上白石萌歌の美容法・健康習慣|愛用コスメ・ヘアオイル・香水・食生活・水泳・睡眠

上白石萌歌の美容法・健康習慣|愛用コスメ・ヘアオイル・香水・食生活・水泳・睡眠

OBARASOTARO

透明感のある柔らかな表情、自然体の演技、そして聴く人の心にそっと寄り添うような歌声。俳優・歌手として活躍する上白石萌歌(かみしらいし もか)さんは、映画やドラマ、舞台、音楽など、さまざまな表現の世界で存在感を放っています。

ドラマ『義母と娘のブルース』『3年A組―今から皆さんは、人質です―』『いだてん』『パリピ孔明』、映画『羊と鋼の森』『子供はわかってあげない』『366日』などに出演。歌手としてはadieu(アデュー)名義で活動し、俳優とは異なる魅力も届けています。

萌歌さんの美容・健康習慣を調べると、母親から届いた酒かすパック、自分の肌に合わせたスキンケア、5〜6種類のヘアオイルの使い分け、フェイスポインター、香水やお香など、具体的なこだわりが見えてきます。

食生活では朝の白湯や玄米茶、手作りのおにぎりやプリン、ラタトゥイユ、長芋料理を楽しみます。信州蕎麦を求めて松本へ出かけたり、一人焼肉や台湾の朝食を味わったりと、食への好奇心は旅にも広がっています。

運動では小学生から親しんできた水泳が大切な存在。市民プールで泳ぎ、散歩では道端の猫や季節の花、街に漂う香りなど、何気ない風景に心を動かされます。

さらに、鹿児島で育まれた温泉好き、一人で楽しむ休日、10年以上続く日記、読書、レコード、シール集めなど、仕事以外の時間にも豊かな楽しみがあります。

今回は公式プロフィール、本人インタビュー、自身が執筆するエッセイをもとに、上白石萌歌さんの美容法・スキンケア・愛用コスメ・ヘアケア・香水・食生活・水泳・ウォーキング・入浴・睡眠・リラックス習慣を詳しく紹介します。家族との思い出や仕事の裏話、読んで楽しい豆知識も交えながら、その素顔に迫ります。

1. 上白石萌歌のプロフィール・代表作・家族|メキシコで育まれた感性

東宝シンデレラから俳優・歌手adieuへ|代表作と経歴

上白石萌歌さんは2000年2月28日生まれ、鹿児島県出身。身長163cm。2011年の第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、芸能界入りしました。

2012年にはWOWOWのドラマ『分身』で俳優デビュー。2016年のミュージカル『赤毛のアン』では、主人公アン・シャーリーを当時最年少で演じました。

2018年の映画『羊と鋼の森』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。同年のドラマ『義母と娘のブルース』で演じた宮本みゆき役も広く知られています。

2019年には『3年A組―今から皆さんは、人質です―』で水泳部に所属する景山澪奈を演じ、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』では、競泳選手・前畑秀子を熱演しました。

映画『子供はわかってあげない』では水泳部の高校生役に挑戦。その後もドラマ『パリピ孔明』『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』『イグナイト―法の無法者―』、映画『366日』など、さまざまな作品で経験を重ねています。

2025年には映画『ロマンティック・キラー』で主演を務め、アニメーション映画『トリツカレ男』にも出演。2026年にはドラマ『パンダより恋が苦手な私たち』で主演を務めました。

俳優としての活動と並行して、2017年からadieu名義で音楽を届けてきました。2026年にはEP『adieu 5』を発表するなど、音楽活動も充実しています。

2025年にはスリランカで撮影した写真集『charm charm』を発売。2026年には冠ラジオ番組『今日は、ウチにいます』も始まりました。

俳優、歌手、ラジオパーソナリティー、エッセイスト。多彩な表現を続けながら、自分の世界を広げています。

学生時代には芸能活動と学業の両立にも取り組み、大学を卒業しました。18歳の頃に笑福亭鶴瓶さんからかけてもらった、忙しいときこそ時間を作ることについての言葉が、その後の励みになったとインタビューで振り返っています。

父・母・姉の上白石萌音との家族関係とメキシコ生活

萌歌さんは父親、母親、姉の4人家族で育ちました。父親は教師、母親は音楽教育に携わってきた方です。

姉は俳優・歌手の上白石萌音さん。2011年の東宝シンデレラオーディションには姉妹そろって参加し、萌歌さんがグランプリ、萌音さんが審査員特別賞を受賞しました。

小学生時代には父親の仕事の関係で、家族とともに約3年間メキシコで生活。現地の言葉や文化、音楽に触れた経験は、大人になってからの海外への関心にもつながっています。

メキシコの食堂で耳にしたマリアッチの演奏や、家族で楽しんだライブの記憶は、今も大切な思い出です。父親が好きだったイギリスのロックバンド、ザ・ポリスの音楽にも幼い頃から親しんでいました。

2025年2月に公開した本人エッセイ『萌歌』では、両親から授かった名前への思いも綴っています。

「萌歌」という名前には、歌が芽吹き、育っていくような願いが込められているそうです。

母親がピアノを弾き始めると、姉の萌音さんと一緒に自然と歌い出していた幼少期。人見知りだった頃も、歌うことは自分の思いを表現できる大切な時間だったと振り返っています。

家族とのつながりは、大人になってからの日常にも表れています。2020年には鹿児島の母親からお気に入りの酒かすパックが届き、母親の味を受け継いだ料理のレシピも手書きのノートに残しています。

