ニュージーランドと聞くと、豊かな自然、広大な牧草地、きれいな海、そしてマヌカハニーなどを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
実はニュージーランドには、マヌカハニーだけでなく、プロポリス、ローヤルゼリー、羊由来素材、乳由来素材、魚由来オイル、グリーンマッスルなど、自然環境や一次産業を背景にしたさまざまな健康素材があります。
Brilliant Life Products NZでも、こうしたニュージーランドのサプリメントや健康食品を長年、日本のお客様へお届けしてきました。
サプリメントを選ぶ際に、成分や含有量とともに知っておきたいのが、
「その国ではどのようなルールで管理され、どのようなメーカーが製品を作っているのか」
ということです。
今回は、ニュージーランドのサプリメントを取り巻く制度、日本との共通点、世界でも高い水準で知られるバイオセキュリティ、そしてBrilliant Life Products NZが長年取り扱っているHealth Lifeについてご紹介します。
ニュージーランドのサプリメントはどのように管理されている?
ニュージーランドでは、ダイエタリーサプリメントについて
Dietary Supplements Regulations 1985(ダイエタリーサプリメント規則)
が定められており、
Food Act 2014(食品法)
などとともに、製造・包装・販売に関するルールが設けられています。
表示方法や一部のビタミン・ミネラルの量などにも基準があり、サプリメントを製造・包装・販売する事業者には、食品を扱う事業者として食品安全に配慮した管理が求められます。
ニュージーランドのサプリメントも、
食品として守るべきルールの中で製造・販売される仕組みが整えられています。
日本とニュージーランドには共通する考え方も
海外の制度というと、日本とは大きく異なるもののように感じるかもしれません。
しかし基本的な考え方を見ると、日本とニュージーランドには共通する部分があります。
そのひとつが、
製品を市場に出す事業者自身が、安全性や品質、適切な表示に責任を持つ
という考え方です。
日本でも、例えば機能性表示食品は、事業者の責任において安全性や機能性の根拠を確認し、必要な情報を届け出て販売する仕組みになっています。
もちろん、日本とニュージーランドでは法律や制度の細かな内容は異なります。
それでも、
「販売する事業者が、自分たちの製品に責任を持つ」
という基本的な考え方には共通する部分があります。
そのため国名だけで判断するのではなく、
どのようなルールのもとで、どのようなメーカーが製品を作っているのか
を見ることが大切です。
ニュージーランドの大きな特徴「バイオセキュリティ」
そして、ニュージーランドという国を語るうえで欠かせないのが、
非常に厳格なバイオセキュリティ
です。
ニュージーランドは島国であり、農業、酪農、畜産、園芸、林業、水産業などの一次産業が非常に重要な国です。
同時に、ニュージーランド固有の動植物や自然環境を、海外から侵入する病害虫や動植物の病気などから守る必要があります。
そのためニュージーランドでは、
Biosecurity Act 1993(バイオセキュリティ法)
を中心に、国全体でバイオセキュリティリスクを管理する仕組みが築かれています。
ニュージーランド政府も、自国の仕組みを世界をリードする水準のバイオセキュリティシステムとして位置づけてきました。
ニュージーランドへ入国したことがある方なら、空港で食品、植物、種子、木製品、動物由来品などについて細かく申告を求められた経験があるかもしれません。
靴やアウトドア用品などに付着した土まで確認されることがあるほど、ニュージーランドでは国外から持ち込まれる生物学的なリスクに注意が払われています。
国境だけではない「3段階」のバイオセキュリティ
ニュージーランドのバイオセキュリティは、単に空港で荷物を検査するだけではありません。
大きく分けると、
国外から出発する前・ニュージーランドの国境・国内に入った後
という複数の段階でリスクを管理する考え方が採られています。
例えば、ニュージーランドへ輸入されるバイオセキュリティ上のリスクを伴う商品には、
Import Health Standards(IHS/輸入衛生基準)
が設けられています。
対象には、植物や植物製品、動物や動物由来製品、食品、バイオロジカル製品などが含まれ、さらにコンテナや車両、タイヤなどまで対象となる場合があります。
