ドラマ『スカイハイ』『7人の女弁護士』で主演を務め、映画『ゴジラ×メカゴジラ』『修羅雪姫』などでも活躍してきた女優・釈由美子さん。グラビアアイドルとして注目を集めた20代から、本格的なアクションに挑む女優、ドラマの主演、そして一児の母へと、さまざまな経験を重ねてきました。
長年、美しいスタイルで知られてきた釈さんですが、その美容法や健康習慣を詳しく調べると、華やかなイメージの裏側にある努力や葛藤、そして年齢とともに育まれてきた自然体の魅力が見えてきます。
若い頃は理想の体型を追い求め、食事やトレーニングを厳しく管理していた時期もありました。30歳を迎える頃には玄米や野菜を中心とする自炊を始め、古武道やピラティスにも親しむようになります。結婚や出産を経験した40代には、子どもと元気に遊べる体力や、自分自身が心地よく過ごせる時間を大切にするようになりました。
2024年には「もうダイエットはしない!」と宣言。現在は長年愛用している美容液やクリーム、お風呂上がりのフェイスマスクなどを楽しみながら、自分に合った暮らしを選んでいます。
一方、本格的な登山を楽しむときには化粧道具を持参せず、山ではほぼすっぴんで過ごすという意外な一面も。自然が大好きな釈さんは、2026年には都心と山あいの古民家を行き来する2拠点生活も明かしました。
釈由美子さんは1978年6月12日生まれ、東京都出身。1997年に芸能界デビューし、グラビアやバラエティで人気を集めました。2001年の映画『修羅雪姫』では本格的なアクションに挑戦し、2002年の『ゴジラ×メカゴジラ』では主人公の家城茜役を熱演。2003年のドラマ『スカイハイ』では「おいきなさい」の決めぜりふで知られるイズコ役が話題となり、2006年からの『7人の女弁護士』シリーズでも主演を務めています。
私生活では2015年10月10日に実業家の男性と結婚。2016年6月12日、自身の38歳の誕生日に長男を出産しました。2026年には釈さんが48歳、息子さんが10歳を迎えています。
美容に関する書籍を複数出版し、古武道の段位や温泉ソムリエの資格も持つ釈さん。今回は本人のインタビューや公式発信をもとに、スキンケア、食生活、体型維持、運動、入浴、登山、家族との関係、仕事への思いまで詳しく紹介します。
1.釈由美子の美容観|厳しい体型管理から自分らしい美しさへ
釈由美子さんの美容法を知るうえで、まず理解しておきたいのが、若い頃から現在に至るまでの考え方の変化です。
グラビアやテレビ番組で人気を集め、女優として多くの作品に出演してきた釈さんですが、本人は若い頃から自分に自信があったわけではないと語っています。
幼い頃には厳格なお父様に褒めてもらいたいという気持ちが強く、芸能界に入ってからも、周囲から認められることを意識していました。
特に20代後半には、ダイエットやエステ関連のCM出演が増え、美容や体型管理の象徴のように見られるようになったそうです。
しかし、周囲が抱く華やかなイメージと、本人が感じていた姿には違いがありました。
2014年の『GQ JAPAN』では、撮影や取材の前に厳しい食事制限を行い、仕事が終わると反動で甘いものを一度にたくさん食べてしまう生活を繰り返していたと振り返っています。
トレーニングにも熱心に取り組み、身体に負担がかかるほど頑張っていた時期もありました。
2024年の『美ST』では、20代から30代にかけての生活を振り返り、頑張りすぎて体調を崩したこともあったと語っています。
華やかな芸能活動の裏側で、理想の自分を追い求めながら、さまざまな経験を重ねていたのです。
30歳前後の食生活の変化と美容本の出版
釈さんの美容観に大きな転機が訪れたのは、30歳を迎える少し前のことでした。
それまでの食生活を見直し、玄米や野菜を中心とした自炊を取り入れるようになります。
2009年に出版した初の美容本『釈ビューティ!』では、自身が実践してきた美容法に加え、若い頃に抱いていた身体へのコンプレックスや、さまざまなダイエットに取り組んできた経験も紹介しました。