2024年の本人エッセイ『時間のねむる部屋』では、鹿児島の実家に年2〜3回ほど帰省していると綴りました。

3連休が取れた際には飛行機を予約して帰ることもあり、家族と過ごす時間を大切にしているそうです。

実家には、13歳で東京へ出てきた頃の自分の部屋が、できるだけ当時のまま残されていました。

机の上の教科書や鉛筆削り、引き出しにしまわれた友人からの手紙や昔の日記帳。久しぶりにその部屋へ入った萌歌さんは、子どもの頃の時間がそのまま眠っているように感じ、懐かしさで胸がいっぱいになったと綴っています。

2025年12月には、母親から届いた古いカセットテープについて、心に残るエッセイを発表しました。

テープに残されていたのは、萌歌さんが生まれた日の産声。助産師の声や、その誕生を見守っていた人々の笑い声も収められていました。

大人になって初めて自分の産声を聴いた萌歌さんは、胸がいっぱいになり、涙があふれたと綴っています。長い年月をかけてテープを大切に保管してくれた母親への感謝も伝わるエピソードです。

豆知識①|「上白石」の名字が長くて英語のテストで大慌て?

2021年の本人コラムでは、東京へ転校してから「上白石」という名字を珍しがられるようになったと紹介。アルファベットで「Moka Kamishiraishi」と書くと名前が長いため、英語のテストでは名前を書いている間に周囲が問題を解き始めていた、というユーモラスな思い出も綴っています。

2. 上白石萌歌のスキンケア・愛用コスメ|肌に合うお手入れとUV対策

ワセリンを含む外用剤・SHIROの酒かす集中パック・日傘

萌歌さんのスキンケアの特徴は、自分の肌の様子を見ながら、使い心地のよいものを選んでいることです。

2020年の『bis』インタビューでは、普段のスキンケアはシンプルだと紹介していました。

当時使用していたのは、皮膚科で処方されたワセリンを多く含む外用剤。肌への刺激を意識し、自分の肌に合うものを大切にしていたそうです。

同じ取材で紹介したお気に入りが、「SHIRO 酒かす集中パック」でした。

2020年の外出自粛期間中、鹿児島の母親からたくさん送られてきたもので、萌歌さんは使った後の肌の感触やさっぱりした使い心地を気に入っていたと話しています。

化粧品をいくつも重ねることより、自分に合うものを見つけることを大切にしていた、20歳当時の美容スタイルです。

また、普段のメイクは日焼け止めとリップを中心にしていたそうです。仕事ではプロのヘアメイクを受ける機会が多く、自分でメイクするときには試行錯誤することもあったと、飾らない言葉で語っています。

紫外線を意識した小物選びにも、萌歌さんらしいエピソードがあります。

2024年11月の本人エッセイ『○月△日』では、夏に備えて軽くて使いやすい、少し上質な日傘を購入したことを紹介しました。

ところが、その軽さが思わぬ出来事に。購入した百貨店のトイレに、さっそく置き忘れてしまったというのです。

日焼け止めと日傘。日々の装いの中でUV対策を取り入れながら、うっかりした出来事まで明るく綴るところに、飾らない人柄が表れています。

2026年の洗顔・クレンジングと、フェイスポインターの美容習慣

2026年8月の『VOCE』では、美容との向き合い方がさらに広がっていることを明かしました。

10代の頃に肌荒れで悩んだ経験があり、その後も自分に合ったスキンケアを探してきたそうです。

美容雑誌のベストコスメ特集や使用者のレビューを参考にしながら、気になるアイテムを調べることも楽しんでいます。

肌の様子に合わせて洗顔の回数や方法を見直し、お湯での洗顔やミルクタイプのクレンジングを取り入れることもあると語っています。

韓国で美容施術を受けた経験にも触れており、新しい美容文化にも関心を寄せています。さまざまな選択肢に触れながら、自分の肌の状態や使い心地を大切にしています。

さらに2025年には、ペン型の美容器具「フェイスポインター」を使い始めたことも紹介しました。

顔だけでなく首周りにも使用しており、コンパクトで持ち運びやすいことから、移動中にも取り出せるよう持ち歩いていたそうです。

撮影や音楽活動で移動が多い生活の中でも、自分のタイミングで美容に向き合えるアイテムとして楽しんでいました。

香りのついたハンドクリームやオイルを取り入れることもあり、スキンケアや香りを通じて、日常に小さな楽しみを見つけています。

2020年のシンプルなスキンケアから、2025〜2026年の美容器具やクレンジングへの関心まで。年齢と経験を重ねながら、自分に合う方法を探してきた様子が伝わります。

豆知識②|2025年の美容目標は「片手で洗顔」

2025年の本人エッセイでは、新年の目標として、部屋をこまめに片づけること、ギターが上達すること、そして「片手で洗顔できるようになること」を挙げていました。スキンケアにまつわる、思わず笑みがこぼれる抱負です。

3. 上白石萌歌のヘアケア・メイク・香り|ヘアオイル5〜6種類の使い分け

髪質に合わせて選ぶヘアオイル|美容に目覚めたきっかけ

萌歌さんのヘアケアは、美容の中でも特に具体的なこだわりが確認できる分野です。

2024年6月のホットペッパービューティーマガジンの取材では、自宅にヘアオイルを5〜6種類ほど置いていることを明かしています。

それらを季節や湿度、その日の髪の状態に合わせて使い分けていたそうです。

例えば乾燥する日には重めのオイル、雨の日には軽めのオイルを選ぶなど、実際に使った感触をもとに調整しています。

もともと毛量が多く、髪が広がって見えることがあるため、比較的しっかりした使い心地のオイルを取り入れているそうです。

定期的に美容室へ行き、髪の量を調整してもらうことも大切にしています。

自分の髪質については、髪を結んでも跡がつきにくいところがお気に入り。一方、巻いたカールが取れやすいこともあると語っています。

初めて髪をブリーチした際には、想像していたよりも髪がしっかりしていると感じたそうです。

実は以前、美容にはそれほど積極的ではなかったという萌歌さん。成人してから興味が広がり、特に大きなきっかけになったのが、美容室で自分の髪に合うトリートメントに出会ったことでした。

