ローヤルゼリーと美容|肌・髪・10-HDA・エイジングケアとの関係を研究から解説

ローヤルゼリーと美容|肌・髪・10-HDA・エイジングケアとの関係を研究から解説

OBARASOTARO

「ローヤルゼリーは美容を意識する人にも選ばれているけれど、実際にはどんな食品?」

「肌の乾燥や角層水分量について研究されているの?」

「シワやたるみ、髪や頭皮との関係についても研究がある?」

ローヤルゼリーは、健康だけでなく、美容を意識する方にも古くから知られているミツバチ由来の食品です。

たんぱく質やアミノ酸、糖質、脂質、ビタミン類、ミネラルなど複数の成分を含み、ローヤルゼリーを特徴づける脂肪酸として10-HDA(10-ヒドロキシ-2-デセン酸)も知られています。

ローヤルゼリーやその由来成分については、皮膚細胞を使った基礎研究、肌へ使用する外用研究、食品として摂取する研究、さらに髪や頭皮に関する研究など、美容分野でもさまざまな検討が行われています。

美容との関係を理解するときに大切なのは、「何を評価した研究なのか」「食品として摂取した研究なのか、肌や頭皮へ使用した研究なのか」まで確認することです。

この記事では、ローヤルゼリーの成分から、肌の基本、角層水分量、シワやたるみに関する研究の読み方、髪・頭皮との関係、30代・40代・50代・60代以降の美容習慣、毎日の食生活へ取り入れる際のポイントまで詳しく紹介します。

目次

ローヤルゼリーと美容を考える前に知っておきたい基本

ローヤルゼリーは、若い働き蜂によってつくられ、女王蜂や幼虫の食物として利用される乳白色から淡黄色の物質です。

日本語では「王乳(おうにゅう)」と呼ばれることもあります。

同じミツバチ由来の食品でも、ローヤルゼリーと蜂蜜はつくられ方や成分構成が異なります。

蜂蜜は主に花の蜜をもとにつくられるのに対し、ローヤルゼリーは若い働き蜂の分泌物からつくられます。

ローヤルゼリーそのものの特徴や蜂蜜との違いについて詳しく知りたい方は、ローヤルゼリーとは?10-HDA・成分・ハチミツとの違いの記事もあわせてご覧ください。

ローヤルゼリーにはどんな成分が含まれている?

ローヤルゼリーは、ひとつの栄養素だけで構成された食品ではありません。

一般に、次のような成分が含まれています。

  • たんぱく質・アミノ酸
  • 糖質
  • 脂質・脂肪酸
  • ビタミン類
  • ミネラル
  • その他の微量成分

MRJPs(主要ローヤルゼリータンパク質)とは?

ローヤルゼリーに含まれる特徴的なたんぱく質群は、MRJPs(Major Royal Jelly Proteins/主要ローヤルゼリータンパク質)と呼ばれています。

ローヤルゼリーそのものの特徴を研究するうえで注目されている成分群のひとつです。

食品に含まれるたんぱく質は、消化・吸収などの過程を経て身体の中で利用されます。ローヤルゼリーに含まれるMRJPsも、ローヤルゼリーを構成する特徴的な成分のひとつとして理解すると分かりやすいでしょう。

💡 豆知識|「MRJP」はローヤルゼリーに由来する名前

MRJPは「Major Royal Jelly Protein」の略称です。直訳すると「主要ローヤルゼリータンパク質」。美容専用の成分名ではなく、ローヤルゼリーに特徴的なたんぱく質群を示す研究上の名称です。

10-HDA(デセン酸)

10-HDAは、正式には10-ヒドロキシ-2-デセン酸と呼ばれる脂肪酸で、ローヤルゼリーを特徴づける代表的な成分のひとつです。

ローヤルゼリーの特徴を調べる研究でも用いられており、皮膚由来細胞を使った基礎研究などでも研究対象となっています。

商品を確認するときは、10-HDAの表示に加えて、ローヤルゼリーの配合量、原料、加工方法、1日の摂取目安量などを合わせて見ることで、商品の特徴をより理解しやすくなります。


