「にこるん」の愛称で親しまれる藤田ニコルさん。明るく飾らないキャラクターと、ファッションやメイクへの情熱で、10代から多くの女性に支持されてきました。しかし、その華やかな活躍の裏側には、自分の容姿への評価に悩み、メイクや美容を研究し続けてきた長い時間があります。
1998年2月20日、ニュージーランド生まれ。2009年に『第13回ニコラモデルオーディション』でグランプリを獲得し、ファッション誌『nicola』の専属モデルとしてデビューしました。その後『Popteen』『ViVi』で活躍し、テレビのバラエティー番組にも数多く出演。「にこるんビーム」で親しまれた10代から、大人の美容やファッションを発信するモデルへと成長しています。
現在はモデルやタレントとしての活動に加え、コスメブランド「cimer(シーメル)」、ファッションブランド「CALNAMUR(カルナムール)」、カラーコンタクトブランド「U.P.D」のプロデュースなど、多方面で活躍。2025年3月には美容本『私が垢抜けた82の方法』を出版し、同年に約7年5か月務めた『ViVi』専属モデルを卒業しました。2026年9月からは『VERY』の専属モデルとして新たなステージに進んでいます。
プライベートでは2023年8月に俳優の稲葉友さんと結婚し、2024年11月に結婚式を挙げました。2026年には第1子の誕生を公表。28歳となった現在は、仕事と育児を両立しながら、新しい暮らしに合った美容やファッションを楽しんでいます。
そんな藤田さんの美容を知るうえで興味深いのは、最初から自分に自信があったわけではないことです。10代で多くの人に知られるようになり、周囲の言葉に傷ついた時期もありました。それでも、自分自身を好きになりたいという気持ちから、メイクやスキンケア、体づくりを研究し、自分らしい美しさを見つけてきました。
今回は本人インタビューを中心に、スキンケア、フェイスマスク、眉毛サロン、愛用コスメ、メイク術、ヘアケア、筋トレ、食生活、ビタミン類、睡眠、入浴、リラックス習慣を詳しく紹介します。さらに、ニュージーランドでの幼少期、母親との思い出、夫婦生活、出産後の美容観にも触れながら、藤田ニコルさんの美しさを支える日常と、その変化をたどります。
1.藤田ニコルの美容法と垢抜けの歴史|10代から続く自分磨き
小学生から始まったメイク研究と、テレビ出演での気づき
藤田ニコルさんがメイクに興味を持ち始めたのは、小学校6年生の頃でした。当時は100円ショップで購入できるコスメを使い、自分なりのメイクを楽しんでいたそうです。その様子が雑誌で取り上げられたこともあり、美容への好奇心は早くから芽生えていました。
『nicola』でモデル活動を始め、『Popteen』時代には厚めの前髪と華やかなメイク、明るいキャラクターで人気を集めます。しかし、テレビ出演が増えると、容姿に関する厳しいコメントも目に入るようになりました。
2025年の『CREA』では、当時の言葉に傷つきながらも、自分の見た目と向き合うようになった経験を振り返っています。
そこで藤田さんが気づいたのが、テレビとファッション雑誌では、照明やカメラの環境が大きく異なることでした。同じメイクをしていても、撮影する場所によって顔の印象が違って見える。モデルとして経験してきたメイクを、そのままテレビに持ち込むだけでは、自分が望む雰囲気と違うこともあったのです。
この発見をきっかけに、目元のラインやチークの位置、シェーディング、髪型との組み合わせなどを少しずつ研究するようになりました。
もちろん、すべてが最初から思いどおりにいったわけではありません。大人っぽい印象を目指して黒髪に真っ赤なリップを合わせたものの、当時の自分にはしっくりこなかった経験もあるそうです。
華やかなギャルメイクを楽しんだ時期もあれば、顔全体のバランスを考えて色を控えめにした時期もある。そうした試行錯誤を通して、自分が好きなメイクと、自分に似合うメイクの両方を楽しめるようになっていきました。
藤田さんにとって美容は、人からどう見られるかを考えるだけのものから、自分自身を好きになるための楽しみへと広がっていったのです。
美容本『私が垢抜けた82の方法』と、自分を好きになる考え方