その経験から髪のツヤやお手入れへの関心が高まり、ヘアスタイルだけでなく、ファッションにも目を向けるようになったと振り返っています。

ヘアオイルを使い分けるこだわりにも、こうした美容室での出会いや、自分の髪質を知る経験がつながっています。

『パリピ孔明』で人生初のブリーチ、レイヤーヘアも楽しむ

髪型を大きく変える経験も、萌歌さんの美容への関心を広げました。

2023年、ドラマ『パリピ孔明』での役づくりをきっかけに、人生で初めてブリーチを経験しました。

以前から明るい髪色に憧れていたため、ブリーチできることが決まったときには、とてもうれしかったそうです。

髪色を抜く途中で鮮やかな黄色になった段階も気に入り、しばらくそのままの色で過ごしてみたいと思ったほどでした。

周囲の友人たちも新しい髪色を楽しんで受け止めてくれたそうで、萌歌さん自身も思い切った変化への楽しさを感じました。

髪色が変わったことで、それまで選ばなかった服にも挑戦しやすくなり、ファッションの幅が広がったと語っています。

19歳の頃には少年のような雰囲気のショートヘアにした経験もあり、2024年の取材では、大人っぽいショートヘアや赤・オレンジ系の髪色にも興味を示していました。

その後、2024年秋頃には顔周りにレイヤーを入れたヘアスタイルにも挑戦しました。

2025年には、内巻きにしてウルフヘアのように見せたり、髪を結んだときに顔周りの毛束を残したりするアレンジを楽しんでいると紹介しています。

俳優の仕事では役柄に合わせて髪型を考える必要がありますが、顔周りの小さな変化も気分転換になっているそうです。

ファンが美容室で自身の髪型を参考にしてくれることも、うれしく感じていると話していました。

日々のヘアケアと、役柄に合わせた大胆な変身。その両方を楽しむところに、俳優としての萌歌さんらしさが表れています。

ナチュラルメイク・ライブメイクと香水・お香の世界

普段はナチュラルなメイクを楽しむ一方、adieuとしてステージに立つ際には、楽曲の世界観に合わせたメイクや色使いにも挑戦しています。

2026年の取材では、ライブ前にプロの手で仕上げてもらうメイクや、足の爪のネイルなどについても語っています。

香りも、萌歌さんの暮らしに欠かせない楽しみのひとつです。

『SPUR』の香水インタビューでは、ウッド系やムスク系に少し甘さを感じる香りが好きだと紹介しました。

俳優として撮影する現場では、共演者との距離が近いことにも配慮し、香水の使用を控えることが多いそうです。

プライベートやadieuのライブ前には好きな香りを楽しみ、仕事と自分の時間の切り替えにも取り入れています。

毎年誕生日に香水を贈ってくれる友人もいて、過去には名前を刻んだ特別な香水をプレゼントしてもらったこともあるそうです。

お気に入りの香水を何年も大切に使い続け、香りを通して思い出を楽しむ感覚も持っています。

2025年の香水広告企画では、kate spade new yorkの「POP オードパルファム」を体験。フルーティーな香りから花の香りへ移る印象を楽しみ、明るいピンクの服に合わせてみたいと話しました。

さらに、ライブの楽曲をイメージしてお香を作ったこともあります。音楽と香りには共通する魅力があり、特定の曲や香りが過去の記憶を呼び起こすところにも心をひかれるそうです。

香水、ハンドクリーム、オイル、お香。香りは、その日の気分や音楽の世界観を楽しむための大切な要素になっています。

香りへの思いについては、SPURの本人インタビューでも詳しく語られています。

豆知識③|好きなアーティストのTシャツから本人との対談へ

オーストラリア出身のシンガーソングライター、ステラ・ドネリーが好きな萌歌さん。彼女のフォトTシャツを着た写真をSNSに掲載したことがきっかけとなり、後に本人と対談する機会が生まれたそうです。好きな音楽が新しい仕事につながったエピソードです。

4. 上白石萌歌の食生活・飲み物・自炊|朝食好きと自由な食の楽しみ

朝の白湯・大根おろし・フルーツトマト、旅先の玄米茶

萌歌さんの食生活には、食材の味を楽しみながら、日々の食事を大切にする姿勢が感じられます。

2020年のインタビューでは、朝起きて白湯を飲む習慣を紹介しました。

お湯を沸かして顔を洗い、熱いお湯に常温の水を混ぜて飲むことを、当時の朝の習慣にしていたそうです。

時間のある朝には大根おろしを食べることもあり、しょうゆやポン酢を加えず、すりおろしたままの味を楽しんでいました。

フルーツトマトもお気に入りで、洗ってそのまま食べることが好きだと語っています。

2026年4月の本人エッセイには、温泉旅行へ向かう特急電車の中で、持参したサンドイッチと玄米茶を楽しんだ話も登場します。

スピッツの音楽を聴きながらお茶を飲む時間も、旅の楽しみのひとつだったそうです。

2025年からは緑茶ブランド「綾鷹」のCMにも出演。「おにぎり食堂 綾鷹屋」で店主を演じ、食べ物にまつわる新しい役柄でも親しまれています。

自家製ナン・おにぎり・長芋料理と、疲れた夜の手料理

萌歌さんは、自炊への愛情をさまざまなインタビューや本人エッセイで語っています。

2020年には、カレーに合わせるナンまでフライパンで手作りしたことを紹介。お菓子作りではヨーグルトをたっぷり使い、バターを使わないチーズケーキにも挑戦しています。

