サルマ・ハエックは、メキシコ生まれの俳優・プロデューサーとして長年ハリウッドの第一線で活躍しながら、美容や年齢を重ねることについても率直に語ってきました。
レッドカーペットでは華やかなドレスとメイクを楽しむ一方、本人の美容習慣を詳しく見ていくと、家庭で受け継いだ知恵、自分の感覚を頼りにするスキンケア、白髪を生かしたヘアスタイルなど、サルマならではの個性的なエピソードが数多く登場します。
朝はローズウォーターから始める。顔に使ったクリームの残りは手にもなじませる。白髪を自分らしい髪の一部として楽しみ、必要な日にはマスカラで整える。そして、年齢とともに顔や髪が変化すれば、メイクも現在の自分に合わせて更新する。
こうした美容哲学の原点にいるのが、サルマの祖母です。
祖母は美容への関心が非常に高く、自分でクリームまで作っていたそうで、サルマは幼い頃から美容を特別なイベントではなく、暮らしの中にあるものとして見て育ちました。
そして現在は、娘のヴァレンティーナから新しいスキンケアや美容情報を教えてもらうこともあります。
祖母から受け取った美容の知恵に、自分自身の経験を重ね、さらに若い世代から新しい美容を学ぶ。そんな世代を越えた美容の交流も、現在のサルマを形づくる興味深い要素です。
セルフケアもスキンケアから日々の暮らしまで広がっています。忙しい日は姿勢や日常動作を意識し、自分なりの瞑想を続ける。食事ではメキシコらしい味や好きなものを楽しみ、デジタル機器とも自分らしい距離を取っています。
2025年のVogueでは、現在のスキンケア、白髪との付き合い方、メイク、そして年齢と美容についての考え方まで本人が実演しながら紹介しました。
この記事では、本人インタビューを中心に、サルマ・ハエックの美容法、スキンケア、朝夜のルーティン、ローズウォーター、白髪ケア、メイク、姿勢、運動、瞑想、食生活、年齢との向き合い方まで詳しく見ていきます。
1. 美容の原点は祖母|世代を越えて受け継ぎ、更新する美容の知恵
サルマ・ハエックの美容を理解するうえで、まず知っておきたいのが祖母の存在です。
サルマは長年にわたり、祖母が美容にとても熱心な女性だったことをインタビューで語ってきました。
2025年のVogue「Beauty Secrets」でも、スキンケアをしながら何度も「祖母から教わった」と紹介しています。
祖母は美容について豊富な知識を持ち、家庭で自分のクリームまで作っていたそうです。
その影響は、現在のサルマのルーティンにも残っています。
顔にクリームをなじませた後、手に残った分をそのまま手の甲へ。目元や唇も丁寧にケアし、自分の肌の状態を見ながら必要なものを加えていきます。
過去のインタビューでは、顔から手、首、デコルテ、肩、首の後ろまでスキンケアを広げる習慣についても話していました。
そして現在、サルマに美容を教えている人物がもう一人います。
それが娘のヴァレンティーナです。
2025年のインタビューでサルマは、ヴァレンティーナが美容について非常に詳しく、最新のスキンケアアイテムを紹介してくれると話しています。
娘がコリアタウンなどから新しい美容アイテムを持ってきて、母であるサルマに教えることもあるそうです。
つまりサルマの美容には、祖母から受け取った昔ながらの知恵と、娘から届く最新美容の情報が同時に存在しています。
過去から受け継いだものを大切にしながら、新しいものにも好奇心を持つ。
その柔軟さが、サルマ・ハエックの美容習慣の大きな魅力です。
美容小ネタ|祖母→サルマ→娘。3世代を行き来する美容情報
幼い頃は祖母から美容を教わったサルマですが、現在は娘ヴァレンティーナから新しいスキンケアを教えてもらう立場にもなりました。昔ながらの家庭美容と、若い世代が見つけてくる最新美容。その両方を取り入れながら、さまざまな美容を柔軟に楽しんでいます。
2. 朝はローズウォーター、夜はクレンジング|肌に合わせて変えるスキンケア
サルマ・ハエックのスキンケアで特に知られているのが、朝は洗顔料から始めず、ローズウォーターを取り入れるという長年の習慣です。
これは祖母から教わった方法で、本人は何年にもわたって同じルーティンについて語っています。
2025年のVogueでも、朝にローズウォーターを使う様子を本人が実演しました。
祖母からは、夜の間の肌をそのまま大切にするという考えを教わったそうです。
これはサルマと祖母が長年取り入れてきた個人的な美容習慣であり、朝の洗顔方法は肌質、皮脂量、季節、使用しているスキンケアなどによって自分に合う方法を選ぶことが大切です。
サルマ自身も、その日の肌の感覚に合わせてルーティンを柔軟に変えています。