Import Health Standardsでは、その商品にどのような病害虫や疾病のリスクが考えられるのかを分析したうえで、ニュージーランドへ持ち込むために必要な条件が定められます。
条件を満たさなければ、原則としてそのままニュージーランドへ入れることはできません。
海外から入ってくるものを国境で見るだけではなく、入ってくる前からリスクを考え、国内に入った後も監視する。
この多層的な仕組みが、ニュージーランドの自然環境や一次産業を守っています。
自然の恵みを利用するだけではなく、
その自然そのものを国全体で厳しく守る。
これは、ニュージーランドという国で生まれる食品や健康素材を考えるうえで、ぜひ知っていただきたい特徴です。
動物由来素材にも関係する Animal Products Act 1999
ニュージーランドには、羊、鹿、乳製品、魚介類などを利用したさまざまな食品や健康素材があります。
こうした動物由来の製品について重要になる制度のひとつが、
Animal Products Act 1999(動物製品法)
です。
対象となる動物由来製品の加工・製造では、食品安全上のリスクを管理するために
Risk Management Programme(RMP)
が必要となる場合があります。
RMPは、製造工程の中にどのような危害要因があるのかを特定し、
どのように管理するのか、どのように確認するのか、どのような記録を残すのか、問題が発生した場合にどう対応するのか
まで定める仕組みです。
登録されたRMPは
Animal Products Act 1999
のもとで運用され、必要に応じて独立した検証も行われます。
羊、鹿、乳、魚介類など、ニュージーランドらしい動物由来素材を活用できる背景には、こうしたリスク管理の仕組みもあります。
「ニュージーランド産」だけでなく、メーカーまで見る
ニュージーランドには数多くの健康食品やサプリメントがあります。
そのためBrilliant Life Products NZでは、単に
「ニュージーランドの商品だから」
という理由だけでなく、その商品を作っているメーカーそのものを見ることも大切だと考えています。
- どのくらい長く事業を続けているメーカーなのか
- どのような分野の商品を作ってきたのか
- 原料や製品をどのように管理しているのか
- 品質検査やトレーサビリティをどのように考えているのか
- 継続して製品を作り続けているメーカーなのか
サプリメントは外から見ただけでは、メーカーごとの違いが分かりにくい商品です。
だからこそ成分表や含有量だけではなく、
その製品の後ろにどのような会社があるのか
も、選ぶ際のひとつの目安になります。
2002年創業、ニュージーランドのHealth Life
Brilliant Life Products NZが長年取り扱っているブランドのひとつが、
Health Life®(ヘルスライフ)
です。
Health Lifeは2002年にニュージーランドで設立され、20年以上にわたりナチュラルヘルス製品を展開してきたブランドです。
海洋由来素材、農場・牧場由来素材、植物由来素材、蜂産品、高含有量タイプなど、幅広い分野の商品を長年にわたり開発してきました。
プロポリス、ローヤルゼリー、マヌカハニーなどの蜂産品をはじめ、フィッシュオイル、クリルオイル、コロストラム、羊プラセンタ、グレープシード、ミルクシスル、オイスター+亜鉛など、さまざまな素材を利用した商品を展開しています。
ひとつの流行素材だけを扱うのではなく、
長年にわたり幅広い天然素材や栄養素材を製品化してきた経験
もHealth Lifeの特徴です。
Health Lifeは「原料」だけでなく「管理」まで重視
自然由来の素材を使用していることは魅力のひとつです。
しかしサプリメントでは、「何を使用しているか」だけではなく、
その原料をどのように管理し、どのような工程を経て完成した製品になるのか
も重要です。
Health Life社では、原料から完成した製品までの
トレーサビリティや品質検査について厳格な基準を設け、品質管理を重視した製品づくり
を行っています。
そして同社が品質・製造管理に関して掲げているものを見ると、その管理がひとつの基準だけではないことが分かります。
ここで注目したいのが、これらすべてがニュージーランドのサプリメントメーカーに一律で求められているものではないという点です。
製品の種類、使用する原料、製造方法、事業内容などによって必要となる制度や管理方法は異なり、すべてのメーカーが同じ組み合わせの品質管理体制を採用しているわけではありません。
