俳優・歌手として長年第一線で活躍し、艶のある肌や髪、しなやかなスタイルが印象的な篠原涼子さん。
1973年8月13日、群馬県生まれ。1990年に東京パフォーマンスドールへ加入して芸能活動をスタートし、1994年には小室哲哉さんプロデュースによる「恋しさと せつなさと 心強さと」が大ヒット。歌手として広く知られる存在になりました。
その後は俳優として活躍の場を広げ、『アンフェア』『ハケンの品格』『ラスト♡シンデレラ』など数々の代表作に出演。仕事を持つ女性の強さや迷いを表現する役からコメディまで、幅広い作品で長く支持されています。
2024年には「第35回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の50代部門を受賞。30代での受賞から17年を経て再び選ばれました。2026年にも主演ドラマ『パンチドランク・ウーマン −脱獄まであと××日−』などに出演し、歌手・俳優として活動を続けています。
プライベートでは2005年に俳優の市村正親さんと結婚し、2008年に長男、2012年に次男が誕生。2021年に離婚を発表しました。その後も2人の息子を中心に、家族として交流を続けています。
そんな篠原さんの美容・健康習慣を長い時間軸で追っていくと、ひとつの方法を守り続けるというより、年齢、仕事、子育て、その時々の自分に合わせて方法を更新してきたことが見えてきます。
基礎化粧品をたっぷり使うスキンケア、毎晩のシートマスク、トリートメントや頭皮美容液を使ったヘアケア、酵素玄米、発酵食品、水分補給、ヨガ、筋トレ、水泳、睡眠、入浴、香りを楽しむ時間。
以前は仕事に向けて非常にストイックに体づくりへ集中した時期もありました。その経験を重ねた現在は、「よく食べて、よく寝る」という基本と、自分に合う「いい塩梅」を大切にする考え方へと変化しています。
今回は、篠原涼子さんのスキンケア、美髪・頭皮ケア、食生活、水分補給、ヨガ、筋トレ、水泳、睡眠、入浴、セルフケア、結婚・2人の息子との家族生活、そして過去から現在へ変化してきた美容・健康観まで、本人が語ってきた具体的な習慣を詳しく紹介します。
篠原涼子の美容法・スキンケア|毎日のシートマスクと丁寧な保湿習慣
篠原涼子さんのスキンケアを年代を追って調べると、長く続いている考え方があります。
それが、基本的なケアを丁寧に積み重ねることです。
2017年のインタビューでは、基礎化粧品をたっぷり使うこと、仕事が終わったら早めにメイクを落とすこと、そして日常的に水分を取ることを美容習慣として挙げていました。
俳優という仕事では、撮影で長時間メイクをする日もあります。仕事が終われば早めにメイクを落とし、基礎化粧品を使って丁寧に肌と向き合う。特別な日に集中する美容より、毎日の積み重ねを大切にしてきました。
2019年には、20代半ば頃から自分の肌について試行錯誤してきたことも語っています。
2020年には、年齢を重ねながら肌を良い状態に保つことを自身の美容テーマのひとつとして挙げ、毛穴、ハリ、赤みなど、自分が気になる部分についても率直に話していました。
若い頃から自分の肌を観察し、その時々に合うケアを探してきたことが、現在の美容観につながっています。
2024年の毎日ルーティンは「お風呂上がりのシートマスク」
2024年に「美容のために毎日続けているルーティン」を聞かれた篠原さんが挙げたのが、シートマスクです。
毎晩、バスタイムの後にシートマスクを取り入れ、自分の肌へ「今日もありがとう、お疲れさま」という気持ちを込めながら保湿する時間を大切にしていると話しています。
仕事で多くの人に顔を見てもらう立場だからこそ、自分自身の肌を丁寧にケアしたいという思いもあるそうです。
2017年の「基礎化粧品をたっぷり使う」という習慣から、2024年の毎晩のシートマスクまで、篠原さんのスキンケアには日々の保湿を丁寧に続けるという一貫した姿勢があります。
💡毎晩、お風呂上がりにシートマスク
2024年に明かした毎日の美容ルーティン。1日を終えた肌へ「今日もありがとう、お疲れさま」という気持ちを込めながらケアする時間を大切にしています。
また、2017年当時には、バッグへ必ず入れているものとして鏡、肌トラブルに備えたジェル、サプリメント、台本を挙げていました。