ローズウォーターを使ったり、軽いクリームへ進んだり、乾燥を感じる日は保湿アイテムを追加したりと、その日の自分に合わせて選んでいきます。
2025年のBeauty Secretsでは、フェイスマスクと目元用パッチを重ねて使う“ダブル使い”も披露しました。
その後はローズウォーター、軽めの保湿クリーム、目元ケア、リップケアなどへ進み、自分の肌を見ながらアイテムを選んでいきます。
一方、夜はメイクや一日の汚れを落とすクレンジングを大切にしてきました。
以前のVogueでは、その日のメイクの状態などによってクレンザーを選び分けることも紹介しています。
撮影やイベントでは長時間メイクをして過ごすことも多い俳優だからこそ、夜に一度リセットし、次のスキンケアへ進むという流れを大切にしてきました。
サルマのルーティンの中心にあるのは、自分の肌に触れ、その日の状態を感じながら選ぶことです。
小ネタ|保湿クリームには“飛行機テスト”
ロサンゼルスとヨーロッパを頻繁に移動してきたサルマは、以前、長時間フライトの前にクリームを使い、到着後に自分の肌が心地よく感じられるかをひとつの目安にしていると話していました。世界を移動する俳優ならではの、ユニークな化粧品選びの基準です。
3. 白髪も年齢も美容の楽しみに|今の自分に合わせて変えるメイク
2025年のVogueで特に印象的だったのが、サルマの白髪との付き合い方です。
本人は白髪を現在の自分らしい髪の一部として楽しんでいます。
撮影などで少し整えたい日は、ヘアカラーではなくマスカラを使うことがあります。
マスカラを白髪になじませることで色を調整しながら、短く浮きやすい毛も一緒に整えるという、実用的で遊び心のある方法です。
しかもサルマは、白髪の中でも自分が気に入っている部分をそのまま生かしながら、必要なところだけ整えるスタイルを楽しんでいます。
この姿勢は、年齢とメイクについての考え方にもつながっています。
2025年のBeauty Secretsでサルマは、年齢を重ねれば美容やメイクの方法も変えていけばいいという趣旨の考えを語りました。
以前気に入っていたメイクが今の自分にしっくりこなくなったら、色、質感、位置、濃さを変えてみる。
そして新しい方法を冒険心を持って試してみる。
サルマにとって年齢の変化は、美容の選択肢を更新するタイミングでもあります。
今の自分を見ながら、現在の自分に似合う美容を選んでいく。
白髪についてもメイクについても、この柔軟な考え方が一貫しています。
4. メイクで立体感を楽しむ|感覚で仕上げるサルマ流メイク術
サルマ・ハエックは、メイクそのものをとてもクリエイティブに楽しむ人です。
2025年のVogueでは、自分が目指すのは自然に見える仕上がりだと説明しています。
そのため、顔に立体感を加えたいときにはコントゥアリングや色の置き方を工夫します。
面白いのが、アイシャドウスティックを目元だけでなく、頬や鼻にも使う方法です。
商品カテゴリーにこだわるより、「この色をここへ入れたらどう見えるだろう?」と考えながら、顔をキャンバスのように楽しんでいます。
そして、2025年の動画にはさらにサルマらしい場面があります。
ハイライトなどを指でなじませながら、鏡をしっかり見なくても肌の感覚だけでメイクできると本人が実演したのです。
キッチンでもできるし、暗い場所でも感覚でできるほど、自分の顔を手で覚えていると話しています。
長年メイクをしてきた技術はもちろんですが、このエピソードからも、サルマにとって美容が自分の肌に触れ、感覚で知ることと深くつながっていることが分かります。
フィラーについても、本人は2025年のVogueで使用していないと話し、立体感を出したいときにはメイクの陰影を楽しんでいました。
一方、2025年には非外科的な美容施術を自身の選択肢として利用していることも公表しています。
祖母から受け継いだ美容、現在の化粧品、メイクの工夫、美容施術。
さまざまな選択肢の中から、自分が心地よく感じるものを柔軟に選ぶのが現在のサルマのスタイルです。
メイク小ネタ|「暗くてもできる」ほど自分の顔を手で覚えている
Vogueの動画でサルマは、メイクを指でなじませながら、見なくても感覚でできると実演しました。キッチンでも、照明が暗いところでも、肌に触れた感覚でメイクできるというのです。長年のメイク経験とともに、「自分の顔を自分の手で知る」という彼女の美容哲学がよく表れたエピソードです。
5. 姿勢・日常動作・瞑想|忙しい毎日に組み込むウェルネス習慣
サルマの健康習慣で面白いのが、運動やウェルネスを日常生活の中へ組み込む考え方です。
以前のVogueで本人は、忙しくてフィットネスの時間を十分に取れない時期でも、日常の動作そのものを意識して身体を使う方法を教わったと話しています。
