最近、サプリメントや健康情報の中で「NMN」という名前を目にする機会が増えてきました。
さらにNMNについて調べていくと、
「NAD+」「ミトコンドリア」「PQQ」「エイジング研究」
といった言葉も次々と登場します。
「NMNって結局何?」
「NAD+とはどう違う?」
「PQQを一緒に配合するのはなぜ?」
名前だけを見ると少し難しそうですが、一つずつ整理していくと、それぞれが研究されている理由が見えてきます。
NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)は、私たちの体内にも存在し、NAD+をつくる過程に関わる物質です。
一方のPQQ(ピロロキノリンキノン)は、酸化還元反応やミトコンドリア、認知機能などとの関係から研究されている化合物です。
そして近年は、それぞれを単独で調べるだけでなく、NMNとPQQを組み合わせたヒト研究も登場しています。
この記事では、NMN・NAD+・PQQ・ミトコンドリアの関係を基本から整理し、人を対象とした研究ではどのようなテーマが調べられているのか、安全性について現在どこまで分かっているのか、そしてサプリメントを見るときは何を確認すると分かりやすいのかまで、2026年現在の研究をもとにご紹介します。
研究内容はNMN・PQQという成分を理解するための一般的な情報としてご紹介し、当店商品の配合量や製造情報とは分けてご案内します。
目次
- NMNとは?まず知っておきたいNAD+との関係
- NAD+は体の中で何をしている?
- NMNは人でどこまで研究されている?
- PQQとは?どんな成分?
- PQQとミトコンドリア・認知機能の研究
- なぜNMNとPQQを組み合わせる?
- NMN+PQQサプリを見るときのポイント
- 安全性について知っておきたいこと
- NMN・PQQのよくある疑問
NMNとは?まず知っておきたいNAD+との関係
NMNは、英語のNicotinamide Mononucleotideの略で、日本語ではニコチンアミド・モノヌクレオチドと呼ばれます。
名前の中にある「ニコチンアミド」は、ビタミンB3に関連する化合物のひとつです。
たばこに含まれるニコチンとは、それぞれ異なる化学物質です。
NMNを理解するうえで重要なのが、NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)との関係です。
体の中では、
ニコチンアミドなど
↓
NMN
↓
NAD+
という経路を含む複数の仕組みによってNAD+がつくられています。
つまり、NMNはNAD+をつくるために利用される前駆体のひとつです。
NMNとNAD+はどんな関係?
NMNとNAD+は、それぞれ役割の異なる物質です。
分かりやすく考えるなら、NMNはNAD+がつくられる経路の途中にある材料のひとつ。
そしてNAD+は、その先で細胞内のさまざまな反応に利用されます。
NMNが世界的に研究されるようになった大きな理由も、このNAD+との関係にあります。
豆知識|「β-NMN」の“β”って何?
NMNには、分子の構造の違いによってα型とβ型があります。
生体内で利用される形として研究され、ヒト臨床試験で使用されているのが主にβ-NMNです。
そのため、NMNサプリメントの商品名や原材料表示では「β-NMN」という表記を目にすることがあります。
一見すると小さな「β」の文字ですが、NMNの原料を見るときには知っておきたいポイントです。
NAD+は体の中で何をしている?