同書には、朝昼夜に取り入れるストレッチや入浴後の全身ケア、食生活に関する工夫などが収録されています。
美容法を紹介するだけでなく、自分が悩みながら積み重ねてきた経験を伝えることも大切にしていたのでしょう。
2013年には美容スタイルブック『釈ボディ』を出版。食生活やエクササイズ、古武道に親しむ姿などを紹介し、身体づくりへの関心を発信しています。
2014年の取材では、自炊を始めたことによって、日々の食事や身体を動かすことへの意識が変化したと語っていました。
さらに、生活習慣の変化は恋愛観や仕事への向き合い方にもつながったそうです。以前は周囲の期待を強く意識していた釈さんが、少しずつ自分自身で幸せを選びたいと考えるようになりました。
30代には、女優としての仕事への悩みや、結婚と仕事の両立についての葛藤もありました。それでも、一つひとつの経験を通じて自分の価値観を見つめ直してきたのです。
40代後半で決めた「もうダイエットはしない!」
2024年の『美ST』では、釈さんは40代後半になってダイエットを卒業すると決めたことを明かしました。
当時46歳だった釈さんは、以前のような厳しい食事制限やジムでのトレーニングから距離を置き、自分の身体の感覚に合わせて暮らしていると説明しています。
年齢とともに食べたいものや食事の量も自然に変化し、脂っこい料理を以前ほど欲しなくなったそうです。
美容への好奇心は今も健在で、長年使い続けている美容液やクリームを大切にしながら、新しいスキンケアアイテムにも興味を持っています。
以前は周囲から認められるために頑張っていた美容が、現在は自分自身のために楽しむものへと変化しました。
結婚や出産、子育てを経験し、人生で大切にしたいものが変わってきたことも、その背景にあるのでしょう。
2026年6月、48歳の誕生日には、息子さんが成人するまで健康で元気に過ごしたいという思いを発信しています。
家族と笑顔で過ごせる日々を大切にしたいという願いに、現在の釈さんの美容・健康観が表れています。
釈由美子の豆知識①|もともとはCMプランナーに憧れていた
芸能界に入る前の釈さんは、広告やCMを作る仕事に興味を持っていたと語っています。気になる広告のキャッチコピーを書き留めることもあったそうです。女優としてさまざまな役を演じる以前から、表現することへの関心を持っていたのです。
2.スキンケア・保湿・フェイスマスク|愛用品と山でのすっぴん生活
美容に関する書籍を複数出版してきた釈さんですが、2016年に息子さんが生まれてからは、自分のスキンケアに十分な時間をかけられない時期も経験しています。
2024年の『STORY』では、子育てに夢中になり、化粧水を丁寧につける余裕さえなかったことを振り返りました。
登山など屋外で過ごすことも大好きですが、以前は日焼け止めへの配慮が十分ではなかったこともあったそうです。
子どもの成長とともに少しずつ自分の時間を取り戻し、年齢による肌の変化を感じるようになったことで、あらためてスキンケアを楽しむようになりました。
フェイスマスク、美容液、クリームへのこだわり
現在の習慣として本人が紹介しているのが、お風呂上がりのフェイスマスクです。
2024年の『美ST』では、FEMMUEのフェイスパックを使用していることを明かしました。
入浴後にフェイスマスクを使う時間は、忙しい毎日の中で、自分自身の肌と向き合うひとときになっているようです。
美容液とクリームについては、オバジの製品を長年愛用していることも紹介しています。
一方、新しいアイテムへの好奇心もあり、トゥヴェールの製品の使用感を気に入っていることや、エリクシールのリンクルクリームをポイントケアに取り入れていることも明かしました。
長く親しんできたものを大切にしながら、自分の好みに合う新しいものにも目を向ける。その柔軟さが釈さんのスキンケアの特徴です。
さらに、顔を拭くためのタオルにも関心を持つようになりました。