サプリメントの具体的な種類までは語られていませんが、当時の篠原さんにとって、外出先へ持ち歩くほど身近なアイテムだったことが分かります。
30代から50代へ|17年ぶりのジュエリーベストドレッサー賞
現在の美容観を象徴する出来事のひとつが、2024年の「第35回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」です。
30代での受賞から17年を経て、50代でも再び受賞。
授賞式では、ジュエリーとともに年齢を重ねながら輝ける人になりたいという思いを語りました。
そして美容について聞かれた際に挙げた基本は、とてもシンプルです。
「よく食べて、よく寝る」。そして、しっかり水分を取ること。
美容をスキンケアだけで考えるのではなく、食事、睡眠、水分、運動まで含めた毎日の暮らしとして捉えていることが分かります。
💡30代から50代へ、17年ぶりの受賞
日本ジュエリーベストドレッサー賞を17年ぶりに受賞。年齢を重ねながら輝いていきたいという現在の美容観が表れたエピソードです。
篠原涼子の美髪・頭皮ケア|トリートメント・頭皮美容液・ブラッシング
篠原涼子さんといえば、長く艶やかな髪も印象的です。
ヘアケアについて2020年から2024年まで追っていくと、年齢や髪の状態に合わせながらケアをアップデートしていることが分かります。
2020年には、髪へトリートメントをつけた後、ブラシで丁寧にとかして髪全体へなじませるという方法を紹介していました。
2022年には、年齢を重ねるなかで自身の髪質の変化も感じていることを明かし、自宅ではトリートメントをつけてから5〜10分ほど置くことを毎日の習慣にしていました。
さらに2024年には、髪だけでなく頭皮から毛先までを意識した、より詳しいルーティンを公開しています。
約1分の予洗いから頭皮美容液、ヘアオイルまで
まずシャンプー前には、約1分かけて予洗い。その後、スカルプブラシを使いながら頭皮を洗い、髪そのものはやさしく扱うことを意識しています。
トリートメントは髪へなじませて約5分置き、洗い流した後はタオルドライ。
そこから頭皮美容液を使って頭皮をマッサージし、髪にはスプレータイプのヘアケアアイテムを揉み込んでからドライヤーで乾かします。
仕上げには髪の中間から毛先へオイルをなじませるという流れです。
ブラシも、シャンプー時の頭皮用、濡れた髪用、顔周りを整えるものなど、目的に合わせて使い分けています。
毎日のケアに加え、月に1回ほど美容室で頭皮クレンジングを受け、その時々の髪の状態に合わせてトリートメントも取り入れています。美容師から新しいヘアケア情報を教えてもらうことも楽しみにしているそうです。
💡ヘアケアも年齢とともにアップデート
トリートメント後のブラッシングから、予洗い、スカルプブラシ、頭皮美容液、頭皮マッサージ、ヘアオイル、月1回程度の頭皮クレンジングへ。髪の状態に合わせながら丁寧なケアを続けています。
篠原涼子の食生活|酵素玄米・発酵食品・せいろ蒸しと食べる楽しさ
篠原涼子さんの美容・健康習慣で、本人らしいエピソードが特に多いのが食生活です。
2020年には、日常的に使う調味料についても、できるだけシンプルなものを選んでいると話しています。
当時、自宅では炊飯器を2台使用。家族それぞれの食事に合わせて、子どもたちには白米、大人には酵素玄米を用意していました。
篠原さん自身も食べることが好きで、以前から家族への愛情表現のひとつとして「食事を作ること」を大切にしています。
食卓は食事を楽しむと同時に、家族が集まり、会話をする大切な時間でもありました。
💡炊飯器を2台使い分け
子どもたちには白米、大人には酵素玄米。当時は家族それぞれの食事に合わせて炊飯器を2台使っていました。
発酵食品・せいろ蒸しから「おせんべいご飯」の失敗談まで
食生活を丁寧に考えている篠原さんですが、料理には思わず笑ってしまう失敗談もあります。
新しい炊飯器を使った際、説明書をよく確認しないまま炊いてしまい、出来上がったご飯がおせんべいのようにパリパリになってしまったことがあったそうです。
しかも、その炊飯器を友人にもすすめていたというエピソードまで。美容や体づくりにストイックな一面を持ちながら、こうした失敗を笑って話せるところにも親しみやすさがあります。
食生活も、その時々の暮らしに合わせて変化しています。
