腸活とは?プロバイオティクス・腸内フローラ・美容との関係からサプリの選び方まで徹底解説【完全ガイド】

腸活とは?プロバイオティクス・腸内フローラ・美容との関係からサプリの選び方まで徹底解説【完全ガイド】

OBARASOTARO


「腸活が大切と聞くけれど、実際には何をすればいいの?」

「プロバイオティクスや善玉菌って同じもの?」

「腸内フローラと美容にはどんな関係がある?」

「プロバイオティクスサプリは、菌の種類や数が多いものを選べばいい?」

健康や美容について調べていると、「腸活」「腸内フローラ」「善玉菌」「プロバイオティクス」といった言葉を目にする機会が増えています。

しかし、腸活という名前の特別な健康法があるわけではありません。

腸は食べ物の消化・吸収や排泄に関わる器官であり、その中には非常に多くの微生物が存在しています。

そのため腸について考えるときには、特定の食品やサプリメントだけに注目するのではなく、毎日の食事、生活習慣、腸内細菌、そしてプロバイオティクスなどを総合的に理解することが大切です。

この記事では、腸活の基本から腸内フローラ、善玉菌・悪玉菌・日和見菌、プロバイオティクスとプレバイオティクスの違い、食生活、美容との関係、そしてプロバイオティクスサプリメントを選ぶ際に知っておきたい菌株やCFUまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

「なんとなく腸に良さそう」で選ぶのではなく、腸活とプロバイオティクスについて基本から知りたい方は、ぜひ参考にしてください。


そもそも「腸活」とは?

「腸活」は医学的な病名や治療法を表す言葉ではなく、一般的には腸内環境を意識しながら、食事や生活習慣を見直していく取り組みを表す言葉として使われています。

例えば、腸活というとヨーグルトや乳酸菌サプリメントを思い浮かべる方もいるでしょう。

しかし、毎日の腸活として考えられることはそれだけではありません。

  • さまざまな食品を組み合わせた食生活を意識する
  • 食物繊維を含む食品を取り入れる
  • 発酵食品を食生活に取り入れる
  • 適度な水分を摂る
  • 適度に体を動かす
  • 生活リズムを整える
  • 必要に応じてプロバイオティクスを含む食品やサプリメントを利用する

このように、腸活は何かひとつを行えば完成するものではありません。

基本となる食事や生活習慣を大切にしながら、自分のライフスタイルに合わせて続けやすい方法を取り入れていく考え方です。


腸はどんな働きをしている?

腸について考える前に、まず知っておきたいのが腸そのものの役割です。

私たちが食べたものは、口から食道、胃へと進み、その後、小腸や大腸へ送られます。

小腸では、消化された栄養素の多くが吸収されます。

一方、大腸では水分などが吸収され、便が形成されて排泄へとつながります。

さらに、腸には多くの腸内細菌が存在しています。

つまり腸は単なる「食べ物の通り道」ではなく、消化・吸収・排泄、そして腸内細菌との関わりを持つ重要な器官です。

こうした腸本来の役割を知ると、なぜ毎日の食生活が腸について考えるうえで大切なのかも理解しやすくなります。


腸内フローラとは?

私たちの腸内には、非常に多くの微生物が生息しています。

特に大腸には多種多様な細菌が存在し、それぞれが複雑な集団を形成しています。

この腸内に存在する微生物の集まりは、一般に「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」と呼ばれます。

そして、さまざまな種類の細菌が集まっている様子を花畑(flora)になぞらえた呼び方が、よく耳にする「腸内フローラ」です。

近年では「腸内マイクロバイオータ(gut microbiota)」という言葉も広く使われています。

これらの腸内細菌はすべて同じ性質を持っているわけではなく、種類によってさまざまな特徴があります。

また、腸内細菌の構成は誰もが同じではありません。

食生活や年齢、生活環境などさまざまな要因との関連が研究されており、個人差が大きいことも腸内フローラの特徴です。


善玉菌・悪玉菌・日和見菌とは?