その中でHealth Life社は、自社の全製品について、TGA、GMP、RMP、HACCPなどの品質・製造・食品安全に関係する基準や管理体制に適合していることを明確にしています。
さらに、ニュージーランドの食品安全、動物由来製品、輸出入、バイオセキュリティなどを広く管轄する
New Zealand Ministry for Primary Industries(MPI/ニュージーランド第一次産業省)
の監督下で製品を展開しています。
つまり、これからご紹介する名称は、単に「ニュージーランドにはこのような制度があります」と並べているものではありません。
Health Life社自身が、自社製品の品質・製造管理において実際に適合を掲げているものです。
- Therapeutic Goods Administration(TGA)
- Good Manufacturing Practice(GMP)
- Risk Management Programme(RMP)
- Hazard Analysis and Critical Control Point(HACCP)
これらは、すべて同じ種類の「認証」という意味ではありません。
それぞれ役割は異なりますが、
規制、製造管理、食品安全、動物由来製品のリスク管理という異なる方向から、品質と安全性を支える仕組みが重なっている
という点が重要です。
Good Manufacturing Practice(GMP)
Good Manufacturing Practice(GMP)は、製品を一貫した品質で製造するための製造管理・品質管理の考え方です。
GMPでは、完成した商品だけを最後に検査すればよいという考え方ではありません。
原料の受け入れ、製造、衛生管理、品質管理、保管、出荷など、
製品が完成するまでの工程そのものに品質管理を組み込む
ことが重要になります。
Risk Management Programme(RMP)
Risk Management Programme(RMP)は、ニュージーランドで動物由来製品などを扱う際に重要となるリスク管理の仕組みです。
製造工程にどのようなリスクが考えられるのかを特定し、そのリスクをどのように管理するのか、どのように監視・記録するのか、問題が発生した場合にはどのように対応するのかまで体系化します。
特に動物由来素材を扱う製品では、こうした管理の考え方が重要になります。
Hazard Analysis and Critical Control Point(HACCP)
Hazard Analysis and Critical Control Point(HACCP)は、食品安全上の危害要因を分析し、特に重要な工程を継続的に管理する食品安全管理の考え方です。
問題が起きてから対応するだけではなく、
製造工程の中であらかじめリスクを見つけ、重要なポイントを継続して管理する
という予防的な考え方が基本となっています。
Therapeutic Goods Administration(TGA)
Therapeutic Goods Administration(TGA)は、オーストラリアで医薬品や補完医薬品などのTherapeutic Goodsを監督する規制当局です。
TGAの制度では、対象となる医薬品等について、製造施設や製造工程にGood Manufacturing Practiceなどの厳格な品質要求が設けられています。
つまりTGAは、GMPやHACCPと同じ種類の認証名称ではなく、
製品や製造を規制・監督する側の機関
です。
それぞれ性質は異なりますが、Health Life社が掲げる品質管理を見ていくと、
ひとつの基準だけに頼るのではなく、異なる角度から製品を管理する考え方
が採られていることが分かります。
原料は適切に管理されているか。
製造工程にリスクはないか。
衛生状態は保たれているか。
重要な工程は継続して管理されているか。
必要な記録は残されているか。
原料から完成した製品まで追跡できるか。
完成した製品の品質は確認されているか。
こうした複数の視点から製造と品質を管理することが、Health Life社の製品づくりにつながっています。
特にHealth Lifeが取り扱う商品には、蜂産品、魚介類由来素材、乳由来素材、羊などの動物由来素材を使用したものもあります。
だからこそ、素材そのものの魅力だけではなく、
その素材をどのように管理し、安全性と品質に配慮しながら製品へ仕上げていくのか
が重要になります。
ニュージーランドの天然素材を使うこと。そして、その素材をきちんと管理し、製品として仕上げるところまで徹底する。