NAD+は、私たちの細胞の中でさまざまな生命活動に関わっている補酵素です。
特に重要なのが、食事から得た栄養素を利用してエネルギーを生み出す過程です。
糖質や脂質などから得られた成分を、細胞が利用できるエネルギーへつなげていく過程では、多くの化学反応が連続して起こります。
NAD+とNADHは、その中で電子を受け渡す役割を担い、エネルギー代謝の重要な仕組みに参加しています。
さらにNAD+は、エネルギー代謝だけでなく、サーチュインやPARPなど、細胞内のさまざまな酵素が働く際にも利用されます。
そのため近年では、NAD+の量や代謝が、加齢やさまざまな生理状態とどのように関係しているのかが活発に研究されています。
NAD+は「エネルギーそのもの」より、エネルギー産生を支える存在
健康情報では、NAD+を「細胞のエネルギー」や「若さの燃料」と表現することがあります。
より正確には、NAD+はATPやカロリーのようなエネルギーそのものではなく、エネルギー代謝をはじめとする数多くの化学反応を支える補酵素です。
「燃料そのもの」というより、細胞の中でエネルギーを扱う仕組みに欠かせない存在と考えると分かりやすいでしょう。
小ネタ|NAD+研究の歴史は100年以上
NAD+という名前を聞くと、とても新しい研究分野のように感じるかもしれません。
ところが、その歴史は1906年までさかのぼります。
イギリスの研究者Arthur HardenとWilliam John Youngが酵母の発酵を研究していた際、発酵反応に必要な熱に強い「coferment」と呼ばれる物質の存在を報告しました。
その後の研究によって、この流れがNADという補酵素の理解へつながっていきます。
そこから100年以上にわたり研究が進み、エネルギー代謝に加えて、サーチュイン、DNA修復、細胞シグナルなどへ研究分野が広がってきました。
NMNは近年一気に名前が知られるようになった成分ですが、その先にあるNAD+には100年以上に及ぶ研究の歴史があります。
これもNMNを知るうえで面白いポイントです。
年齢とNAD+の関係も研究されている
動物研究や人の組織を調べた研究などから、NAD+の代謝は年齢や代謝状態などと関係することが分かってきています。
また、NAD+の状態は血液・筋肉・臓器などによって異なるため、現在は体のどこで、どのようにNAD+が変化するのかまで詳しく研究されるようになっています。
こうした背景から、NAD+の産生に関係するNMNやNRなどの「NAD+前駆体」にも研究の幅が広がっています。
NMNは人でどこまで研究されている?
NMN研究は、細胞・動物研究から始まり、現在では人を対象としたランダム化比較試験も増えてきました。
研究テーマも、血中NAD関連指標から、身体機能、睡眠、代謝などへ広がっています。
比較的一貫して研究されている「NAD+関連指標」
複数のヒト臨床研究で確認されているテーマのひとつが、NMN摂取後の血液中のNAD+やNAD関連代謝物の変化です。
たとえば健康な中年男女80人を対象とした60日間のランダム化二重盲検試験では、300mg、600mg、900mgのNMNを摂取したグループについて、血中NAD濃度などが評価されました。
この試験では、血中NAD濃度の変化に加えて、6分間歩行などの身体機能についても調べられています。
また、高齢者を対象に250mg/日を12週間摂取した研究でも、血中NAD+関連指標と歩行や睡眠などが研究されています。
睡眠や身体機能へ研究テーマが広がっている
日本の高齢者を対象としたNMNの臨床試験では、250mg/日を12週間摂取し、睡眠、疲労感、身体機能などが調べられました。
別の高齢者研究でも、NMN摂取後の血中NAD+関連物質と、歩行や睡眠に関する評価項目が研究されています。
このように現在のNMN研究では、NAD+という生化学的な指標から、身体機能や睡眠など日常生活に近いテーマへ研究範囲が広がっていることが分かります。
特定の人を対象にした代謝研究も
2021年には、前糖尿病で過体重または肥満の閉経後女性を対象として、NMN 250mg/日を10週間摂取した際の筋肉のインスリン感受性などを調べた研究が発表されました。
この試験では、一部の代謝関連指標に変化が報告されています。
研究結果を読むときには、対象者の年齢・性別・健康状態・摂取量・期間まで一緒に見ることで、その研究が何を調べたものなのかがより分かりやすくなります。
2026年、15件のランダム化比較試験をまとめた研究も
2026年には、成人を対象とした15件のランダム化比較試験をまとめたシステマティックレビュー・メタ解析が発表されました。
対象となった研究では、NMNの摂取量は250~2,000mg/日、期間は14日~24週間でした。
安全性を解析できた試験をまとめると、短期間の経口摂取では、全体的な有害事象、重篤な有害事象、中止につながる有害事象、ALT・ASTなどの肝機能関連指標について、対照群と比べた明確な増加は確認されませんでした。
一方、体重、BMI、空腹時血糖、HbA1c、血中脂質などについては、研究全体を統合した結果で一貫した変化は確認されていません。
現在のNMN研究をシンプルに整理すると、
NMNを摂取する
↓
NAD+関連指標の変化が研究されている
↓
身体機能・睡眠・代謝・加齢との関係をさらに検証している
という段階です。
「NAD+関連指標の変化」と「長期的な健康上の結果」を分けて見ることが、NMN研究を理解するポイントになります。
PQQとは?どんな成分?