美容を考える前に知っておきたい肌の仕組み

ローヤルゼリーと美容について理解するには、まず肌そのものの基本を知っておくと、研究情報も読み解きやすくなります。

皮膚は大きく、表皮・真皮・皮下組織から構成されています。

最も外側にある表皮のさらに表面には「角層」があり、外からの刺激を受ける最前線として、肌の水分を保つことにも重要な役割を持っています。

その下にある真皮には、コラーゲンやエラスチンなどを含む細胞外マトリックスが存在し、皮膚の構造を支えています。

「肌の調子」というひとことで表現されることが多いものの、実際には角層、皮脂、真皮、紫外線、乾燥、生活習慣など、多くの要素が関係しています。

肌の乾燥は複数の要因から考える

適切な水分摂取は健康管理に大切ですが、肌の乾燥には、角層の状態、皮脂、天然保湿因子、細胞間脂質、気温や湿度、紫外線、洗浄方法、年齢など多くの要因が関係しています。

美容を考える際には、食生活とともに、肌の状態に合った洗浄や保湿など外側からのケアも組み合わせることで、毎日の美容習慣を整えやすくなります。

肌のターンオーバーは年齢や部位によって異なる

美容情報では「肌は28日で生まれ変わる」という表現を目にすることがあります。

表皮では、基底層で生まれた細胞が形を変えながら上へ移動し、最終的に角層を形成したあと剥がれ落ちる過程があります。

一般に、この流れが「ターンオーバー」と呼ばれています。

その期間は年齢、身体の部位、肌の状態などによって変化するため、固定された日数として見るより、肌では継続的に細胞の入れ替わりが行われていると理解すると分かりやすいでしょう。

💡 豆知識|「28日」は全員共通の肌周期ではありません

美容情報でよく見る「28日」という数字は、すべての年齢・部位・肌状態に共通する固定値ではありません。肌の変化を見るときは、ひとつの数字だけで判断せず、年齢や生活環境なども合わせて考えることが大切です。

肌とコラーゲンの関係

コラーゲンは、真皮を構成する主要なたんぱく質のひとつです。

食品から摂取したたんぱく質は、消化・吸収などの過程を経て身体の中で利用されます。

ローヤルゼリーに含まれるたんぱく質やアミノ酸についても、毎日の食生活の中で摂る成分のひとつとして考えるのが自然です。


ローヤルゼリーと美容・インナーケアをイメージした女性

ローヤルゼリーと肌についてどんな研究がある?

ローヤルゼリーや10-HDAについては、皮膚との関係を調べたさまざまな研究があります。

研究方法を大きく分けると、次のように整理できます。

  • 細胞研究:培養した皮膚細胞などを用いて成分の性質や反応を調べる
  • 外用研究:ローヤルゼリー由来成分を肌へ使用して状態を評価する
  • 経口摂取研究:ローヤルゼリーなどを食品として摂取して評価する

「ローヤルゼリーの研究」とひとまとめにせず、どの方法で行われた研究なのかを確認すると、美容情報をより正確に理解できます。

皮膚細胞を使った基礎研究

ローヤルゼリーや10-HDAについては、ヒト由来の皮膚線維芽細胞などを用いた基礎研究があります。

たとえば、紫外線を照射したヒト皮膚線維芽細胞を用いて、ローヤルゼリーや10-HDAとコラーゲン産生などの指標との関係を調べた研究が報告されています。

こうした基礎研究は、ローヤルゼリー由来成分がどのような性質を持つのかを考える手がかりになります。食品として摂取した場合を考える際には、人を対象とした研究なども合わせて確認することがポイントです。

角層水分量を調べた研究

ローヤルゼリーと肌については、角層水分量を評価した人対象の研究もあります。

角層は肌の最も外側にあり、水分保持や外部刺激から肌を守るうえで重要な部分です。

ローヤルゼリー由来成分を配合した外用製品を使用し、角層水分量を評価した比較試験も報告されています。

研究結果を見る際には、食品として摂取した研究なのか、肌へ塗布した研究なのかを確認すると、その意味をより理解しやすくなります。

💡 豆知識|角層水分量とシワ・シミ・たるみは別の評価項目です

「肌の水分量を評価した研究」と「シワ・シミ・たるみなどを評価した研究」は同じものではありません。美容研究を見るときは、何を測定した研究なのかを確認すると情報を整理しやすくなります。

