ニュージーランドで撮影された映画80本以上|有名ロケ地・ハリウッド大作・日本映画・Wētā FXまで

ニュージーランドで撮影された映画80本以上|有名ロケ地・ハリウッド大作・日本映画・Wētā FXまで

OBARASOTARO

ニュージーランドで撮影された映画総まとめ|有名ロケ地・ハリウッド大作・日本映画・Wētā FXまで

ニュージーランドで撮影された映画と聞いて、まず何を思い浮かべますか?

やはり『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』でしょうか。

もちろん正解です。

でも、調べてみると――

いやいや、ニュージーランドで撮っている映画、多すぎませんか?

となりました。

トム・クルーズ主演の『ラスト サムライ』で描かれた明治時代の日本。

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のカシミール。

『バーティカル・リミット』の世界第2位の高峰K2。

さらには『エイリアン:コヴェナント』の、人類がたどり着いた未知の惑星まで。

これもニュージーランドなんです。

出演者を見ても、ブラッド・ピット、トム・クルーズ、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、マーゴット・ロビー、ジェイソン・ステイサム、ジェナ・オルテガなど、世界的スターがずらり。

日本とのつながりも意外に深く、渡辺謙、真田広之、小雪、ビートたけし、坂本龍一、西田敏行などが出演した作品にもニュージーランドが関わっています。

そして2026年にはブラッド・ピット主演『Heart of the Beast』、2027年には日本の任天堂が生んだ実写映画『ゼルダの伝説(The Legend of Zelda)』まで。

最初は「有名な映画を20〜30本くらい紹介できれば」と思って調べ始めたのですが、出てくる、出てくる……。

気がつけば80本を超えていました。

しかも、これでもニュージーランドで撮影・制作された長編映画のすべてではありません。

ということで今回は、世界的大作からニュージーランド映画、日本との意外なつながり、最新作、そして世界的VFXスタジオWētā FXまで、一気にご紹介します。


まずはこれ!「えっ、これもニュージーランド?」有名映画20選

ラスト サムライ

 


1.『ラスト サムライ』― ここ、日本じゃないんです

トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之、小雪らが出演した2003年の『ラスト サムライ(The Last Samurai)』

明治時代の日本を描いた作品ですが、主要なロケ地のひとつがニュージーランド北島のTaranaki地方です。

富士山を思わせる山として映し出されたのが、円錐形の美しい姿で知られるMt Taranaki

日本人が見ても「日本に見える」風景を、遠く離れたニュージーランドで撮影していたというのが面白いところです。


ミッション:インポッシブル/フォールアウト

2.『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』― カシミールも実はNZ

トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』では、Queenstown周辺や南島の山岳地帯が撮影に使われました。

劇中ではカシミール地方として登場します。

あの壮大なヘリコプター・アクションの背景にも、ニュージーランドの山岳風景が使われています。


バーティカル・リミット

3.『バーティカル・リミット』― Mt CookがK2に!

2000年の山岳アクション『バーティカル・リミット』

物語の舞台はパキスタンと中国の国境にそびえるK2ですが、撮影にはニュージーランド最高峰Aoraki/Mt CookとSouthern Alpsが使われました。


エイリアン:コヴェナント

4.『エイリアン:コヴェナント』― Milford Soundが異星へ

Ridley Scott監督の『エイリアン:コヴェナント』では、FiordlandやMilford Sound周辺の圧倒的な景観が、地球ではない未知の惑星へ変身。

ニュージーランドの自然は、ついに地球上の国ですらなくなりました。


MEG ザ・モンスター

5.『MEG ザ・モンスター』― Jason StathamもNZにいた

巨大ザメ・メガロドンが登場する『MEG ザ・モンスター』も、制作の大部分がニュージーランド。

AucklandやKumeu Film Studiosなどが使われ、Jason Statham主演の巨大ハリウッド作品をNZのスタッフが支えました。


ムーラン

6.『ムーラン』― 古代中国の大地はNZ

Disney実写版『ムーラン』でも、Auckland、Canterbury、Otagoなどニュージーランド各地で撮影。

南島の雄大な風景が古代中国へと姿を変えました。

 

ゴースト・イン・ザ・シェル

7.『ゴースト・イン・ザ・シェル』― 日本原作×Scarlett Johansson×Wellington

士郎正宗の日本漫画『攻殻機動隊』を原作としたハリウッド実写映画。

Scarlett Johansson主演、ビートたけしも出演し、制作の大部分がWellingtonで行われました。

日本発の作品とニュージーランド映画産業が交差した一本です。

 