2025年3月12日、藤田さんは美容本『私が垢抜けた82の方法』を出版しました。
長年のモデル経験で積み重ねてきたメイク、スキンケア、ボディケア、ヘアケア、ファッション、そして自分自身との向き合い方まで、82の工夫を紹介しています。
講談社の公式紹介によると、藤田さんは自宅にコスメ専用の部屋を設けるほどの化粧品好き。気になったアイテムを次々に試し、毎日のように異なるメイクを楽しんでいるそうです。
本の中では、目頭のラインやシェーディングなど、自分で研究してきたメイクテクニックに加え、下着のイメージモデルとしての経験から関心を深めたバストケアについても取り上げています。
2025年の取材では、メイクをすることで気持ちが前向きになり、自分自身をもっと好きになれると語っていました。
また、年齢を重ねる中で、以前は気になっていた自分の顔の特徴にも愛着を持てるようになったそうです。自分の個性を受け入れながら、メイクで新しい表情を楽しむ。その考え方には、10代からの経験が詰まっています。
同年には『ViVi』の専属モデルを卒業。以前から27歳で卒業することを人生設計に組み込んでいたと話しており、美容だけでなく仕事や暮らし方についても、将来の自分を思い描いて準備する姿勢が感じられます。
美容を長年研究してきた藤田さんが、その経験を一冊の本として読者に届ける。2025年は、モデルとしての歩みを振り返りながら、次のステージへ進む大きな節目となりました。
豆知識①|ViViデビュー時の厳しい評価を乗り越えて
2017年に『ViVi』の専属モデルとなった藤田さん。加入当初は読者から厳しい反応もあったと振り返っています。それでも自分に求められる役割を考え、約7年5か月の活動を通して歴代最多の表紙出演を記録するまでに成長。長く愛されるモデルとして、自分の居場所を築いてきました。
2.藤田ニコルのスキンケア|保湿・フェイスマスク・愛用クリーム
コロナ禍をきっかけに、肌のお手入れにも関心が広がる
10代からアイメイクやリップを研究してきた藤田さんですが、20代になるとスキンケアにも改めて目を向けるようになりました。
本人インタビューでは、コロナ禍で生活や仕事の環境が変わったことが、普段のスキンケアを見直すきっかけになったと語っています。
モデルの仕事では、撮影によって使うメイク用品も変わります。さまざまなアイテムを試す機会がある一方、大切な撮影の直前には、普段使い慣れたコスメを選ぶという考え方も持っています。
日頃から自分の肌の状態を観察し、使い心地のよい商品を見つけておく。新しいコスメへの好奇心と、毎日のお手入れを大切にする堅実さが共存しています。
2025年の『ViVi』では、化粧ノリが気になる日の自身のお手入れについても、具体的な方法を紹介していました。
シートマスク・炭酸パック・保湿クリームの使い分け
藤田さんが紹介していたスキンケアには、シートタイプのフェイスマスク、冷却用の美容ツール、しっとりした使用感のクリームなどがあります。
乾燥が気になる部分には、ニベアのクリームやヴァセリンのオリジナル ピュアスキンジェリーといった身近なアイテムも取り入れていました。
2024年11月の結婚式に向けた美容準備では、EKATOの炭酸タイプのフェイスパックも紹介しています。
結婚式という特別なイベントに向けて、日常のお手入れに加え、自分が興味を持っていた美容アイテムを試す時間も楽しんでいたのでしょう。
顔のお手入れだけでなく、ボディケアにも使い慣れた定番品を取り入れています。2025年の本人取材では、キュレルのバスタイム モイストバリアクリームや、ニベアのクリームケア ボディウォッシュなどが紹介されました。
高級感のある美容アイテムを楽しみながら、日常には身近で使いやすい商品も選ぶ。藤田さんの美容には、そうした柔軟な考え方があります。
また、肌の悩みに関しては、皮膚科などで専門家に相談するという選択肢にも触れていました。自分で美容を研究する楽しさと、専門家の知識を取り入れる姿勢を両立させています。
ここで紹介した商品は、本人が取材当時に使用または紹介したアイテムです。使用感や肌との相性はそれぞれ異なるため、藤田さん自身の美容習慣として紹介しています。
豆知識②|写真の加工もユーモアを交えて話す