シワやたるみなどを評価した外用研究

ローヤルゼリー由来成分を配合したクリームや美容液を肌へ使用し、肌状態を評価する研究もあります。

研究によっては、目尻周辺のシワ、角層水分量、皮膚の厚さやその他の肌指標などを評価しています。

このような研究は、ローヤルゼリー由来成分を肌へ直接使用した条件について得られた情報です。

食品として口から摂るローヤルゼリーとは使用方法が異なるため、それぞれを別の研究として見ることが大切です。

💡 豆知識|ローヤルゼリーは「食べるもの」だけではありません

ローヤルゼリー由来成分は、食品だけでなく化粧品や頭皮用製品の原料として研究されることもあります。そのため「ローヤルゼリーの美容研究」という言葉を見たら、食べた研究か、肌や頭皮へ使用した研究かを確認してみましょう。

ローヤルゼリーと美容について研究されている背景をイメージした女性


ローヤルゼリーを飲めば美肌になる?研究情報の正しい見方

「ローヤルゼリー 美肌」「ローヤルゼリー 肌」などで検索すると、さまざまな美容情報が見つかります。

実際に、ローヤルゼリーやその由来成分については、皮膚細胞、角層水分量、外用化粧品、経口摂取など、肌との関係を調べる研究が行われています。

研究情報を活用するときは、「研究があるか」だけでなく、「その研究では何を評価したのか」まで見ることがポイントです。

たとえば、角層水分量を評価した研究は、肌表面の水分状態について調べたものです。一方、シワや色素沈着、毛穴、皮膚の弾力などは、それぞれ異なる評価項目です。

また、研究に使用されたローヤルゼリーの種類、加工方法、摂取量、期間、対象者によって条件も異なります。

そのため、美容を意識してローヤルゼリーを取り入れる場合は、研究情報を参考にしながら、毎日の食事、睡眠、紫外線対策、保湿などの基本的な美容習慣も合わせて考えていくのが自然です。


ローヤルゼリーと髪・頭皮の関係

美容を考えるとき、肌だけでなく髪や頭皮の変化が気になる方も多いでしょう。

ローヤルゼリーについては、毛髪や頭皮との関係を調べる研究も行われています。

たとえば、ローヤルゼリーを含む食品を健康な成人が摂取した場合の毛髪状態を調べる試験や、ローヤルゼリーエキスを配合した頭皮用製品を評価する研究があります。

ここでも、食品として摂取する方法と、頭皮へ直接使用する方法は別々に考えることがポイントです。

食品として摂取した研究

ローヤルゼリーを含む食品を一定期間摂取し、毛髪強度などの指標を評価する人対象試験も登録されています。

こうした研究は「ローヤルゼリーと毛髪」というテーマを考える資料になりますが、研究で使用された食品や条件を確認して読むことが大切です。

頭皮へ使用した研究

ローヤルゼリーエキスを配合した頭皮用製品について、人を対象とした比較試験も行われています。

2026年に公表された無作為化比較試験では、自己認識として髪の薄さを感じる成人がローヤルゼリー製剤またはプラセボを頭皮へ12週間使用し、毛髪密度や伸長などが評価されました。

研究では複数の毛髪指標が評価されていますが、毛髪密度について群間差が確認されなかった項目もあり、研究者自身もさらなる試験が必要としています。

ひとつの研究結果だけで判断するのではなく、今後の研究も含めて見ることが重要です。

髪を考えるときも食生活全体を見る

髪はたんぱく質を主成分とする身体の一部です。

肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質源に加えて、野菜、果物、穀類などさまざまな食品を組み合わせ、幅広い栄養素を摂ることを意識しましょう。