腸内細菌について調べると、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」という言葉をよく目にします。

これは、腸内細菌を理解しやすくするために使われている一般的な分類です。

善玉菌

一般に、乳酸菌やビフィズス菌など、人の健康との関係から有用な働きが研究されている細菌が「善玉菌」と呼ばれています。

ヨーグルトや発酵食品、プロバイオティクス製品などで目にすることが多い菌もあります。

悪玉菌

腸内で増殖する状況などによっては、人にとって好ましくない物質を産生することがある細菌などを、一般的に「悪玉菌」と呼ぶことがあります。

ただし、腸内細菌の世界は非常に複雑で、「この菌はすべて悪い」と単純に分けられるものではありません。

日和見菌

善玉菌・悪玉菌のどちらにも単純には分類しにくい菌を、一般に「日和見菌」と表現することがあります。

腸内フローラについて大切なのは、特定の菌だけを「増やせばよい」「なくせばよい」と考えることではありません。

非常に多くの微生物が共存している複雑な生態系として捉えることが、現在の腸内細菌を理解するうえでは重要です。


プロバイオティクスとは?

腸活について調べると必ずと言ってよいほど登場するのが、プロバイオティクス(Probiotics)です。

プロバイオティクスは、国際的には一般に、「適切な量を摂取したときに宿主に健康上の利益をもたらす生きた微生物」という考え方で定義されています。

乳酸菌やビフィズス菌などがよく知られていますが、すべての微生物や乳酸菌が同じ性質を持つわけではなく、菌種や菌株によって特徴は異なります。

つまり、「善玉菌」という言葉と「プロバイオティクス」は、厳密にはまったく同じ意味ではありません。

プロバイオティクスとして利用される微生物には、乳酸菌やビフィズス菌などがあります。

食品ではヨーグルトや一部の発酵食品などが身近ですが、近年ではカプセルや粉末などのサプリメントとして利用される製品もあります。

ここで覚えておきたいのは、「乳酸菌ならすべて同じ」「プロバイオティクスならどの商品でも同じ」というわけではないことです。

微生物には種類だけでなく「菌株」という違いがあり、それぞれの性質も異なります。

この「菌株」は、後ほどプロバイオティクスサプリメントの選び方で詳しく解説します。


プロバイオティクスとプレバイオティクスは何が違う?

プロバイオティクスとよく似た言葉に、プレバイオティクス(Prebiotics)があります。

名前は似ていますが、意味は異なります。

種類 基本的な考え方
プロバイオティクス 適切な量を摂取したときに健康上の利益をもたらす生きた微生物 乳酸菌、ビフィズス菌など
プレバイオティクス 腸内の微生物によって選択的に利用され、健康上の利益につながる基質 一部のオリゴ糖や食物繊維など

簡単に整理すると、プロバイオティクスは「微生物そのもの」、プレバイオティクスは「腸内の微生物に利用される成分」という違いがあります。

例えば、サプリメントではプロバイオティクスとともに、プレバイオティクスとして利用されるフラクトオリゴ糖(FOS)などが配合されている商品もあります。

そのため、プロバイオティクスサプリメントを比較するときには、菌だけでなく、こうした成分が組み合わされているかを見る方法もあります。


「シンバイオティクス」という考え方もある

プロバイオティクスとプレバイオティクスを調べていると、さらに「シンバイオティクス(Synbiotics)」という言葉を目にすることがあります。

これは、プロバイオティクスとプレバイオティクスを組み合わせて利用する考え方です。

ただし、単に「乳酸菌+オリゴ糖が入っているから、必ず優れた商品」という意味ではありません。

使用されている菌株や成分、配合設計などは商品によって異なります。

ここまでを理解しておくと、プロバイオティクスサプリメントの商品ページに書かれている「○種類の菌」「○○億CFU」「フラクトオリゴ糖配合」といった表示の意味が少しずつ見えてきます。