2022年の取材では、温かいスープをスープジャーに入れて撮影現場へ持参することがあると話していました。

2025年にはおにぎり作りに夢中になり、さまざまなふりかけを集めていると紹介。梅ちりめんのふりかけがお気に入りで、物産展でも気になるふりかけを探すそうです。

自分で握ったおにぎりを撮影現場のスタッフへ差し入れることもあり、人に食べてもらう楽しさも感じています。

2026年8月の本人エッセイ『自炊』では、一人暮らしを続ける中で、毎日の献立に悩むこともあると率直に綴りました。

料理そのものは好きで、夏にはラタトゥイユを作り、ときにはルーから手作りするハヤシライスにも挑戦しています。

ラタトゥイユでは夏野菜を使い、ツナ缶の油を料理に活用する工夫も紹介。包丁がまな板に当たる音や、玉ねぎを炒めたときに広がる香りも、料理の好きなところだそうです。

2025年の本人エッセイには、親友が手作りのニラキムチを届けてくれたため、お返しに自家製ラタトゥイユを渡したという話も登場します。

さらに2026年7月のエッセイ『気分ちゃん』では、長芋に夢中になっていることを明かしました。

長芋に大葉、なめこ、きゅうり、梅を合わせ、少量のめんつゆとわさびで味付けした料理がお気に入り。暑い季節には、ほとんど毎日のように食べていたそうです。

思い立って冷や汁を手作りしたこともあり、季節の食材を楽しみながら料理のレパートリーを広げています。

2026年のテレビ出演では、納豆を約10回混ぜるくらいの状態が好きだという独特のこだわりも紹介しました。

忙しい日の手料理にも、萌歌さんならではのエピソードがあります。

2024年の本人エッセイ『How to Recover my HP』では、仕事を終えて夜8時半頃に帰宅した日の出来事を綴りました。

まずシャワーを浴び、夕食にはデリバリーを頼む代わりに、自分で温かい料理を作ることにしました。

冷蔵庫にあったトマトを取り出し、オリーブオイル、ニンニク、ローリエ、玉ねぎ、えのきなどを使ってトマトソースを作り、パスタを完成させます。

自分で作った食事を味わううちに気持ちも上向き、その夜は横になるとすぐに眠れたそうです。

大切な友人に食べてもらう料理にも特別な楽しみを感じています。

2025年9月のエッセイ『おじゃましますの品』では、友人宅を訪ねる前夜に、カラメルプリンを手作りした話を紹介しました。

手書きのレシピノートには、母親の味を受け継いだラタトゥイユ、具だくさんの豚汁、蜂蜜グラノーラなどが並んでいたそうです。

その中から選んだプリンは、以前から何度も試作していたお気に入りのレシピ。プリン液の甘さは控えめに、カラメルはしっかりほろ苦く。卵や牛乳、てんさい糖などを計量し、丁寧に焼き上げて友人へ持参しました。

自分のために料理する日も、友人への手土産を作る日も、台所には萌歌さんの好奇心が詰まっています。

大好きな蕎麦を求めて松本へ|一人焼肉と麻辣湯も楽しむ

自炊が好きな萌歌さんですが、外食や一人で食事をする時間も楽しんでいます。

2021年にPOPEYE Webへ寄稿したコラムでは、大の蕎麦好きだと明かしました。

ある休日の朝、突然、本場の信州蕎麦が食べたくなり、長野県松本市へ一人で出かけることを決めたそうです。

道中で交通手段や宿泊先を手配し、思い立ったその日に旅へ出発。食べたいものを目指して行動する、軽やかな一人旅でした。

萌歌さんが一人で食事をすることを好む理由も興味深いものです。

友人との食事では会話に夢中になり、つい箸が止まることもあります。一人で食べるときには、料理そのものの味や食感をじっくり楽しめるそうです。

2024年の本人エッセイ『焼肉食べたいアラート』では、突然焼肉が食べたくなり、近所の焼肉店に一人用のカウンター席を予約して出かけたことを紹介しました。

タン塩やハラミ、キムチの盛り合わせ、ミノポン、冷麺など、食べたいものを自分のペースで注文。

注文した料理をおいしく食べ切ることや、できるだけ同じ網を使って上手に焼き終えることなど、自分なりの小さなルールも楽しんでいました。

2025年のエッセイでは、麻辣湯(マーラータン)にも夢中になっていると紹介しています。

春雨や好みの具材を辛いスープで煮込む料理で、ふとしたときに思い出して食べたくなるほど気に入っていたそうです。読者におすすめのお店を尋ねる場面もありました。

野菜料理や手作りスープを楽しむ日も、焼肉や辛い料理を食べる日もある。幅広い味を好むところにも、食への豊かな関心が表れています。

信州蕎麦を求めた一人旅については、POPEYE Webの本人コラムでも、その日の気持ちや旅の過程が紹介されています。

台湾一人旅で見つけた朝食文化|鹹豆漿・蛋餅・米糕

萌歌さんの食への好奇心を知るうえで見逃せないのが、台湾への一人旅です。

本人が執筆した旅行記によると、出発を決めたのは約1週間前。旅先で予定を詰め込みすぎず、その土地の人々が普段どのように暮らしているのかを感じながら歩くことを大切にしました。