美容系インフルエンサーが紹介していたITOのフェイシャルタオルを実際に試したところ、使い心地が気に入ったそうです。
最初は普通のキッチンペーパーと何が違うのだろうと思っていたという率直な感想も語っています。
長年美容に親しんできた釈さんも、新しい情報を知れば自分で試してみる。そんな好奇心と親しみやすさが伝わります。
これらは取材当時に本人が紹介したアイテムです。釈さんがどのようなお手入れを楽しんでいたのかを知る、具体的な手がかりとなっています。
山では化粧道具を手放し、自然体で過ごす
釈さんの美容観を象徴する興味深いエピソードが、登山中の過ごし方です。
2021年の『BRAVO MOUNTAIN』では、山ではほぼすっぴんで過ごしていると語っています。
登山を始めた頃は、女優としての身だしなみを意識し、化粧道具一式を持参していたそうです。
しかし、本格的な登山を楽しむようになると、荷物を軽くすることの大切さを感じるようになりました。
そこで化粧道具を持っていくことをやめ、山では自然体で過ごすようになったのです。
山小屋では、初めて会う登山者と隣り合わせで眠ることもあります。山での滞在中には入浴できない日もありますが、釈さんはそうした環境も含めて登山を楽しんでいます。
普段は女優として衣装やヘアメイクを整えて仕事に臨みますが、山では飾らない自分に戻れる時間を過ごしているのでしょう。
スキンケアを楽しむ自宅での時間と、山の中で身軽に過ごす時間。一見対照的ですが、どちらにも、その場に合った自分らしい過ごし方を選ぶ釈さんの考えが表れています。
また、2026年8月には、山あいの古民家で庭の草刈りをする際、ワークマンで購入した作業着や長靴を着用した姿を公開しました。
日差しを避けるために肌をしっかり覆っており、自然の中で活動するときの服装にも工夫を取り入れています。
釈由美子の豆知識②|カナダの大自然でこんがり日焼け
釈さんは以前、カナダのロッキー山脈や恐竜州立公園を訪れた際、日焼け止めを塗っていたにもかかわらず、帰国後には肌がこんがり焼けていたことを公式ブログで紹介しています。自然の中では思い切り楽しむ、アクティブな釈さんらしい思い出です。
3.食生活・水分補給・温活|玄米、野菜、ナッツ、炭酸水を楽しむ暮らし
釈さんの食生活は、20代から40代にかけて大きく変化してきました。
若い頃は体型維持のために厳しい食事管理をしていた時期もありましたが、30歳を迎える頃には、自分で食材を選び、料理を楽しむ生活へと変わっていきます。
2009年の取材では、雑穀米や玄米を主食にし、野菜を中心とする煮物や豚汁などを作っていたことを紹介しています。
旬の食材を取り入れることにも関心を持ち、和食を中心に自炊していたそうです。
2014年の『GQ JAPAN』でも、オーガニックな食材や玄米、野菜を中心とする食生活について語っています。
料理を楽しむことが、当時の釈さんにとって大切な生活の変化だったのです。
ナッツ入りのサラダと強めの炭酸水
2024年の『美ST』では、日々の食卓で気に入っているものとして、カナダで見つけたnatur sourceのナッツ入り食品を紹介しています。
ほどよい塩味が野菜とよく合うため、サラダと組み合わせて楽しんでいるそうです。
野菜の味だけでなく、食感や風味の組み合わせを楽しめるところがお気に入りなのでしょう。
飲み物では、NABEGHLAVIという炭酸入りミネラルウォーターを好んでいることも明かしました。
しっかりとした炭酸の刺激が気に入っているそうです。
食事や飲み物についても、自分の好みに合うものを見つけ、日々の暮らしに取り入れています。
2024年には、年齢とともに脂っこい料理を以前ほど食べたいと思わなくなったことも語っています。
その時期の自分の好みや身体の感覚を大切にしながら、食事との付き合い方を変えてきたことが分かります。
ショウガ、根菜、腹巻きを取り入れていた温活
釈さんは食生活に加え、普段の服装や身体を温かく保つための工夫にも関心を持っていました。