急激な抜け毛や頭皮の大きな変化がある場合には、その原因を確認するために皮膚科などへ相談することも大切です。

抜け毛や薄毛について詳しく知りたい方は、抜け毛・薄毛の原因と予防についての記事もあわせてご覧ください。


30代・40代・50代・60代以降で考える美容習慣

年齢を重ねると、肌や髪の感じ方だけでなく、生活環境や食生活も少しずつ変化していきます。

ローヤルゼリーを取り入れる場合も、年代ごとに特別な方法を探すより、今の生活や肌・髪の状態に合わせて美容習慣全体を見直すことがポイントです。

30代|忙しい時期こそ食事と睡眠を確認

30代は、仕事、家事、育児などで生活リズムが変化しやすい年代です。

朝食が簡単になったり、外食が増えたり、睡眠時間が短くなったりすることもあります。

美容習慣を増やす前に、食事や睡眠の時間を確保できているかを振り返り、そのうえでローヤルゼリーなどの食品を生活に取り入れると続けやすくなります。

40代|肌・髪・生活習慣をまとめて考える

40代になると、乾燥、ハリ感、キメ、髪質など、以前との違いを意識する方も増えてきます。

この時期は、食事・睡眠・運動・紫外線対策・保湿などをまとめて見直すことで、美容習慣を組み立てやすくなります。

食事量を減らすダイエットをしている場合は、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど必要な栄養素を十分に摂れているかも確認してみましょう。

50代|続けられる美容習慣を大切に

50代では、短期間だけ集中的に何かを行うより、日常生活の中で無理なく続けられる習慣をつくることが大切です。

スキンケアでは保湿や紫外線対策、食事では主食・主菜・副菜などを意識しながら、自分の生活リズムに合った方法を続けていきましょう。

ローヤルゼリーを利用する場合も、1日の粒数や形状、保存方法、価格などを確認し、毎日の習慣として取り入れやすいものを選ぶと続けやすくなります。

60代以降|美容と健康を一緒に考える

60代以降は、食事量が変わったり、食べる食品の種類が少なくなったりすることもあります。

美容だけでなく健康維持という視点からも、日々の食事からさまざまな食品を摂ることを意識しましょう。

医薬品を使用している方や通院中の方が健康食品を追加する場合には、医師や薬剤師へ相談しながら自分に合った方法を選ぶと安心です。

年齢に応じた美容とローヤルゼリーのインナーケアをイメージした女性


美容を意識した食生活とインナーケア

美容について調べていると、「インナーケア」という言葉を目にする機会があります。

一般には、化粧品による外側からのケアに加えて、食事、睡眠、運動など毎日の生活習慣も含めて美容や健康を考える際に使われる言葉です。

毎日の生活全体を整えながら、その中でローヤルゼリーを食品のひとつとして取り入れる考え方があります。

食事|さまざまな食品を組み合わせる

美容情報では、コラーゲン、ビタミンC、ポリフェノールなど特定の成分が注目されることがあります。

身体では多くの栄養素がそれぞれ異なる役割を担っているため、主食、主菜、副菜を意識し、肉、魚、卵、大豆、乳製品、野菜、果物、穀類などを組み合わせることが食生活の基本になります。

紫外線|毎日の美容習慣として意識

紫外線への長期的な曝露は、肌の見た目や構造の変化と関係しています。

季節や外出時間などに合わせて、日焼け止め、帽子、衣類、日陰などを活用することも毎日の美容習慣のひとつです。

保湿と洗浄|肌に合った外側からのケア

乾燥が気になる場合には、洗浄方法や保湿方法も確認してみましょう。

肌をやさしく洗い、自分の肌状態に合った保湿を取り入れることが、外側からの美容ケアの基本になります。

睡眠|自分に必要な睡眠時間を確保する

美容情報では「夜○時から○時がゴールデンタイム」といった表現を見ることがあります。

特定の時間帯だけに注目するより、自分に必要な睡眠時間を確保し、生活リズムを整えることを意識すると実践しやすくなります。

喫煙やストレスなど生活全体も振り返る

肌の状態には、紫外線や乾燥に加えて、喫煙やストレスなどさまざまな要因が関係します。

新しい美容食品を追加するときも、今の生活の中で整えられる習慣がないかを一緒に振り返ると、美容を生活全体から考えやすくなります。


美容を意識する方がローヤルゼリーを選ぶときの確認ポイント

ローヤルゼリーには、生タイプ、カプセル、錠剤、粉末などさまざまな商品があります。

商品を比較するときは、キャッチコピーに加えて、商品ページやパッケージに記載された情報を確認すると、自分に合ったものを選びやすくなります。

① ローヤルゼリーの含有量

まず確認したいのは、1日の摂取目安量にどの程度のローヤルゼリーが含まれているかです。

「1粒○mg」と表示されている場合には、その数字がローヤルゼリーそのものの量なのか、カプセル全体の重量なのかも確認しましょう。「生ローヤルゼリー換算」などの表示がある場合は、その意味も合わせて見ると比較しやすくなります。