終戦のエンペラー

8.『終戦のエンペラー』― Aucklandが終戦直後の東京に

Tommy Lee Jones、Matthew Fox、西田敏行らが出演した『終戦のエンペラー』

第二次世界大戦終結直後の日本を描いていますが、撮影にはAucklandが使われました。

 

X エックス

9.『X エックス』― Jenna OrtegaがいたTexasはNZ

Ti West監督、Mia Goth、Jenna Ortegaら出演のホラー『X エックス』

1979年のTexasを描いていますが、実際の撮影地はWhanganui、Ōtaki、Foxton、Wellingtonなどニュージーランドです。

 

Pearl パール

10.『Pearl パール』― 同じNZが今度は1918年のTexasに

『X エックス』の前日譚『Pearl パール』もニュージーランドで撮影。

同じ国が、今度は1918年のTexasへ変身します。

 

Z for Zachariah

11.『Z for Zachariah』― Margot RobbieとChris PineがBanks Peninsulaへ

Margot Robbie、Chris Pine、Chiwetel Ejiofor出演。

撮影地には南島のBanks PeninsulaやPort Levyが使われ、終末後の北米として描かれました。

 

パワー・オブ・ザ・ドッグ

12.『パワー・オブ・ザ・ドッグ』― OtagoがMontanaに

Jane Campion監督、Benedict Cumberbatch主演の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

1920年代のMontanaを舞台にしていますが、撮影されたのはOtagoやManiototoなど南島です。

 

スロー・ウェスト

13.『スロー・ウェスト』― Mackenzie地方がColoradoに

Michael Fassbender主演の西部劇『スロー・ウェスト』

19世紀のColoradoを表現するために選ばれたのが、Lake Tekapoに近いMackenzie BasinやTwizel周辺でした。

 

30デイズ・ナイト

14.『30デイズ・ナイト』― Alaskaの極夜をNZで

Josh Hartnett主演のヴァンパイア・ホラー。

物語は太陽が長期間昇らないAlaskaの町ですが、その世界もニュージーランドで作られています。

 

ウォーター・ホース

15.『ウォーター・ホース』― Lake WakatipuがScotlandへ

ネス湖の怪物を題材にした『ウォーター・ホース』では、Queenstown周辺やLake WakatipuがScotlandとして登場します。

 

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

16.『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』― CanterburyがNarniaへ

Flock HillやElephant Rocksなどニュージーランド各地が、ファンタジー世界Narniaへ。

 

キング・コング

17.『キング・コング』― Skull Islandもニュージーランドから

Peter Jackson監督の2005年版『キング・コング』もWellingtonを中心に制作。

巨大なKongやSkull Islandの世界には、ニュージーランドの撮影・VFX技術が深く関わっています。

 

18.『世界最速のインディアン』― 今度はNZがNZとして登場

Anthony Hopkins主演。

Invercargill出身の実在のバイクレーサーBurt Munroを描いた作品で、ニュージーランドがニュージーランドそのものとして登場する名作です。

 

戦場のメリークリスマス

19.『戦場のメリークリスマス』― David Bowie、坂本龍一、ビートたけし

大島渚監督による1983年の『戦場のメリークリスマス』

David Bowie、坂本龍一、ビートたけし、Tom Contiという今見ても驚くような顔ぶれで、制作にはニュージーランドも関わりました。

 

楓

 

20.『楓』― 今度は日本映画がNZそのものを撮る

福士蒼汰、福原遥主演、行定勲監督の日本映画『楓』

Lake Tekapoなど南島の景色が、今度は別の国の代役ではなくニュージーランドそのものとして物語に登場します。


ホビット

 

もちろん忘れていません!『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』

ここまで読んで、

「ロード・オブ・ザ・リングは?」

と思った方もいるかもしれません。

忘れたわけではありません。

むしろ有名すぎるので、TOP20とは別枠です。

『ロード・オブ・ザ・リング』三部作と『ホビット』三部作は、ニュージーランドを世界的な映画ロケ地として知らしめた代表的作品です。

MatamataのHobbiton、Tongariro National Park、Wellington、Queenstown、Glenorchy、Canterburyなど、北島から南島までさまざまな景色が「中つ国」になりました。

映画をきっかけにニュージーランドへ旅行した人も多く、映画と観光が結び付いた代表例といえるでしょう。


Heart of the Beast

 