2026年には、普段から発酵食品を取り入れるようにしていると話し、新しくせいろ蒸しも楽しみ始めていました。
取材時点ではまだ3回ほど。本人も笑いながら「まだ3回」と話しつつ、野菜をたくさん食べられるところを気に入り、これから続けてみたいと語っています。
長年続けている習慣に加え、新しいものも気軽に試してみる。現在の篠原さんの柔軟な食生活が見えるエピソードです。
💡せいろ蒸しを楽しみ始めた2026年
取材時点ではまだ3回ほど。新しい食べ方も気軽に試し、楽しみながら自分の生活へ取り入れています。
好きなものも楽しむ食事と、長年続く水分補給
現在の篠原さんは、ストイックさと食べる楽しさの両方を大切にしています。
2026年には、演じる役によって体づくりを調整していることも明かしました。役柄に合わせて食事量を考える一方、普段はファストフードも好きで食べると話しています。
酵素玄米や発酵食品、野菜を取り入れながら、好きなものを楽しむ柔軟さがあります。
そして、長年繰り返し登場する習慣が水分補給です。
2017年には普段は1日約2L、運動する日は3Lほど。2020年には1日3Lほどが当時の習慣として紹介されています。
2024年には、食事からの水分も含めて1日2.5Lほどを意識し、軟水のミネラルウォーターを定番にしていると話しています。
量は年代や生活によって変化していますが、水分をこまめに取ること自体は長く大切にしてきた習慣です。
💡水分量にも「昔と今」がある
過去の数字を現在の習慣として固定せず、その時々の本人発言を追うと、生活に合わせて水分量も変化しています。長く共通しているのは、水分補給を日々意識していることです。
篠原涼子の運動習慣|ヨガ・筋トレ・水泳から見つけた「いい塩梅」
篠原涼子さんは、長年にわたって体を動かすことを生活へ取り入れてきました。
2017年にはホットヨガ、2020年には長く続けてきたヨガと筋トレを組み合わせ、当時は週4〜5回ほど運動していると話しています。
ヨガでは、6秒かけて息を吸い、8秒かけて吐くという呼吸を意識していた時期もありました。
体型だけを目的にするのではなく、仕事や日常をエネルギッシュに過ごすためにも体を動かしてきました。
💡ヨガ+筋トレで週4〜5回
2020年当時は、長年続けてきたヨガに筋トレを組み合わせて週4〜5回ほど運動。ヨガでは呼吸にも意識を向けていました。
実は始めるまで腰が重い日も|50代目前では水泳に夢中
週4〜5回という数字だけを見ると、いつでも軽やかに運動を始められるように感じます。
ところが本人は、運動を始めるまでは腰が重く感じることもあると語っています。
それでもまず体を動かし、自分のスイッチを入れる。運動習慣がある人にもそんな日があるという率直な一面は、篠原さんの習慣を身近に感じさせます。
2023年には水泳が自分に合っていると感じ、当時は週2回ほど泳いでいました。
筋トレよりも優先してやりたいと思えるほど水泳を楽しみ、50代を目前にして新しく夢中になれる運動に出会えたことを喜んでいます。
2026年にも、自分に合っていた運動としてヨガとスイミングを挙げています。キックボクシングを見学したり、テニスやスカッシュを試したりした経験もあり、その中から自分が楽しめるものを選んできました。
💡運動習慣があっても「始めるまで腰が重い」
長く運動を続けている篠原さんにも、スタートまで億劫に感じる日はあります。それでも動き始め、自分のスイッチを入れてきました。
ストイックな経験から見つけたい「いい塩梅」
篠原さんの美容・健康観を理解するうえで重要なのが、本人が2026年に語った「いい塩梅」という考え方です。
本人は、一度夢中になるととことん突き詰めるタイプだと自己分析しています。
過去には仕事に向けた体づくりへ非常に集中し、食事と運動を厳しく管理した時期もありました。ヨガにも夢中になり、毎日のように通っていたことがあったそうです。
そうした経験を重ねた現在は、頑張る力を持ちながら、自分にとって心地よく続けられるバランスにも目を向けています。
2026年にも、忙しい中でできるだけ汗をかき、体を動かす時間をつくることを美容・健康習慣として挙げています。
💡ストイックさから「いい塩梅」へ
夢中になるととことん頑張る性格だという篠原さん。さまざまな体づくりを経験した現在は、自分に合うバランスを探すことを大切にしています。
篠原涼子の睡眠・入浴・セルフケア|早寝早起きと香りのある時間