2018年の『女性セブン』では、根菜類やショウガを食事に取り入れ、夏でも腹巻きを着用したり、靴下を重ね履きしたりしていたことを紹介しています。
腹巻きへのこだわりはそれ以前にも話題になっており、古武道やピラティスに取り組んでいた頃から、普段の生活に取り入れていたそうです。
食事だけでなく、服装や季節ごとの過ごし方にも自分なりの工夫を加えていたのです。
これらは取材当時の習慣ですが、釈さんが長年にわたり、自分の生活に合った方法を探してきたことが伝わります。
また、旅先ではその土地ならではの食事を楽しむ姿も見せています。2026年には伊勢志摩の温泉を訪れ、伊勢海老やアコヤ貝の貝柱などを味わったことを紹介しました。
家庭での自炊も、旅先の食事も、好きな味や季節の楽しみとして受け止めているところに、釈さんらしい食生活の豊かさがあります。
釈由美子の豆知識③|2014年には午前0時前に就寝する生活
2014年の『GQ JAPAN』では、釈さんが午前0時前に就寝し、朝はオーガニックな食事をとって古武道の稽古に励んでいたことが紹介されました。現在の睡眠時間を示すものではありませんが、当時の生活リズムが分かる興味深い記録です。
4.運動・体幹トレーニング・登山|自然を楽しみながら身体を動かす
釈さんは、これまで古武道、ピラティス、ヨガ、体幹トレーニング、登山など、さまざまな運動に取り組んできました。
若い頃には仕事やスタイル維持のために身体を鍛えることもありましたが、出産後には、息子さんと元気に遊ぶための体力を大切にするようになります。
出産後のパーソナルトレーニングと呼吸法
長男が2歳だった2018年、釈さんは週1回のパーソナルトレーニングに通っていました。
出産後に身体の変化を感じたため、トレーナーから体幹の鍛え方を教わり、その様子を動画に撮影して自宅でも取り組んでいたそうです。
当時は、膝を曲げた状態で脚を持ち上げたり、お腹に引き寄せたりする動作を行い、身体の中心部分を意識したトレーニングを取り入れていました。
さらに、息子さんをお腹に乗せて遊びながら身体を動かすこともあったそうです。
子どもと楽しむ時間を、身体を動かす機会にもしていたのです。
釈さんは当時、夏休みに家族で海へ出かけたり、子どもと一緒に元気に遊んだりすることが、運動を続ける大きな目標になっていると語っています。
同じ取材では、家事の合間に取り入れていた呼吸法も紹介しました。
ゆっくり息を吐き、少し呼吸を止めてから鼻で吸うという方法で、洗い物をしているときなどにも実践していたそうです。
仕事や子育ての中でも、普段の生活に身体を意識する時間をつくっていたことが分かります。
これらは2018年当時の取り組みです。呼吸を止める方法などは人によって身体への負担が異なるため、本人の経験として紹介しています。
一方、2024年の『STORY』では、以前より運動量が少なくなったことも率直に語りました。
久しぶりにスキップをしただけで息が上がったことを笑いながら話し、毎年の目標に運動やヨガを掲げても、なかなか続かないことがあるそうです。
自分の生活環境や年齢に合わせて、身体との付き合い方も変えてきたのです。
撮影の休日にも山へ|八ヶ岳・奥穂高岳・立山への思い
釈さんが長年情熱を注いでいる趣味が登山です。
幼い頃から山岳部出身のお父様に連れられて富士山や立山などに登っていましたが、当時は山登りがつらく、遊園地などに行きたいと思うことも多かったそうです。
登山の魅力を再発見したきっかけは、2013年にNHKの登山番組『実践!にっぽん百名山』で司会を務めたことでした。
番組を通じて日本の山々について学ぶうちに、もう一度自分の足で山を歩いてみたいという気持ちが強くなったのです。
その後は北アルプスや八ヶ岳、雪山など、本格的な登山にも取り組むようになりました。
2021年の『BRAVO MOUNTAIN』では、撮影中に1日休みができると、その時間を利用して山へ向かうこともあると語っています。