歯を磨いているときに姿勢を意識する。
階段を上がるときも、身体の使い方へ意識を向ける。
座る、立つ、歩くといった普通の動作の中にも、自分の身体へ意識を向ける時間を作っています。
そして、サルマが長く大切にしているもうひとつの習慣が瞑想です。
2023年のインタビューでは、規則的な運動よりも自分には瞑想の方が続けやすいと感じていることを話し、自分なりの方法で毎日取り入れていると説明しました。
本人が行っている瞑想は、身体の感覚や自分自身へ意識を向けながら過ごす、サルマ独自のスタイルです。
サルマ本人は瞑想についてさまざまな身体的な実感を語っていますが、それらは本人の個人的な経験です。
この記事では、瞑想をサルマが自分自身と向き合うために長く続けている習慣として紹介しています。
さらに2025年には、彼女らしい生活習慣がもうひとつ明らかになりました。
サルマはパソコンを所有しておらず、オンラインショッピングやオンラインでの食事注文もほとんど利用せず、文章も手書きすることを好むと話しています。
スマートフォンにもあまり触れず、自分の時間や考え方をデジタルサービスだけに預けない生活を楽しんでいるそうです。
姿勢、日常動作、瞑想、手書き、スマートフォンとの距離。
こうした身近な習慣が、サルマの場合は「自分の感覚へ意識を戻す時間」としてひとつにつながっています。
運動や瞑想の取り入れ方は、体力、健康状態、生活環境によって異なります。自分が心地よく続けられる方法を選ぶことが大切です。
ライフスタイル小ネタ|ハリウッドスターなのに、かなりアナログ
2025年のインタビューでサルマは、パソコンを持たず、オンラインで買い物や食事の注文をする習慣もほとんどなく、書くときは手書きを好むと明かしました。最新の美容を楽しみながら、生活の一部は驚くほどアナログ。この組み合わせもサルマらしい魅力です。
6. 食べることを楽しむ|メキシコの味と柔軟な食生活
サルマの食生活で印象的なのは、食べることそのものを楽しむという姿勢です。
本人は以前から、食に対する好奇心や、自分の好きな味について率直に話してきました。
そして、メキシコで育った彼女らしい味の好みも随所に登場します。
2017年のHarper’s Bazaarのインタビューでは、お気に入りのスナックとしてポップコーンにチリソースを合わせることを紹介しています。
さらにメキシコで親しまれているシーズニング「Tajín(タヒン)」とレモンを、いろいろな食べ物に合わせるのが好きだとも話しました。
辛味、酸味、香りを楽しむ、いかにもサルマらしい食のエピソードです。
別の食事についての発言では、卵や野菜を使った料理、キヌア、カレーなどについて話したこともあります。
仕事や生活に合わせながら、さまざまな食事を楽しんできたことが、本人のインタビューから伝わってきます。
サルマの記事で興味深いのは、特定の食品ひとつに注目するより、食事そのものを人生の楽しみとして大切にしていることです。
これは美容に対する姿勢ともよく似ています。
その日の肌に合わせてスキンケアを変える。現在の顔に合わせてメイクを変える。そして食事も、その時の自分の生活に合わせながら楽しむ。
自分に合うバランスを見つけながら楽しむことを大切にしています。
必要な食事内容や量は、体格、活動量、健康状態、生活環境によって異なります。ここで紹介しているものは、サルマ本人が過去のインタビューで語った個人的な食習慣です。
食の小ネタ|ポップコーンにもTajín? サルマらしいメキシコの味
サルマのお気に入りとして過去に登場したのが、チリソースを合わせたポップコーン。そしてTajínとレモンです。辛味や酸味までしっかり楽しむエピソードからも、食べることそのものを楽しむサルマらしさが伝わってきます。
7. サルマ・ハエックの美容・健康習慣から見えてくること
サルマ・ハエックの美容法や健康習慣を長い時間軸で見ていくと、さまざまな習慣の奥に共通している考え方が見えてきます。
それは、美容を自分自身とつながる時間として楽しむことです。
2025年のVogueでもサルマは、顔や髪に自分の手で触れながら、美容の時間を自分自身とのつながりを感じる時間にするという考えを語っています。
手で肌や髪に触れ、自分自身をケアする時間そのものを楽しむ。
その考え方は、この記事で見てきたほぼすべての習慣につながっています。
祖母から美容の知恵を学び、現在は娘から新しい美容を教えてもらう。
朝はローズウォーターから始め、その日の肌を感じながらスキンケアを選ぶ。
白髪は現在の自分らしさの一部として楽しみ、必要な日にはマスカラで整える。
以前のメイクがしっくりこなくなったら、新しい色や入れ方を試す。