NMNと一緒に配合されることがあるのが、PQQです。
PQQはPyrroloquinoline Quinone(ピロロキノリンキノン)の略です。
PQQは、酸化還元反応やミトコンドリアに関係する研究で知られるキノン化合物です。
PQQはどのように分類される?
PQQは「ビタミン様物質」と紹介されることがあります。
現在は人に必要な必須ビタミンとして正式に分類されている成分ではなく、酸化還元反応や細胞内シグナルなどとの関係が研究されている物質です。
特に細菌では、いくつかの酵素反応に関わる補因子としてよく知られています。
豆知識|PQQの構造が明らかになったのは1979年
PQQは、細菌の酵素に関係する未知の補因子として研究が進み、1979年にその特徴的な化学構造が報告されました。
その後、研究テーマは酸化還元反応からミトコンドリア、細胞内シグナルなどへ広がっていきました。
実はPQQは食品からも微量に見つかっている
PQQはサプリメントだけに存在する特殊な物質というわけではなく、自然界にも存在しています。
ジャガイモ、ホウレン草、パセリ、ピーマン、納豆、豆腐、味噌、牛乳、卵など、さまざまな食品から微量のPQQが検出されています。
食品に含まれる量はサプリメントで使われる量と比べると非常に少量ですが、身近な食品の中にも存在しているというのは面白いところです。
そもそもミトコンドリアとは?
ミトコンドリアは、私たちのほとんどの細胞の中に存在する小さな構造です。
特に重要なのが、ATPという細胞が利用するエネルギーをつくる過程に関わっていることです。
その働きから「細胞の発電所」と例えられることもあります。
運動、筋肉、脳、エネルギー代謝、加齢など幅広い分野でミトコンドリアが研究されており、PQQもその流れの中で注目されてきた成分のひとつです。
PQQとミトコンドリア・認知機能の研究
PQQについては細胞・動物研究が多く、特にミトコンドリアの形成や機能に関係する細胞内シグナルとの関連が研究されています。
さらに、人を対象とした研究も行われています。
認知機能について調べたヒト試験
日本で行われたランダム化二重盲検プラセボ対照試験では、健康な中高年男女にPQQ二ナトリウム塩20mg/日を12週間摂取してもらい、記憶、注意、判断、認知柔軟性などが評価されました。
研究では、複合記憶、言語記憶、反応時間、複雑注意など、複数の評価項目についてグループ間の違いが調べられました。
また、20~65歳を対象にPQQ 20mg/日を12週間摂取した別の試験でも、年齢層ごとに記憶や認知に関する評価が行われています。
PQQのヒト研究は現在も発展している分野です。
今後さらに参加者数や研究機関の幅が広がることで、どのような条件でどのような変化が見られるのか、より詳しい情報が蓄積していくと考えられます。
運動とミトコンドリア関連シグナルの研究
運動習慣のない男性を対象にした研究では、PQQを摂取しながら持久性トレーニングを行い、運動能力やミトコンドリア形成に関係するタンパク質などが調べられました。
その中では、PGC-1αというミトコンドリア形成に関係するタンパク質についても評価されています。
このようにPQQは、単に一つの健康指標だけを見るのではなく、運動時の細胞内シグナルやミトコンドリアの仕組みという視点からも研究されています。
なぜNMNとPQQを組み合わせる?