次は、食事から考える腸活と、腸が健康や美容の分野でなぜこれほど注目されているのかを整理していきます。

腸活の基本は、まず毎日の食生活から

プロバイオティクスという言葉が注目されると、「腸活=乳酸菌やサプリメントを摂ること」と考えてしまいがちです。

しかし、腸活を考えるうえで基本になるのは、やはり毎日の食生活です。

私たちは食事からさまざまな栄養素を摂るだけでなく、食物繊維や発酵食品など、腸内の微生物とも関わりのある食品を日常的に食べています。

そのため、特定の食品だけを集中的に摂るのではなく、さまざまな食品を組み合わせた食生活を続けることが腸について考える第一歩になります。


腸活で意識したい食物繊維

腸活を考える際によく登場する栄養成分のひとつが、食物繊維です。

食物繊維は、人の消化酵素では消化されにくい食品成分で、野菜、果物、豆類、穀類、海藻、きのこ類などさまざまな食品に含まれています。

一般に食物繊維は、性質によって水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられます。

水溶性食物繊維

水に溶ける性質を持つ食物繊維です。

果物、海藻、大麦など、さまざまな食品に含まれています。

不溶性食物繊維

水に溶けにくい性質を持つ食物繊維で、野菜、豆類、穀類などに含まれています。

どちらか一方だけを意識するというより、さまざまな食品から食物繊維を取り入れることを考えてみましょう。

また、一部の食物繊維は腸内細菌によって利用されます。

このため、腸活では「菌を摂る」という視点だけでなく、普段どのような食品を食べているかという視点も重要になります。


オリゴ糖と腸内細菌の関係

オリゴ糖も、腸活について調べているとよく目にする成分です。

オリゴ糖にはさまざまな種類があり、その性質もすべて同じではありません。

中には消化されにくく大腸まで届き、特定の腸内細菌に利用されるものがあります。

先ほど紹介したフラクトオリゴ糖(FOS)もそのひとつです。

そのため、プロバイオティクス製品では、微生物だけではなくフラクトオリゴ糖などを組み合わせた設計の商品も見られます。

ここでは「オリゴ糖が入っていれば優れている」と考えるのではなく、菌だけを見るのではなく、商品全体の配合設計を見るためのポイントのひとつとして覚えておくとよいでしょう。


発酵食品も腸活の選択肢

ヨーグルト、納豆、味噌、キムチなど、私たちの身近にはさまざまな発酵食品があります。

発酵食品は微生物の働きを利用して作られる食品ですが、すべての発酵食品が「プロバイオティクス」に該当するわけではありません。

製造工程や加熱処理などによって、完成した食品に生きた微生物が含まれていない場合もあります。

また、生きた微生物が含まれているからといって、その食品を自動的にプロバイオティクスと呼べるわけでもありません。

とはいえ、発酵食品はそれぞれ異なる風味や栄養的特徴を持つ食品です。

腸活のためだけに特定の食品へ偏るのではなく、毎日の食事の選択肢として無理なく楽しむとよいでしょう。


腸と健康はなぜ一緒に語られるの?

「腸は健康に重要」とよく言われます。

その背景には、腸が単に食べ物を消化するだけの器官ではないことがあります。

すでに説明したように、小腸は栄養素の消化・吸収に、大腸は水分の吸収や便の形成などに関わっています。

さらに腸には非常に多くの微生物が存在し、腸内細菌と人との関係について世界中で研究が進められています。

腸内細菌は、食事由来の成分を利用しながらさまざまな代謝物を作ることも知られています。

そのため現在では、腸内細菌と栄養、代謝、免疫などとの関係について幅広い研究が行われています。

ただし、ここで注意したいのは、「腸内環境を整えれば、あらゆる健康上の問題が解決する」という意味ではないことです。

腸は体を構成する重要な器官のひとつであり、腸内細菌も人の体との複雑な関わりを持つことから、健康研究の重要なテーマになっていると考えると分かりやすいでしょう。


腸と免疫にはどんな関係がある?

腸について調べていると、「免疫」という言葉を目にすることも多いでしょう。

腸管には、外部から入ってくるさまざまな物質と接するという特徴があります。

そのため、腸管には免疫に関わる仕組みが備わっており、腸管免疫は現在もさまざまな研究が行われている分野です。

また、腸内細菌と免疫系との相互作用についても研究されています。

一方で、こうした体の仕組みについての研究と、特定のプロバイオティクスサプリメントを摂取することは分けて考える必要があります。

「腸と免疫に関係がある」ことを、そのまま「このサプリメントを摂れば免疫力が上がる」という意味に置き換えることはできません。

腸活を考える際には、体の仕組みについての情報と、個々の食品・サプリメントについての情報を混同しないことも大切です。

 

美容の女性

 


腸と美容が注目されているのはなぜ?

腸は健康だけでなく、美容の分野でも注目されるようになっています。

その背景のひとつに、肌の状態はスキンケアだけで決まるものではなく、食事、睡眠、紫外線、乾燥、ストレスなど、さまざまな要因と関係していることがあります。

美容を考えるときには、化粧水やクリームなど外側からのお手入れだけでなく、食事や生活習慣にも目を向けるという考え方があります。

こうした内側の生活習慣にも目を向ける美容の考え方が、「インナーケア」と呼ばれることがあります。

腸活も、そのような日々の生活習慣を考える中で注目されるテーマのひとつです。


腸と肌の「腸-皮膚軸」とは?