肌を褒められたとき、藤田さんはSNS写真には加工が使われる場合もあると、率直に説明したことがあります。華やかな写真を届けるモデルでありながら、その裏側も飾らずに話すところに、親しみやすい人柄が表れています。
3.藤田ニコルの眉毛・メイク術・愛用コスメ|自分に似合う顔づくり
眉毛サロンの写真を残す、実用的なお手入れ習慣
藤田さんのメイクに関する発言で、特に大人の女性にとって興味深いのが眉毛へのこだわりです。
2025年の『東洋経済オンライン』では、30代や40代の女性がメイクを見直すなら、眉毛を整えることから始めてみるという考えを紹介しています。
眉毛は顔全体の印象を左右する大切な部分。藤田さん自身も定期的に眉毛サロンへ通い、時代に合った形やメイクの雰囲気を研究しています。
特に実用的なのが、サロンで整えてもらった眉毛を写真に残す習慣です。忙しくてサロンへ行けないときは、その写真を参考にして自分でお手入れするそうです。
一度プロに整えてもらった状態を記録し、その後のセルフケアにも活かす。藤田さんは、こうした工夫を日々の習慣として続けています。
以前はおでこを出すことに抵抗があったそうですが、眉毛の形やメイクに自信を持てるようになってからは、ヘアスタイルの選択肢も広がったと語っています。眉毛への小さなこだわりが、ファッションの楽しみ方にまでつながったエピソードです。
「丸切開ライン」とシェーディング、ベースメイクの工夫
藤田さんが研究してきたメイク技術の一つが、目頭の形に沿ってラインを描く「丸切開ライン」です。
美容本では、ブラウン系のペンシルを使い、自然な曲線を描く工夫を紹介しています。
また、鼻筋や輪郭へのシェーディングについても、自分の顔立ちに合わせた方法を研究してきました。アイシャドウの色を変えるだけでなく、線を描く位置や顔全体のバランスにも目を向けています。
時間がない日にメイクを一つだけ選ぶなら、ベースメイクを重視したいという考えを話したこともあります。
華やかな目元やリップを楽しむ前に、肌全体の印象を整える。モデルとしてさまざまな撮影を経験してきた藤田さんにとって、ベースメイクは大切な要素なのです。
特別な日にはリップの輪郭を少し大きめに描くなど、その日のファッションに合わせてメイクを変えています。自分の顔の特徴を知り、楽しみながら表現することが、藤田さんのメイクスタイルにつながっています。
キャンメイク・セザンヌから秋のデパコスまで
藤田さんのコスメ選びには、価格帯にとらわれない自由さがあります。
2025年の『ViVi』では、メイク初心者におすすめするブランドとしてCANMAKEとセザンヌを紹介。当時の愛用品として、キャンメイクのマシュマロフィニッシュパウダーと、セザンヌの影色リップメイカーを挙げていました。
一方、初めて購入したデパートコスメはM・A・Cのピンク系リップだったそうです。イヴ・サンローランのリップについても、商品そのものの可愛さやパッケージの特別感を楽しむ気持ちを語っています。
2025年秋の『DEPACO』では、新作コスメを取り入れた3種類のメイクを提案しました。
一つ目は、ベージュとシルバー系のきらめきを組み合わせたアイメイク。アイホールに落ち着いた色を広げ、上まぶたのキワには涼しげなきらめきを添えることで、抜け感のある大人っぽい目元を表現しています。
二つ目は、青みピンクのチークを主役にしたメイクです。以前は苦手だと感じていた青みピンクも、さまざまな質感や色のバリエーションを試す中で、楽しめるようになったそうです。
企画ではRMKのピンク系チークを選び、落ち着いたアイメイクやすっきりまとめたヘアスタイルと組み合わせています。甘さのあるチークと大人っぽいファッションを合わせることで、藤田さんらしいスタイルに仕上げていました。
三つ目は、イヴ・サンローランの「ラブシャイン グロスプランパー」を使ったブラウンリップ。唇の輪郭を少し大きめに描き、濃い色とツヤのある質感を組み合わせたメイクです。
藤田さんは、新作コスメを発売前から雑誌やレビューで調べ、気に入ったものは発売当日に購入することもあると話しています。
また、BLACKPINKのジェニーさんやリサさんのミュージックビデオなどから、韓国メイクのトレンドも研究してきました。国内外の新しい表現を見ながら、自分の顔やその日のファッションに合う方法を考えているのです。