NMNとPQQを一緒に配合したサプリメントが登場している背景には、それぞれ異なる研究分野から注目されてきたことがあります。
シンプルに整理すると、
NMN → NAD+をつくる経路との関係
PQQ → ミトコンドリア・酸化還元・細胞内シグナルとの関係
という研究上の特徴があります。
そのため製品設計では、「NAD+に関する栄養研究」と「ミトコンドリアに関する研究」という2つの視点を持つ成分を一緒に配合するという考え方があります。
2026年にはNMN+PQQを同時に使ったヒト研究も登場
2026年には、NMNとPQQを同時に摂取するランダム化二重盲検プラセボ対照試験が発表されました。
この研究では60人の若い男性を、
- プラセボ
- PQQ 20mg
- NMN 300mg
- NMN 300mg+PQQ 20mg
の4群に分け、激しい運動の60分前に一度摂取してもらいました。
主な研究テーマは、運動後に自分の体内の感覚をどのように認識するかという「内受容感覚(interoception)」でした。
一部の評価項目ではグループによる違いが調べられ、NMNとPQQの組み合わせについても検討されました。
この試験では運動能力について明確な群間差は示されておらず、NMNとPQQの組み合わせによる相乗的な働きそのものは、今後さらに検証される研究テーマとなっています。
それでも、NMNとPQQという組み合わせが商品設計だけでなく、実際のヒト臨床研究の対象にもなり始めたことは興味深い動きです。
なお、この研究は若い男性を対象に、特定の研究用原料を運動前に1回摂取する条件で行われた試験です。
市販商品の原料規格や、毎日継続して摂取する場合とは分けて理解することが大切です。
今後は、継続摂取、年齢層の違い、男女差などを含めた研究が増えることで、この組み合わせについてさらに詳しい情報が蓄積していくと考えられます。
NMN+PQQサプリを見るときのポイント
NMNやPQQの商品は、配合量や表示方法、使用原料などに違いがあります。
そこで商品を見るときには、ボトル全体の数字と、1粒・1日量あたりの実際の配合量を分けて確認すると、とても分かりやすくなります。
「27,000mg」は何を表している?
当店で取り扱っているNMN+PQQ Ultimate 27,000mgは90粒入りで、1粒あたり、
を配合しています。
商品名の「27,000mg」は、
β-NMN 300mg × 90粒=1ボトルあたり合計27,000mg
という内容を表しています。
つまり商品を比較するときには、
1ボトル全体では何mgか。
1粒では何mgか。
使用する場合の目安量では何mgか。
この3つを分けて見ると、数字の意味がぐっと分かりやすくなります。
NMN商品では何を見比べる?
NMN商品を見るときには、
- β-NMNを使用しているか
- 1粒・目安量あたりの配合量
- 原料の純度や規格が明確か
- 製造元・製造国が確認できるか
- 品質管理について情報があるか
といった項目が比較のポイントになります。
PQQについても、配合の有無だけでなく、どの形のPQQを使用しているのか、1粒あたりどの程度配合されているのかを見ると、商品の設計を理解しやすくなります。
また、この記事で紹介している臨床研究は、それぞれ特定の研究用原料・条件で行われたものです。
研究は「成分について何が調べられているのか」を知る情報として、商品は「実際に何がどのくらい配合されているか」を確認する情報として見ると、より分かりやすく比較できます。
NMNとPQQを、毎日の習慣として取り入れてみたい方へ
ここまでNMNとPQQの仕組みや研究を見てきて、「まずは2つを一緒に取り入れてみたい」と感じた方にとっては、1つのカプセルにβ-NMNとPQQをまとめた設計も選択肢のひとつです。
当店のNMN+PQQ Ultimate 27,000mgは、1粒にβ-NMN 300mgとPQQ 20mgを配合した、90粒入りのニュージーランド製サプリメントです。
NMNとPQQを別々に用意するのではなく、2つの成分をひとつのカプセルから取り入れられるシンプルな配合設計になっています。
話題になっているからという理由だけで選ぶのではなく、この記事でNMN・NAD+・PQQの違いを知ったうえで、配合量、原料、製造背景、毎日の取り入れやすさまで確認して選びたい方にご覧いただきたい商品です。