Brilliant Life Products NZがHealth Lifeの商品を長年取り扱ってきた理由のひとつも、こうしたメーカーとしての姿勢にあります。
20年以上続いているメーカーという実績
健康食品の世界では、毎年のように新しい成分や商品が登場します。
その中でHealth Lifeは、2002年の設立から20年以上にわたり、さまざまなナチュラルヘルス製品を展開してきました。
製品を作り、品質を管理し、新しい素材も取り入れながら、
20年以上にわたってブランドを継続してきた実績は、短期間で作れるものではありません。
メーカーとして積み重ねてきた時間。
これもサプリメントを選ぶ際に見ることができる、大切な背景のひとつです。
Brilliant Life Products NZも今年で16年目
そしてHealth Lifeは、Brilliant Life Products NZが最近になって取り扱いを始めたブランドではありません。
Brilliant Life Products NZは今年で16年目を迎えました。
当店では創業当初からHealth Lifeの商品を取り扱い、日本のお客様へお届けしてきました。
現在ではHealth Lifeも20年以上の歴史を持つブランドになりましたが、当店が取り扱いを始めた頃から、すでに長い年月が経っています。
ニュージーランドで16年間ショップを続けていると、その間に本当にさまざまな商品やブランドを見ることになります。
新しい商品が登場することもあれば、時代とともに変化していく商品もあります。
その中でHealth Lifeは、
当店の創業当初から現在まで、長くお付き合いを続けているブランドのひとつ
です。
インターネットで最近見つけた海外ブランドの商品を仕入れている、という関係ではありません。
ニュージーランドで実際にショップを運営しながら、長年商品を取り扱い、日本のお客様へお届けしてきたブランドです。
メーカーとして20年以上。
Brilliant Life Products NZでも16年。
こうした長い時間を通して取り扱いを続けてきたことも、当店がHealth Lifeの商品をご紹介する際に大切にしている背景のひとつです。
ニュージーランド産サプリメントを選ぶということ
サプリメントを選ぶ際には、含有量や価格、パッケージだけでは分からないことがたくさんあります。
どの国で作られているのか。
どのようなルールの中で製造・販売されているのか。
どのメーカーが作っているのか。
どのような考え方で品質を管理しているのか。
そして、どのくらい長く製品を作り続けてきたのか。
こうした背景まで知ることで、その商品を見る目も少し変わってきます。
ニュージーランドには、
Food Act 2014、Dietary Supplements Regulations 1985、Biosecurity Act 1993、Animal Products Act 1999、Import Health Standards、Risk Management Programme
など、食品、動物由来製品、輸入原料、バイオセキュリティなどに関わる複数の仕組みがあります。
中でも、自然環境と一次産業を守るために築かれてきたニュージーランドの厳格なバイオセキュリティ体制は、この国を知るうえで大きな特徴です。
そして、その環境の中で、マヌカハニーや蜂産品、海洋由来素材、牧場由来素材など、ニュージーランドらしいさまざまな健康素材が利用されています。
「ニュージーランド産だから」だけではなく、その国の仕組み、メーカーの考え方、そして積み重ねてきた実績まで知って選ぶ。
それがサプリメントを選ぶときの、ひとつの考え方だとBrilliant Life Products NZは考えています。
ニュージーランドから、日本のお客様へ
Brilliant Life Products NZは、ニュージーランドの商品を日本のお客様へお届けして16年目になります。
長年ニュージーランドで商品を見てきたからこそ、商品そのものだけではなく、
メーカーの歴史、製品づくりへの考え方、そしてニュージーランドという国の背景
も一緒にお伝えしていきたいと考えています。
Health Lifeをはじめ、当店が長く取り扱ってきたニュージーランドの商品には、それぞれに素材やメーカーの背景があります。
これからも単に海外の商品を販売するだけではなく、
ニュージーランドにいるからこそ分かること、長く取り扱ってきたからこそお伝えできることとともに、日本のお客様へ商品をお届けしていきます。