これまで苦手だった色にも再挑戦し、組み合わせを変えて楽しむ。メイクを完成された一つの方法として捉えるより、日々新しい発見があるものとして楽しんでいることが伝わります。なお、秋の新作コスメは企画で本人が選んだ商品として紹介しています。
豆知識③|自宅にはコスメ専用の部屋まで
藤田さんは、自宅にコスメを集めた専用の部屋を設けるほどの化粧品好き。新しいアイシャドウやリップを研究し、さまざまな色や質感を試すことも楽しみの一つです。仕事でメイクをする機会が多くても、自分でコスメを選んで楽しむ時間を大切にしています。
4.藤田ニコルのヘアケア|ヘアオイル・カラーリング・結婚式の準備
ハイトーンカラーを楽しみながら髪の印象を大切に
藤田さんはモデル活動を通じて、明るいヘアカラーから大人っぽいスタイルまで、さまざまな髪型を楽しんできました。
『Popteen』時代の華やかなギャルスタイルから、『ViVi』時代の洗練されたファッションまで、髪型もその時々の自分を表現する大切な要素です。
2025年4月にはロレアル パリとの企画で、朝晩のヘアケアやヘアオイルを使ったお手入れを紹介しています。
ハイトーンカラーを楽しむからこそ、清潔感のある髪の印象を大切にしたいという考え方を語っていました。
髪色が変われば似合うメイクや服装も変わります。藤田さんにとってヘアケアは、好きなファッションを楽しむための一部でもあるのでしょう。
ブランドとの企画で紹介されたヘアオイルについては、取材当時の発言として捉え、日々の使用を継続していると断定することなく紹介しています。
結婚式を見据え、約2年間かけて髪を伸ばした
藤田さんのヘアケアで印象的なのが、2024年11月の結婚式に向けた準備です。
2025年の取材では、結婚式の約2年前に髪をボブにカットし、その後は挙式を見据えて髪を伸ばしてきたと振り返っています。
理想のヘアスタイルを特別な一日に合わせて準備するため、長い時間をかけてお手入れを続けてきました。
結婚式に向けては、髪だけでなく肌のお手入れやボディメイクにも関心を向けています。
仕事でも将来の目標を立ててきた藤田さんですが、美容についても自分が望む姿を思い描き、日々の習慣を組み立てるところに計画性が表れています。
豆知識④|美容好きからブランドプロデューサーへ
藤田さんはコスメブランド「cimer」、ファッションブランド「CALNAMUR」、カラーコンタクト「U.P.D」のプロデュースにも取り組んできました。モデルとして商品を紹介する立場から、自分の考える可愛さを形にする立場へ。長年の美容とファッションへの関心が、ものづくりにも広がっています。
5.藤田ニコルの筋トレ・ダイエット|ボディメイクとジム経営
ウエスト・ヒップラインと、自分が好きなボディバランス
藤田さんはモデルとしての活動を通じて、筋トレやボディメイクにも取り組んできました。
過去には週1回程度のジム通いについて語り、その後も仕事や撮影内容に合わせて運動を取り入れてきました。
ウエストやヒップラインを意識したトレーニングでは、ボールや重りを使った運動など、自分が目指す体のバランスに合わせた方法を選んでいます。
2025年の『CREA』では、アメリカの女性のようなヘルシーなボディラインに憧れるという自身の好みについても語っていました。
好きな洋服をどのように着こなしたいか、どんなシルエットを目指したいか。モデルとしての経験が、体づくりへの考え方にもつながっています。
また、パーソナルトレーナーと一緒に取り組む運動については、自分の目標に合わせて指導を受けられることや、頑張りを認めてもらえる楽しさも語っています。
トレーニングの種類や運動量は、本人が仕事や当時の体調に合わせて選んだものです。藤田さんの経験は、運動との向き合い方を知るためのエピソードとして紹介しています。
毎日完璧を目指すより、自分のペースで続ける
若い頃から体型管理に取り組んできた藤田さんですが、年月とともに、その考え方にも変化が生まれています。
2025年の美容相談では、普段は自分なりの7割程度を目安にするという考えを紹介していました。