② 10-HDAなどの成分表示

10-HDAは、ローヤルゼリーを特徴づける成分のひとつです。

10-HDAに加えて、原料、加工方法、ローヤルゼリーの含有量、摂取目安量などを合わせて確認すると、商品の特徴をより理解しやすくなります。

③ 1日の摂取目安量と続けやすさ

毎日利用する商品なら、1日に何粒必要なのか、粒の大きさ、保存方法、価格なども確認したいポイントです。

商品に記載された摂取目安量に沿いながら、自分の生活リズムに取り入れやすいものを選びましょう。

④ 原材料・アレルギー表示

ローヤルゼリーはミツバチ由来の食品です。

蜂産品や食品でアレルギー反応を経験したことがある方、喘息やアレルギー疾患のある方は、原材料や注意事項を確認し、利用前に医師や薬剤師などへ相談すると安心です。

摂取後に息苦しさ、喉や顔の腫れ、全身のじんましんなど強い症状がみられた場合は、摂取を中止し、速やかに医療機関を受診してください。

医薬品を使用している方・妊娠中・授乳中の方

治療中の方や医薬品を継続して使用している方が健康食品を新しく取り入れる場合には、医師や薬剤師へ確認しておくと安心です。

妊娠中・授乳中など身体の状態が大きく変化する時期についても、利用前に専門家へ相談し、商品に記載された注意事項を確認しましょう。

ローヤルゼリーサプリメントそのものの選び方をさらに詳しく知りたい方は、ローヤルゼリーサプリの選び方の記事で詳しく紹介しています。


ローヤルゼリーと美容に関するよくある質問

Q1.ローヤルゼリーは美容を意識する人向けの食品ですか?

ローヤルゼリーは、美容だけでなく毎日の食生活の中で利用されているミツバチ由来の食品です。

美容を意識する場合にも、食事や睡眠、運動、スキンケアを基本にしながら、食品のひとつとして取り入れる考え方があります。

Q2.ローヤルゼリーを飲むと美肌になりますか?

ローヤルゼリーと肌との関係について、人を対象とした研究や基礎研究があります。

研究情報を見る際には、何を評価したのか、使用した原料、摂取量、期間、対象者などを確認し、毎日の食生活やスキンケアも合わせて美容を考えることがポイントです。

Q3.シワやたるみに関する研究もありますか?

ローヤルゼリー由来成分を配合した外用製品について、目尻のシワや角層水分量などを評価した人対象の研究があります。

こうした外用研究と、ローヤルゼリー食品を摂取する研究では条件が異なるため、それぞれを分けて確認すると理解しやすくなります。

Q4.ローヤルゼリーと髪について研究されていますか?

はい。ローヤルゼリーを含む食品を摂取した際の毛髪指標を調べる試験や、ローヤルゼリー由来成分を頭皮へ使用する研究があります。

経口摂取と外用では研究条件が異なるため、どのような方法で調べられた研究なのかを確認しましょう。

Q5.10-HDAとは何ですか?

10-HDAはローヤルゼリーに含まれる特徴的な脂肪酸で、正式名称は10-ヒドロキシ-2-デセン酸です。

ローヤルゼリーの特徴を確認する成分のひとつとして研究や商品表示で使われています。

Q6.蜂蜜とローヤルゼリーを一緒に利用できますか?

蜂蜜とローヤルゼリーは、それぞれ異なるミツバチ由来食品です。

一緒に利用する場合も、それぞれの商品に記載された摂取目安量、原材料、アレルギー表示などを確認しましょう。

Q7.ローヤルゼリーは何歳から利用できますか?

対象年齢や利用上の注意は商品によって異なります。

子ども、高齢者、妊娠・授乳中の方、医薬品を利用している方などは商品表示を確認し、必要に応じて医師や薬剤師へ相談してください。

Q8.ローヤルゼリーは毎日取り入れられますか?