そして2026年、Brad Pittまでニュージーランド南島へ

『Heart of the Beast』― 南島がAlaskaの荒野に

2026年9月25日に劇場公開予定なのが、Brad Pitt主演『Heart of the Beast』です。

監督はDavid Ayer。

元特殊部隊兵士と忠実な軍用犬が飛行機事故によってAlaskaの荒野に取り残され、生き延びようとするサバイバル・スリラーです。

ところが、そのAlaskaを演じているのがニュージーランド南島

Queenstown、Milford Sound/Piopiotahi、Mt Aspiring National Parkなど、南島を代表する雄大な景観が撮影に使われています。

今度はBrad Pittがニュージーランドの大自然を駆け抜けます。


ゼルダの伝説

 

そして2027年――日本が世界に誇る『ゼルダの伝説』までニュージーランドへ

世界で愛されて40年。『ゼルダの伝説』は日本を代表するゲームシリーズ

個人的にも非常に気になるのが、2027年4月30日に世界劇場公開予定の実写映画『ゼルダの伝説(The Legend of Zelda)』です。

『ゼルダの伝説』は1986年に第1作が発売され、2026年で40周年を迎えた任天堂の代表的シリーズ。

シリーズ累計販売本数は世界で1億本を大きく超えています

さらにNintendo Switch版『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は3,406万本、続編『ティアーズ オブ ザ キングダム』は2,271万本を世界で販売。

この2作品だけでも5,677万本です。

「日本で人気のゲーム」というより、世界中にファンを持つ日本発の巨大シリーズといった方が近いでしょう。

実写映画『ゼルダの伝説』― ニュージーランドが「ハイラル王国」に

監督は『メイズ・ランナー』シリーズや『猿の惑星/キングダム』のWes Ball

ゼルダ役はBo Bragason、リンク役はBenjamin Evan Ainsworth

プロデューサーには、『ゼルダの伝説』を生み出した宮本茂とAvi Aradが名を連ねます。

さらに興味深いのが、単に任天堂がキャラクターを貸す映画ではないこと。

任天堂自身がArad Productionsと制作し、制作費の50%以上を任天堂が出資。

Sony Pictures Entertainmentが共同出資と世界配給を担当します。

そして、その世界的な日本作品の制作地として選ばれたのがニュージーランドです。

AucklandのKumeu Film Studiosを拠点とし、Otagoでも撮影。

山、湖、草原、森、荒野。

そして大規模なファンタジー映画を支えられる撮影スタッフ、スタジオ、VFX・ポストプロダクション環境。

「中つ国」になり、「ナルニア」になったニュージーランドが、今度は「ハイラル王国」になる。

京都で生まれ、世界中で愛されるようになった日本のゲームが、ニュージーランドの大自然と映画制作技術によってどんな世界になるのか。

2027年の公開が楽しみです。


なぜニュージーランドは、こんなに映画のロケ地に選ばれるの?

これだけ作品を見てくると、ひとつ疑問が出てきます。

なぜ、わざわざニュージーランドまで撮影に来るのでしょうか?

大きな理由のひとつは、比較的コンパクトな国土の中に、驚くほど異なる景観がそろっていることです。

雪山、氷河、フィヨルド、湖、草原、原生林、火山、海岸、荒野。

しかし、景色だけではこれほど多くの国際的大作は作れません。

ニュージーランドには国際作品を経験してきた撮影クルー、スタジオ、機材会社、VFX、音響、ポストプロダクションなど、映画制作を支える産業が育っています。

「絶景がある国」であると同時に、「大作映画を実際に作れる国」でもある。

これが、ニュージーランドが世界中の映画制作者から選ばれる大きな理由のひとつです。


世界の映画を作るニュージーランド企業「Wētā FX」

 

世界の映画を作るニュージーランド企業「Wētā FX」

そしてニュージーランドと映画を語るなら、絶対に外せない存在があります。

Wellingtonを拠点とする世界的VFXスタジオWētā FX(ウェタFX)です。

以前はWeta Digitalとして知られ、『ロード・オブ・ザ・リング』をはじめ世界的映画のVFXを手掛けてきました。

公式フィルモグラフィーには140作品を超える映画が並びます。

ここから分かるのは、ニュージーランドは映画の「背景」になるだけではなく、現実には存在しない世界そのものまで作っているということです。

『アバター』のPandoraを作ったのもニュージーランド

James Cameron監督の『アバター』シリーズは、その代表例です。

特に『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、完成版3,289ショットのうち、Wētā FXが担当したVFXショットは3,240