近年の研究では、腸と皮膚の関係について「腸-皮膚軸(gut-skin axis)」という考え方が用いられることがあります。

これは、腸内細菌やその代謝物、免疫系などを含め、腸と皮膚の間にどのような相互関係があるのかを研究する考え方です。

腸と皮膚がまったく独立した存在ではなく、体のさまざまな仕組みを介して関係している可能性が研究されています。

ただし、この研究分野があるからといって、プロバイオティクスを摂れば肌がきれいになる、ニキビが治る、乾燥肌が改善すると一律に言えるわけではありません。

使用される菌株や対象者、摂取量、研究条件などによって結果は異なり、現在も研究が続いている分野です。

美容を考える場合も、腸だけに原因を求めるのではなく、食事、睡眠、スキンケア、紫外線対策などを含めて考えることが基本です。


「肌荒れ=腸内環境が悪い」と決めつけない

インターネットでは、「肌荒れは腸が原因」「ニキビは腸内環境を整えればよい」といった表現を見かけることがあります。

しかし、肌の状態にはさまざまな要因が関係します。

例えば、乾燥、紫外線、摩擦、睡眠、食生活、ホルモンの変化など、肌の状態に関係する要素はひとつではありません。

そのため、腸活を美容習慣のひとつとして意識することと、個々の肌トラブルの原因を腸に限定することは別の話です。

腸活は、美容を内側の生活習慣からも考えるためのひとつの視点として捉えるくらいがよいでしょう。


インナーケアは「サプリメントを飲むこと」だけではない

「インナーケア」という言葉から、美容サプリメントをイメージする方も多いかもしれません。

しかし、内側からの美容を考えるのであれば、その基本となるのは毎日の食事や生活習慣です。

例えば、

  • さまざまな食品を組み合わせた食事
  • 十分な睡眠
  • 適度な運動
  • 無理のない生活リズム

なども、美容と健康の両方を考えるうえで大切な生活習慣です。

そのうえで、自分の食生活やライフスタイルに合わせて、プロバイオティクスを含む食品やサプリメントを選択肢として取り入れる方法があります。


食事だけでなくプロバイオティクスサプリを利用するという選択肢

ヨーグルトや発酵食品などを毎日の食生活に取り入れる方法がある一方で、プロバイオティクスをサプリメントとして利用する方法もあります。

サプリメントには、商品ごとに使用されている菌の種類や菌株、菌数、組み合わせる成分などが表示されています。

そのため、食品とはまた違った形で、どのような菌や成分を使用している商品なのかを確認しながら選びやすいことが特徴のひとつです。

ただし、ここで新たな疑問が出てきます。

「10種類の菌と1種類の菌なら、10種類の方がいい?」

「100億CFUと10億CFUなら、多い方を選ぶべき?」

「菌株まで確認する必要がある?」

実は、プロバイオティクスサプリメントは数字が大きければ大きいほど優れている、と単純には比較できません。

次は、プロバイオティクスサプリメントを選ぶうえで重要な菌種・菌株・CFUについて詳しく見ていきます。

プロバイオティクスサプリは何を見て選べばいい?

プロバイオティクスサプリメントの商品ページを見ると、「○種類の乳酸菌」「○億CFU」「複数菌株配合」など、さまざまな数字や言葉が並んでいます。

初めて選ぶ方にとっては、数字が大きい商品ほど良さそうに見えるかもしれません。

しかし、プロバイオティクスは単純に菌の種類や菌数だけで優劣を決められるものではありません。

まずは、表示されている言葉が何を意味しているのかを知るところから始めましょう。


「菌種」と「菌株」は何が違う?

プロバイオティクスを理解するうえで知っておきたいのが、菌種と菌株の違いです。

例えば、乳酸菌やビフィズス菌と一口に言っても、その中にはさまざまな種類があります。

さらに、同じ菌種の中にも異なる「菌株(strain)」が存在します。

人に例えるなら、同じ人間という大きなグループの中にも一人ひとり違いがあるように、微生物も同じ菌種だからすべて同じ性質を持つとは限りません。

プロバイオティクスの研究では、どの菌株を使用したのかが重要な情報になります。

そのため、ある特定の菌株について研究された内容を、同じ菌種に属する別の菌株や、すべての乳酸菌へそのまま当てはめることはできません。

プロバイオティクスについて「○○菌にはこんな働きがある」という情報を見るときには、実際にはどの菌株について調べられた情報なのかという視点も大切です。


複数の菌株を配合したサプリメントとは?

