喜びや後悔、感謝について振り返り、人生を旅になぞらえながら、さまざまな感情を抱く人たちが一緒に歌える作品への思いを語っています。
さらに10月2日には、自分の名前と人工知能を意味するAIを掛け合わせた楽曲『It's AI』もリリースしました。
この曲では、海外にもメッセージを届けるため英語で歌い、自身の楽曲では珍しいラップにも挑戦しています。
技術が進歩する時代だからこそ、人間らしい心や愛、人と人とのつながりを大切にする。その思いは、長年にわたってAIさんが音楽に込めてきたメッセージとも重なります。
デビューから26年目を迎えても、AIさんの音楽と人生の旅は続いています。
まとめ|AIさんの美容・健康習慣から見える自分らしく生きる力
AIさんの美容法や健康習慣には、歌手としてのプロ意識と、家族や自分自身を大切にする暮らし方が表れています。
朝の白湯や水分補給、清潔な生活環境、好きな食事を楽しみながら家族の健康を考える姿勢。そして、年齢を重ねた自分の手を誇らしく思う美意識も、AIさんならではの魅力です。
出産や子育てを通じて睡眠や働き方を変え、仕事では今の身体に合ったペースを考えるようになりました。
心が疲れた時には涙を流し、人と話し、自分の感情を言葉にしていく。華やかなステージの裏側にも、さまざまな経験を重ねながら毎日を過ごす一人の女性の姿があります。
年齢や環境の変化を受け入れながら、好きな音楽を続け、人とのつながりを大切にしていく。AIさんの歩みは、自分らしい美容と健康の習慣を見つけながら、毎日を楽しむことの大切さを教えてくれます。
参考情報
- 美ST ONLINE|AIさんの美容・健康習慣と40代の考え方
- 美ST ONLINE|AIさんの挑戦と年齢を重ねる美意識
- VERY|AIさんの子育てと家族の日常
- 双葉社 THE CHANGE|AIさんの妊娠・出産と子連れ全国ツアー
- 双葉社 THE CHANGE|子育てで変わった食生活と健康観
- MBS『日曜日の初耳学』|AIさんの母親・LA留学・家族と音楽への思い
- AI OFFICIAL SITE|公式プロフィール・2026年の楽曲情報と本人コメント
※本記事は公開情報や本人インタビューをもとに構成しています。紹介する習慣は取材当時の内容を含みます。