台湾では朝食専門店を訪れ、温かい豆乳スープの鹹豆漿(シェントウジャン)と、卵入りの薄い生地を焼いた蛋餅(ダンビン)を味わいました。

萌歌さんは、朝・昼・夜の3食の中では朝食が一番好きだと綴っています。

その土地ならではの朝の食卓に出会えることも、旅の大きな楽しみだったようです。

旅の途中には歴史ある都市・台南へ足を延ばし、地元の市場で朝ご飯を楽しみました。

注文したのは、台湾の伝統的なスープ四神湯と、もち米を使った米糕(ミーガオ)。

米糕があまりにおいしかったため、小さな一杯を食べ終えた後、もう一杯注文したそうです。

台湾ではマンゴーのかき氷や新鮮な果物も楽しみました。温泉帰りには、たっぷりマンゴーがのったかき氷を味わっています。

また、台詞の多い作品の撮影期間中には、ラムネを食べながら仕事に取り組んでいたことも本人のエッセイで紹介しています。

手料理から一人焼肉、信州蕎麦、台湾の朝食まで。萌歌さんにとって食べることは、新しい味だけでなく、人や街の文化と出会う楽しみでもあります。

台湾での朝食や街歩きの様子は、本人による台湾旅行記にも詳しく記されています。

豆知識④|夏を楽しむために流しそうめん器を購入

2024年のエッセイのあとがきでは、注文していた流しそうめん器が届いたと報告。目の前でくるくる回るそうめんを想像し、夏の楽しみになりそうだと期待していました。季節の食事に遊び心を加える、萌歌さんらしい買い物です。

5. 上白石萌歌の水泳・散歩・体調管理|役づくりと身体への思い

苦手から大好きになった水泳|市民プールで過ごす1時間

萌歌さんの健康習慣で、最も特徴的なのが水泳です。

2024年の本人エッセイ『見えない鱗』では、水泳と出会った頃から大人になってからの楽しみまで、詳しく綴っています。

水泳を始めたのは小学4年生の頃。それまでは泳ぐことが苦手で、苦手意識を克服するため、祖母も通っていたスイミングスクールに入ったそうです。

最初は水に顔をつけるだけでも緊張していましたが、先生たちとの出会いによって泳ぐことが好きになりました。

夏休みには毎日のように水泳教室へ通い、朝のラジオ体操を終えてからスクールバスに乗ることもあったそうです。

大人になってからも、市民プールで泳ぐことを楽しんでいます。エッセイでは、多いときには週1〜2回、一人で泳ぎに行くと綴っていました。

その日の気分に合わせて泳いだり、水中を歩いたりしながら、約1時間過ごすこともあります。

タイムや距離を細かく管理することより、自分が満足するまで自由に水の中で過ごすことが好きなのだそうです。

水の中の静けさや、呼吸に意識を向ける感覚も大切にしており、泳いだ後に髪へ残るプールの香りさえ愛おしく感じると表現しています。

2025年の写真集『charm charm』についても、特別な減量や体づくりをして自分を変えるより、普段どおりの姿で撮影に臨んだと話しています。

長く続いている水泳は、萌歌さんにとって運動であると同時に、自分の好きな時間を楽しむ大切な趣味です。

『いだてん』での役づくりと、散歩で出会う季節の風景

水泳への思いは、俳優としての仕事にもつながっています。

ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』ではクロール、NHK大河ドラマ『いだてん』では前畑秀子役として平泳ぎ、映画『子供はわかってあげない』では背泳ぎにも取り組みました。

これまでの役柄を振り返り、残るバタフライを演じる機会があったら面白いと、本人もユーモラスに綴っています。

2025年3月の本人エッセイ『子供はわかってあげない』では、19歳当時の役づくりについても振り返りました。

NHK大河ドラマ『いだてん』で競泳選手を演じるため、当時は体重を7kg増やして役づくりに臨みました。

続いて撮影した映画『子供はわかってあげない』では、屋外プールや海で泳ぐ場面が多く、役柄の雰囲気に合わせて日焼けサロンにも通ったそうです。

これらは作品の役柄に向き合うための、当時の本人の体験です。水泳に長く親しんできた萌歌さんですが、仕事では演じる人物の身体表現まで丁寧に考えてきたことがうかがえます。

また、水泳と並んで好きなのが散歩です。

2020年のインタビューでは、散歩に夢中になると朝方や夜に約1時間半歩くことがあると語りました。

2024年に執筆したエッセイ『ひとり歩き』では、学校帰りの子どもたちが歌う替え歌、道端の猫のあくび、路地裏に漂う誰かの家の柔軟剤の香りなど、何気ない街の風景を楽しむ様子が描かれています。