プロバイオティクスサプリメントには、1種類の菌株を中心にした商品もあれば、複数の菌種・菌株を組み合わせた商品もあります。

例えば、乳酸菌やビフィズス菌など複数の微生物をひとつの製品に配合したタイプです。

複数菌株タイプの特徴は、異なる菌をひとつのサプリメントとして取り入れられることです。

一方で、「10種類だから1種類より10倍良い」といった比較はできません。

菌の種類が多いことは商品の設計上の特徴ではありますが、それだけで商品全体の価値や特定の作用が決まるわけではないからです。

商品を比較するときには、「何種類入っているか」という数字だけではなく、どのような菌が組み合わされているのかを見ると、商品の特徴を理解しやすくなります。


CFUとは?「○億個」の意味を知ろう

プロバイオティクスサプリメントでよく見かけるもうひとつの表示が、CFUです。

CFUはColony Forming Units(コロニー形成単位)の略です。

簡単にいうと、培養条件下で増殖してコロニーを形成できる生きた微生物の数を表すために使われる単位です。

商品によっては、

  • 1カプセルあたり○億CFU
  • 1回分あたり○億CFU
  • 1日の摂取目安量あたり○億CFU

などのように表示されることがあります。

そのため、数字を比較するときには、何粒・何回分を基準としたCFUなのかまで確認することがポイントです。


CFUは多ければ多いほどいい?

「10億より100億、100億より500億の方が良いのでは?」と思う方もいるでしょう。

しかし、プロバイオティクスはCFUの数字だけで単純に比較できません。

どの菌株が使用されているか、どの程度の量が設定されているか、どのような製品として設計されているかなど、確認したい情報はほかにもあります。

また、プロバイオティクスに関する研究も、使用する菌株や摂取量、対象者、期間など条件がそれぞれ異なります。

したがって、「CFUが最も多い商品=自動的に最も優れた商品」ではないと考えておくとよいでしょう。


CFUは「いつの時点の数字か」も確認

プロバイオティクスは生きた微生物を扱うため、CFU表示を見る際には、数字だけでなく表示条件も確認してみましょう。

商品によっては製造時の菌数として表示されている場合もあれば、保存期間などを考慮した表示が行われている場合もあります。

また、プロバイオティクスは温度や湿度などの影響を受けることがあります。

そのため、商品に記載された保存方法に従って保管することも大切です。

「○億CFU」という大きな数字だけを見るのではなく、商品ラベルやメーカーの商品情報まで確認すると、より比較しやすくなります。


「生きて腸まで届く」とはどういうこと?

プロバイオティクス関連の商品では、「生きて腸まで届く」という表現を目にすることがあります。

口から摂取された微生物は、腸へ到達するまでに胃酸や胆汁などの影響を受けます。

菌株によって酸や胆汁に対する性質は異なり、製品によってカプセルなどの設計も異なります。

ただし、「生きて腸まで届く」という特徴だけで、その商品がどのような健康上の結果につながるかまで判断できるわけではありません。

プロバイオティクスサプリメントを比較する際の、ひとつの製品情報として捉えるとよいでしょう。


プロバイオティクスは腸に住み着くの?

「毎日プロバイオティクスを摂れば、その菌がずっと腸に住み着くの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

摂取したプロバイオティクスが腸内でどのように存在するかは、菌株や個人の腸内環境などによって異なります。

すべてのプロバイオティクスが腸内に永久に定着するというものではありません。

そのため、サプリメントを選ぶ際にも「一度摂れば腸内フローラが入れ替わる」といったイメージではなく、食生活の中に取り入れる食品のひとつとして考える方が分かりやすいでしょう。


多菌株+プレバイオティクスという設計をどう見る?