釈さんが好きな山として挙げているのは、八ヶ岳、奥穂高岳、立山です。
北八ヶ岳では苔むした森の独特の雰囲気が好きで、奥穂高岳では涸沢から眺める雄大な山容に魅力を感じるそうです。
立山には幼い頃にお父様と歩いた思い出があり、大人になって息子さんを連れて訪れた際には、懐かしい気持ちがこみ上げてきたと話しています。
自然の美しさを楽しむ山もあれば、家族の思い出が詰まった山もある。それぞれの山に異なる魅力を見いだしているのです。
高山植物や雷鳥、ご来光、稜線からの景色など、登山中に出会える自然のさまざまな表情も大きな楽しみになっています。
初心者にもすすめる身近な山歩き
本格的な登山を楽しむ釈さんですが、初心者には、まず日帰りで歩ける山から経験を積むことを勧めています。
首都圏では高尾山、金時山、御岳山などを挙げ、体力や経験に合わせて楽しむことを大切にしているそうです。
山頂だけを目指すのではなく、森の中を歩き、季節の変化や自然の景色を楽しむことにも魅力を感じています。
息子さんとは白馬岩岳の森を歩いたこともあり、家族で自然に親しめる場所を選びながら山歩きを楽しんでいます。
また、登山の前日に山麓の宿へ泊まり、翌朝から山を歩くことも多いそうです。
山小屋や山麓の宿での食事、そこで出会う人々との交流も、登山の楽しみの一つになっています。
自然の中で身体を動かすことに加え、旅全体を楽しむ。そのスタイルが、釈さんの登山への情熱を支えています。
釈由美子の豆知識④|高校の修学旅行でも富士山へ
幼い頃からお父様に山へ連れられていた釈さんは、高校の修学旅行でも富士山に登ったことを語っています。友人たちより速く歩けたという思い出もあり、子どもの頃に積み重ねてきた登山経験が、思いがけない場面で生きていたようです。
5.父・夫・息子との家族関係|人生の節目をつないだ登山の物語
釈由美子さんの人生には、登山を通じて大切な人との関係が変化した印象的な出来事がいくつもあります。
幼い頃はお父様に連れられて歩いていた山が、大人になって父娘の関係を取り戻す場所となり、ご主人との結婚を考えるきっかけとなり、やがて息子さんとの大切な思い出にもなりました。
父との距離を縮めた木曽駒ヶ岳と北アルプス
釈さんは4姉妹の次女として育ちました。
お父様は山岳部出身で、幼い頃から釈さんたちを富士山や立山などへ連れていくほどの登山好きでした。
一方、釈さんが芸能界へ入ることには反対しており、親子の間に考え方の違いが生まれた時期もあったそうです。
その後、お父様の仕事が思うようにいかなくなったことなども重なり、親子関係に悩む時期も経験しました。
そんな二人の関係を変えたのが、釈さんがNHKの登山番組で司会を務めるようになったことでした。
登山経験豊富なお父様は大変喜び、山の歩き方や天候の見方、自然の楽しみ方などを教えてくれるようになりました。
一緒に木曽駒ヶ岳へ登り、山小屋に宿泊したこともあります。
山では、お父様は頼れる大先輩でした。長い山道を一緒に歩く時間が、互いの気持ちを知るきっかけにもなったのでしょう。
お父様は2015年に66歳で亡くなりましたが、釈さんは晩年に一緒に登山を楽しめたことを大切な思い出として語っています。
子どもの頃には苦しいと感じていた山登りが、大人になって父親への尊敬や感謝を深める時間になったのです。
釈由美子の豆知識⑤|父と山小屋に泊まったとき、夫婦に間違えられた
お父様と木曽駒ヶ岳へ登り、山小屋に泊まった際、二人が夫婦と間違えられたことがあったそうです。釈さんは驚いたものの、お父様は少し照れながらもうれしそうだったといいます。父娘で山を楽しんだ、心温まる思い出の一つです。
夫との結婚を考えた尾瀬での7〜8時間
2015年、お父様を亡くした釈さんは、深い悲しみの中で現在のご主人と出会いました。
知人の紹介で知り合った男性は実業家で、約半年の交際を経て、2015年10月10日に結婚しました。
結婚を考えるきっかけとなったのが、交際中の尾瀬への登山です。