割合にすると約98%です。

そのうち水に関係するショットだけでも2,225。

ほぼ映画一本丸ごとじゃないですか。

Thanosもニュージーランド!『アベンジャーズ』にもWētā FX

Marvel作品との関係も深く、Wētā Digitalにとって最初のMarvel映画となったのが2012年の『アベンジャーズ』

その後も『アイアンマン3』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』『デッドプール&ウルヴァリン』など、多数のMarvel作品に参加しています。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、映画終盤の巨大な最終決戦にもWētā FXが参加しました。

『猿の惑星』の“猿”もニュージーランド

『猿の惑星:創世記』『新世紀』『聖戦記』、そして『猿の惑星/キングダム』にもWētā FXが参加しています。

Andy Serkisの演技をもとに生み出されたCaesarは、デジタルキャラクター表現を語るうえで重要な存在となりました。

GollumからCaesarへ。

ニュージーランドで培われた技術が、次の映画へつながっていったことが分かります。

『アリータ:バトル・エンジェル』もWētā FX

日本の漫画『銃夢』を原作とする『アリータ:バトル・エンジェル』も、日本とのつながりを感じる作品です。

Rosa Salazarの演技をもとに、主人公Alitaをデジタルキャラクターとして表現。

Gollum、King Kong、Caesar、Na'vi、Alita――Wētā FXが長年積み重ねてきたデジタルキャラクター表現の広がりが見えてきます。

そしてゴジラまで!日本生まれの怪獣 × ニュージーランドのWētā FX

ここは日本人としてぜひ注目したいところです。

1954年に日本で誕生したゴジラ

今では日本映画の枠を超え、世界中で知られる映画キャラクターになっています。

ハリウッドのMonsterVerse作品『ゴジラvsコング』、さらに『ゴジラxコング 新たなる帝国』にもWētā FXが参加。

『ゴジラvsコング』ではKongのアニメーションに加え、地球内部に広がるHollow Earthの世界を制作しました。

上下が逆転したような巨大景観を含む13種類の環境や、そこに生息するクリーチャーなどもWētā FXの仕事です。

日本で生まれたゴジラの世界を、遠く離れたニュージーランドのVFXアーティストたちも作っている。

こんなところにも、日本とニュージーランドの映画のつながりがありました。


実は「海外映画のロケ地」だけじゃない。ニュージーランド映画も面白い

海外の大作だけでなく、ニュージーランド自身が生み出してきた映画にも世界的に評価された作品があります。

代表格のひとつがTaika Waititi監督の『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』

Sam NeillとJulian Dennison主演で、ニュージーランドのブッシュを舞台にしたアドベンチャー・コメディです。

ニュージーランド映画の国内興行収入歴代1位となり、同じTaika Waititi監督の『BOY』も歴代上位に入る大ヒットとなりました。

さらにWellingtonに暮らすヴァンパイアたちを描いた『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』、Cliff Curtis主演のThe Dark Horseなども海外で知られるNZ映画です。