篠原涼子さんが美容・健康について話すとき、長年繰り返し登場するのが睡眠です。
2017年には、疲れたときや気持ちが高ぶったときにも、一度眠ることで気持ちを切り替えていると話していました。
2024年にも「よく食べて、よく寝る」ことを美容・健康の基本として挙げています。
運動についても、水泳や筋トレを続けるなかで、篠原さん自身は体を動かした日の睡眠について心地よい変化を感じていたそうです。運動は体づくりとともに、日々を気持ちよく過ごすための習慣にもなっていました。
早寝早起き・朝の掃除・湯船とアロマキャンドル
2026年には、さらに具体的な生活習慣も明かしています。
ドラマ撮影が始まる以前から早寝早起きを意識し、朝起きたら家をきれいにすることも習慣にしていました。
撮影が終わった後にもその生活を続け、インタビュー当日の朝にも、出かける前に掃除機をかけてきたと話しています。
💡取材の日にも朝から掃除機
早寝早起きと朝の掃除が2026年のルーティン。インタビューの日にも、出かける前に自宅へ掃除機をかけてきたと話しています。
寒い時期のドラマ撮影では、帰宅後の入浴も楽しみのひとつになっていました。
帰宅するとすぐにお風呂を準備し、首まで湯船につかる。さらに香りが好きな篠原さんは、アロマキャンドルを灯し、自分のための時間を楽しんでいると話しています。
肌や体をケアする時間に加え、自宅を整え、湯船につかり、好きな香りを楽しむ。仕事から日常へ気持ちを切り替える時間も、現在の篠原さんが大切にしているセルフケアです。
篠原涼子の美容・健康観|結婚・2人の息子・家族と「自分も周りも笑顔に」
篠原涼子さんの美容・健康習慣を深く見ていくと、食事や睡眠、運動とともに家族との暮らしも大切な要素になっています。
2005年に俳優の市村正親さんと結婚。2008年に長男、2012年に次男が誕生し、2人の息子の母になりました。
2021年7月に市村さんとの離婚を発表した後も、親として子どもたちを大切にする関係を続けています。
息子との手紙と、現在も続く家族の時間
俳優として忙しく働きながら子育てをしてきた篠原さんには、心温まるエピソードがあります。
仕事で帰宅が遅くなる日などには、息子へ短い手紙を書いて気持ちを伝えていたそうです。
すると息子からも、篠原さんのバッグへ手紙がそっと入れられていることがあったと語っています。
💡バッグの中に息子からの手紙
帰りが遅い日には息子へ手紙を書いていた篠原さん。息子からもバッグの中へ手紙が入れられていることがあり、忙しい毎日の中でも言葉で気持ちを伝え合っていました。
2025年には、市村さん自身が現在の家族関係について語っています。
篠原さんと市村さんは行き来することもあり、篠原さんが子どもたちの食事を作ることもあるそうです。家族4人で出かけたり、季節の行事やお墓参りへ行ったりすることも明かされています。
家族の形が変化した後も、親として子どもたちとの時間を大切にしています。
食事を作ることも愛情表現|現在は「自分も周りも笑顔に」
篠原さんは以前、家族への愛情表現として大切にしていることを聞かれ、食事を作ることを挙げています。
本人自身も食べることが好きで、家族が食卓に集まり、会話をする時間を大切にしてきました。
炊飯器を2台使い分けていたエピソードも、酵素玄米という食習慣だけでなく、家族それぞれの食事を考えていた暮らしの一場面です。
2026年に自身の美容について語った篠原さんは、自分自身が笑顔でいることに加えて、周囲の人も笑顔になれることを大切にしています。
若い頃から肌について試行錯誤し、仕事に向けてストイックに体づくりへ取り組んだ時期を経て、現在は「よく食べて、よく寝る」という基本と、自分に合う「いい塩梅」を大切にするようになりました。
1990年のデビューから長いキャリアを重ね、歌手、俳優、そして2人の息子の母としてさまざまな経験をしてきた篠原涼子さん。
基本は丁寧に。好きなものを楽しみ、体を動かし、しっかり休む。そして年齢や暮らしの変化に合わせて、自分にとって心地よい美容・健康習慣へ更新していく。
毎晩のシートマスクから頭皮ケア、食事、運動、睡眠、家族との時間まで。篠原涼子さんの美容法・健康習慣には、長く第一線を走ってきた人だからこその経験と、年齢を重ねることを前向きに楽しむ柔軟な考え方が表れています。
参考情報