ここまで説明してきたように、プロバイオティクスサプリメントにはさまざまな設計があります。

そのひとつが、複数の菌株とプレバイオティクスを組み合わせたタイプです。

例えば、複数種類の乳酸菌やビフィズス菌などに加えて、フラクトオリゴ糖(FOS)を配合した商品があります。

このような商品では、

  • 複数の菌をひとつの製品から取り入れられる
  • プロバイオティクスとプレバイオティクスを一緒に取り入れられる

という配合上の特徴があります。

これは、ひとつの菌株だけを配合した商品とは異なる商品設計です。

どちらが一律に優れているということではありませんが、複数の菌とプレバイオティクスをまとめて取り入れたい方にとっては、比較する際のポイントになります。


プロバイオティクス以外の配合成分にも注目

プロバイオティクスサプリメントの中には、菌やプレバイオティクスだけでなく、その他の栄養成分や美容を意識した素材を組み合わせた商品もあります。

例えば、

  • ビタミン類
  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸
  • 植物由来素材

などです。

この場合も、それぞれの成分が配合されているという事実と、商品全体として特定の美容効果があるという話は分けて考える必要があります。

一方で、腸活だけに特化したシンプルな商品を選びたい方もいれば、日々の美容や栄養も意識した複合タイプを選びたい方もいるでしょう。

何が配合されているのかを確認すると、その商品がどのような考え方で設計されているのかが分かりやすくなります。


毎日取り入れるなら「続けやすさ」も確認

菌の種類やCFUに注目していると忘れがちですが、日常的に取り入れるサプリメントでは続けやすさも確認しておきたいポイントです。

例えば、

  • 1日の摂取目安量
  • カプセルや錠剤などの形状
  • 1容器あたりの内容量
  • 保存方法
  • 価格

なども商品によって異なります。

成分表示だけでなく、自分の生活の中に取り入れやすい商品かどうかまで確認して比較するとよいでしょう。


プロバイオティクスサプリ選びのチェックポイント

ここまでの内容を、実際の商品選びで確認しやすいように整理してみましょう。

チェック項目 確認するポイント
菌種・菌株 どのような菌が使用されているか
CFU 何粒・何回分を基準とした菌数表示なのか
配合設計 単一菌株か複数菌株か、プレバイオティクスなどが組み合わされているか
その他の成分 ビタミン類や美容を意識した素材などが配合されているか
取り入れやすさ 摂取目安量、形状、内容量、保存方法などが自分に合っているか

プロバイオティクスサプリメントは、ひとつの数字だけで選ぶよりも、菌・菌数・組み合わせ・その他の成分・続けやすさを含めて商品全体を見ると、それぞれの特徴を比較しやすくなります。


では「10種類以上の菌株+フラクトオリゴ糖」はどう考える?

ここまで理解すると、「10種類以上の菌株を配合」「フラクトオリゴ糖配合」といった商品表示の見方も変わってきます。

10種類以上という数字だけを見て「多いから優れている」と判断するのではなく、複数のプロバイオティクスをひとつの製品に組み合わせた設計であることがポイントです。

さらにフラクトオリゴ糖が配合されていれば、プロバイオティクスだけでなく、プレバイオティクスも一緒に取り入れられる設計になります。

そして、そこにコラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンCなどが組み合わされている商品であれば、単に「菌だけを摂る」という設計とは異なり、腸活を意識しながら、美容や毎日の栄養にも目を向けたい方が比較しやすい複合タイプと考えることができます。

こうした商品の違いを理解したうえで、自分が何を重視するのかを考えることが、プロバイオティクスサプリメント選びでは大切です。

ニュージーランドのプロバイオティクスサプリという選択肢

プロバイオティクスサプリメントを探していると、日本国内の商品だけでなく、ニュージーランドをはじめとする海外ブランドの商品を目にすることもあります。

ニュージーランドは、乳製品をはじめとする食品産業が盛んな国として知られており、健康食品やサプリメントも数多く製造されています。

Brilliant Life Products NZでも、ニュージーランドのヘルスケアブランドによるさまざまなサプリメントを取り扱っています。

プロバイオティクスサプリメントについても、国名だけで判断するのではなく、使用されている菌、CFU、プレバイオティクスの有無、その他の配合成分、摂取目安量などを実際の商品表示から確認することで、その商品の特徴が分かりやすくなります。


プロバイオティクスはいつ取り入れる?