2024年には『ロード・オブ・ザ・リング』のElijah Woodが再び南島へ戻り、CanterburyでBookwormを撮影。

2025年にはTināが国内で大ヒットし、NZ映画の国内興行収入歴代5位に入りました。

ニュージーランドは海外映画のロケ地であると同時に、自分たちの物語を世界へ送り出してきた映画の国でもあります。


調べちゃいました!1980年代〜2027年|ニュージーランドで撮影・制作された映画80本以上

さて、ここまでかなりの作品をご紹介しました。

でも、まだあります。

「結局、どんな映画があるの?」

という方のために――

調べちゃいました。80本以上。

当初は「70本くらいかな?」と思っていたのですが、調べれば調べるほど増えていき、あっさり80本を超えてしまいました。

しかも、これで全部ではありません。

ニュージーランドで撮影・制作された長編映画は実際にはさらに多く、全部を載せ始めるとこの記事が映画データベースのようになってしまいます(笑)。

そこで今回は、1980年代以降の作品から、世界的な大作、NZ映画史を代表する作品、意外なロケ地を持つ作品、日本とのつながりが面白い作品を中心にまとめました。

※ 表は横にも長いので、右にスクロールすると撮影地なども表示されます。

作品 主な出演者 監督 NZ撮影・制作地 劇中・注目ポイント
2027 『ゼルダの伝説』 Bo Bragason、Benjamin Evan Ainsworth Wes Ball Auckland/Kumeu、Otagoほか ハイラル王国
2026 Heart of the Beast Brad Pitt David Ayer Queenstown、Milford Sound、Mt Aspiring Alaska
2026 Tenzing Genden Phuntsok、Tom Hiddleston、Willem Dafoe Jennifer Peedom Aoraki/Mt Cook、The Remarkablesほか Himalaya/Everest
2026 The Wrecking Crew Jason Momoa、Dave Bautista Ángel Manuel Soto Auckland Hawaiiほか
2025 『楓』 福士蒼汰、福原遥 行定勲 Lake Tekapoほか NZそのもの
2025 『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』 Sam Worthington、Zoe Saldaña James Cameron Wellington/Stone Street Studiosほか Pandora
2025 『プレデター:バッドランド』 Elle Fanning、Dimitrius Schuster-Koloamatangi Dan Trachtenberg Auckland、Rotoruaほか 異星
2025 『マインクラフト/ザ・ムービー』 Jason Momoa、Jack Black Jared Hess Auckland、Waikato Overworldほか
2025 『M3GAN/ミーガン 2.0』 Allison Williams、Violet McGraw Gerard Johnstone Auckland 米国
2025 Heart Eyes Olivia Holt、Mason Gooding Josh Ruben Auckland Seattle
2025 『ウルフマン』 Christopher Abbott、Julia Garner Leigh Whannell Wellington、Otago 米国
2025 Tinā Anapela Polataivao、Antonia Robinson Miki Magasiva NZ NZ映画国内興収歴代5位
2025 The Rule of Jenny Pen Geoffrey Rush、John Lithgow James Ashcroft Wellington、Taupō、Lower Hutt NZ
2025 Zombies 4: Dawn of the Vampires Milo Manheim、Meg Donnelly Paul Hoen Aucklandほか 架空世界
2024 Bookworm Elijah Wood、Nell Fisher Ant Timpson Canterbury NZそのもの
2024 The Mountain Elizabeth Atkinsonほか Rachel House Taranaki NZ
2024 We Were Dangerous Erana James、Rima Te Wiataほか Josephine Stewart-Te Whiu NZ 1950年代NZ
2024 Ka Whawhai Tonu Cliff Curtisほか Michael Jonathan NZ 1864年Aotearoa
2024 A Mistake Elizabeth Banks Christine Jeffs NZ 現代NZ
2024 Grafted Joyena Sun、Jess Hong Sasha Rainbow Auckland NZ
2024 Head South Ed Oxenbould、Benee Jonathan Ogilvie Christchurch 1979年Christchurch
2023 The Convert Guy Pearceほか Lee Tamahori NZ 1830年代NZ
2023 Red, White & Brass John-Paul Foliaki Damon Fepulea'i Wellington 1999年Wellington
2023 Uproar Julian Dennison、Minnie Driver Paul Middleditch、Hamish Bennett NZ 1981年NZ
2023 Joika Talia Ryder、Diane Kruger James Napier Robertson NZ+Poland Moscow
2023 『死霊のはらわた ライジング』 Lily Sullivan、Alyssa Sutherland Lee Cronin Auckland Los Angeles
2023 『M3GAN/ミーガン』 Allison Williams、Violet McGraw Gerard Johnstone Auckland 米国
2023 The Tank Luciane Buchanan、Matt Whelan Scott Walker Auckland Oregon
2022 『X エックス』 Mia Goth、Jenna Ortega Ti West Whanganui、Ōtaki、Foxton、Wellington Texas
2022 『Pearl パール』 Mia Goth Ti West NZ 1918年Texas
2022 Don't Make Me Go John Cho、Mia Isaac Hannah Marks Christchurch、Mackenzie、Auckland 米国ロードムービー
2022 No Exit Havana Rose Liu、Dennis Haysbert Damien Power Auckland Colorado
2022 『ロイヤル・トリートメント』 Laura Marano、Mena Massoud Rick Jacobson Dunedin、Oamaru NY+架空王国
2022 Whina Rena Owenほか James Napier Robertson、Paula Whetu Jones Northland NZ