大切な撮影に向けて準備する時期もあれば、普段の生活を楽しむ時期もある。それぞれの時期に合った方法を選び、長い目で自分の体と向き合おうとしていたようです。
また、歯磨きをしながら竹踏みを使ったり、仕事の合間に手足を揉んだりするなど、普段の生活に取り入れやすい習慣も紹介してきました。
一度の運動だけでなく、毎日の暮らしの中に小さな習慣を取り入れる。多忙なモデル活動を続けながら、自分なりの方法を見つけてきたことがうかがえます。
母親と経営する女性専用パーソナルジム「sui」
藤田さんは自身のトレーニングだけでなく、パーソナルジム「sui」の経営にも携わっています。
2025年の『CREA』では、母親とともに女性専用のパーソナルジムを経営していることを説明しています。
モデルやタレントとして活躍してきた藤田さんにとって、経営の世界には初めて学ぶことも数多くあります。社会保険料や従業員との働き方、仕事のメールの書き方など、これまで接する機会が少なかった実務についても学んでいると語っていました。
美容やファッションについては豊富な経験を持ちながら、経営では新しい知識を一つずつ身につけていく。知らなかったことに出会い、それを学ぶ過程も楽しんでいるそうです。
自分が好きな運動を仕事にも広げ、母親と一緒に事業に取り組む。藤田さんの行動力と、家族とのつながりが感じられるエピソードです。
豆知識⑤|30代への目標は、実は「語彙力」
2025年の『CREA』で、藤田さんは30代に向けて読書などを通じて語彙力を高めたいと語っています。英語を学ぶことにも興味があったそうですが、まずは日本語の表現を増やしたいという考えです。いつか仕事の場でも自分の考えをより豊かに伝えられるようにと、内面の成長も楽しみにしています。
6.藤田ニコルの食生活・栄養習慣|ご飯・ビタミン・プロテイン
玄米と白米を混ぜたご飯、家庭的な食事を楽しむ
藤田さんの食生活には、モデルとして体づくりを続けてきた経験と、普段の食事を楽しむ姿勢があります。
2025年の『ViVi』では、玄米と白米を混ぜたご飯に、汁物、おかず、メイン料理を組み合わせる定食のような献立を紹介していました。
また、朝食や昼食という時間帯の名前にこだわるより、お腹が空いたときに食べるという当時のスタイルも話しています。
外食の機会が以前より少なくなったことにも触れており、普段は家庭的なご飯とおかずを楽しんでいた様子が伝わります。
2023年には、それまで苦手だった納豆を食べられるようになったことも明かしています。独特のにおいが気になっていたものの、食生活への関心から少しずつ挑戦するようになったそうです。
また、妊娠中には食べ物の好みやにおいの感じ方に変化があったことも語っています。生活や体の変化とともに、食事への向き合い方も変わってきたのです。
食事の時間や内容は生活リズムや必要な栄養量によって異なります。ここでは、藤田さんが取材当時に紹介した個人的な食生活として取り上げています。
ビタミン類・プロテインと、栄養への関心
藤田さんは、普段の食事に加えて、栄養面にも関心を持ってきました。
2025年の『ViVi』では、自身が血液検査を受け、栄養状態を確認した経験について語っています。
ビタミン類を含む栄養補助食品が美容の話題に登場したこともあり、食事や栄養について自分なりに調べてきたことがうかがえます。
また、過去には夫婦でプロテインを飲んでいることにも言及しています。筋トレに取り組んできた経験から、運動と普段の食事を関連づけて考えていたのでしょう。
こうした習慣は、本人の当時の食生活や体づくりへの関心を示すものです。栄養補助食品の取り入れ方は、普段の食事、体調、年齢やライフステージによって異なります。
メイクやスキンケアだけでなく、運動と栄養についても学び続けてきた藤田さん。美容に関する興味の幅広さが、日々の食生活にも表れています。
豆知識⑥|幼い頃からずっとポケモン好き
藤田さんは子どもの頃からポケモンが大好き。3〜4歳頃、母親から初めて買ってもらったゲームがポケモンだったそうです。実家にはポケモンの寝具や日用品までそろえていたと語っており、成長してからも好きなゲームを楽しむ時間を大切にしています。
7.藤田ニコルの睡眠・入浴・リラックス習慣|自分をいたわる時間
睡眠と休息に目を向け、お風呂の時間を大切に