毎日の利用を想定して設計されている商品もあります。

商品ごとに1日の摂取目安量や注意事項が異なるため、パッケージや商品ページの表示に沿って利用しましょう。

Q9.食品とローヤルゼリー配合化粧品は同じですか?

ローヤルゼリー由来の原料が使われることはありますが、食品と化粧品では使用方法が異なります。

研究を見る際にも、「食品として摂取したのか」「肌へ使用したのか」を確認すると内容を理解しやすくなります。

Q10.美容のためならローヤルゼリーだけで十分ですか?

美容は、食事、睡眠、運動、紫外線対策、保湿など、毎日のさまざまな習慣を組み合わせて考えることが大切です。

ローヤルゼリーも、その生活習慣の中で取り入れる食品のひとつとして考えることができます。


まとめ|ローヤルゼリーと美容の関係を知り、毎日の習慣に生かそう

ローヤルゼリーは、若い働き蜂によってつくられ、女王蜂や幼虫の食物となるミツバチ由来の食品です。

たんぱく質やアミノ酸、糖質、脂質、ビタミン類、ミネラルなど複数の成分を含み、特徴的な脂肪酸として10-HDA(10-ヒドロキシ-2-デセン酸)も知られています。

ローヤルゼリーやその由来成分については、皮膚細胞を用いた基礎研究、肌へ使用する外用研究、経口摂取研究、角層水分量に関する研究、さらに毛髪や頭皮を対象とした研究など、さまざまなテーマで研究が行われています。

研究情報を読む際には、細胞・外用・経口摂取といった研究方法や、原料、量、期間、対象者、評価項目を見ることで、その研究が何を示しているのかをより正確に理解できます。

また、肌や髪の状態には、食事、睡眠、紫外線、乾燥、運動、ストレス、スキンケアなど、さまざまな要因が関係します。

30代、40代、50代、60代以降とライフステージが変化しても、食生活や睡眠、保湿、紫外線対策など、自分に合った基本の美容習慣を積み重ねることが大切です。

そのうえでローヤルゼリーに関心がある場合には、成分表示、1日の摂取目安量、原材料、加工方法、生活への取り入れやすさなどを確認して選びましょう。

美容は、外側からのケアと毎日の食生活・生活習慣を組み合わせながら考えることが基本です。ローヤルゼリーについても、研究情報を正しく理解し、自分のライフスタイルに合った形で取り入れていきましょう。


参考情報

  • Park HM, et al. Royal jelly protects against ultraviolet B-induced photoaging in human skin fibroblasts via enhancing collagen production. Journal of Medicinal Food. 2011.
  • 10-Hydroxy-2-decenoic acid prevents ultraviolet A-induced damage and matrix metalloproteinases expression in human dermal fibroblasts. European Journal of Pharmacology. 2013.
  • Effect of facial application of essence containing royal jelly extract on stratum corneum moisture content: A placebo-controlled, double-blind, parallel-group study. Journal of Cosmetic Dermatology. 2022.
  • Effect of Protease-Treated Royal Jelly Extract on Facial Wrinkles: A Placebo-Controlled, Double-Blind, Parallel-Group Study. Journal of Cosmetic Dermatology. 2025.
  • UMIN Clinical Trials Registry「ローヤルゼリー飲用による毛髪強度変化確認試験」
  • Effects of topical royal jelly extract on hair quantity and quality of individuals with self-perceived hair thinning: A randomized double-blind placebo-controlled trial. 2026.
  • 消費者庁「健康食品(一般の方向け)」

※本記事は、ローヤルゼリー、10-HDA(デセン酸)、肌、毛髪、美容、食生活などに関する一般的な情報を紹介するものです。記事内で紹介する研究は、それぞれ異なる原料、製品、使用方法、摂取量、期間、対象者、評価方法などの条件で行われています。研究内容と個別の市販商品は分けてご確認ください。ローヤルゼリーやサプリメントを利用する際は、商品に記載された原材料、摂取目安量、注意事項をご確認ください。治療中の方、医薬品を使用している方、妊娠・授乳中の方、喘息やアレルギー疾患のある方などは、必要に応じて医師や薬剤師などの専門家へご相談ください。

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