2022 Muru Cliff Curtis、Simone Kessell Tearepa Kahi Rūātoki、Waimana Valley周辺 NZ
2021 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』 Benedict Cumberbatch、Kirsten Dunst Jane Campion Otago、Maniototo Montana
2021 Coming Home in the Dark Daniel Gillies、Erik Thomson James Ashcroft Wellington周辺、Wairarapa Coast NZ
2021 Cousins Rachel Houseほか Ainsley Gardiner、Briar Grace-Smith NZ NZ
2020 『ムーラン』 Liu Yifei、Donnie Yen、Gong Li、Jet Li Niki Caro Auckland、Canterbury、Otago 古代中国
2020 Shadow in the Cloud Chloë Grace Moretz Roseanne Liang Auckland 第二次世界大戦期
2020 Savage Jake Ryan、John Tui Sam Kelly NZ NZ
2019 『ガンズ・アキンボ』 Daniel Radcliffe、Samara Weaving Jason Lei Howden Auckland 架空都市
2019 Come to Daddy Elijah Wood Ant Timpson NZ 北米風の海岸
2018 『移動都市/モータル・エンジン』 Hera Hilmar、Robert Sheehan、Hugo Weaving Christian Rivers Wellington 未来の地球
2018 『MEG ザ・モンスター』 Jason Statham、Li Bingbing Jon Turteltaub Auckland、Kumeu 太平洋
2018 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』 Tom Cruise、Henry Cavill Christopher McQuarrie Queenstown周辺 Kashmir
2018 『リンクル・イン・タイム』 Oprah Winfrey、Reese Witherspoon、Chris Pine Ava DuVernay Central Otago、Lake Hāwea 異世界
2018 The Breaker Upperers Madeleine Sami、Jackie van Beek Madeleine Sami、Jackie van Beek NZ NZ
2017 『エイリアン:コヴェナント』 Michael Fassbender、Katherine Waterston Ridley Scott Fiordland、Milford Sound周辺 異星
2017 『ゴースト・イン・ザ・シェル』 Scarlett Johansson、ビートたけし Rupert Sanders Wellington 未来都市
2017 6 Days Jamie Bell、Mark Strong、Abbie Cornish Toa Fraser Auckland 1980年London
2017 Pork Pie Dean O'Gorman、James Rolleston Matt Murphy NZ各地 NZ縦断
2016 『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』 Sam Neill、Julian Dennison Taika Waititi NZ NZ映画国内興収歴代1位
2016 『光をくれた人』 Michael Fassbender、Alicia Vikander Derek Cianfrance Marlborough、Otago Australia
2016 『ピートと秘密の友達』 Bryce Dallas Howard、Robert Redford David Lowery Rotorua、Tapanui、Wellington 米Pacific Northwest
2016 Mahana Temuera Morrison Lee Tamahori NZ 1960年代NZ
2015 『クランプス 魔物の儀式』 Toni Collette、Adam Scott Michael Dougherty Wellington、Lower Hutt 米国郊外
2015 Z for Zachariah Margot Robbie、Chris Pine、Chiwetel Ejiofor Craig Zobel Banks Peninsula、Port Levy 北米
2015 『スロー・ウェスト』 Michael Fassbender、Kodi Smit-McPhee John Maclean Mackenzie Basin、Twizel Colorado
2014 『ホビット 決戦のゆくえ』 Martin Freeman、Ian McKellen Peter Jackson NZ各地 中つ国
2014 『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』 Taika Waititi、Jemaine Clement Taika Waititi、Jemaine Clement Wellington Wellington
2014 The Dark Horse Cliff Curtis、James Rolleston James Napier Robertson NZ Genesis Potiniの実話
2014 Housebound Morgana O'Reilly、Rima Te Wiata Gerard Johnstone Auckland NZ
2013 『ホビット 竜に奪われた王国』 Martin Freeman、Benedict Cumberbatch Peter Jackson NZ各地 中つ国
2013 『終戦のエンペラー』 Tommy Lee Jones、Matthew Fox、西田敏行 Peter Webber Auckland 終戦直後の東京
2012 『ホビット 思いがけない冒険』 Martin Freeman、Ian McKellen Peter Jackson NZ各地 中つ国
2012 Mr Pip Hugh Laurie Andrew Adamson Auckland、Oamaruほか Bougainvilleほか
2011 Tracker Ray Winstone、Temuera Morrison Ian Sharp NZ 1903年NZ
2010 BOY James Rolleston、Taika Waititi Taika Waititi Bay of Plenty/East Coast 1980年代NZ
2010 『ヨギ&ブーブー わんぱく大作戦』 Anna Farisほか Eric Brevig Rotoruaほか Jellystone
2010 The Warrior's Way Jang Dong-gun、Kate Bosworth、Geoffrey Rush Sngmoo Lee Auckland 米国西部
2009 『ラブリーボーン』 Saoirse Ronan、Mark Wahlberg、Rachel Weisz Peter Jackson Wellington Pennsylvania+死後世界