安全性について知っておきたいこと
NMNのヒト研究では安全性も調べられている
NMNについては、これまで複数の短期ヒト臨床試験で安全性や忍容性が評価されています。
健康な男女31人を対象とした試験では、β-NMN 1,250mg/日を4週間摂取し、血液検査、尿検査、身体測定などが評価されました。
この試験期間では重篤な有害事象は報告されず、良好な忍容性が示されました。
また、300~900mg/日を60日間摂取した中年男女の試験や、250mg/日を数か月使用した研究などでも、安全性に関する評価が行われています。
2026年には15件のRCTをまとめた安全性評価も
2026年に発表されたシステマティックレビュー・メタ解析では、15件のランダム化比較試験が対象となり、そのうち10件が安全性解析に使用されました。
研究で使われたNMNの量は250~2,000mg/日、期間は14日~24週間でした。
統合解析では、短期間のNMNまたはNMN関連製剤について、全体的な有害事象、重篤な有害事象、使用中止につながる有害事象や、ALT・ASTなどの肝機能関連指標に明確な増加は確認されませんでした。
現在のヒト研究は数週間から数か月程度の試験が中心であり、長期間の摂取については、さらに研究が積み重なっていく分野です。
2026年、EFSAも特定規格のβ-NMNを評価
2026年には、欧州食品安全機関(EFSA)が特定規格のβ-NMNについてNovel Foodとして安全性評価を公表しました。
評価対象となったのは、化学合成によって製造された純度99%以上の特定のβ-NMN原料です。
成人を対象に300mg/日までの使用条件が評価され、妊娠中・授乳中の方を除く成人について、EFSAは申請された原料が提案された使用条件のもとで安全であると結論づけています。
また、このβ-NMNからニコチンアミドが利用可能であり、ナイアシンの供給源となることについても評価されています。
ここで重要なのは、EFSAの評価が申請された特定規格・特定製法のβ-NMN原料について行われたものだということです。
そのため、市販のNMN商品を見る際には、EFSAの評価量と数字が同じかどうかだけではなく、実際に使用されている原料の規格や品質管理を確認することが大切です。
PQQの安全性評価
PQQについても、欧州食品安全機関(EFSA)が特定のPQQ二ナトリウム塩について安全性評価を行っています。
評価対象は、発酵によって製造され、純度などの規格が設定された特定のPQQ原料で、健康な成人向けサプリメントとして20mg/日という使用条件が検討されました。
EFSAは、その申請原料について提案された使用条件で安全であると結論づけています。
この評価でも妊娠中・授乳中の方は対象外となっています。
PQQにも製法や原料規格の違いがあるため、商品を見る際には配合量とあわせて使用原料や品質管理を確認することがポイントになります。
妊娠中・授乳中、服薬中の場合
NMN・PQQともに、妊娠中や授乳中を対象とした十分なヒト研究は蓄積していません。
妊娠中・授乳中の方、治療中の方、医薬品を服用している方、持病がある方は、使用前に医師や薬剤師などの専門家へ確認してください。
また、商品に記載された摂取目安量や注意事項を確認し、自分の体調を見ながら利用することが基本です。
体調に普段と異なる変化を感じた場合は、使用を中止して適切に対応してください。
NMN・PQQのよくある疑問
NMNが「若返り成分」と呼ばれるようになった背景は?
NMNが世界的に注目されるきっかけになったのは、NAD+と加齢の関係を研究するエイジング生物学です。
細胞・動物研究では、NAD+代謝と加齢に伴うさまざまな変化との関係が研究されてきました。
その流れから、NAD+の前駆体であるNMNにも注目が集まり、「若返り」「アンチエイジング」といった言葉と一緒に紹介される機会が増えました。
現在のヒト研究では、経口NMN摂取後のNAD+関連指標や、身体機能、睡眠、代謝などについて研究が進んでいます。
そのためNMNは、NAD+や加齢の生物学を研究する中から注目されるようになった成分と理解すると、その背景が分かりやすくなります。
人の寿命や長期間にわたる加齢変化については、これからの長期研究でさらに明らかになっていく重要なテーマです。
PQQとCoQ10はどう違う?