公園のベンチではandymoriの「路上のフォークシンガー」を聴きながら過ごしたこともあります。

家にいると自分のことばかり考えてしまう日も、街に出て誰かの暮らしの一場面に触れると、別の景色が見えてくると綴っています。

2025年の春には、仕事が早く終わった日に一人で新宿御苑へ出かけました。忙しい日々の中でも季節の変化を感じたいと思い、桜を見に行くことにしたそうです。

園内では芝生や土の香り、子どもたちの声を楽しみ、満開の桜を見つけると思わず駆け出すほど心が弾みました。

記念に一人で自撮り写真を撮り、気づけば閉園時間になるまで過ごしていたそうです。

萌歌さんの散歩は、歩きながら街や季節の変化を発見し、心に残った風景を自分の言葉で描く時間でもあります。

歌手として向き合った呼吸と体調管理

2026年9月、萌歌さんは本人エッセイ『呼吸』で、歌手・俳優として自分の体と向き合ってきた経験を公表しました。

10代の終わり頃から鼻炎に悩むことがあり、特に舞台やライブの前には、鼻呼吸のしづらさや声の出しにくさを感じることがあったそうです。

長く通っていた耳鼻科の医師と相談を重ね、約2年前に鼻中隔湾曲症の手術を受けたことを明かしました。

手術のために仕事の予定を調整し、3泊4日の入院と、退院後に休養できる時間を確保したそうです。

入院中は読書を楽しんだり、博物館で購入した貝磨きセットを使ったりして過ごしました。

2026年の執筆時には、以前より呼吸が楽になったという本人の感想とともに、季節の変化を感じる楽しさについても綴っています。

俳優として台詞を届け、歌手として歌う萌歌さんにとって、呼吸は自分の表現と密接につながるものです。

本人が医師と相談して選択した医療体験からは、仕事の予定を調整して休養期間を確保し、自分の体調と丁寧に向き合ってきた様子も伝わってきます。

当時の経験については、本人執筆のエッセイ『呼吸』で詳しく紹介されています。

豆知識⑤|市民プールの水泳帽で夏を感じる

市民プールへ通う萌歌さんは、子どもたちがかぶる色とりどりの水泳帽を見ると、夏が来たことを感じるそうです。泳ぐことが日常にあるからこそ気づく、季節の小さな楽しみです。

6. 上白石萌歌の入浴・睡眠・リラックス|温泉・読書・音楽・日記

長風呂と鹿児島の銭湯、台湾・北投で味わった温泉文化

萌歌さんの暮らしで欠かせない楽しみのひとつが、入浴と温泉です。

2020年のインタビューでは、シャワーだけで済ませず、湯船につかる時間を大切にしていると話していました。

本や台本をお風呂に持ち込んで読み始めると夢中になり、当時は約3時間があっという間に過ぎることもあったそうです。

食べ終わったオレンジの皮をネットに入れて湯船に浮かべ、香りを楽しむ工夫も紹介しています。

温泉好きの原点には、鹿児島での幼少期があります。

2024年の本人エッセイ『浴場の戦士たち』では、週末に家族で近所の銭湯へ出かけていた思い出を綴りました。

温泉が豊富な鹿児島では、銭湯でも温泉が湧いていることが多く、家族でお風呂に出かけることが身近だったそうです。

上京後も銭湯を楽しみ、ある日気持ちが晴れなかったときには、昔ながらの銭湯を訪れました。

番台の人の穏やかな声や、思い思いに過ごす利用者たちの姿に触れ、心地よい時間を過ごしたそうです。

さらに台湾への一人旅では、台北の温泉地・北投にも足を運びました。

温泉博物館で現地の歴史を学んだ後、日帰り入浴のできる浴場へ。広い浴室や豊かな緑に驚きながら、お湯の色や香り、肌触りの違いを楽しみました。

台湾ではホテルの部屋にあった猫脚のバスタブも気に入り、旅先での入浴を楽しんでいます。

鹿児島で親しんだ温泉から、東京の銭湯、海外の温泉まで。萌歌さんにとって入浴は、場所や文化の違いも楽しめる趣味になっています。

2020年当時の長風呂の話も、読書に夢中になった本人ならではのエピソードです。日々の入浴では、体調や湯温に合わせて心地よい時間を楽しむことが大切です。

一人温泉旅行と睡眠、スマートフォンから離れる時間

2026年4月には、久しぶりに丸一日休めることになり、一人で少し遠くの温泉へ出かけました。

特急電車とバスを乗り継いで到着した温泉施設では、一人でも利用しやすい個室の座敷を選びました。

露天風呂を楽しんだ後は、川の見える畳の部屋で食事をしたり、昼寝をしたりして、久しぶりの休日を満喫しました。

湯上がりに飲んだミネラルウォーターのおいしさも印象に残ったそうです。

普段は休日でも台詞を覚えたり、音楽の作業をしたり、文章を書いたりすることが多いという萌歌さん。この日はその場所でゆっくり過ごす喜びを感じたと綴っています。

温泉旅行のエッセイの大部分もその座敷で書き上げ、普段の約5分の1の時間で執筆できたとユーモラスに振り返っています。

睡眠や休養については、本人のエッセイに率直な体験も残されています。

2025年の『にがい』では、寝不足や仕事の緊張が重なった日の気持ちを綴りました。その日は帰宅後にお風呂へ入り、日記に思いを書き出してから眠ったそうです。

2026年の別のエッセイでは、以前、気持ちが晴れず、好きな音楽や読書を楽しむことが難しく、睡眠も十分に取れない時期があったと振り返っています。経験を率直に言葉にする姿からも、今の自分の状態を見つめる姿勢が伝わります。

2025年秋には、冬に備えて寝具を暖かい仕様へ替えたことも紹介。あまりの心地よさに、朝になると布団から出るのが惜しくなるほどだったそうです。

長時間の飛行機移動では、仕事、読書、映画、音楽、睡眠の時間を紙に書いて組み合わせながら過ごすこともあります。

音楽を楽しむときには、レコードをかけたり、スマートフォンとケーブルで直接つなぐスピーカーを使ったりしています。

音楽を聴いている間はスマートフォンを手元から少し離せるため、デジタルデトックスの時間にもなっているそうです。

2025年3月の本人エッセイには、スマートフォンを浴室へ置き、紙とペンを用意して、後回しにしていた家事を片づけた日の話も登場します。

やることを「タスクのゾンビ」に見立てて書き出し、その中から5〜6件に絞って取りかかりました。

レコードを流しながら洗濯物を畳み、本やぬいぐるみを整理し、浴室を磨き、掃除機をかけます。約2時間後には部屋が見違えるように片づき、気持ちのよい休日になったと綴っています。