プロバイオティクスサプリメントを購入すると、「朝と夜ならどちらがいい?」「食前と食後では違う?」と迷う方もいるでしょう。

サプリメントは基本的に食品ですので、医薬品のようにすべての商品について一律の服用時間が決められているわけではありません。

まず確認したいのは、利用する商品に記載されている1日の摂取目安量や摂取方法です。

商品に特定の摂取方法が記載されている場合は、その表示に従って取り入れましょう。

特に時間の指定がない場合には、朝食など毎日の食事と組み合わせるなど、自分が忘れにくいタイミングを決めておく方法もあります。

大切なのは、「絶対に朝」「必ず空腹時」といったインターネット上の情報だけで判断せず、まず商品ごとの表示を確認することです。


プロバイオティクスを取り入れるときの基本

プロバイオティクスは医薬品ではなく、食品やサプリメントなどから日々の食生活に取り入れられています。

利用する場合には、一度に大量に摂るのではなく、商品に記載されている摂取目安量や利用方法を確認しましょう。

また、プロバイオティクスだけに頼るのではなく、普段の食事内容も一緒に考えることが大切です。

食物繊維を含む野菜、果物、豆類、穀類などを含め、さまざまな食品を食生活に取り入れながら、その中のひとつの選択肢としてプロバイオティクスを考えるとよいでしょう。


こんな方はプロバイオティクスサプリを選択肢に

プロバイオティクスサプリメントは、例えば次のような方が毎日の食生活や栄養管理を考える際の選択肢になります。

  • 腸活を意識した食生活を始めたい方
  • プロバイオティクスを毎日の生活に取り入れたい方
  • ヨーグルトや発酵食品を毎日用意することが難しい方
  • 使用されている菌の種類やCFUを確認して選びたい方
  • 複数の菌株をまとめて取り入れられる商品を探している方
  • プロバイオティクスとプレバイオティクスを一緒に取り入れたい方
  • 腸活だけでなく美容や栄養も意識した複合タイプに興味がある方

特に、忙しい毎日の中で食生活だけを大きく変えることが難しい方にとって、決められた量を取り入れやすいサプリメントは、プロバイオティクスを生活に取り入れる方法のひとつです。

 


腸活で大切なのは、自分に合った方法を続けること

健康や美容について調べていると、次々と新しい食品や成分が紹介されます。

しかし、毎日の食生活や生活習慣は人によって異なります。

朝食でヨーグルトを食べることが習慣になっている方もいれば、乳製品をほとんど食べない方もいます。

発酵食品をよく食べる方もいれば、仕事や生活環境によって食事が不規則になりやすい方もいるでしょう。

だからこそ、腸活も誰かと同じ方法にする必要はありません。

食生活を見直すことから始めてもよいですし、発酵食品を取り入れてもよいでしょう。

そして、毎日の生活の中でもう少し手軽にプロバイオティクスを取り入れたい場合には、サプリメントを利用するという方法もあります。


まとめ|腸活は「食事+生活習慣+自分に合った選択」から

腸活とは、特定の食品やサプリメントだけに頼るものではなく、腸を意識しながら毎日の食事や生活習慣を考えていく取り組みです。

私たちの腸内には非常に多くの微生物が存在し、その集まりは「腸内フローラ」や「腸内細菌叢」と呼ばれています。

そして、腸活を考えるうえで知っておきたいのが、プロバイオティクスとプレバイオティクスです。

プロバイオティクスにはさまざまな菌種・菌株があり、サプリメントではCFU、菌の組み合わせ、プレバイオティクスの有無などによって商品設計が異なります。

そのため、プロバイオティクスサプリメントを選ぶ際には、単純に「菌の種類が多い」「CFUが多い」という数字だけで決める必要はありません。

特定の菌を取り入れたいのか、複数の菌をまとめて取り入れたいのか、プレバイオティクスも一緒に取り入れたいのか、美容や栄養を意識した成分も含まれる複合タイプを選びたいのか。

自分が何を重視するのかによって、選ぶ商品も変わります。

まずは毎日の食事を基本に、食物繊維や発酵食品などを取り入れながら、自分の生活に合った腸活を考えてみましょう。

そして、食生活だけでは続けにくいと感じる場合には、プロバイオティクスサプリメントも日々の食生活に取り入れる選択肢のひとつです。

毎日の食生活を大切にしながら、自分に合った方法で無理なく続ける。

それが、腸活を長く続けていくための基本です。

※本記事は、腸活、プロバイオティクス、栄養などに関する一般的な情報を紹介するものであり、特定の商品による疾病の診断、治療、予防または特定の効果・効能を示すものではありません。サプリメントを利用する際は、商品に記載されている摂取目安量や注意事項をご確認ください。

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