ご主人はもともとインドア派で、登山経験がほとんどありませんでした。
釈さんは、一緒に長時間歩くことで、その人の素の性格が見えるのではないかと考え、尾瀬へ誘ったそうです。
二人で歩いた時間は7〜8時間ほど。
慣れない山歩きで疲れていても、ご主人は自然の景色を楽しみ、釈さんの荷物の重さまで気遣ってくれました。
その思いやりに触れたことが、人生をともにする相手としての相性を感じるきっかけになったと語っています。
お父様との大切な思い出が詰まった登山が、今度は新しい家族との出会いにもつながりました。
結婚後には、ご主人は山より海の方が好きだということも分かったそうです。
家族旅行では海へ出かけることも多く、お互いの好みを大切にしながら暮らしている様子が伝わります。
6歳の息子と富士山へ|三世代に受け継がれる思い
2016年6月12日、釈さんは長男を出産しました。
自身の38歳の誕生日と同じ日に生まれた息子さんとは、毎年一緒に誕生日を迎えることになりました。
そして2022年、息子さんが幼稚園の年長だった6歳のとき、家族で富士山に挑戦しました。
釈さん自身も6歳のときにお父様と富士山へ登っていますが、そのときは八合目付近で高山病になり、登頂を断念しました。
翌年に再挑戦して山頂へ到達したことは、幼い釈さんにとって大きな自信になったそうです。
息子さんは初めての富士登山で山頂へ到達し、途中で抱っこを求めることもなく、自分の足で歩き続けました。
釈さんはその頑張りをうれしそうに振り返っています。
登山後には息子さんも山を好きになり、新しい登山靴やザックなど、自分の道具が増えていくことを楽しんでいると語っています。
お父様が釈さんへ伝えた山の魅力が、今度は釈さんから息子さんへと受け継がれています。
富士山をはじめとする家族の登山は、三世代をつなぐかけがえのない思い出になっているのです。
6.入浴・温泉・休息|温泉ソムリエならではのリラックス習慣
登山と並んで、釈さんが長く親しんできた趣味が温泉です。
温泉ソムリエの資格を取得し、2026年には温泉ソムリエアンバサダーとしてテレビ番組にも出演しました。
温泉への情熱は旅先での楽しみだけでなく、自宅での入浴習慣にも表れています。
エプソムソルトとNetflixで過ごす自分だけの時間
2024年の『美ST』では、自宅での入浴にエプソムソルトを取り入れていることを紹介しました。
本人は、入浴中に汗をかく感覚を楽しんでいるそうです。
さらに、防水モニターを使ってNetflixを見ることもあり、お風呂を自分だけのくつろぎの時間にしています。
息子さんが小さかった頃には、一人でゆっくり入浴する時間を確保することも難しかったそうですが、子どもの成長とともに自分の時間を楽しめるようになりました。
好きな映像作品を見ながら入浴することは、忙しい毎日の中で自分自身に向き合うひとときにもなっているのでしょう。
マイ桶を持参して楽しむ温泉旅行
2026年6月、釈さんはテレビ東京の温泉番組で、温泉へ行く際のこだわりを披露しました。
自分専用のタオルだけでなく、桶まで持参するそうです。
シャンプーなどを入れるために使っており、普段から車に積んでいると話しています。
共演した大久保佳代子さんや川村エミコさんも、その徹底した準備に驚いていました。
釈さんは温泉に出かけることだけでなく、旅先の景色や食事、宿での滞在も楽しみにしています。
登山前日に山麓の宿へ泊まり、翌朝から山を歩き、下山後には温泉でくつろぐという過ごし方もお気に入りです。
馴染みの宿を訪れると、まるで家へ帰ってきたような気持ちになることもあるそうです。
自然の中を歩く時間と、その土地の温泉を楽しむ時間。釈さんにとって登山と温泉は、互いにつながる大切な趣味なのです。
2023年のインタビューでは、20代の頃からドライブが好きで、山や温泉へ車で出かけることも多いと紹介しています。
好きな場所へ向かう道のりも含めて、旅そのものを楽しんでいる様子が伝わります。
釈由美子の豆知識⑥|温泉水でご飯を炊いてみたら?