藤田さんは美容について考える際、化粧品だけでなく、睡眠や普段の生活習慣にも目を向けています。
2025年の『ViVi』では、肌の調子が気になるとき、睡眠などの生活習慣を振り返るという考えを語っていました。
テレビ、雑誌、ブランドの仕事など、多忙な日々を過ごしてきた藤田さんにとって、休息は日常の中で大切にしたい時間の一つです。
特に好きなのが入浴です。2024年のインタビューでは、疲れている日にもお風呂に入ることを習慣にしていると話していました。
エプソムソルトを取り入れた入浴や、マッサージボールを使ったストレッチについても紹介しています。
以前のテレビ番組では、時間に余裕がある日に、入浴、フェイスパック、髪を乾かすこと、脚のマッサージなどを丁寧に行い、一連のお手入れに約3時間かかることもあると話していました。
好きな美容をゆっくり楽しむことが、仕事からプライベートへ気持ちを切り替える時間にもなっていたようです。
これは時間に余裕がある日のルーティンであり、現在も毎日同じように過ごしているという意味ではありません。育児が始まってからは、家族と協力しながら自分の時間を確保する生活へと変化しています。
育児中の短い外出も、大切なリフレッシュ時間
2026年の『VERY』では、出産後の暮らしや気分転換についても率直に語っています。
育児が始まると、自分のために自由に使える時間は以前より限られるようになりました。それでも、授乳の合間に外へ出かける時間を楽しんでいるそうです。
短い外出のために時間をかけて準備することもあり、限られた時間だからこそ、服装やメイクを考えることそのものが楽しみになっています。
育児中もファッションを楽しみたいという思いから、抱っこ紐の色にもこだわっていると話していました。
モデルとして長く活動してきた藤田さんにとって、おしゃれは特別な仕事のためだけではなく、日常を楽しくするものでもあるのでしょう。
仕事と育児、家族との時間、自分の趣味。そのバランスを探しながら、今の暮らしに合った楽しみ方を見つけている様子が伝わります。
豆知識⑦|休日には花畑へのドライブに憧れ
2023年の『ViVi』では、休日にしてみたいこととして花畑へのドライブを挙げていました。テレビや雑誌の撮影で忙しい毎日を送る一方、季節の景色を楽しみながら過ごす、ゆったりとした休日にも魅力を感じていたようです。
8.ニュージーランドでの生い立ち・家族・結婚・出産|変化する美容観
ニュージーランド生まれ、母親と歩んできた幼少期
藤田ニコルさんは1998年2月20日、ニュージーランドで生まれ、3歳まで現地で暮らしていました。
その後、両親の離婚を経て日本へ帰国し、母親の友美さんとともに成長してきました。
2018年6月には、日本テレビ『アナザースカイ』でニュージーランドを再訪。当時20歳だった藤田さんは、オークランドで自分の生い立ちをたどる旅を経験しました。
番組では、幼い頃に暮らしていた家や、生まれた病院を訪問。出産に立ち会った医師や、幼なじみの母親から、当時の母親の暮らしについて話を聞く場面もありました。
幼い頃の自分を育ててくれた母親が、異国でどのような毎日を送っていたのか。本人にとっても、大人になってから初めて知る話があったようです。
旅の中では、母親からの手紙に涙する姿も紹介されました。出生地への再訪は、家族の歴史や自分のルーツを見つめ直す大切な時間となりました。
ニュージーランドへの旅では、オークランドで現地のブランドを見て回るなど、ファッション好きらしい一面も見せています。
ニュージーランドは藤田さんにとって、単なる出生地ではなく、家族との思い出と、自分の人生の出発点につながる特別な国なのです。
母・友美さんとの暮らしから育まれた自立心
藤田さんの人生に大きな影響を与えてきたのが、母親の友美さんです。
日本への帰国後、母親が懸命に働く姿を見ながら成長した藤田さんは、幼い頃から自分も仕事をして母親を助けたいと考えていたそうです。
小学生でモデルの道を歩み始めた背景には、ファッションへの憧れとともに、家族への思いもありました。
2025年のインタビューでは、幼い頃から母親に何度も可愛いと言われて育ったことも振り返っています。