2009 『アンダーワールド:ビギンズ』 Michael Sheen、Bill Nighy Patrick Tatopoulos Auckland 中世世界
2009 Under the Mountain Sam Neill、Tom Cameron、Sophie McBride Jonathan King Auckland、Lake Pupuke周辺 Auckland
2008 『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』 Ben Barnesほか Andrew Adamson Coromandel、Glenorchyほか Narnia
2008 『紀元前1万年』 Steven Strait、Camilla Belle Roland Emmerich 南島 先史世界
2007 『30デイズ・ナイト』 Josh Hartnett、Melissa George David Slade NZ Alaska
2007 『ウォーター・ホース』 Emily Watson、Ben Chaplin Jay Russell Lake Wakatipu、Queenstownほか Scotland
2007 『テラビシアにかける橋』 Josh Hutcherson、AnnaSophia Robb Gábor Csupó Auckland 米国+Terabithia
2007 『イーグル VS シャーク』 Loren Horsley、Jemaine Clement Taika Waititi Wellingtonほか NZ
2006 『ブラックシープ』 Nathan Meisterほか Jonathan King NZ NZ牧場
2006 Sione's Wedding Oscar Kightleyほか Chris Graham Auckland Auckland
2006 Out of the Blue Karl Urbanほか Robert Sarkies Otago Aramoana
2005 『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』 Tilda Swintonほか Andrew Adamson Canterbury、Otagoほか Narnia
2005 『キング・コング』 Naomi Watts、Jack Black Peter Jackson Wellington Skull Island+New York
2005 『世界最速のインディアン』 Anthony Hopkins Roger Donaldson Invercargill、Southlandほか NZ+米国
2005 River Queen Samantha Morton、Kiefer Sutherland Vincent Ward Whanganui River周辺 1860年代NZ
2004 Without a Paddle Seth Green、Matthew Lillard Steven Brill Rotorua、Taupō、Waikatoほか Oregon
2004 In My Father's Den Matthew Macfadyen、Emily Barclay Brad McGann NZ NZ
2003 『ラスト サムライ』 Tom Cruise、渡辺謙、真田広之、小雪 Edward Zwick Taranaki 明治日本
2003 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』 Elijah Wood、Viggo Mortensenほか Peter Jackson NZ各地 中つ国
2002 『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』 Elijah Woodほか Peter Jackson NZ各地 中つ国
2002 『クジラの島の少女』 Keisha Castle-Hughes Niki Caro Whāngārā NZ
2001 『ロード・オブ・ザ・リング』 Elijah Wood、Ian McKellenほか Peter Jackson NZ各地 中つ国
2000 『バーティカル・リミット』 Chris O'Donnell、Bill Paxton Martin Campbell Aoraki/Mt Cook、Southern Alps K2
2000 『ミルクのお値段』 Danielle Cormack、Karl Urban Harry Sinclair Awhitu、Waiuku、Pukekohe NZ
1999 What Becomes of the Broken Hearted? Temuera Morrison、Rena Owen Ian Mune NZ NZ
1998 Memory & Desire Yuri Kinugawa、Eugene Nomura Niki Caro NZ 日本人新婚夫婦のNZ旅行
1996 The Frighteners Michael J. Fox Peter Jackson Wellington、Lower Huttほか 米国の架空都市
1996 Broken English Rade Šerbedžijaほか Gregor Nicholas Auckland Auckland
1994 『乙女の祈り』 Kate Winslet、Melanie Lynskey Peter Jackson Christchurch、Port Hills 1950年代Christchurch
1994 『ワンス・ウォリアーズ』 Rena Owen、Temuera Morrison Lee Tamahori Auckland Auckland
1993 『ピアノ・レッスン』 Holly Hunter、Sam Neill Jane Campion Karekareほか 19世紀NZ
1992 『ブレインデッド』 Timothy Balmeほか Peter Jackson Wellington 1950年代Wellington
1990 『エンジェル・アット・マイ・テーブル』 Kerry Fox Jane Campion NZ Janet FrameのNZ
1989 Meet the Feebles Donna Akerstenほか Peter Jackson Wellington NZ制作
1988 The Navigator: A Medieval Odyssey Bruce Lyonsほか Vincent Ward NZ 中世+現代
1987 Bad Taste Terry Potter、Peter Jacksonほか Peter Jackson Wellington周辺 Peter Jackson長編デビュー作
1985 『クワイエット・アース』 Bruno Lawrence Geoff Murphy NZ 人類消失後のNZ
1984 Vigil Fiona Kay、Bill Kerr Vincent Ward NZ NZ
1983 『戦場のメリークリスマス』 David Bowie、坂本龍一、ビートたけし、Tom Conti 大島渚 NZで一部制作+Rarotonga撮影 第二次世界大戦
1981 『グッバイ・ポーク・パイ』 Tony Barry、Kelly Johnson Geoff Murphy NZ各地 NZ縦断
1981 Smash Palace Bruno Lawrence Roger Donaldson 北島 NZ
1980 Beyond Reasonable Doubt David Hemmingsほか John Laing NZ NZ