2026年2月のテレビ番組で、釈さんは温泉地から持ち帰った水をコーヒーや炊飯に使った経験を披露しました。ところが、ご飯を炊くと硫黄特有の匂いが気になり、好みには合わなかったそうです。温泉への好奇心が伝わるユニークな体験談です。温泉水を飲用に使う場合は、施設が飲用を認めていることを確認する必要があります。
7.子育て・2拠点生活・心の健康|自然の中で家族と過ごす時間
2016年に長男を出産してから、釈さんの暮らしは大きく変化しました。
2024年の『STORY』では、女優として仕事に恵まれていた頃にも、自分の中で満たされない気持ちがあったと振り返っています。
しかし、息子さんが生まれてからは、日々の成長を見守ることに新しい幸せを感じるようになったそうです。
子育ては忙しく、自分の時間を確保することが難しい日もあります。それでも、息子さんと過ごす今の時間をできるだけ楽しみたいと考えています。
子ども自身が考えて選ぶ力を大切に
釈さんは子育てについて、親が何でも決めるのではなく、息子さん自身が考えて判断できるようにしたいと語っています。
2024年の『美ST』では、いくつかの選択肢を示し、子どもに自分で選んでもらうという考え方を紹介しました。
ご主人とも息子さんの教育や進路についてよく話し合っているそうです。
学力だけでなく、人との関わり方や、自分の気持ちを伝えることも大切にしています。
幼い頃にお父様から認めてもらいたいという気持ちを抱いていた釈さんは、息子さんには愛情や思いを言葉で伝えることを意識していると語っています。
自分自身の経験を、次の世代の子育てに前向きに生かそうとしているのです。
山あいの古民家で楽しむ2拠点生活
2026年8月、釈さんは都心と田舎を行き来する2拠点生活を送っていることを自身のSNSで明かしました。
息子さんの子育て環境を考え、都心から車で2〜3時間ほど離れた山あいの古民家へ通っているそうです。
学校がある時期には週末を利用して月に数回ほど訪れ、夏休みなどの長期休暇には、田舎で過ごす時間を増やしています。
春には花を眺め、夏には川遊びや虫取り、秋には紅葉やりんご狩り、冬には雪合戦やスキー。季節ごとの自然の変化を感じながら、家族でさまざまな体験を楽しんでいます。
満天の星空を眺めたり、バーベキューをしたりする時間も、大切な思い出になっているそうです。
息子さんは古民家を訪れると元気いっぱいに走り回り、帰るときには、まだ帰りたくないと話すほど気に入っているといいます。
釈さんが大切にしているのは、自然の中で五感を使って過ごすことです。
土の匂い、川の水の感触、風の音、鳥や虫の鳴き声。都会での生活とは異なる環境の中で、息子さんにさまざまな経験を重ねてほしいと考えています。
便利な暮らしを楽しむ一方、自然の中では自分で工夫して過ごす力も育んでほしいという思いがあるそうです。
釈さん自身も、古民家の庭で草刈りをしたり、季節の景色を眺めたりしながら、その土地での暮らしを楽しんでいます。
2026年8月のSNS投稿では、草刈り中に近所の方が暑さを気遣って塩分補給用のタブレットを渡してくれたことや、採れたての野菜を分けてもらったことも紹介しました。
自然との触れ合いだけでなく、地域の人々との温かな交流も、古民家での暮らしを豊かにしているようです。
かつてお父様に連れられて自然に親しんできた釈さんが、今度は自分の息子と山や川で思い出を重ねています。
48歳の誕生日に語った健康への願い
2026年6月12日、釈さんは48歳、息子さんは10歳の誕生日を迎えました。
釈さんは、息子さんが生まれてからの10年間を振り返り、成長への喜びと、少しずつ親の手を離れていくことへの寂しさをつづっています。
同時に、自分自身の体力の変化にも目を向けています。
そして、息子さんが20歳になるまで元気で過ごし、家族と笑顔の思い出を重ねていきたいという願いを語りました。
仕事や美容に情熱を注いできた釈さんにとって、家族と健やかに過ごす毎日は、今の人生でとても大切なものになっています。
山の自然に触れ、温泉を楽しみ、子どもの成長を見守る。そんな暮らしに、現在の釈さんが大切にしている幸せが表れています。
釈由美子の豆知識⑦|息子さんはカナダで約1か月のサマースクールを経験
2026年夏、10歳になった息子さんは、カナダで約1か月間のサマースクールを経験しました。帰国後には親子で再会を喜ぶ様子も紹介されています。釈さん自身もカナダ映画に出演した経験があり、親子それぞれに海外での新しい挑戦があることが興味深い点です。