10代になって人からの評価に悩む時期を経験した一方、子どもの頃には母親から愛情のこもった言葉をかけてもらっていた。その思い出も、自分を好きになろうとする気持ちを支える一つの要素だったのでしょう。
友美さんはNetflixの恋愛リアリティー番組『あいの里 シーズン2』にも「パチゆみ」の名前で出演。藤田さんは母親の恋愛についても率直に語り、親子の関係が話題になりました。
母親とともにジム経営にも取り組む現在の姿からは、家族とのつながりを大切にしながら、自分の仕事を広げていく藤田さんの行動力が感じられます。
夫・稲葉友との結婚、出産後に見つけた新しい美しさ
2023年8月4日、藤田さんは俳優の稲葉友さんとの結婚を発表しました。
稲葉さんは『仮面ライダードライブ』などへの出演で知られ、映画、ドラマ、舞台などで活動する俳優です。
結婚後の藤田さんは、家族という存在ができたことで、以前よりも気持ちが落ち着いたことを語っています。
2024年11月には結婚式を挙げ、長い時間をかけて準備してきたヘアスタイルや美容も、大切な思い出となりました。
そして2026年には第1子の誕生を公表。藤田さんは母親として、新しい毎日を過ごすようになりました。
出産後の『VERY』のインタビューでは、夫婦で育児を協力しながら進めていることや、それぞれの得意なことを活かして補い合う考え方についても語っています。
夫が仕事などで娘と離れているときには、テレビ電話を通して子どもの様子を共有するなど、家族で過ごす時間を大切にする工夫もしているそうです。
また、妊娠・出産を経験したことで、体型や日々の生活にも大きな変化が生まれました。
それまでモデルとして筋トレや美容に多くの時間を使ってきた藤田さんにとって、育児中心の生活は新しい経験の連続でした。
久しぶりにメイクをしたときには、以前よりも手際が変わったように感じたこともあったそうです。
しかし、ある日チークを使ったとき、自分自身を可愛いと思える感覚が戻ってきたと振り返っています。
その経験から、外出の予定がない日にも少しメイクをするようになりました。
10代の頃は自分に自信を持つためにメイクを研究してきた藤田さん。母親となった今は、現在の自分を楽しむためにもメイクを取り入れています。
2026年9月には『VERY』の専属モデルとして新しい活動を開始。『nicola』『Popteen』『ViVi』で積み重ねてきた経験を活かし、今度は仕事と育児を両立する女性としての姿を発信しています。
将来の目標を立てて計画的に歩んできた藤田さんですが、子育てでは予想していなかった出来事にも日々出会っています。新しい自分に出会うことを楽しみながら、仕事も家族との時間も大切にしていく。その柔軟な姿勢が、現在の藤田さんの魅力につながっています。
豆知識⑧|育児中に身についた思わぬ動き
2026年の『VERY』では、赤ちゃんを抱いていないときにも、自然と体を揺らしてしまうことがあると話しています。毎日の育児で身についた動きが、何気ない瞬間にも現れるそうです。華やかなモデルとしての姿とはまた違う、母親として過ごす日常の温かなエピソードです。
まとめ|藤田ニコルが大切にする、自分らしい美容と健康習慣
藤田ニコルさんの美容・健康習慣をたどると、子どもの頃から変わらず大切にしていることと、人生の変化に合わせて新しくなったことが見えてきます。
小学生の頃に始めたメイク研究は、モデルとしての経験とともに広がり、スキンケア、眉毛のお手入れ、ヘアケア、ボディメイク、食生活、入浴など、さまざまな習慣につながっていきました。
10代の頃には周囲の評価に悩みながらも、自分に似合うメイクを探し、試行錯誤を重ねることで、自分自身の魅力を見つけてきました。
2025年には、その経験を美容本としてまとめ、読者に届ける立場に。そして2026年には母親となり、以前とは違う自分の魅力を楽しむ美容へと考え方を広げています。
ニュージーランドでの幼少期、母親との暮らし、夫・稲葉友さんとの結婚、娘の誕生。人生のさまざまな経験が、藤田さんの美容観や価値観を豊かにしてきました。
好きなメイクを楽しみ、自分の体や生活にも目を向け、今の自分に合う方法を見つけていく。藤田ニコルさんの歩みには、年齢やライフステージが変わっても、自分らしく美容を楽しみ続けるためのヒントが詰まっています。