……多いですよね(笑)。

しかも、これでもまだ一部です。

映画好きの方は、ぜひ「これも見た!」を探してみてください。


ロケ地だけじゃない!Wētā FXが参加した世界的大作

こちらは先ほどの表とは意味が違います。

ニュージーランドで撮影されたとは限らないものの、WellingtonのWētā FXがVFX制作に参加した代表作です。

作品 注目ポイント
2025 『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』 Pandoraの世界
2025 『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』 Marvel
2025 『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』 Marvel
2024 『デッドプール&ウルヴァリン』 Marvel
2024 『猿の惑星/キングダム』 デジタルキャラクター
2024 『ゴジラxコング 新たなる帝国』 日本生まれのGodzilla × Wētā FX
2024 『エイリアン:ロムルス』 SF/クリーチャーVFX
2023 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』 Marvel
2023 『ザ・フラッシュ』 DC
2022 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 3,240 VFXショット
2022 『THE BATMAN-ザ・バットマン-』 Gotham
2022 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』 Marvel
2022 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』 Marvel
2021 『ゴジラvsコング』 Kong、Hollow Earth、13の環境
2021 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』 Marvel
2021 『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』 DC
2019 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 クライマックスの最終決戦
2019 『アリータ:バトル・エンジェル』 日本漫画『銃夢』原作
2019 『ジェミニマン』 若いWill Smithをデジタル化
2019 『アド・アストラ』 宇宙VFX
2018 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 Thanosほか
2018 『デッドプール2』 アクションVFX
2017 『猿の惑星:聖戦記』 Caesar
2017 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』 Marvel
2016 『ジャングル・ブック』 動物・環境VFX
2016 『デッドプール』 アクションVFX
2014 『猿の惑星:新世紀』 Caesar
2013 『アイアンマン3』 Marvel
2013 『マン・オブ・スティール』 Superman/Krypton
2013 『ウルヴァリン:SAMURAI』 日本を舞台にしたX-MEN作品
2012 『アベンジャーズ』 Wētā Digital初のMarvel映画
2012 『プロメテウス』 SF VFX
2011 『猿の惑星:創世記』 Caesar
2011 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 X-MEN
2009 『アバター』 Na'vi/Pandora
2009 『第9地区』 エイリアンVFX
2005 『キング・コング』 Kong
2004 『アイ,ロボット』 Sonnyなど
2003 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』 Gollum/中つ国
2002 『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』 Gollum
2001 『ロード・オブ・ザ・リング』 中つ国

ニュージーランドは「ロケ地」だけの国ではなかった

ここまで調べてみると、ニュージーランド映画産業の面白さは、大きく3つに分けられます。

  • 世界中の場所を表現できる多彩な自然
  • 国際的な大作を撮影できるスタッフとスタジオ
  • 存在しない世界まで作り出せるVFX技術

最初は「ニュージーランドで撮影された映画」を調べ始めたはずなのに、

気がつけば「世界の映画とニュージーランドの関係」を調べる記事になってしまいました。


次に映画を見るとき、「これ、もしかしてNZ?」

ニュージーランドと世界の映画との関係は、想像していた以上に深いものでした。

映画を見ていて、雄大な山や湖、森、荒野、あるいは見たこともない不思議な世界が登場したら、

「これ、もしかしてニュージーランド?」

と、ちょっと思い出していただけたら嬉しいです。

本当にニュージーランドかもしれません。

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