8.女優としての挑戦・交友関係・これからの健康観
釈由美子さんは、グラビアから映画、ドラマ、舞台、バラエティ、海外作品まで、多彩な仕事に挑戦してきました。
『スカイハイ』や『7人の女弁護士』などの主演作品に加え、本格的なアクションや海外映画への出演など、新しい分野にも積極的に取り組んでいます。
カナダ映画への挑戦と朝4時からの英語学習
釈さんにとって大きな挑戦となったのが、カナダ映画『ロックダウン・ホテル/死・霊・感・染』への出演です。
出演の話があった2018年当時、釈さんはまだ幼い息子さんを育てていました。
家族の協力を得て海外作品への参加を決め、撮影に備えて英語を学び直したそうです。
印象的なのが、その勉強時間です。
息子さんが起きる前の朝4時頃からオンライン英会話のレッスンを受け、室内で話すと子どもを起こしてしまうため、ベランダで受講することもあったと語っています。
英語のコーチングも受けながら準備を重ね、カナダの撮影現場へ向かいました。
ところが、撮影地のモントリオールはフランス語圏。現地ではフランス語が飛び交っており、驚いたというエピソードも本人が語っています。
さらに、カナダでの撮影にはマネージャーを同行させず、一人で参加しました。
飛行機の手配や現地での交渉も自分で行い、これまでとは異なる環境で新しい経験を積んだそうです。
長年芸能界で活動してきた釈さんにとって、自分自身の力で物事を進める海外での仕事は、新しい学びの機会になりました。
子育て中であっても、新しい世界に飛び込むことを楽しむ。その行動力と好奇心は、女優としての魅力にもつながっています。
新山千春との20年以上にわたる交流
交友関係では、女優・新山千春さんとの長年の友情も印象的です。
2026年7月、新山さんは自身のSNSで、釈さんと久しぶりにランチを楽しんだことを報告しました。
二人は20代の頃から仲が良く、以前は住んでいた家が近かったことや、同じペットショップでチワワを迎えたこと、同じようなヴィンテージカーに乗っていたことなど、多くの共通の思い出があるそうです。
さらに、海外旅行へ一緒に出かけた経験もあると紹介しています。
2026年にはNHKの旅番組『ええトコ』でも共演し、京都・美山を訪れました。
釈さんは自身の公式ブログで、新山さんと一緒だと人見知りの自分も自然体でいられると紹介しています。
新山さんの明るさや周囲への細やかな気遣いにも感謝し、長年の付き合いの中で築かれた信頼関係が感じられます。
美山では、かやぶき屋根が並ぶ集落や豊かな自然、地域の人々との交流を楽しみました。
登山や温泉だけでなく、気心の知れた友人と旅をする時間も、釈さんにとって大切な楽しみになっているようです。
また、『7人の女弁護士』シリーズでは、原沙知絵さん、井上和香さん、南野陽子さん、野際陽子さん、三浦理恵子さんらとも共演してきました。
数多くの作品を通じてさまざまな人と仕事を重ねてきた経験も、釈さんの人物像を形づくっています。
女優として新しい役柄に挑戦し、家族との時間や友人との交流を大切にしながら、自分の好きなことを楽しむ。
仕事への情熱と、私生活で見つけた楽しみの両方が、現在の釈さんの暮らしを豊かにしているのでしょう。
釈由美子の豆知識⑧|マンホールを使う役柄から意外な仕事へ
『仮面ライダージオウ』では、マンホールを武器のように使う役柄が話題になりました。その印象的な演技がきっかけとなり、後にはマンホールや下水道に関する広報活動にも参加しています。女優としての仕事が思いがけない分野へ広がった、釈さんならではのユニークなエピソードです。
まとめ|釈由美子が大切にする、これからの美しさと健康
釈由美子さんが2026年、48歳の誕生日に語ったのは、息子さんが成人するまで元気で過ごし、家族とたくさんの思い出を重ねていきたいという願いでした。
かつては理想の体型を追い求め、自分に厳しく向き合っていた釈さん。今は、美容液やフェイスマスクで自分自身をいたわり、好きな食事を楽しみ、自然の中で身体を動かし、家族と過ごす時間を大切にしています。
お父様と歩いた山道を、今度は息子さんと歩く。山あいの古民家では、季節の花や川の音、星空を家族で楽しむ。そんな日々の積み重ねが、釈さんにとってかけがえのないものになっています。
美容も健康も、誰かの理想に近づくためだけのものではなく、自分の人生を心地よく楽しむための大切な習慣。
長年の経験を経て、自分らしい幸せを見つけてきた釈由美子さん。その歩みからは、年齢を重ねることを前向きに受け止めながら、日々の暮らしを大切にする魅力が伝わってきます。