友人との食事を終えた夜には、スマートフォンの電池が切れたまま約1時間帰宅したこともあります。

電車内では周囲の会話や駅名、車窓の風景などに目が向き、いつもとは違う帰り道を楽しめたそうです。

音楽、入浴、昼寝、片づけ、画面から少し離れる時間。萌歌さんは、その日の状況に合わせてさまざまな休息の時間を過ごしています。

中学2年生から10冊以上の日記と、コラージュ・シールの楽しみ

萌歌さんが日記を書き始めたのは中学2年生の頃。2024年11月の本人エッセイ『○月△日』によると、その習慣は約10年続き、これまでに書きためた日記帳は10冊を超えていたそうです。

印象的なのは、日記に厳密なルールを設けていないこと。

その日の出来事を3行ほどで綴る日もあれば、胸の内にある思いをページいっぱいに書く日もあります。毎日必ず書くことより、自分が書きたいと感じたときに日記帳を開くことを大切にしてきました。

日記を書くのは、一日の終わりに自分の気持ちを静かに見つめる時間。言葉にしてみることで、心の中にあるさまざまな感情を少しずつ整理できると綴っています。

2026年の『VOCE』では、最近は3年日記を使い、同じ日付に書いた過去の自分の言葉を読み返していると紹介しました。

時には約1か月分を後からまとめて書くこともあると、笑いながら説明しています。

10代の頃の日記を読み返すと、当時悩んでいたことを思い出し、今の自分がどう変化したのかを感じられるそうです。

また、好きなアルバムのジャケットやキャラクター、色などを印刷し、ノートに貼るコラージュも楽しんでいます。

2026年2月の本人エッセイ『シールと幼心』では、第二次シールブームについても詳しく紹介しました。

きっかけは、文具店で見つけた「ノンタン」のフレークシール。そこから、たれぱんだ、こげぱん、OSAMU GOODS、たまごっちなど、懐かしいキャラクターのシールを集めるようになりました。

日記帳や文庫本だけでなく、リップクリームのふた、ヘッドホン、鏡などにも貼って楽しんでいるそうです。

シール帳を持ち歩くようになると、周囲の人からシールをもらう機会も増え、集めること自体が新しい交流のきっかけになりました。

母親から「もか」と書かれたシールをもらったという話もあり、大人になっても好きなものに夢中になれる楽しさが伝わってきます。

10冊以上の日記帳、好きな色や写真を集めたコラージュ、持ち物に貼ったシール。言葉と色彩の両方で、自分の感性を楽しんでいます。

豆知識⑥|一人プリクラで入力した名前は「Moka & Moka」

2025年、シガー・ロスのライブへ行く前に有明で時間ができた萌歌さんは、一人でプリクラ機に挑戦。ポーズの指示に戸惑いながら撮影し、2人分の名前を入力する画面では「Moka & Moka」と入力したそうです。思いつきを行動に移す一人時間の楽しい小話です。

7. 上白石萌歌の美容観と暮らし|個性を大切にする自然体の美しさ

萌歌さんの美容観を象徴する言葉があります。

2024年6月のホットペッパービューティーマガジンのインタビューで、他人と自分を比べることや、生まれ持った特徴について語った際、萌歌さんは「個性って買えない」という印象的な言葉を残しました。