PQQとCoQ10(コエンザイムQ10)は、それぞれ異なる化学構造と役割を持つ物質です。
どちらもミトコンドリアやエネルギー代謝の話題で登場しますが、研究されている仕組みは異なります。
CoQ10はミトコンドリアの電子伝達系に関わる補酵素として知られています。
一方PQQは、酸化還元反応やミトコンドリア形成に関連する細胞内シグナルなどを中心に研究されています。
NMNとPQQは朝・夜どちらに飲む?
NMNやPQQの臨床研究では、さまざまな摂取時間や試験条件が使われています。
現在は、すべての人に共通する特定の時間帯を基準にするより、商品のラベルに記載された摂取方法や目安量を確認し、毎日の生活に取り入れやすい方法で続けることが分かりやすいでしょう。
男性用?女性も研究されている?
NMNのヒト研究には男女ともに参加しており、閉経後女性だけを対象とした臨床研究もあります。
PQQについても、男女を含む健康な成人を対象とした臨床研究が行われています。
NMN・PQQは、男女それぞれを含む幅広い対象者で研究されている成分です。
まとめ|仕組みと研究の現在地から理解するNMN+PQQ
NMNとPQQは、どちらも近年注目されている成分ですが、それぞれ異なる研究背景を持っています。
NMNは、NAD+をつくる経路に関わる前駆体。
PQQは、ミトコンドリア、酸化還元、細胞内シグナルなどとの関係が研究されている化合物。
NMNについては、人を対象とした研究から経口摂取後のNAD+関連指標についてデータが蓄積し、身体機能、睡眠、代謝などへ研究テーマが広がっています。
2026年には15件のランダム化比較試験をまとめた解析も登場し、短期間の安全性についての情報も以前より充実してきました。
PQQについても、認知機能、運動、ミトコンドリア形成に関連する指標などを対象としたヒト研究が行われています。
さらに2026年には、NMN 300mgとPQQ 20mgを同時に用いたヒト試験も発表され、NMN+PQQという組み合わせ自体も研究対象になり始めています。
そしてNMNやPQQの面白さは、単に「最近話題の成分」という点だけではありません。
NMNは何なのか。
NAD+は体内で何をしているのか。
PQQはどのような研究分野で注目されているのか。
どの原料が、1粒にどのくらい配合されているのか。
こうした基本を知ると、商品に書かれている数字や成分名の意味もぐっと分かりやすくなります。
100年以上研究されてきたNAD+と、その前駆体として注目されるNMN。
1979年に構造が明らかになり、ミトコンドリアを含むさまざまな研究へ広がったPQQ。
その2つについて理解したうえで、「一緒に毎日の習慣へ取り入れてみたい」と感じた方にとって、β-NMNとPQQを1つのカプセルにまとめた商品は、シンプルで分かりやすい選択肢のひとつです。
当店のNMN+PQQ Ultimate 27,000mgは、1粒にβ-NMN 300mgとPQQ 20mgを配合した、90粒入りのニュージーランド製サプリメントです。
研究の現在地を知りながら、原料、配合量、製造背景、品質管理、毎日の取り入れやすさまで確認し、自分に合ったサプリメント選びにつなげていただければと思います。
ご注意
本記事は、NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)、NAD+、PQQ(ピロロキノリンキノン)について、基礎的な仕組みや公開されている研究を一般的な情報として紹介するものです。
紹介した研究結果は、各研究で使用された特定の原料、摂取量、期間、対象者などの条件に基づくものであり、個々の市販商品について同じ結果を示すものではありません。
本記事および健康補助食品は、疾病の診断・治療・予防や、若返り・寿命延長などを目的とするものではありません。
健康状態について気になることがある場合は、医師・薬剤師などの専門家へご相談ください。
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