メイクは指先で肌を感じながら、自分の感覚も生かして仕上げる。
身体についても、ジムでの運動に加えて、姿勢、階段、毎日の動作にも意識を向ける。
静かな時間には自分なりの瞑想を楽しみ、デジタル機器とも自分らしい距離を保つ。
そして食事では、Tajínやレモンといった自分のルーツにつながる味まで楽しむ。
祖母から受け継いだ昔ながらの美容、娘から届く新しい情報、自然な白髪、華やかなメイク、現代の美容技術、瞑想、そしてアナログな生活。
さまざまな要素が、サルマの中では「今の自分に合うものを選ぶ」という一本の考え方でつながっています。
年齢を重ねる中でも、現在の顔、現在の髪、現在の身体に合わせて美容そのものを更新していくという姿勢です。
変化があれば、新しい方法を試す。
気に入ったものは残す。
そして美容の時間そのものを楽しむ。
サルマ・ハエックの美容と健康習慣から見えてくるのは、変化していく自分と一緒に、美容も楽しく変えていくしなやかなセルフケアです。
最後の豆知識|美容の時間を「自分とのつながり」に変える
2025年のBeauty Secretsの最後にサルマが語ったのは、顔や髪に自分の手で触れることの大切さでした。自分の手で肌や髪に触れ、美容の時間そのものを意味のあるセルフケアとして楽しむ。祖母から始まった彼女の美容の物語が、現在は「自分自身とのつながり」という考えへ自然につながっています。
参考資料
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Vogue(2025)— Salma Hayek Pinault’s Beauty Secrets: skincare, rose water, grey hair, makeup and ageing
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Vogue — Salma Hayek’s beauty rules: nighttime cleansing, posture, hair, makeup and skincare
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PEOPLE(2025)— Salma Hayek Pinault on her daughter Valentina, skincare and evolving beauty habits
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PEOPLE(2025)— Salma Hayek Pinault on her current approach to skincare and non-invasive beauty treatments
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PEOPLE / Marie Claire(2025)— Salma Hayek Pinault on handwriting, technology, online shopping and her analogue lifestyle
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Entertainment Tonight(2023)— Salma Hayek on meditation, exercise and finding her own wellness routine
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Harper’s Bazaar(2017)— Salma Hayek on food, Tajín, popcorn, beauty, skincare and fitness
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Vogue — Salma Hayek on integrating posture and everyday movement into a busy lifestyle
この記事は、2025年までに公開されたサルマ・ハエック本人のインタビューや美容動画を中心に、美容、スキンケア、メイク、食事、運動、瞑想、セルフケアについてまとめています。紹介している内容は本人の個人的な経験やライフスタイルです。化粧品、美容施術、食品、運動、瞑想などは、肌質、体質、健康状態、活動量、生活環境に合わせて、ご自身に適した方法を選んでお楽しみください。