髪型やファッションを変える楽しさを感じながらも、自分自身が持っている特徴や感性を大切にすること。その考え方は、萌歌さんの美容に対する姿勢を知るうえで重要です。

2025年、25歳になった頃のインタビューでも、自分の苦手な部分や思いどおりにできないことも含めて、今の自分を受け入れる考え方について語っています。

その思いが鮮明に伝わるのが、2025年3月の本人エッセイ『子供はわかってあげない』です。

休日に、19歳の頃に主演した映画を久しぶりに見返した萌歌さん。画面に映るのは、競泳選手の役づくりを終えたばかりの、しっかりした体つきの自分でした。

当時は自分の顔立ちや体型に悩みを感じたこともありましたが、25歳になった今では、その姿を愛おしく思えたそうです。

懸命に泳ぎ、笑い、演じていた19歳の自分を、まるで幼い子どもを見守るように温かな気持ちで見つめたと綴っています。

時間を重ねたことで、かつて気になっていた特徴が、その頃の自分らしさとして感じられるようになったという経験です。

俳優の仕事を通してさまざまな姿に変化しながら、自分自身の個性も受け入れていく。そんな考え方が、萌歌さんの自然体の美しさにつながっています。

この心境の変化は、本人執筆のエッセイ『子供はわかってあげない』で詳しく綴られています。

理想の大人像として挙げたのは、リリー・フランキーさん。年齢を重ねても童心を忘れず、好きなものを楽しめる人に憧れているそうです。

また、自分の少し低めの話し声や歌声を、好きなところとして挙げたこともあります。

歌手として自分の声と向き合う時間を重ねる中で、その個性を大切にしています。

2026年には、歌うことに難しさを感じたとき、メキシコ時代に親しんだラテン音楽を聴き、音楽を純粋に楽しんでいた幼少期の気持ちを思い出すと話しています。

他のアーティストのライブへ足を運ぶことも、自分と音楽との関係を見つめ直す機会になっているそうです。

一人で過ごす時間への考え方にも変化がありました。

2026年5月の本人エッセイ『ひとり、一人、独り』では、10代の頃は一人でいることに寂しさを感じることもあったと振り返っています。

年齢を重ね、さまざまな経験をする中で、一人で旅をしたり、散歩をしたり、温泉へ行ったりする時間を、心地よく楽しめるようになってきたそうです。

一人で楽しむ行き先には、映画館やライブ会場のほか、寄席も加わりました。

2025年10月には、ふと思い立って一人で都内の寄席へ。落語や講談、手品、曲芸などを楽しみ、ねづっちさんのなぞかけも生で見ることができたそうです。

初めての場所へ足を運び、新しいものを見聞きし、帰り道にその余韻を楽しむ。そんな一人時間を大切にしています。

ファッションや持ち物にも、自分らしい好みがあります。

2020年にはUNITED TOKYOやName.などのブランドに関心があり、デザインだけでなく生地の質感や着心地も大切にしていると話していました。

2025年には、写真や絵が全面にプリントされた服にも惹かれると紹介しています。

25歳の誕生日には、仕事でお世話になっている人たちから深いブラウンの革製ローファーを贈られました。

初めて履いた日には、外出先で靴の修理店を見つけてソールの裏張りを依頼。気に入った靴を長く大切に履きたいという思いが表れています。

2026年6月には、自宅で過ごす時間を豊かにするために、イランの遊牧民が手織りするギャッベという絨毯を購入したエピソードを綴りました。

友人とのお茶の帰りに立ち寄った絨毯フェアで出会ったのは、草原を思わせる深い緑色の一枚。

高価な買い物だったため約1か月じっくり考え、自宅で実際に試し敷きしてから購入を決めました。

カーキ色のソファにもよく合い、お気に入りの絨毯を迎えたことで、家に帰る時間がますます楽しみになったそうです。

香水を何年も大切に使うこと、ローファーを長く履くために手をかけること、絨毯を時間をかけて選ぶこと。そのどれにも、自分が本当に好きだと思えるものと長く付き合いたいという気持ちが感じられます。

俳優としてさまざまな人物を演じ、adieuとして自分の世界を音楽で表現する一方、日常では本や食事、音楽、香り、身近な物を楽しむ萌歌さん。自分に合う暮らしを少しずつ育てていく姿に、自然体の魅力が表れています。

豆知識⑦|マリオカートを壁いっぱいに映して一人で対戦

子どもの頃から親しんでいたマリオカートを、大人になってからも楽しむ萌歌さん。自宅のプロジェクターで壁いっぱいにゲーム画面を映し、海外のプレーヤーとのオンライン対戦にも挑戦しました。思うように勝てず、ユーモラスに敗北を振り返っています。

豆知識⑧|ディズニーで一人乗車に挑戦!

2024年、大学時代からの友人と訪れた東京ディズニーシーで、友人が休憩している間に「シングルライダー」を初体験。空席を利用してアトラクションに乗る仕組みを楽しみ、続けてもう一度乗ったそうです。友人が元気になった後は、二人でそれぞれシングルライダーを楽しむ場面もありました。

豆知識⑨|台湾の蚤の市で選んだ意外なお土産

台湾一人旅では、朝の蚤の市にも足を運びました。さまざまな食器や置物を眺めた末に購入したのは、銀色の栓抜きと小皿。長く使われてきた物の歴史に思いを寄せ、これからは自分が大切にしようと考えたそうです。

まとめ|上白石萌歌の美容法・健康習慣から見える自然体の魅力

上白石萌歌さんの美容法・健康習慣には、自分の肌や体と向き合い、好きなものを大切にしながら暮らす姿勢が表れています。

スキンケアでは自分の肌に合うものを探し、ヘアケアでは季節や湿度によってオイルを使い分ける。食生活では自炊を楽しみ、旅先では初めて出会う味に心を動かされます。

水泳や散歩では体を動かす時間そのものを楽しみ、温泉や日記、レコード、シールなどを通して、日常の中にお気に入りの時間を見つけています。

そして何より印象的なのは、役づくりで変化した19歳の自分を、25歳になって温かな気持ちで見つめ直したエピソードです。

髪色や装いを変える楽しさと、自分が生まれ持った個性を大切にすること。その両方を自然に受け入れているところに、萌歌さんらしい美容観があります。

家族から受け継いだ音楽への愛情、友人へ贈る料理、一人旅で見つけた新しい景色。好奇心を持って暮らしを楽しみ、自分自身の変化も受け止めていく姿に、上白石萌歌さんの自然体の魅力が詰まっています。

参考情報

  1. 東宝芸能|上白石萌歌 公式プロフィール・出演作品・音楽活動
  2. bis|上白石萌歌のスキンケア・酒かすパック・食生活・入浴
  3. VOCE|2026年の美容習慣・クレンジング・日記
  4. ホットペッパービューティーマガジン|ヘアオイル・髪質・初ブリーチ・美容観
  5. POPEYE Web|本人執筆「○月△日」・日傘と10冊以上の日記
  6. POPEYE Web|本人執筆「子供はわかってあげない」・役づくりと自己受容
  7. POPEYE Web|本人執筆「呼吸」・体調管理と休養

※本記事は公開情報や本人インタビューをもとに構成しています。紹介する習慣は取材当時の内容を含みます。医療に関する記述は本人が公表した体験を紹介したもので、個別の治療を推奨するものではありません。

おすすめの商品

関連記事

最新記事